Spiral Fiction Note’s diary

ライター&Webサイト編集スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「BOOKSTAND」で「月刊予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

Spiral Fiction Note’s 日記(2021年7月24日〜8月23日)

『水道橋博士のメルマ旬報』連載「碇のむきだし」ずっと日記は上記の連載としてアップしていましたが、2021年5月からは「碇のむきだし」では短編小説(原稿用紙80〜100枚)を書くことにしました。そのため、日記というか一ヶ月で読んだり観たりしたものにつ…

Spiral Fiction Note’s 日記(2021年6月24日〜7月23日)

『水道橋博士のメルマ旬報』連載「碇のむきだし」ずっと日記は上記の連載としてアップしていましたが、2021年5月からは「碇のむきだし」では短編小説(原稿用紙80〜100枚)を書くことにしました。そのため、日記というか一ヶ月で読んだり観たりしたものにつ…

Spiral Fiction Note’s 日記(2021年5月24日〜6月23日)

『水道橋博士のメルマ旬報』連載「碇のむきだし」 ずっと日記は上記の連載としてアップしていましたが、5月からは「碇のむきだし」では短編小説(原稿用紙80〜100枚)を書くことにしました。そのため、日記というか一ヶ月で読んだり観たりしたものについても…

Spiral Fiction Note’s 日記(2021年4月24日〜5月23日)

『水道橋博士のメルマ旬報』連載「碇のむきだし」 ずっと日記は上記の連載としてアップしていましたが、5月からは「碇のむきだし」では短編小説(原稿用紙80〜100枚)を書くことにしました。そのため、日記というか一ヶ月で読んだり観たりしたものについても…

『テレビドラマクロニクル 1990→2020』

3月27日成馬零一著『テレビドラマクロニクル 1990→2020』が届いた。連載時からいつも読んでいたものが一冊に。目次を見ると第1章の最初は「野島伸司とぼくたちの失敗」から始まり、第3章と第4章はゼロ年代と10年代の宮藤官九郎について。僕自身が野島伸司脚…

『すばらしき世界』『聖なる犯罪者』『花束みたいな恋をした』『バッファロー66』『風花』『あの頃。』『あのこは貴族』『三月のライオン』『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』『ミナリ』『ノマドランド』『ホムンクルス』『騙し絵の牙』『街の上で』『戦場のメリークリスマス』

1月12日西川美和監督『すばらしき世界』試写を。今作では殺人を犯し、服役していた三上(役所広司)が戻ってきた世界でどう生きていくか、人と関わるのかが描かれる。西川監督作品はずっと観てきたが、確実に泣かせそうとしている箇所がいくつかあった。今まで…

『Swallow』『映画 えんとつ町のプペル』

1月2日2021年の映画初めはシネクイント『Swallow』を鑑賞。緊急事態宣言出たら、また、しばらく劇場で映画観れなくなりそうだし、「週刊ポスト」連載もそれに伴い休載になれば、また原稿料出ないし、会社から給料もらってる半分フリーな人間は持続化給付金は…

『博士と狂人』『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』『星の子』『ジオラマボーイ・パノラマガール』『おらおらでひとりいぐも』『泣く子はいねぇが』『燃ゆる女の肖像』『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』『私をくいとめて』

11月1日毎月一日は「映画の日」というわけで、ヒューマントラスト渋谷にて『博士と狂人』をば。いやあ、やっぱりショーン・ペンは素晴らしいな、壊れていく人の魂についての表現というか、それでも残る知性みたいなものを体現していた。映画の内容は辞書を作…

『2010s』と『シンセミア』

ずっと発売がたのしみだった宇野維正&田中宗一郎著『2010s』が刊行された。宇野さんの著書としては同じく新潮社から刊行されている『1999年の宇多田ヒカル』と『くるりのこと』どちらも読んでいる。僕はロキノン子ではなかったので、今回の著者ふたりともロ…

『つつんで、ひらいて』

装幀家・菊地信義を追った記録映画『つつんで、ひらいて』をイメージフォーラムにて。広瀬奈々子監督は今年デビュー作『夜明け』を今年アップリンクで観ていた監督さんだった。 紙の本、デザインと物質、意識と身体性、僕が今考えたり関心があることが映し出…

2019年の映画マイベスト10

2019年の映画マイベスト10 新作オンリー(旧作、試写を含めて今年スクリーンで観たのは83本。たぶん、『スター・ウォーズ』新作観るから一本増える。そして、その映画が自分のベストに入らないのは感覚でわかるので除外。レイア姫、カイロ・レン、で主人公の…

2019年上半期鑑賞映画

2019/01/10『アストラル・アブノーマル鈴木さん』 2019年の映画始めはシネマカリテで大野大輔監督・脚本・編集、松本穂香主演『アストラル・アブノーマル鈴木さん』をば。2018年の映画締めは同じくシネマカリテで『シシリアン・ゴースト・ストーリー』だった…

『台北暮色』

仕事帰りにユーロスペースで『台北暮色』を鑑賞。 メインの三人、街を走り、自転車で水溜まりを回りアンモナイトみたいな波紋を作り、自動車で通りすぎる街並み時々エンスト。 象徴的な鳥、羽ばたいている瞬間は止まっているの? 説明は少なく、しかし、三人…

『斬、』

塚本晋也監督『斬、』をユーロスペースにて。 塚本さんは生死のギリギリの狭間で揺れ動く感情やその刹那を撮り続けていたい人なんだと思う。出演している役者さんの顔つきが泥臭くてよかった。 きっと、撮りたいのはその表情にあらわれるものなんだろう。 塚…

『ハード・コア』

山下敦弘監督『ハード・コア』初日を鑑賞する。 政治活動を手伝っている、正しくない世界だから間違っていると言って何が悪いという兄の右近(山田孝之)と、商社マンで正しくない世の中だから妥協して生きているという弟の左近(佐藤健)、女性経験がなくほとん…

『本がまくらじゃ冬眠できない』

ロロの三浦直之作・演出のいつ高vol.7「本がまくらじゃ冬眠できない」を鑑賞。 今回は図書館を舞台に小説や詩集を使いながら展開していく。本棚に舞城王太郎最新刊『私はあなたの瞳の林檎』があった。さすが三浦くんと思った。というか並べられている書籍が…

『ア・ゴースト・ストーリー』

シネクイントで『ア・ゴースト・ストーリー』初日の上映を観る。 ゴーストは基本的には「過去」であり、そのメタファ。突如交通事故に遭い死んでしまった男はゴーストとして恋人と住んでいた家に帰ってくる。そして、彼女の側にいる。ここまではありふれたゴ…

『ボヘミアン・ラプソディ』『モダンライフ・イズ・ラビッシュ』

TOHOシネマズ新宿にてドルビーアトモスで『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞。やはり予告編で観ていた時からこの作品を観るときには大画面でできるだけ音量のいい劇場で観ようと思っていたので、ここで正解だった。 フレディ・マーキュリーがスターになって大…

『生きてるだけで、愛。』

公開初日に、渋谷のヒューマックスシネマで仕事帰りに鑑賞。10人ぐらいのお客さんだったような気がする。小説自体はだいぶ前に読んでいるが、鬱になっている主人公(趣里)と彼女の彼氏(菅田将暉)、彼女のわがままに見える、不器用さやどうしようもなさ、…

『ヴェノム』

TOHOシネマズ新宿にてIMAX 3Dで『ヴェノム』を鑑賞。ヴェノムは完全な悪、凶暴な悪というイメージを予告では感じていたが、まあ、『ど根性ガエル』と『寄生獣』をアメコミが、アメリカでマーベルブランドで使ったらこうなりますよねっていう。わりとヴェノム…

『華氏119』

何度も嫌な気持ちになったし悲しすぎて何度も泣きそうになってしまった。トランプ政権が生まれた背景やその前に起きていたことや布石にもうんざりだし、日本でも同じことは起きてるし、安倍政権だけじゃなく、橋下徹の時とも通じてることばかり、マスメディ…

『ビブリア古書堂の事件手帖』

メディアワークス文庫で三上延さんが書いた『ビブリア古書堂の事件手帖』の映画化。栞子を黒木華が演じた時点で勝ち、というか企画は成功したのではないかと思わなくもない。 文庫一巻で書かれたものをうまく二時間にまとめている印象。祖母に怒られたことで…

『あの頃、君を追いかけた』

仕事帰りにヒューマントラスト渋谷に寄った。TCGカードで千円dayなので、『あの頃、君を追いかけた』をば。 監督の長谷川康夫さんって『つかこうへい正伝』書かれた方だよな。本が出た頃にラカグで水道橋博士×樋口毅宏×長谷川康夫のトークイベントに行って、…

『世界で一番ゴッホを描いた男』

シネマカリテで『世界で一番ゴッホを描いた男』鑑賞。 芸術家か職人か、オリジナルかコピー(orフェイク)かという自意識の問題は僕が二十代の頃にはまだあったような気がする。『多重人格探偵サイコ』や西島さんの『アトモスフィア』はオリジナルとコピー(or…

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』

大根監督『SUNNY 強い気持ち・強い愛』をば。大根作品だし伊賀大介さんスタリストで参加してるし、観ないとなあと思いつつ観てなかった。最後のかつてのサニーのメンバーが斎場で踊るシーンの前に哀しいほどに、彼女たちの現在が浮き彫りになる辺りは辛い。…

『止められるか、俺たちを』

火曜日はTCGカード提示したら千円で鑑賞できるDayなんで、『止められるか、俺たちを』観にテアトル新宿に観に。若松監督の作品で劇場で観たことがあるのはここ、テアトル新宿で上映してた『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』ぐらいだと思う。 主演の門脇…

『ブルー・マインド』

ヒューマントラスト渋谷にて『ブルー・マインド』鑑賞。 王谷晶著『完璧じゃない、 あたしたち』の一篇をダークファンタジーにしたような、岩井俊二監督の僕がすごく好きな小説『ウォーレスの人魚』のワンシーンのようでもあり、少女の時代を越えていく意味…

『アンダー・ザ・シルバーレイク』

昨日、今年のワーストワンな映画を観てしまったので口直しとして『アンダー・ザ・シルバーレイク』をアップリンクで。 毎週『週刊ポスト』に書いてる連載「予告編妄想かわら版」で今週取り上げた『アンダー・ザ・シルバーレイク』を。書いた以上お金もらって…

『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』『アントマン&ワスプ』

10月4日、イマジカの試写室でニコラス・ケイジ主演『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』内乱試写。世界が血まみれな復讐劇。 海外の映画祭でも評判がいいらしい。メタルバンドの曲が鳴り響き、カルト集団に妻を誘拐された男がひとりで戦いを挑むというもの…

『BEAUTIFUL WATER』

電車に乗って埼玉県の鶴瀬駅に。駅から歩いて30分ほどのところにあるキラリふじみに行く。快快のコージが出演するというので観に行った。前にも彼はここでの三ヶ国の演者や演出家が組んだ舞台に出ており、その時に観にきていたので歩きながら、デジャブ感を…