Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『大晦日』

今年はやっぱり一月末に水道橋博士のメルマ旬報フェスがあったことが本当に大きかった。人前で、それも千人とかの前で話すことはこれから先もおそらくもうないと思う。緊張を通り越していた感じもあったけど自分の順番になるまでは隣に座っていた堀江貴文さ…

COUNTDOWN JAPAN 14/15

毎年恒例なCDJに行ってきた。04/05からだから十一年連続。今年はクロークとか物販とライブの会場がメッセの違う建物になっていたので今まで以上にお客さんを入れてスムーズにするためなのかなと思ったりもしたが場所が変わっているだけで新鮮つうね。 CDJ神…

『時が奏でる』

蓮沼執太フィルのアルバム『時が奏でる』は本当にいいアルバムで。 このライブも観に行ったけど素晴らしかった。今年はわりと本読む時のBGMは『時が奏でる』かHow to count one to tenが多かった。 環ROY×□□□×蓮沼執太×木暮栄一&川崎亘一(the band apart)/…

『ニコラの庭』

昨日はニコラで年内ラストお茶。クドカンと麻生さんが岩松了作・演出『結びの庭』に出るらしくそのチラシでやってみました。面白そうな舞台なんで行きたい。 結びの庭 http://mo-plays.com/niwa/ ニコラで西洋みかんのクレープシュゼットをば。ニコラ今年最…

『聞き出す力』

来年のほぼ日手帳(とうぜん『MOTHER2』をば)きた〜。発売決まってすぐに青山通りで糸井さんお見かけして買いますといいつつも最初の申込み忘れてて年末に届いた。 吉田豪著『聞き出す力』&鈴木おさむ著『AV男優の流儀』どちらも面白くてあっという間だった。…

『All My Friends』

LCD Soundsystemで一番好きな曲。 近所のスーパーで買い物をしていたらスポッテッドの直井さんに似ている方を見かけたのでご挨拶を。西島大介さん繋がりということもあるし、何度かお見かけしていたので。いただいた名刺の裏面がこれから公開される映画タイ…

『図鑑』

田島昭宇さんのツイートに今日気付いた。もちろんサイン会はいくつもりだったのだがこの画集はとうぜん持っているがこれは欲しすぎる!! 発売日の月曜日は早上がりになったけどいけるのは15時手前だ。120枚の整理券がどのくらいでなくなるのかわからな…

『鴉龍天晴』

最初の三つの評論の流れだけでも評論家である宇野さんの問題意識や日本という国における問題点や困難だとか戦後消費社会の果てにいる僕らということがよくわかると思う。 ただ、作品を受け手として楽しんでいる時には気付けなかった部分にも気付けるようにな…

『百円の恋』

この間山戸監督『おとぎ話みたい』をレイトショーで観に行って今年の映画館で映画観るのは打ち止めかなって思っていたんだが予告で観たこともあり僕がなにかを観たり聞いたり読んだりする上で参考やきっかけにさせていただいている人がいいよって言われてい…

『Merry Christmas, Mr.Lawrence』

"Merry Christmas, Mr.Lawrence" てただ言いたい。 ハチクロ名モノローグ ハチクロ名台詞 『「努力する」か「諦める」かどっちしかないよ。人間に選べる道なんていつだってたいていこの二つしかないんだよ』 「BIRD」8号掲載の窪さんの掌編『蜜と塩と恋と』…

『アトリエ』

金曜日に『非道に生きる』の担当編集者である綾女さんにお誘いいただいて園子温監督のアトリエにお邪魔させていただいた。園さんはスタッフの方と来年撮る映画の打ち合わせをされていたのでそのお話も横で聞かせていただいた。その場で園さんが助監督さんと…

『肉体のハイパーキューブ』

ニューヨークのメトロポリタン美術館が収蔵する1954年の「キリスト磔刑図」であり、「超立方体的人体」とか「肉体のハイパーキューブ」というタイトルが付けられている。 たまたまだろうけど昨日今日と立体と時間についていろんな人から話を聞いている。

『時計じかけのmayonaise』

たぶん人生で一番多くの回数聴いてる曲。 『時計じかけのオレンジ』みたいな設定で二十代ぐらいのいわゆる上流階級の若者とカード破産寸前の三十代のフリーターが悪さをしていく中で血筋を否定するように弄ばれているようなフリーターが反撃をしかけて渋谷で…

『20 years ago』

四時ぐらいにヒグタケさん家呼ばれて飲みながら話を。で、二〇年前のロッキングオンジャパンの卓球さんのインタビューを読みなよと渡されて読む。 レキシさんですよね? 『RiN』8巻より RiN(8) (KCデラックス)作者: ハロルド作石出版社/メーカー: 講談社発売…

『淵の王』

『新潮』掲載の舞城王太郎新作『淵の王』めっちゃ面白いんだけど、これ本になったらけっこう舞城好きには好評価な作品じゃないかなあ。 『阿修羅ガール』や『ディスコ探偵』の系譜かな、語り手の感じとかは同じく三島賞作家である古川さんの『LOVE』みたいに…

2014年の映画マイベスト10

今年観た映画のマイベスト10をタマフルを聴いて決める時期だなと。この五作品はベスト10には入ってないけど面白かった作品です。 『ホドロフスキーのDUNE』『フューリー』『5つ数えれば君の夢』『サッド・ティー』『グランド・ブダペスト・ホテル』です…

『おとぎ話みたい』

ブルータスで樋口さんの新連載『ドルフィン・ソングを救え!』始まった。『愛される資格』単行本出たあとだしいいタイミング。 担当さんはメルマ旬報の『ひぐたけ腹黒日記』出されるんだろうなあw フリッパーズギターをモチーフにしてる? いつもの流れだと…

『SHORT GAME』

あだち充さんの描く野球漫画は「青春」だ。あだち充の「むふ」は夏の季語でいい。 渋谷駅プラットホーム 深夜一時前スクランブル JAMMIX 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)作者: あだち充出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/12/12メディア: コミックこの…

『PLANETS Festival 2014』

ひさしぶりに池袋にきた。ニコニコ本社ってパルコの中にあるんだなあ。 【タイムテーブル】 ▼15:00〜16:15 荻上チキ×駒崎弘樹 「政治への想像力をいかに取り戻すか」 チキくんが話してたやつ↓ @Session_22 TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」。自民党滋賀県…

『ゴーン・ガール』

『愛される資格』刊行で大盛堂書店でやってる樋口さんの元ネタフェアで気になってた藤本義一著『鬼の詩/生きいそぎの記』を読みながら映画待ち。 監督/デビッド・フィンチャー 出演/ベン・アフレック(ニック・ダン)、ロザムンド・パイク(エイミー・ダ…

『すごいエンジン』

樋口さんの新刊『愛される資格』に出てくるニコラで久しぶりにいつもの(アイスカフェオレとシュークリーム)だけではなくがっつり料理を食べた。 レバーパテとかサルシッチャとかタコのスパゲッティとか羊とか、もう一品魚の料理も食べたけど写真撮り忘れた…

『赤めだか』

立川談春著『赤めだか』読み終わった。出てくる「修業時代とは矛盾に耐えること」という部分は宮藤官九郎脚本『ごめんね青春!』での「腑に落ちないくらい我慢しなさい!青春なんだから!」に通じている気がした。 修行≒青春時代が過ぎた後は矛盾だらけで腑…

『愛される資格』

The Smashing Pumpkins w Marilyn Manson- Ava Adore - London Koko 5th December 2014 ビリー・コーガンとマリリン・マンソンがAva Adore一緒にやってる! しかしスマパンのニューアルバム今日行ったけど売ってなかったよ。ムムム。 朝『さよなら、ニルヴァ…

『カレンダー』

窪さんが連載してた『さよなら、ニルヴァーナ』最終回を読んだ余韻がおさまらず。 窪さんの作家としての業と覚悟を見せつけられたから食あたりみたいな、すごいもん観たり聞いたり読んだりした時に陥るやつ、本当に。すごすぎて。早く引き戻らないと鬱に陥り…

『ホーン』

『新潮』最新号はいつも通り古川さんの連載『女たち三百人の裏切りの書』から。『源氏物語』の紫式部が甦り憑依した女人たちが書き出す源氏物語その後、オリジナルがさらに異なる物語たち生み出す、しかしそれのはオリジナルでありコピーとは違う。翻訳した…

『グロットー』

アメリカの今起きてるデモを見るとリチャード・パワーズ著『われらが歌う時』が浮かぶ。変わったようでも本質的な部分は変わってないんだろう、日本もね。 シャッフルで流れてるとテンションあがるやつ 【MV】Like a Record round! round! round!「ナウ・ロ…

『Being Beige』

http://www.shinchosha.co.jp/shincho/index.html 六日発売ということは明日発売の『新潮』最新号は舞城王太郎『淵の王』というのが掲載らしいので楽しみなのと柴田元幸さんが前にニコラのイベントで柴田さんの訳されたブライアン・エヴンソンの短編も掲載み…

『サブカル・スーパースター鬱伝』

一気に最後まで読んでしまったけど最後にユースケさんのがあるので余計にテーマの一貫性が見れて、菊地さんは確かに鬱じゃないのだけど皆さん赤裸々に自身の仕事や恋愛とか家庭のことを話されていてタフでありつつもセンシティブでその濃紺の幅があるし、体…

『イルミネーション』

キラキラしてドロドロしていること。昼と夜の世界をどっちも知っているオネエサンが語るのは友人や知り合いだった人たちである語ると同時に自身のことや親だったり世間の価値観や男女関係はいつも面倒だけども人間の肉体は老いていくから今の自分の価値は如…

『門だけが残され状態』

Great 3『Little Jの嘆き』の歌詞の門だけが残され状態。 GREAT 3 - Little Jの嘆き 乙一が岩井俊二監督の初アニメ長編『花とアリス殺人事件』をノベライズ http://www.cinra.net/news/20141202-hanaalice おお、お二人とも好きな僕トクな感じではあるが。乙…