Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年9月1日〜2026年9月15日)

8月下旬の日記(2026年8月16日から8月31日分)


9月1日
日付が変わる少し前までライティング作業をしていた。9月になったので下旬の日記をはてブに、半年前の日記をnoteにアップして寝る。


5時過ぎに起床して、寝る前にやっていたライティング作業した文章を読みながら微調整。前に送ったものも長いので二分割にする。
早すぎても迷惑なので9時前に先方に送信する。ほんとうは8月中に終わらせておきたかったけど、まあ、まだ許容範囲だろう。9月の早い段階でもう一つも終わらして送りたい。


6時ぐらいから早めにタイムカードを切らずにリモートワークの作業を。ほかのスタッフさんからWチェックを頼まれているものを読み始める。BGMはSpotifyのポッドキャスト『トキトケトーク』(ゲスト:キュウぴろ後半)、『BAD PHARMACY』『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:カマたく)を流しながら。
日記にURL入れるとビデオポッドキャストになってるものはサイスがデカくてなんか嫌なのでリンクを貼ることにした。

2011年1月〜4月に放送され大きな話題を集めたテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版第4作。2013年公開の「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」の続編で、鹿目まどかへの想いゆえに自ら「悪魔」と化した暁美ほむらが作り出した世界を舞台に物語が展開する。

見滝原市の女の子たちの間では、この世の呪いと戦うことと引き換えに「トカゲさん電話」が願いをかなえてくれるという噂話がささやかれていた。その頃、ソウルジェムを持たない少女が魔獣狩りを行うという異常事態が続発する。その状況を悠然と眺める暁美ほむらは、この世界に君臨する悪魔としてすべてをほしいままにしているはずだったが、そんな歪んだ日常を終わらせる存在が突如として現れる。すべての魔女の始まりの場所である「名塚底根(なづかそこつね)」、かつてほむらを苦しめた複数の魔女の集合体「ワルプルギスの夜」、そして「円環の理」を求める2人の魔法少女。円環の理を失った世界で、魔法少女たちの運命は再び廻りはじめる。

キャスト・スタッフにはこれまでのメンバーが再結集し、総監督を新房昭之、脚本を虚淵玄、キャラクター原案を蒼樹うめ、アニメーション制作をシャフトが担当。

9時半前に家を出て、TOHOシネマズ渋谷に向かう。このタイミングで観ておこうと思っていた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』を。9月1日ということでファーストデーだったのもあるけど、平日にしてはそこそこお客さんが入っていた。僕の隣は株主優待がどうこうと話していた60代ぐらいの夫婦だったし、高校生男子が四人組とか20代ぐらいの女性の一人とか、観客にかなりバリエーションがあった。
13年前の前作は少しだけ観返していたけど、正直最後の方はなにがどうなってるのかよくわからなかった。どおりで新TwitterことXでも絶賛も流れてこないし、否定も流れてこないわけだ。たぶんこの新作を観たファンは困惑をしている。あるいは期待はずれだったから、もはや語っていないのではないかと思った。
「まどマギ」における独特な背景や魔女の結界などはアニメーション作家ユニット「劇団イヌカレー」が手掛けているが、実写的なものもコラージュで出してきていて、ちょっと「エヴァ」の旧劇場版のことを思い浮かべたりもした。もう現代美術の雨嵐のような怒涛の映像の洪水が流れてくるような体験だった。
ほむらの行動や思惑だけでなく、新キャラたちの設定がどういう意志で動いているとか、すべてが情報過多になっていた。そういう意味では圧倒されたが、なにを見せられたのかが掴みにくかったし、あの終わり方って続編ありそうな匂わせもあったが、もうこの作品収集つかないんじゃないかなって思うのだけど。どうすんだろう。

観終わって速攻で家に帰ってリモートワークの続き。朝の作業分と昼休憩を合わせて映画の時間は確保していて問題ないので、通常業務を。帰る時に肌寒いとはさすがに言えないが、風が吹いていて曇っているので夏が過ぎ去ったように感じた。台風が来ているのか週末は天気が崩れるみたいだけど、このぐらいの気温と湿度のなさはありがたい。
普段なら14時か15時すぎには翌日の派遣仕事の詳細が来るのだけど、今日は15時半を過ぎていた。場所は外苑前駅集合だったので、そこまで遠くなかったけど、明日は身分証がいるということ、できれば今日中に保険証を写真で撮ったものかマイナンバーカードの保険証のスクショを送ってほしいと言われた。
ちゃんと保険とかに入っているかどうかを気にするというのは、なんだろう、たまにあるけど、国とかそういう関連の施設や会社の可能性がある。自衛隊とか年金機構とかの現場の出入りでは写真付きのIDがないと入場できなかった。
現場の住所は昔何度かいったGAGAの会社と試写室があったところの蕎麦屋を曲がって青山墓地に向かう途中のビルだった。歩いて一時間ちょっとぐらいなのでありがたい。

リモートワークが終わってから、湯船に浸かってからのんびり一休み。Spotifyのポッドキャストで『DJ松永ライカタ』『ちょいと日本酒飲んでかない?』『あのと粗品の電電電話』最新回を。
夜は少しだけ自分のライティング作業をする。今月中に仕上げたい短い脚本、とりあえず書き終えたら応募する予定のもの。前に書いた父親と息子の短い短編を脚本にリライトしている。

 

9月2日
5時半過ぎに起床して朝のルーティンをして出発の準備をしてから一時間ほどTVerでバラエティを見ながらごろごろ。

集合場所の外苑前駅までは一時間十分少しの距離。渋谷の宮益坂をのぼって青山通りに出れば、そのまま赤坂方面にまっすぐ進むだけ。行きはSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を。


何度か仕事で一緒になった俳優をしている人と合流して、現場へ。最初は昨日解体した石材の床材やその下にあったらしい木材とかを呼んでくれた会社の人と僕ら合わせて五人でビルの前に来たトラックの荷台に積み込んでいく。一時間もしないうちに終わって、一旦休憩をしてから、上の階で石材の床材を解体、剥がしていく作業の手伝い。
正方形のその石材を二枚ぐらいの枠で電動カッターで切り離して、それをバールとかで剥がしていく。その下に底上げのためかクッション的に木材が二重ぐらいで入っているので、それも切ってもらってバールで剥がしていく。僕らも剥がすのを手伝ったり、剥がしたものを台車に積み込んだり、石材や木材のカッターで切った際の粉とかごみを掃除していく。

昼休憩の時に青山墓地をのんびり散歩をしながら「奇奇怪怪」の続きを。聴き終わったので、radikoで『JUNK 爆笑問題カーボーイ』を。そこで何度か太田さんと田中さんが話している俳優の中島歩さんが『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に出演して高田文夫さんとのやりとりが最高だったと言っていたので、そちらにスイッチ。
日大の落研だったらしい中島さんは高田文夫さんや亡くなった森田芳光監督のサークルの後輩にもあたる。前に出演した際には今みたいにブレイク前だったので、邪険に扱われたこと、そもそも出演したことを忘れられていたなど、恨み言が多く、高田さんも謝りつつもおもしろがっていた。森田芳光監督が生きていたら、中島歩さんは彼の映画に出たらすごく合っていたし、出てほしかったよなって高田さんが言っていたのも印象的だった。

16時半前には床の解体が終わって、明日やるところにあったものを一階に移動させて終了。一緒だった人は明日もこの現場らしいけど、まあ、疲れすぎず、そこそこやることがあるのでちょうどいい現場ではある。壁とかまだ解体するところはあるみたいなので、また呼ばれるかもしれない。

アナ - 途中 feat. 岩崎桃子 (Official Music Video) 


帰りは「爆笑カーボーイ」の続きを聴こうと思っていたら、アナの新曲が出ていたのでそちらをメインに彼らの好きな曲を自分でセレクトして聴きながら帰った。大久保くんのポストを見たら、ベストアルバムが出るらしいのでそちらもたのしみ。
徳島出身のすごいガールズバンドがデビューすると知って、彼女たちのライブを観に行った。その対バン相手がアナだった。音楽がすごくよかったので、下北沢のQueでのライブを観に行って、知り合いになった同じ年の女の子とマイミクになって何度か遊んで付き合って、6年後に別れたのが僕のゼロ年代後半から10年代前半の思い出。
彼女と付き合わなかったら、TBSラジオの「Life」も聴かなかったし、その界隈の人たちと知り合いになることもなった。僕自身はどサブカルな人間ではないのだけど、そういう流れから、さらに水道橋博士さんとTwitterでやりとりして可愛がってもらって、メルマガに参加させてもらったりして、いわゆる文化系、サブカル界隈の人との交流が深くなった。
その彼女から『ハル、ハル、ハル』を貸してもらって読んだらおもしろくて、古川日出男作品を読むようになって、2020年には古川さんのノンフィクション作品の取材に同行するようになったりしたわけで、その始まりにはアナがいて、そのガールズバンドがチャットモンチーだったのもすごくゼロ年代的だし、牧歌的なSNSの時代だったなと思う。
久しぶりにアナの曲をいろいろと聴いたけど、喪失感というか、いつか来る終わりのこと、その中で今出会えていることについて歌っているんだなってしみじみと。音楽自体は踊れるものも多いけど、作詞をしている大久保くんの資質なんだろう。

家に帰ってから湯船に浸かってのんびり。石材がそこそこ重かったのでちゃんと疲れが出ていた。あと解体しているから埃とか塵がすごいので鼻の中が黒くなっているので、鼻の中もしっかり洗ったりしないといけない。
洗濯機を回して買ってきた惣菜と炊いていたご飯で晩飯を食べてから、横になっていたら眠くなってしまったけど、なんとか耐えて少しだけ読書の続きを。

22時からの『水曜日のダウンタウン』をTVerのリアルタイム配信を見ながら寝落ち。
でも、深夜の一時過ぎに一度目が覚めた、『きしたかののブタピエロ』がSpotifyにアップされていたので聴いていたら、「水ダウ」に高野と一緒に出たモグライダーのともしげが相方の芝と少しだけ冒頭に出てきた。みなみかわと番組内でもめたという話をしていたので、もう一度TVerで流したらそのシーンは最後の方だったので見終わってから、「ブタピエロ」をBGMにして再び入眠。

 

9月3日
で、結局5時過ぎに目が覚めてしまった。また長時間眠れなくなっている。疲れて一気に深い眠りに落ちるけど、三時間ぐらいで起きてしまう。ゆるやかな眠りが長くは続かないのか。

6時過ぎにはリモートワークの作業で読まないといけない資料という名の小説を読み始める。9時前にタイムカードを切って本格的にリモートワークを開始。
読書開始からお昼過ぎまで、radikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』、Spotifyのポッドキャスト『視点倉庫』、ニコ動の『ビュロー菊池チャンネル』の「大恐慌へのラジオデイズ」最新回をBGMにして流していた。

「大恐慌へのラジオデイズ」は二時間近く、菊地さんが外食でフレンチかな、料理を食べに行った時のトーク。しかし、すごいなとしか言えない知識と経験値。そこで一緒に行った人の体調面もあって、二人ともお酒が、ワインが飲めないから料理を多く注文しようとした話があった。お酒を飲まないと支払い金額が飲む時の半分以下になってしまうので申し訳ないということなのだけど、そういう意識ってどのくらい受け継がれているのだろう。
僕のようなお金もないし、外食もほとんどしない人間でも、ニコラで飲食の話を聞いているから、菊地さんの言っていることはわかるし、理解できる。だけど、そういうのはコスパとかとは違う概念ではある。飲食店としてはお酒を飲んでもらわないと利益が出ない。美味しい料理を頼まれても、スパークリングウォーターだけ飲まれても困るというのが正直なところだろう。定期的にちゃんと来てる人はまた別だけど。
いいお客というのはそういう食べ物と一緒にたくさんお酒を飲む人。そういう美意識というか飲食におけるお金の使い方やお店の気遣いみたいなものは、バブリーな時代で遊んでいた人たちからどのくらい下へ受け継がれたのか、教えられたのかはちょっと疑問ではある。
バーとかであまり飲めない人なら、バーテンダーとかスタッフとか一杯ごちそうするとか、そういうことが嗜みだったりする。もちろん、お金がないと難しいのだけど、いろんなラジオやポッドキャストで飲食店でのやりとりとか話している人が多いけど、こういう話をちゃんとしているのは菊地成孔さんぐらいだなって思う。もちろん、料理や外食が好きな人の音声メディアではそういうマナーとか常識とかは話しているかもしれないけど。
貧乏な国になったら、そんな余裕もなくなるのはわからなくもないけれど、インフルエンサーが高級車や大きな家を買ったりするのは夢があるのかもしれないけど、そういうお作法みたいなことをしている人ってどのくらいいるのだろうか。ただ、お金を使ったということだけではない、遊び方とか楽しみ方みたいなものはすでに忘却の彼方へ消えたのかもしれない。

ストーリー
34歳になった冬、吉開は心身のバランスを崩し、そして続くように、故郷に住む母を亡くした。

その後、ふとしたきっかけで禅寺に赴き、修行をしようと思い立つ。「意識が作り出す感情はすべて夢である」と教わり、食べることや呼吸といった身体の根源に立ち返りながら、生きることを捉え直す。

誰しもに訪れる親の死と自身の病によって、人生の大きな通過点に突然直面したことをきっかけに、日常に起こる小さな喜びや驚きを拾い集めながら、映画という「夢」をつくり、自分の身に起きたことをあらためて受け入れていく。

昼休憩を取らずに、13時半には家を出て渋谷の宮益坂下にあるル・シネマで映像作家・ダンサー吉開菜央さんが監督の映画『まさゆめ』を鑑賞。そのために朝起きて早めに作業をしていた。
吉開さんが心身のバランスを崩し、さらに母親を突然亡くして、禅寺の和尚さんから、「人の命に価値などない」という言葉をかけられるのも予告編で観ていたけど、お経とかってやっぱり人をトランス状態にさせるために、入るためのもんだよなあって映画を観ながら思った。
和尚さんがいい夢も悪い夢もどちらからも醒めることが大事みたいな話をしていて、この現世はそういう夢で、肉体を離れて醒めていくみたいなことなんだろうけど、禅ってけっこう宗教にしては宗教ぽくなさというのは見ていておもしろかった。
ご飯を食べること、生活をすること、生きて死ぬこと、ドキュメンタリーではあるけど、映像の私小説みたいな感じだなって。これ精神的にしんどさを感じていたり、なにか喪失感が拭えない人が観たらやばいぐらいシンクロする可能性がありそう。
吉開さんが撮影した写真がスライドショーみたいに流れていく部分があって、それが定点観測のものもあったりするのだけど、とても個人的な風景であるものの、だからこそ私小説的であり、見ていられる部分があった。ちょこちょこ新代田とか環七とか知ってる風景もあったから身近さはあったかもしれない。

すぐに帰宅してリモートワークの続きを。『田中宗一郎 THE SIGN PODCAST』最新回が二つ、映画『ドラマなふたり』とドラマ『ひらやすみ』についてのものがアップされていたのでそれを聴きつつ作業を。
『ドラマなふたり』はゼンデイヤ演じるエマが告白した過去にやった悪いことを告白したことで結婚式がむちゃくちゃになってしまうのだけど、他の三人恋人のチャーリーと仲人をやる友達夫妻のほうが実際にやったことはひどいし、許されないことをしている。でも、エマは最終的には行動には起こしていないから、彼女の方がまだマシなのでは、と思わなくもないけど、銃社会、銃乱射やテロ事件が起きているアメリカ社会ではそのことの罪の重さは僕たちが考えるものとは違うのだろうか。

リモートが終わってから、「月刊予告編妄想かわら版」の原稿をやって、別件で提出していたライティング作業の直しをする。土曜日が大雨予報だったのが、スライドして日曜日がずっと雨になっていた。
土曜日は派遣仕事を休んで、日曜日だけ出ようかなと思っていたのだけど、これだと土曜日に働いて日曜日は家でのんびりするほうがよさそう。というわけでシフトを変更した。

 

9月4日
6時半前に起床して朝のルーティンをしてから、近所のセブンイレブンに行って、請求書をプリントアウトして捺印したものをスキャンして、データをスマホへ。一緒にアイスコヒーと朝食用のパンを買って帰る。
radikoで『岡野陽一の肉の塊』『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』をBGMにして、「月刊予告編妄想かわら版」の原稿を仕上げて、請求書と一緒に編集さんに送る。別件のライティング作業を少し進めて9時半ごろに家を出て六本木に向かう。

行きはなんと二週連続となった『バッドナイス常田功のサクラバシ919』を聴きながら。傘はいらないものの、霧雨と小雨の間ぐらいの雨が降っていた。
「常田サクラバシ」は二回目なのに、前回できていたオープニングを冒頭から失敗するとか、できたことができなくなっていたり、もうハプニングから始まっているのは彼らしいけど、フリートークはおもしろかった。もうこのままレギュラーでいいんじゃないかな。コーナーも作るみたいな話があったし、定期的には出演しそう。

イントロダクション
今から30年前、当時33歳の若手映像作家だった岩井俊二が 『Love Letter』に続いて世に放った長編映画第2作、『スワロウテイル』。 英語・中国語・日本語が入り混じる多国籍的世界。 夢を追う“イェンタウン”と呼ばれた移民たちと、難役に挑んだ豪華キャスト陣。 そして音楽監督・小林武史が手掛けた名曲の数々。 誰も観たことの無い、まさしく唯一無二の世界観は、時を経てなお熱狂的なファンを生み出し続けている。 そして2026年。公開から30年の記念すべきこの年に、伝説の傑作が岩井俊二監督完全監修のもと4Kリマスター&Dolby Atmos化され、スクリーンに甦る。

ストーリー
むかしむかし、“円”が世界で一番強かった頃、
いつかのゴールドラッシュのようなその街を、
移民たちは“円都(イェンタウン)”と呼んだ。
でも日本人はこの名前を忌み嫌い、
逆に移民たちを“円盗(イェンタウン)”と呼んで蔑んだ。
・・・・・・そしてこれは、
円を掘りにイェンタウンにやって来た、
イェンタウンたちの物語。

公開初日に岩井俊二監督『スワロウテイル 4Kリマスター』をTOHOシネマズ六本木のTCXで鑑賞。始まる前に復刻パンフを購入。ポスターも欲しかったが、このあとに有明まで移動するので諦めた。さすがに観に来ている客層は平日の午前中だし、年齢層は高かった。40代以上じゃないかなって思う。三十人ぐらいは入っていたのと、女性の方が割合は高かった。
岩井俊二監督へのインタビューをさせてもらう前に「4Kリマスター」のスクリーミングでのオンライン試写を観せてもらっていたが、うちのMacBook Airではリマスターの色味も音響も限界があって、絶対に劇場でサウンドシステムのいいところで観ようと思っていた。TOHOシネマズ日比谷での岩井監督と三上博史さんとCharaさんと伊藤歩さんの舞台挨拶付きの上映はぴあの先行抽選で外れてしまったので、TCXのあるこちらで。
大画面と素晴らしいサウンドシステムでこの映画が観ることができて最高だった。昔よりも泣いてしまうのは、別れが増えてきたからだろうか。
自分でも思いがけないところだと、終盤にアゲハが子どもたちに偽札を使ってお金を作り、ライブハウスをまたやるために不動産屋にお金をアタッシュケースに詰め込んで持ってきて買いたいと頼むところ。不動産屋は一度アゲハの首を紐で締め殺してその大金を奪おうとするが、一瞬逡巡してそれはできずに未遂に終わる。そして、彼はもうあの物件はほかに売ってしまったら売れない、お金を持って帰れという。そのシーンの不動産屋のおじさんのほうが自分の年齢が近くなってしまったせいもあって、なにか感じ入るところがあって、知らぬうちに泣いていた。
物語の冒頭はアゲハの母の死体が発見され、葬式のようなことを警察の遺体安置場所で母の同僚たちは行う。終盤はアゲハの行った行為によって罪をかぶるような、警察からすれば貨幣偽造に関わっていると疑われて暴力を受けて死んでしまったフェイホンの遺体を「あおぞら」で焼く。そこでアゲハ稼いだお金を一緒に焼くシーンがあり、それは冒頭の母の遺体の上で同僚たちがお金を焼いていたことの反復となっていた。
この物語は死者の弔いから始まり、死者の弔いで終わる。そういう儀式は生き延びた、まだ生きている人たちのために必要なものであり、此岸と彼岸が交差する、フェイホンが天国の話をする際に出てくる雨が降るような、そんな刹那の空間となる。生きていくためには死んだ人と別れを告げ、区切りをつけなければそちら側に引きずられてしまうから。
これは過酷な環境でたくましく生きていこうとする意志と欲望を持ったものたちの希望の物語だった。だからこそ、30年経った今でも、いや、現在の方がより深く沁みるし、スクリーンに釘付けになってしまう。


映画を観終わってから日比谷線に乗って日比谷駅で有楽町線に乗り換えて豊洲駅まで。そこから30分ちょっと有明通りを歩いていくと有明ガーデンの東京ガーデンシアターに到着する。ここでも小雨だったけど、傘はなくてもいいぐらい。ここからライブまでは今週一度聴いたポッドキャスト番組を聴き直してBGM代わりにしていた。
シアターに着くとグッズ販売が始まっていたので並んでTシャツと前に武道館では買えなかったライターを購入する。それでも時間はまだ16時前ぐらいで、開場が18時、開演が19時とかなり時間がある。有明ガーデンの中をぶらぶら歩きながら。昼ごはんも食べてなかったので「十割蕎麦 さがたに」でごまだれせいろにとり天と茄子天をトッピングしていただく。
フードコートに食べ終わってもずっとしているのは居心地が悪いのでシアター前に降りて、ベンチみたいなところに座って、SNSなんかを見ながら時間を潰す。


「ano HALL TOUR 2026 DUAL DINER」追加公演を東亰ガーデンシアターで。3FバルコニーEブロック5列10番という座席だった。アリーナが2Fになるので、3Fだけど実際は二階席になり、ステージの真ん中と一直線というセンターだった。一列後ろに白人の海外系のカップルなのか男女がいて、その女性が「スーパーセンター」って何度か言っていた。
あのちゃんもMCで言っていたけど、客層がぐちゃぐちゃ。あのちゃんに憧れていて格好を真似ている若い女の子から、60代ぐらいのハゲているおじいさんぐらいまでバリエーションがさまざま、カップルや親子連れもいるし、こんなに多様なファン層がいるライブというのは珍しい。
去年の武道館同様に、死ぬことを諦めてくれてありがとう。大丈夫だよ、と観客に伝え一気に駆け抜けたライブだった。素晴らしい躍動感。衣装と髪形のせいか、「まどマギ」のまどかとほむらが合体した最終形態みたいで可愛くてカッコよかった。
セトリに関しては上記のSpotifyのプレイリストで公表されているし、ライブ自体もU-NEXTで配信されるらしい。一曲目が『Past die Future』だった。武道館だとラストとかにやったりする曲だった気がする。ストリングスが入っていたのでそれでより心地よさが増していたし、音楽も魅力的になっていた。
ライブで初めて聴いた『愛晩餐』もすごくよかったし、『貸しっぱなしディステニー』は歌詞の「漫画返せ」はずっとデスボイスみたいなシャウトしているので、「漫画返せ」には聴こえないけど、スクリーンとかに歌詞も出していて、曲ごとにフォントとかデザインが違うのでビジュアル面でもかなり工夫があるライブになっていた。
『スワロウテイル』とanoライブを続けて観たのもあって、フェイホンとグリコの間にできた娘(アイナ・ジ・エンド)とリョウ・リャンキとアゲハの間にできた娘(ano/アイナとはアイドル時代から交流がある)という従姉妹の二人を主人公にした続編とかスピンオフできるんじゃないと妄想してしまった。
終了後に、来年2月28日に豊洲ピットでano主催イベント「猫吐祭」を開催するというアナウンスがあった。今日は彼女の誕生日だし、なにか発表はあるだろうなと思ったけど、新曲が日付変わって配信とこのイベントだったので、ちょっと安心した。
去年の武道館の時には活動休止とかお休みしますと言っても不思議ではないなとどこかで思っていたが、まだまだ駆け抜けてくれるみたい。ラジオは自分の意志でやめて、冠のテレビバラエティは諸々で終わってしまったけど、テレビバラエティにもたくさん出演しているし、ライブもだがフェスにもかなり出ているので、忙しさはさらに増しているように見える。いつか急に消える、やめてしまいそうな儚さみたいなものの欠片は感じてしまう。

小雨の中、豊洲まで歩いてそこから有楽町線で永田町駅まで行って、半蔵門線に乗り換えてそのまま三茶まで帰った。
東京ガーデンシアターでそばを食べている時に明日の派遣仕事は先月毎週日曜日に行っていた国営放送のダクト清掃とかで呼んでくれていた会社で、現場は霞ヶ関駅すぐだった。家に帰ってから宇野維正さんのスペース聴きながら寝落ち。疲れていたけど、明日遅刻さえしなければいい。

 

9月5日
6時に起床。あっ、なんか喉がイガイガする。風邪ひきはじめたのかもしれない。くしゃみも出るし、昨日の小雨に打たれたせいか。ただ、ひどくもないし体のだるさもないので一安心。『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(ゲスト:ハライチ澤部)を聴きながら出発の準備をする。

とりあえず、集合場所が千代田線霞ヶ関駅C3出口地上だったのだけど、調べたら日比谷線でも行けるのがわかったので中目黒駅まで歩いて、電車に乗れば乗り換えなく行けるので、そちらで。
土曜日の午前中の散歩のお供な『三四郎のオールナイトニッポン0』を聴きつつ。スペシャルウイークの翌週なので、反省会というかゲストのことを冒頭から話していた。フリートークで小宮さんが「常田サクラバシ」を聴いた感想を話していて、三四郎の二人はわりとファミリーと呼ばれる自分たちのラジオに出てくれた芸人のラジオとかはちゃんと聴いているので、いい先輩だなと思うし、一緒に盛り上げたいという気持ちは感じられる。しかし、都築、ほんとうになんでこういうことに。なにもかもがもったいないし、周りに迷惑がかかりすぎている。


何度か一緒になったことのある派遣の人と集合して、C3出口の真ん前のビルの駐車場へ。社員さんもいつもの二人で、二人ずつで二組になって今日やる排気ファンの清掃を進めていく。僕は作業補助なのでわりと待ちぼうけというか暇な時間も多いけど、仕事として重い産廃ごみを何度も運んだりすることに比べたらかなり楽だし、ありがたい。
昼休憩前に明日もここの現場はあると社員さんたちが言っていたので、派遣会社に明日も入れてもらえるように検討してくださいとLINEしておいた。14時ぐらいに明日の現場詳細きて、ここだったのでラッキー。
ただ明日は昼過ぎから雨で、月曜日までずっと雨らしいので早めに終わって、できるだけ濡れずに帰りたい。今日は15時には作業が終わったので、日比谷線で中目黒駅まで乗ってそこから歩いて帰る。

帰ってからすぐに湯船に浸かったけど、喉のイガイガは取れないので晩ご飯を食べてから風邪薬を飲んで、早めに寝ることにした。とりあえず、明日の派遣が終われば月曜はリモートワークで家だし、回復する気がする。無理そうだったら火曜日の派遣仕事のシフトを外して休養してもいい。そういうズラしたり変更できるのは今の生活にはありがたい。

 

9月6日
6時過ぎに起床して朝のルーティンを。昨日夜も喉の違和感はあって喉スプレーやのど飴を使っていたが、悪化はしていないが治ってもいない。
少しだけダルさはあるが、風邪の引き始めか体調を崩す手前ぐらいだなって思う。出発の準備をして家を出る。小雨が降っていたのとお昼過ぎも雨という予報だったのでビニール傘を持っていく。


昨日と同じルートで中目黒駅まで歩いて、日比谷線で霞ヶ関駅まで。行きと昼休憩で『オードリーのオールナイトニッポン』をBGMに。先週のスペシャルウイークでの三四郎の小宮さんと東京ホテイソンのショーゴゲスト回についてのトークなどを。
今日も二人だったが、もう一人は昨日の人とは違うベテランで何度も一緒になっている人で、何年か前にこの現場にもきているらしい。二人ずつ二組に分かれて、排気ファンの清掃の手伝い。重いものを持ったりするわけではないけど、時折少しだけうとうとするというか、疲れによる眠さみたいなものがあった。
14時半には作業が終了して中目黒駅まで電車に乗ってから、そこから傘をさして歩いて帰る。昼休憩後ぐらいから少し体温が高いなと思っていたけど、確実に風邪だなってわかるだるさ。


家に帰ってから熱を測ったら、37.9℃あった。スーパーで惣菜を買っていたけど、食べられないなと思って、まずは薬を飲んで寝ることにした。結局、このあとMAXで39.6℃まで上がったのでインフルエンザだったのかもしれない。体温を下げるために首筋や脇にアイスノンとか凍ったやつを挟んでできるだけ熱を下げるようにした。
タオルケットではなく、冬用の毛布にくるまって寝る。起きて体温を測って水分を取る、を繰り返した。radikoでいつもの日曜同様に『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を流していたけど、ほとんど内容は覚えていない。なにか音や話し声がある方が安心はした。
眠れても四十分ぐらいで目が覚めるし、なかなか最初は熱が下がらなかったけど、22時前ぐらいに目が覚めたら、体のほてりというか熱が一気に薄らいでいて、節々の痛みやダルさもいつもとは言えないけど、だいぶ楽になっていた。熱も37.0℃になっていたので一安心。
残っていた薬を飲んでまた、寝る、起きてトイレに行く。水分を取る、を繰り返して、を朝まで。

 

9月7日
7時前に起床。少しだけダルさはあるものの、熱は下がっている。軽い頭痛みたいなのはこの風邪かインフルなのか、あるいは大雨とかによる気圧せいなのか不明。
とりあえず、リモートワーク開始までは無理せずに布団に横になっていた。

リモートワーク開始して、すぐに明日と明後日の休みと出勤を入れ替えてもらう旨を上長に伝えてOKしてもらう。明日はもともと派遣仕事入れようと思っていたけど、体調が万全じゃない状態で行くのは危ない。だったら、家でリモートしているほうが気持ちとしても楽。
昼休憩前に雨が少し弱まったので、池尻大橋駅のあおい書店で『群像』最新号を。古川日出男さんの『ツァラの創作論 小説家はどう長篇を書いているのか』第二回目が読みたかっただけなのだが、筒井康隆さんの新作がトップにあるのがすごい。と思ったら、『新潮』にも筒井さんの新作が掲載されていて、91歳でこんだけ書けるってどういうこと?

【永野護 特別対談】エルガイム、ガンダム、そしてファイブスター物語、永野護の軌跡を深堀り!【出演:永野護・井上伸一郎】 


井上さんと永野さんの対談がYouTubeにアップされていたので、BGMがてら流す。永野さんは日本のアニメ・漫画の最初期のコスプレイヤーであり、「エルガイム」や「Zガンダム」などで機体などのデザインも手掛けていて、井上さんが編集をしていた角川書店(現KADOKAWA)の『ニュータイプ』で40年近く『ファイブスター物語』を連載している漫画家でもある。
井上さんは『アニメック』編集から角川書店『ニュータイプ』に移り、角川書店社長になって、いろんな事業を手掛けていた。僕がずっと読んでいた『多重人格探偵サイコ』が掲載されていた『少年エース』を立ち上げた初代編集長だったり、『ガンダムエース』を創刊していたりする。ガンダムという巨大なコンテンツの出版物がKADOKAWAから刊行されているのは井上さんの存在が大きいと思う。
動画の中でも触れられている『MAMORU MANIA Reprinted Edition』と僕が構成で手伝いした新書『メディアミックスの悪魔 井上伸一郎のおたく文化史』もこの動画と共にもっと広まって読まれてほしい。それにしてお二人ともすごく元気だ。あとちゃんと自分たちが見てきたものを残したいと思われているのも伝わる。

休憩中にインスタのストーリーズを見ていたら、「RADIOHEAD JAPAN 2027」がGMOアリーナさいたまで5日公演やるというのを知る。最後に観たのが名前が変わるまでのさいたまスーパーアリーナだったけど、5日あるなら行こうかなと思ったりもする。
SS指定席が3万円って、たぶんこの円安を考えたらかなり安いはずだ。海外の人からすれば、この価格ならチケ代安いし日本への旅行ついでに行こうみたいな人は多いだろう。
サマソニでのストロークスの出演料が2億円とか新TwitterことXで流れて話題になっていたけど、こんだけ税金を取られて、給料も上がっていない国だっていうのを隠し隠し、できるだけ知られないようにしてきた政治とかのせいで、こんなにも全体的に貧しくなっているんだなって、日本だけじゃない他国のエンタメとかに触れると如実にわかる。もうボロボロすぎる。

一日中BGMとして、「三四郎DAY」なので、いつも通りの先々週と先週の最新回とそのアフタートーク。昨日、ほとんど寝ていて聴けていなかった『川島明のねごと』(ゲスト:アルコ&ピース)と『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を。しかし、体調を崩すだけで少し買い物に行くのも大変だし、気持ちがどこか沈んじゃうし、健康でいられるようにしないとなにもできないなと改めて感じた。


今日もライティング作業はできそうにないので、仕事終わってご飯を食べてから、Spotifyのポッドキャスト『83 ライカタ』と『トキトケトーク』(ゲスト:しずる池田一真)を。ビデオポッドキャストの埋め込みはもう使いたくないけど、池田さんだからいいかな。
寝る前に赤根智子著『戦争犯罪と闘う』を読みながら寝落ち。

 

9月8日
5時半に目が覚める。少し鼻水や咳が出たりするものの、熱はなくて体のだるさもほとんどない。いつもの通常状態からすると90%ぐらいまで回復している気がする。あれだけ一気に高熱が出たのだからインフルの可能性は否めない。ふつうの風邪であそこまで熱は出ないと思うし、いつもなら扁桃腺が腫れて高熱が出るけど、今回は腫れもそこまで感じなかった。radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら、朝のルーティンをしてから早めにリモートワークのPCを立ち上げ。

9時前までは「踊り場」流れで『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』とSpotifyのポッドキャスト『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:YouTuberたむらかえ)と『BAD HARMACY』最新回を流しながら作業を。
資料読みもたまっているけど、ようやく記事の方の原稿の元になるものが先方から返ってきたりしたので、自分の中で優先順位が決まっていく。プラスでやることも追加されたけど、そちらも期限まで余裕があったけど、今日中にもろもろセッティングとかやっていくことにした。
結局、今日も雨降ってるし、明日も雨が降るらしい。リモートのタイムカード切るぐらいの時には明日の派遣仕事のシフトを外しておいた。行ってもいいけど、現場によってはしんどさで体調がまた崩れるかもしれない。それなら映画観に行って、午後から今月中に提出したいライティング作業の原稿をやればいいかなって。

昼過ぎに買い物に出る。外を歩いていると風は吹いているが、気温は高めで暑い。雨が降っている時とそうじゃない時が露骨というか、真逆すぎる。これで急に雨がザーザー降りとかになったら、体調崩しても仕方ない。
ご飯を食べてからは『中島歩のオールナイトニッポン0』を。スローテンポなしゃべりだけど、味があるといえば味がある。もと日大の落研サークルというのは「爆笑問題カーボーイ」とか「高田文夫ラジオビバリー」でも言われていたが、このぐらいのテンポのほうが聴かせる落語はできたのかもしれない。あとradioheadが青春だったというトークで『In Raionbows』のレコードを持参して曲をかけるなど、音楽もだし映画も好きなのがよくわかるラジオになっていた。『Tシャツが乾くまで』で今までよりも認知度も知名度も上がったけど、これからこのキャラも含めて人気が高まりそう。

 NODA・MAP番外公演『THE BEE』
原作|筒井康隆 「毟りあい」
日本語脚本|野田秀樹 英語脚本|野田秀樹&コリン・ティーバン
演出|野田秀樹
キャスト|高橋一生 二階堂ふみ 河内大和 川平慈英

2021年に東京芸術劇場シアターイーストで上演された『THE BEE』(キャスト|阿部サダヲ 長澤まさみ 河内大和 川平慈英)を観劇していたが、阿部サダヲ&長澤まさみが高橋一生&二階堂ふみに代わり、他のお二人はそのままで再上演、しかも本多劇場というニュースを観る。
もともとこの舞台の原作は筒井康隆さんの小説だけど、「9.11」を受けて野田秀樹さんが作った舞台だったはずで、ロンドンでも日本でも何度も上演されている。内容的には被害者が加害者になり、加害者同士が互いに引くに引けなくなって悲劇が加速していく、という戦争にも当てはまる話でもあり、同時に被害者と加害者の関係性を描く舞台となっている。今風に言えば、映画『ちいかわ』でも描かれていたものと通じる。
大きな舞台は劇場を数年前から抑えていないといけないと聞くけど、このタイミングだとアメリカがイランに対しての戦争行為とかもあるし、それに批判もできない属国の日本のことなんかが念頭にあって、野田さんがこの『THE BEE』を再演しようとしているのかなって思ったりした。野田地図が本多劇場で観られるというのもすごいけど、公式サイト見たら、1986年の『半神』上演の40年ぶりとなる本多劇場らしい。なんとか取って観たい。


リモートワークあとの家を出て帰ってくるまでのBGMはSpotifyのポッドキャスト『DJ松永ライカタ』『ちょいと日本酒飲んでかない?』『あの粗品の電電電話』を。この流れは最近だけど、この人たちの声にどこか安心感がある。歩くにはほどよい。

舞台は、都市伝説とされていた空間“Backrooms”。
「ある日突然 “現実世界の裏側”へ墜ちてしまったら…?」どこまでも続く黄色い壁紙の部屋、終わりのない廊下。不自然な間取りと、意味を失い床に埋まった設置物。

わずかに現実からズレている――そんな出口のない“リミナルスペース”で、観客は“最高密度の不安と恐怖”を体験する。

リモートワークが終わってから、明日クリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』の先行IMAX上映をTOHOシネマズ新宿で午前中の回を取ったら、今日はTOHO-ONEメンバーズデイというものらしく、1300円で映画が観れる日だったらしいので、ケイン・パーソンズ監督『バックルームズ』の20時台のチケットも一緒に。
すでに試写で鑑賞はしているけど、ちゃんと劇場で観たかった。土曜日に観に行った友だちTは大学生とか若い観客が多かったのが印象的だったと教えてくれていたが、TOHOシネマズ渋谷の夜の回も同様だった。
渋谷という場所もあるかもしれないけど、この映画はアメリカで10代や20代の観客を映画館に連れてきていて大ヒットしていると言われているが、日本でも若者にある程度は届いているらしい。
主演はキウェテル・イジョフォーとレナーテ・レインスヴェという最近の話題作とかで見る顔の俳優たち、二人以外はほとんどモブに等しい。実際に主役はこのリミナルスペース自身だといえる。
モキュメンタリー的な要素もあるけど、建築家志望だった家具屋の店主クラークとセラピストのメアリー(先ほどの二人が演じている)というのがすごく練られている設定だなと改めて思う。クラークは建築家志望だったので建物の構造(アーキテクチャ)はわかっている。メアリーはどうも有能なセラピストではないみたいだが、人の深層心理のことは頭ではわかっている。物体なのか精神なのか、構造にかかわる主要人物たちがこのリミナルスペースに入る、壁抜けすることで意味の無さない、あるいは混沌したスペースの中で戸惑いながら、迷子になっていく。
最終的にはなぜこのスペースが存在しているのか、説明はされない。インターネット的な電脳空間の立体化のようなでもあるし、精神世界が交わってしまう謎のスペースかもしれないし、ただそれは存在している。入り口はどこにでもあるかもしれない、ただ、奥に進めば進むほどになにもかもが壊れてしまっている。抜け出せなくなってしまう。
映像的にも音響的にも二回目の方がわかっているせいか、より奇妙さと恐怖が増してくる。不思議な映画でもあるが、明らかにこの時代のなにかは表現してしまっている。懐かしくもあるのに怖い。僕はセラピーを受けたことがないし、ドラッグとかでキマったこともないけど、ある地点にいくとこういう場所に辿り着いてしまうのかもとは思う。


帰りにマークシティのところの紀伊国屋書店道玄坂店でイギリスの文芸誌「GRANTA」とコラボした臨時増刊『別冊GUNZOU』を買って帰る。
昔、「GRANTA JAPAN with 早稲田文学」みたいなやつに応募して一次だけ通った記憶がある。まだ10年代はもう少し海外への希望や期待が創作者の中に広がっていたと思う。内向きだったゼロ年代の反復という意味でも。
今の方がいろんなクリエイティブなものは海外に発信されたり、ヒットしたりするけど、円安でもなかったし、もう少し対等な戦い方ができるんじゃないかなってどこかで思っていたんじゃないかな、違うかもしれないけど。

 

9月9日
6時半に起床して朝のルーティンをして、金曜日の健康診断のために検便を取って、もろもろ送られてきた冊子でいつからご飯食べたらいけないのかとか確認。検便は検診日の3日以内だったのだけど、昨日一日目を取ってしまっていた。今日のは3日以内に入るけど、この場合は今日のだけで検査ということになるのだろうか、ちゃんと確認すべきだった。
土日で風邪を、体調を崩してからスクワットをしていないのだけど、スクワットを始めたから体調を崩したのでは、とすら思う。7時前には家を出る。気温もそこそこ高いけど、湿度があって、とても歩くのには嫌な天候。


行きはradikoで『JUNK 爆笑問題カーボーイ』『アルコ&ピースD.C.GARAGE』を散歩のお供に。「爆笑カーボーイ」は裏番組のサカナクションの山口一郎の誕生日を祝うところから始まって、すぐに「中島歩ANN0」の話に入った。愛されてるなあ、中島歩。「D.C」は平子さんがスナックで出会った超大物芸能人との邂逅の話。夜に聴くことになる『奇奇怪怪』で話していた芸能人の振る舞いとか、芸能人というものとちょっと話が通じていた気がする。
久しぶりに新宿方面に向かって歩いていたけど、午前中から30℃近いので久しぶりに夏みたいで汗ばむ。TOHOシネマズ新宿まではだいたい一時間四十分ほどの距離。甲州街道まで出れば上を首都高が走っているので影があるのだけど、そこに出るまでは日陰があまりなかった。
TOHOシネマズ新宿はそこまで多く来る劇場ではないけど、日比谷とかのスケジュールが合わない時とかはここのIMAXで観たりする程度。渋谷も日比谷も新宿も六本木も同じTOHOシネマズなのに、客層が全然違うのは街の雰囲気や特色を反映しているようでおもしろい。新宿は思ったよりも10代とか若い世代がそこそこいる。渋谷もいるんだけど、箱のサイズ的には新宿の方がスクリーン数が多いのでもう少し客層のバリエーションがある。日比谷と六本木は客層の年齢が高いし、海外の人も渋谷新宿と比べると多い印象がある。作品によってもちろん変わってくるけど、劇場にいる人たちを見ているとそう感じる。

イントロダクション
神に抗い、運命を切り拓け。『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』、オスカーに輝く『オッペンハイマー』――ジャンルを超え、常識を超え、映画そのものを更新し続けてきたクリストファー・ノーランが、ついに物語の起源へ踏み込む。2800年語り継がれた英雄譚『オデュッセイア』。荒れ狂う海、怪物の息遣い、魔女の誘惑、神々の介入とともに、人智を超えた試練の連続が、映画史上初の全編IMAX®撮影によって圧倒的な臨場感を帯びて立ち上がる。マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤら主演級オールスターが魂を燃やし、世界6カ国の壮大なロケーションが神話世界を現代に呼び戻す。「必ず、帰る」――その原初の願いは、今を生きる私たちの心を深く揺さぶる。愛、欲望、裏切り、復讐、エンターテインメントの全てが詰まった本作はノーランが到達した映画表現の極点。これは観る映画ではない。あなたがオデュッセウスと共に“帰るべき場所”を問う究極の旅だ。

ストーリー
ギリシャの島国イタケでは王の不在が続く。「トロイの木馬作戦」を成功させ、10年続いたトロイア戦争を終結させたイタケの王オデュッセウス(マット・デイモン)はその後10年もの間消息を絶ち、王妃ペネロペ(アン・ハサウェイ)は帰還を待ち続けていた。
王宮ではアンティノオス(ロバート・パティンソン)ら求婚者が王位を狙い、宴を繰り返し、我が物顔で居座り続けている。ペネロペと息子のテレマコス(トム・ホランド)、盲目の忠僕エウマイオス(ジョン・レグイザモ)だけがオデュッセウスの帰還を信じていた。

クリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』の先行IMAX上映を。公開日は9月11日だが、IMAX上映だけ一週間早めにやっているみたい。平日の9時台だけど、七割ほど座席は埋まっていたような気がする。五割以上は確実に。
正直に言ってしまえば、三時間ずっと観ていられたし、IMAXでのスクリーンの迫力と音響はまさにIMAX上映のために作られた作品だと思った。でも、おもしろい映画だったかと言われると、そこまでおもしろかったと言えないような。行って帰ってくるという物語の王道だし、神話的な話だし、キャスティングも豪華(今年、ロバート・パティンソンとゼンデイヤ話題作出まくりだし、日本もそうだけど人気ある俳優がどんどん話題作に出ているので、局地的に同じ顔ぶれの作品が続いていく)なんだけど、響かなかったなあ。
敵役というかロバート・パティンソン演じる王が帰ってこないことによる王妃への求婚者が口だけで強いわけでもないし、オデュッセウスのライバルでもないし、妻の王妃ペネロペは王の帰還をずっと待ち続けていてブレないし、もちろん王も帰還への困難はあるけど、諦めないので、誰も大きく感情が揺れ動かないように見えちゃうのが、他人事感が強まってしまっている原因かもしれない。
退屈ではないし三時間スクリーンに意識を向かわせているわけだから、エンタメとしては成功しているはず。だけど、今年の自分の映画ベスト10には入れないだろうなって。この映画もだし、『オークストリートの異変』『ラスト・サバイバー』とか犬が活躍したり、そこそこ重要な役割をする映画が続いているのは偶然だろうか。
個人的はこの映画を観るなら、『オークストリートの異変』『ラスト・サバイバー』をオススメしたい。『インターステラー』みたいなものをどうしても期待してしまう自分がいるんだろう。『オッペンハイマー』も悪くはなかったけど、やっぱり自分にとって大事な映画にはならなかったし、大作が続く中でこのところのノーラン作品は大味すぎるし、この映画は俺のためだとか、誰かに広めて観てほしいみたいな物語ではないんだろうな。

副都心線に乗って渋谷駅で降りて、そこから歩いて帰宅。暑い。汗をどんどんかいてしまう。Tシャツが汗ばみまくり。で、家に帰ってから日曜日以降の洗濯物を洗濯したら、すぐに雨が降り出した。室内でサーキュレーターで部屋干しするしかなくなる。
炊いていたご飯にレトルトカレーをかけて食べたら、眠くなったので夕方まで一眠り。ほんとうはライティング作業をしたかったけど、新宿に歩いていくぐらいでもちゃんと疲れていて、体力がまだいつも通りにはなっていないっぽい。


17時前に起きて、ニコラに行こうかと思ったけど、どうも声が枯れているらしいことに気づいた。まだ喉がダメっぽい。風邪かインフルかわからないけど、お店に行ってカウンターだと二人との距離も近いし、もしまだうつすぐらいの状況だと申し訳ないので健康診断が終わったら行くことにした。
そこからコンビニで晩ご飯を買ってきて、Spotifyのポッドキャスト『小嶋陽菜ライカタ』『奇奇怪怪』最新回を聴きながら、もう今日は休みってことでいいんじゃないかなって思う。「奇奇怪怪」でも中島歩の話が出ていて、「中島歩的な歓迎できるノイズ」という新しい概念の話が出ていた。すごいな、中島歩。少しだけライティング作業をしたけど、やっぱり無理だ。

「化け物上等だよ。どんだけキモいって言われても、化け物だって思われても、消えろって言われても、必ずまたステージに立ちます。君はそのまんまだから今日会えました。消えたい、死にたいと思ったときに、死ななかったから今日会えました。本当にありがとう。だから僕が呪います。君は、今夜だけは全部、全部大丈夫になるよ」

【ライブレポート】anoがホールツアー追加公演で新曲初披露、1年前の言葉「これからの僕は絶対大丈夫」を証明した夜

改めていいライブだったと思えるライブレポート。記事の中にもあるけど、『愛晩餐』の盛り上がり方はあの日一番だったし、ライブ映えする曲だし、見せ方も素晴らしかった。

 

9月10日
昨日寝る前に、久しぶりにガルシア=マルケス『エレンディラ新版』『井伏鱒二ベスト・エッセイ』『駄目も目である 木山捷平小説集』でそれぞれ一編ずつ読んだのだけど、全部ちくま文庫だった。
すでに亡くなった作家たちの昔出たものをリイシューしたもの、戦後の角川書店がやっていたことに近い。でも、こうやって新しく刷ることで僕のようななんらかで興味を持ったリアルタイムではない読者が触れれることができる。
でも、たとえばこれが電子書籍で無料で読めると言われても僕は食指が動かない気がする。リイシューして装丁もそれなりに考えて、新しくしたりとかすることで「本」として僕は欲しいとは思うわけで、これが電子書籍で簡素な表紙で無料で読めるのなら、手元に置いておかなくていいし、ダウンロードしても目に見えないから積読以前に存在を忘れてしまう。だから、物質としてあるから、読まないとなって思ったり、ふいに手を伸ばして読み始めたら一気に読み進めたりできる。
6時に起床して、なんとなく『エレンディラ新版』収録の死んだ人を流すという短編「失われた時の海」のなにか物語の断片のようなものが夢というか、目が醒める前に近い光景を見ていたような気がする。

朝のルーティンをしてから7時ぐらいから、radikoで『きしたかののブタピエロ』『佐倉綾音 論理×ロンリー』『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』、Spotifyのポッドキャスト『視点倉庫』を午前中のBGMにしてリモートワークを開始。タイムカードを切るのは8時半以降だけど、少し早めに作業をしておいた。
「視点倉庫」が番組ノベルティーで目薬を作りたいと三宅さんが話していた。僕は月に四本ぐらいロートジーを使っている。使いすぎているので、ロートジーは刺激が強い方の目薬だと思うけど、もう刺激はほとんどないぐらい慣れてしまった。
僕はなにかと目薬をする。起きたらすぐにさすし、目が乾いたなって思ったらすぐにさす。ドライアイなんだと思うけど、眼科には行っていないから実際にそうなのかどうかはわからないけど、アイドロップシンドロームみたいなタイトルで昔なにか書けないかなって思ったことがある。

9時半から歯医者の予約をしていたので15分前に家を出る。緑道にそこそこでかい猫がいた。この辺りでたまに見かける猫はだいたいこの黒と白の柄ばかり。地域猫という名で繁殖能力を奪ったから、結局野良猫が消えていき残っている猫はわずかになった。この辺りはこの柄の猫の子孫が残っているぐらい。
ゴリラビルすぐの歯医者で、この前削ってもらったところの型を取ってもらって作った詰め物を入れてもらう。五分もせずに治療終了。
すぐに家に帰ってリモートワークの続きを。昼休憩の時に池尻大橋駅のあおい書店を覗いたけど、特に目ぼしいものはなかった。

明日が健康診断で夜は21時以降は食べられないし、それまでは消化にいいものとあったので、昼間にたくさん食べようと思って、昨日買っていた割引だったトマト多めのサラダに、セブンイレブンで和風スパゲティーに生ハムとおにぎりを食べた。生ハムとトマトのサラダが美味しかった。
午後からはいつも通りの作業と、今度のインタビューのための資料読み。どうしても昼の作業中に本を読んでいると眠くなる。外は曇っているし、まだ風邪から完全に治っていないのでどこか暗い気持ちになりやすい。となると布団で一眠りしたくなる。
こういう時は無理せずに20分とか短い間でも寝るか、眠れなくても横になるとスッキリする。リモートワークになって、シエスタっぽいことがやりやいのはありがたい。

リモートワークが終わってから、湯船に浸かって少しだけ軽めのものを食べる。Spotifyのポッドキャスト『永野はミスターTBS』(ゲスト:トンツカタン森本)と『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』最新回を聴きながらライティング作業をしようと思ったけど、やっぱりそっちにうまく集中できない。風邪はほぼ完治してるのに、やる気はまだ戻ってこない。明日健康診断から戻ってきてからの時間をあてることにした。

23時から三週連続で『バッドナイス常田功のサクラバシ919』が放送決定ということを新TwitterことXでポストされていた。このままレギュラーでいいよ。『キングオブコント 2026』の決勝進出が発表されて、ダウ90000が入っていた。敗者復活にはしずるが残っている。個人的にはその二組のネタは見たい。

明日は雨がそこまでひどくなければ、東中野駅近くのTJK 東中野保健センターまで歩いて行きたいのだけど、雨っぽいから行くのが今から憂鬱だ。
寝るまでこちらも久しぶりの中上健次著『奇蹟』『鳳仙花』と三島由紀夫著『天人五衰』を。『群像』最新号に掲載されていた古川日出男さんの『ツァラの創作論 小説家はどう長篇を書いているのか』第二回目に中上と三島についての話が出てきていた。そこで「天人五衰」が触れられていた。

Sunset Rollercoaster - Believe U (Official Video), 2026 

 

9月11日
6時に起床して、いつもの朝のルーティンはせずに尿検査のために朝一の尿を採取して、出発の準備。いつも起きたらルーティンとしてトマトジュースを飲んでいるし、ほかにも飲み物は普通に飲むけど、健康診断プラス人間ドック(胃カメラ)のためあまり水分を取れないため、喉が渇いている感じがする。この違和感を早く終わらしたい。
家を出るまでは『岡野陽一の肉の塊』(ゲスト:ザ・ギース尾関後編)と『ハライチのターン!』を。家を出たら小雨が降っていたので、諦めて傘をさして東中野駅近くのTJK東中野保健センターへ。

だいたい一時間三十分ちょっとかかる道のり。¬散歩のBGMはradikoで三週連続となった『バッドナイス常田功のサクラバシ919』を。放送内で話していたが、来週は録音で四週連続になるとのこと。もう、そこまで続くならこのまま特別番組ではなくレギュラーにしてあげればと思うのだけど、そうしちゃうと四千頭身の都築を降板させる必要がある。今は謹慎中だし、本人が言わない限りは局からは言わないというスタンスなのかもしれない。常田もフリートークはしっかりおもしろいので、後釜としては申し分はないけど、そういう調整とかありそうだなって。


家から北上して池ノ上駅を過ぎて東北沢駅に向かい、その前にある中野通りをまっすぐ北上して笹塚駅近くの甲州街道を越える。そこから幡ヶ谷に入って、緑道みたいなエリアを北東に進んでいくと山手通りに出る。お馴染みな神田川を超えて北上していくと東中野駅に着く。
途中で少し道を逸れると目的地のTJKへ。8時45分からの予約だったけど、30分には到着したので、とりあえず記入したものと検便や検尿を提出してまっていたら、そこまで混んでいなかったのか40分になる前には呼ばれて、三階で着替えてから健康診断の始まり。最初は順調にほぼ待ち時間なく進んでいき、途中の腹部超音波検査は二十分ほど待ちになったと思う。
最後に胃カメラの検査もすぐだった。前にした時は経口内視鏡だったけど、もう嘔吐反射が起きまくって苦し過ぎた経験があるので、今回は初めて経鼻内視鏡を選んだ。鼻の中に麻酔をしてから開始。鼻から入れてもそこそこしんどいしきつい。よだれはずっとダダ漏れになるし、途中けっこうむせそうになったりした。
でも、やっぱり口からやった時のきつさに比べたら絶対にこっちのほうがいい。やってくれた先生も看護師さんもどちらとも女性だったけど、ああいう時に背中をさすってもらえるだけでだいぶ違うし、口の時はどちらも男性だった気がするのだけど、性差で比べてしまうのは問題あるかもしれないけど、やっぱり女性の方がこちらとしては落ち着く。でも、選べるものではないから、次は男性二人かもしれない。それでも口じゃないならまだ耐えられる。

そういえば、昔見たドラマの『有村架純の撮休』でVIP専用の人間ドックに有村架純が行くという内容のものがあった。高級な人間ドックというのは一体どんなものなんだろうか。
もちろんここのやり方が悪いわけではないし、効率よくたくさんの人の人間ドックをやるためのシステムが構築されていて、機械工業の製品になったような、フォードシステムに流れていく製品ってこんな気持ちかなって思ってしまったので、そうではないVIPな金持ちが行く人間ドックってどのくらいフォードシステムではないのか、気になった。

すべての検査が終わったのは10時半で、ちょうど二時間。会計をして外に出たらほとんど雨は降っていなかったので、行き同様に歩いて帰る。最初は胃カメラやったときに検査のために胃を膨らませたのでその違和感があったし、鼻の麻酔が続いていたので鼻水が出ていて、残っていた麻酔によって喉が違和感があった。
水も一時間以上したら飲んでもいいと言われていたので、東北沢駅近くのローソンで飲み物を買って飲むまでずっと喉が渇いていた。
家に帰る前に十字路のサミットによって昼ごはんを買って帰って食べる。今日は人間ドックに行くので、みなし出勤にしてくれるのでリモートのほうはしなくていいのでありがたい。ライティング作業をしようと思ったが、睡魔が来てしまったので諦めて長めの昼寝を。

私は、書いている。創作論を書いている。長篇の連載詩を書き終え、これから戯曲も書き、もちろん新作の小説は「いま、目の前にそびえている」ような状態にある。かつ、私は考えつづけている。誰もが〈思想する〉という様態から遠ざかりつつある現在、それをすることで「真に現代的な題材」にオカルト的に邂逅しようと念じている。そして歩き、行動している。その行動は、たぶん〈芸術〉のフィールドをめざして、ここからも続行される。

表現し、行動し、思想すること。

それを「ともにできる」人間を、ひと月に何人か、年に10人ちょっと、そして(ここからの)10年で10億人、私は見つけたい。

〈古川日出男の現在地〉題材の現代性と現代の非題材性 2026.08.29 – 2026.09.11 東京・埼玉・茨城

目が覚めて、古川さんのブログが更新されていたのを読んだ。創作論を書くことで古川さん、日出男さんは仲間を一緒に進めるような人たちに届いてほしいと思っている。そして、創作論を書くことで自身の小説を次に飛躍させようとしている。理論と実践で。


17時前に家を出て、久しぶりのトワイライライトに寄って、堀江敏幸著『もののはずみ』を購入して、熊谷くんと礼子さんとちょっと世間話。


お店がオープンしてすぐのニコラに。二週間ぶりになったのは、先々週タイミングがなくて行けなくて、今週は日曜日に高熱出したり体調を崩してしまっていたから。
人間ドックの日だし、ニコラで美味しいものを食べるぞと決めていたので、秋刀魚と茄子のリングイネ すだちと梨のピュレ添えと白ワイン(テッラ・デッラ・ラメ ヴェルディッキオ・カステッリ・ディ・イエージ)をいただく。今年初秋刀魚。茄子も美味しいしあっという間に平らげてしまった。食後にアルヴァーブレンドをいただきながら、曽根さんも由賀さんも岩井監督の『スワロウテイル 4Kリマスター』を観ていたのでその話なんかを。

帰ってから湯船に浸かって、今日が終わった感じ。昼間に明日の派遣仕事の詳細が来ていて、先週の土日に行った霞ヶ関駅近くのビル再び。人間ドック中に、派遣会社に土日で先週のビルの清掃の続きがあるって呼んでくれた会社の人が言っていたので、あれば入れてくださいとお願いしていた。
ほとんど体調は復調しているけど、重いものとか運ぶのはちょっと心配だし、場所と終わる時間がだいたいわかっているほうが僕としてもありがたい。このまま日曜もここにしてもらえたら、帰ってからライティング作業もできるし、助かる。なんとか日常モードに少しずつ戻していかないと。

夜は中上健次著『奇蹟』『鳳仙花』、三島由紀夫著『天人五衰』の続きを、『攻殻機動隊』サントラをBGMにして。『鳳仙花』はようやく最後まで。『鳳仙花』は「岬三部作」(秋幸三部作)のその秋幸の母であるフサが主人公の連作短編集だが、彼女の半生を描いている。フサの描き方や彼女の性の部分の艶かしさみたいなものは、中上健次が谷崎潤一郎を意識してる部分があるんじゃないかなって思うのだけど、僕がそこまで谷崎を読んでいないので確信はない。
残り二つを読み終えたら、中上の『日輪の翼』と大江健三郎の『洪水は我が魂に及び』かな。

 

9月12日
6時に起床して、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(ゲスト:銀シャリ橋本)を聴きながら朝のルーティンをして出発の準備。
先週の土日に引き続き、派遣仕事は霞ヶ関駅すぐのビルの排気ファンの清掃のお手伝い作業。とりあえず、日比谷線に乗るために中目黒駅まで歩いていくのだけど、またしても雨だった。

土曜日朝の散歩のお供である『三四郎のオールナイトニッポン0』をradikoで聴きながら、小雨の中歩いていく。来週は「ANNミュージックウィーク」なのでおやすみ。「三四郎ANN0」枠は『永野のオールナイトニッポン0』というのも発表されているので、そこまでイジれない感じだったけど、火曜日の離婚伝説の名前からいろいろとフリートークを発展させて時間を稼いでいたのも三四郎らしい。
10月最初の土日に日比谷公園で開催される「ニッポン放送 ラジオパーク in 日比谷 2026」で佐久間宣行さんと三四郎がトークをするので、それは少し観に行こうかなって思っていたのだけど、月曜日の「ANN0」の新パーソナリティーに就任したモナキもそこに入ってトークするという話が番組で出ていた。
モナキが今人気あるから、彼らのファンが多そうだなって思う。佐久間さんと三四郎の三人ならお笑いに関するものになっただろうけど、どうしてもモナキを盛り上げてあげる流れになるだろうから、それなら観にいかなくてもいいかなって思ってしまった。


8時10分の集合時間に何度か一緒の現場になっているけど、その時は大人数でその人が班長のパターンが多く、僕が班長で二人という現場は今回が初めてのベテランさんと合流して、先週同様にビルの地下駐車場に向かって、呼んでくれた会社の人たちがバンで来るのを待って、合流して休憩所がてら使っている階の部屋に向かって、そこで朝礼。今日は5階が作業現場だったけど、午前中も早めに作業が終わって11時半前に昼休憩に入って、12時半から午後の作業を開始。今日はそこまで排気ファンの清掃箇所が少なかったらしく、13時半前には作業が終了して終わった。
日比谷線で中目黒駅まで帰って、そこからは歩いて帰る。こんだけ早いとなんか気が抜けるところもある。雨は降っていなかったけど、曇り空で少し肌寒いぐらい。
家に帰ってからとりあえず、湯船に浸かってから洗濯機を回した。午前中の休憩時間に明日もこの現場があると社員さんに聞いていたので、連チャンで入れてほしいと派遣会社のほうにLINEで伝えていたら、家に帰って風呂から上がったら明日も同じ現場でお願いしますとLINEが来ていた。いやあ、ありがたい。明日も同じぐらいかもしれないけど、遅くっても今日早かったので連続で入る僕としてはなんも文句はない。

『Tシャツが乾くまで』最終回をTVerで。最後の最後で一話で亡くなったあずさの出演シーンが多くなっていた。そもそも生きている時には出会っていない主人公の咲子とコインランドリーで会話をしてしまっている場面もあったりした。このドラマだけじゃないけど、すでに亡くなった人(イマジナリー)と現世に留まってる人が会話したり、やりとりをする作品をいくつか見た。偶然なのか、そういうのも今はリアリティラインとして違和感がなくなっているのか、そもそも過去という亡霊(幽霊)と共に現在進行系で生きている僕らは共にいるから、いいじゃんみたいなことなのか。マルチバースや可能世界みたいにすべての可能性や時間軸が同時に存在している次元があるのなら、いない人もいるし見えないけどいるということになる。
ゼロ年代以降の「ひぐらし」みたいバッドエンドを何度も繰り返しながらハッピーエンドを目指す、その先に繰り返しすぎたら最強の魔法少女を生んでしまう因果をどうすべきかと足掻くほむらをメインに描いた「まどマギ」へとなり、MCUが手を出してしまったマルチバースのカオスと崩壊の果ての想像力や創作におけるリアリティみたいなものが、「Tシャツ」のイマジナリーあずさに繋がってるような気がする。というまとまらないメモ。

買ってきた味付けされたせせりを焼いて、他の惣菜とともにおかずにして晩ご飯を食べながら、radikoで『川島明そもそもの話』のハチミツ二郎さんゲスト回を聴く。
立川談志師匠に言われた言葉、談志師匠は超一流のプレイヤーであり、同時に批評家でもあった。だからこそ、お笑いの世界にいるハチミツ二郎さんはその言葉に囚われてしまった部分があると思う。その才能は談志師匠が認めるものがあった故に伝えた言葉が祝/呪となってしまったのだなと思わされる内容だった。当時の東京ダイナマイトがオフィス北野に所属していて、ビートたけしにかけられていた期待もあるから、その狭間でがんじがらめになってしまったというのもわかるし、そこを越えられる場所や結果を出せなかったという悔しさも感じられた。

19時過ぎから21時半までライティング作業。今月中に仕事として提出するライティング作業は火曜日に終わらせたいのでそちらをメインに。それが終わればスケジュールはだいぶ自分本位というか、自分のことがメインになる。来週のシルバーウイークは今日の現場がずっとあると聞いたので、派遣先に交渉して全部入れてもらえたら、夜も作業に使えるのだけど、その辺りがどうなるかわからないので、前倒しで進めたい。今週は風邪で停滞してしまった分も。

 

9月13日
6時の目覚ましで起床。radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を聴きながら出発の準備をする。

「予告編妄想かわら版」vol.91〜100 

2017年6月から『週刊ポスト』で連載していた「予告編妄想かわら版」というミニコラムをnoteでまとめていきます。気になった作品があったらぜひ配信などで観てもらえるとうれしいです。ということで家を出る前に前日にあとは投稿するだけにしていた「予告編妄想かわら版」をアップ。
6時半過ぎに家を出て、中目黒駅に向かう。途中で朝のルーティンをし忘れていたことに気付いたが、忘れたものは仕方ない。行きと昼間休みのBGMはradikoで『脳盗』と『オードリーのオールナイトニッポン』を。

今日もいつもの霞ヶ関駅の地上出口でもう一人の派遣スタッフと合流。何度か一緒になっているけど、大人数の時だけでちゃんと話したことのない人だった。この人も去年ここの現場とか呼んでくれてた会社の渋谷の現場にも何度も行っている人だったので一安心。
昨日同様に二人ずつで二組に分かれて、作業を開始。昼休憩後に二組で一緒にやる作業があって、それが終わって道具とかを会社のバンに運びこんで本日は終了。14時半ぐらいだったので、昨日よりは遅いけど、それでもかなり早い時間だった。

来週の土曜日からのシルバーウイークの五連休もここの現場があるみたいなので、とりあえず、同じ人が来てくれる方がありがたいと社員さんと監督やっているその上の会社の人も言っていた。僕としても出るなら同じ現場の方が楽ちんなので、夕方作業終了の連絡をした際にそのことを伝えた。
たぶん、来週の土曜日から長くて五連チャン、最終日は作業が前日に終わっていたらないかもしれないみたいなので、四連チャンでここになるかなって感じ。連休なんか関係ないし、リモートワークはカレンダー通りなので休みになってしまうので、その分派遣で稼いでおいたほうがのちのち助かる。でも、まだ本決まりではないので、取らぬ狸の皮算用はしない方がいいかなとは思う。

日比谷線に乗って中目黒駅まで帰って、そこから歩いて帰る。昨日もだったけど、大通り沿いを神輿担いで祭りをやっていた。近くの商店街とかの地元の人なんだろうけど、このぐらいの気温だと神輿を担ぐのもちょうどいいのかもしれない。
中目黒という土地柄、たいていは地元の人じゃなかったり、観光客が歩いている。でも、派手な神輿とかではないので、そこまで彼らも反応はしていなかった。

家に帰ってすぐに湯船に浸かってから、洗濯をして夕方過ぎてからご飯を食べる。新TwitterことXを見ていたら、group_inouのimaiがアジカンのゴッチさんとcpのツーショットをポストしていた。で、リポストしたらゴッチさんがいいねをしていた。
昨日、アジカンのアルバム『ランドマーク』が14年前に発売になったとポストが回ってきた。このアルバムははじめて北アイルランドとロンドンに行った時にずっと聴いていたので、その思い出とリンクする。
今の所、下半期ベストな楽曲はパソコン音楽クラブの『Wonders』というシングル曲なんだけど、恵比寿リキッドルームでgroup_inouが久しぶりにライブをやるので観に行った時に、対バン相手が彼らに影響を受けたパソコン音楽クラブで、ライブがとてもよかったのでそれ以降聴くようになった。
と書いてみて、移転前の新宿リキッドルームで観た記憶が残っているライブってなんだったけなと思い返してみたら、Zwan(スマパン解散後にビリー・コーガンが組んだバンド)と『Sea Change』リリースしたぐらいのBECKのアコースティックライブだった。調べてみるとどちらも2003年のことで、翌年には新宿リキッドルームは閉鎖されて、恵比寿に移転することになる。2008年にコマ劇場もなくなったし、僕が2002年に上京してから見ていた新宿の光景はゼロ年代中には消えていた。

radikoで『川島明のねごと』(ゲスト:モグライダー)と『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(有吉さん夏休みのため、『有吉弘行がいない夏休みSP〜安田のほうれん荘』を。デンジャラス・安田和博さんがパーソナリティ、ゲストがアルコ&ピース・酒井&宮下草薙・宮下)をほぼリアルタイムで流しながらライティング作業をして、少しだけ読書をして寝る。派遣仕事が土日あっても、重いものを運んだり、電車でだいぶ遠くに行ったりしないだけ疲れはそこまでないのでありがたい。

 

9月14日
6時前に起床して朝のルーティンをする。可燃ごみを集積所に出したついでに、近所のセブンイレブンまで。湿気もあまりないし気温もそこそこ、少し秋っぽさを感じる。まあ、結局昼間は30℃近くになって汗ばむ暑さになるのだが。
アイスコーヒーと朝食用のパンを買ってきて、6時半前にはリモートワークのPCを立ち上げてタイムカードを切らずに作業を開始。金曜日が人間ドックでみなし出勤にはなっているけど、10日以降は触っていないのでもろもろ作業とかSlackで連絡がたまっているだろうなって思って。
僕自身の作業はひとつずつ処理していけばいいので普通にやればよかったけど、日曜日にシステム的なことでトラブルが起きているのが、うちのサイトの名前でエゴサをしていたら出てきたので、そちらは社員のほうにSlackで投げておいた。
その後、もろもろとみんなが対応していた。設定ミスといえば設定ミスだけど、ある意味ではヒューマンエラーというか確認ミス。土日の休みに起きちゃうと誰も会社のPCは見ないし、問い合わせとかも対応しようがないので、後手後手になってしまうのは仕方ない。まあ、昼過ぎぐらいには対応が終わっていたので一安心。

作業開始してからSpotifyで『攻殻機動隊』のサントラを流して、8時からはTVerで『ラヴィット!』のリアルタイム配信をBGMに。9時前にタイムカードを切って、そのまま続きを。


二時間ほど先に作業してしまったので、昼休憩と合わせて渋谷に行くことにした。TOHOシネマズ渋谷近くの紀伊国屋書店道玄坂店に寄ったら、保坂和志著『未明の闘争 オーサーズ・カット』が出ていたので買っておいた。この数ヶ月のうちに大江健三郎さんの著書が二ヶ月連続ぐらいで講談社学芸文庫から出ていたけど、次は保坂さんなんだっていう驚きもあって。

 イントロダクション
藤本タツキによる青春漫画 『ルックバック』が、『万引き家族』 『怪物』の是枝裕和監督によって実写映画化された。
漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野と、彼女に憧れを抱きながらも圧倒的な画力を秘めた京本。漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりを、ある日思いもよらない出来事が襲う。原作と同様に、小学生時代から始まるふたりの13年間の軌跡を、繊細かつみずみずしく描き出す。撮影は主に秋田県にかほ市で四季を通して行われ、春夏秋冬それぞれの風景が作品の中に刻まれた。
藤野役を演じるのは、Netflixシリーズ 『舞妓さんちのまかないさん』や映画『か「」く 「」し「」ご「」と「』『万事快調〈オール・グリーンズ〉』に主演した出口夏希。京本役には、『ハピネス』『消滅世界』に主演し、『海よりもまだ深く』をはじめ数々の是枝作品に出演してきた蒔田彩珠が扮する。また、子ども時代の藤野と京本には、七瀬ふうりと岡田六花がそれぞれ起用された。
漫画を描くことに情熱を注ぎ、二度と戻らないかけがえのない時間を共に過ごしたふたり。少女たちの成長と喪失を描く物語が、スクリーンに映し出される。

ストーリー
自信家な小学4年生の藤野は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメートたちから絶賛されていた。
しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本の漫画を目にし、その圧倒的な画力に打ちのめされる。
それ以来、藤野は絵が上手くなりたい一心で漫画を描き続けるが、その差は埋まらず、一度は漫画を諦めてしまう。
ところが卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。
漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりは、一緒に漫画を描き始める。かけがえのない時間を積み重ねていく藤野と京本。しかし、そんなふたりの日々を大きく揺るがす出来事が訪れる――。

是枝裕和監督『ルックバック』の12時前の上映回を鑑賞。お客さんはそこそこ、TOHOシネマズデーで1300円だった。年齢層は平日の昼間に映画館来ているわけだから高い。元々の『ルックバック』のファンというか、藤本タツキファンみたいな若い層は少なかった。
原作となったコミックスも「ジャンプ+」かな、掲載時に読んでコミックスも、アニメ映画も観ているので、なんで是枝監督が実写でやるんだろう、とは思ったし、やる以上はどういう感じになっているのかは見ておきたかった。
ストーリーラインはほぼ変わらないと思う。中学生の藤野と京本が集英社に、正確には「少年ジャンプ」編集部に持ち込んで、そのまま賞に出すことになってはじめて結果が出る号を雪が積もっている中、二人がローソンに歩いて向かって行き、雑誌を手にして自分たちの作品が掲載されているのがわかったときに爆発する喜びのシーン、そこは結果が出るまで無音なのだけど、前方の誰かのスマホの着信音が鳴ってシーンをぶち壊していた。まあ、そのぶち壊し方と着音のまぬけさみたいなものはもう笑いそうになるアンバランスさだった。すごくいいシーンだったし、自分の描いたものが商業誌に掲載されるという喜びのこと、僕もちょっとだけ思い出した。
僕の場合は、『文化系トーク系ラジオ Life』の見学に行った時に知り合いになった編集者さんと深夜の生放送が終わって、始発ぐらいの電車に乗って渋谷駅まで一緒に帰った時に、岩井俊二監督が主宰している「プレイワークス」にいましたと伝えたら、その人が岩井監督のファンだったみたいで、はじめてのライター仕事をくれた。僕はまったく聴いたことのなかったコブクロを特集した『音楽誌が書かないJポップ批評 コブクロ 恋愛ソングで泣く!』というムック本の冒頭二ページの掌編を書かせてもらった。今考えたら無名というか、そもそもライター仕事もしたことない20代のどこの馬の骨かわからないやつも依頼して書かせてくれたな、と思う。でも、あの掌編が載ったムック本を手にして、自分の文章が掲載されているのはすごく感動したし、形になったことで誰かに認めてもらえたみたいな誇らしい気分になったのを覚えている。だから、彼女たちの気持ちが少しはわかると言ってもいいと思う。

小学校時代の担任の先生を宮藤官九郎さんが演じていて、秋田弁なんだと思うけど、すごくいい。ちょうどいい地方にいそうな先生。藤野のお母さんが野呂佳代さんなんだけど、最近野呂佳代使いすぎてインフレ起こしているというか、いい役者さんなんだろうけど、使っていたら安牌的な感じがしてきたので、もうちょっと違う役が見たい。
藤野と京本が持ち込んで、漫画を読み、その後担当となる編集者が菅田将暉で、そんなにカッコいい編集者おらんやろ、とか思ったりはしたが、彼が藤野がプロの漫画家になった時に話したことが印象に残った。
漫画連載が始まりコミックスも売れて、グッズが出るようになってアニメ化して人気が爆発すると、自分の作品なのに自分のものではなくなるような寂しい気持ちになる、売れている漫画家はみんなそれを体験していると話すシーンがあった。
いやいや、君は編集者で何人も担当しているからそういう光景を見ているかもしれないが、藤野は初めてのことだし、実際にそうかもしれないけど、なんか漫画家と編集者の適切な距離みたいで、一人で秋田から上京した彼女がよりさみしい気持ちになっちゃうんじゃないのって思ってしまった。
是枝監督は癖とかフェチとかをもう出さないようにしたのか、生命の色気をどうも感じない。子役の二人も素晴らしいと思うのだけど、なんか記号的で終わってるように思えた。新海誠監督もだし、売れすぎて評価されたら、その奇人の核にあった癖(へき)とかフェチ的なが描写とかストーリーラインだったり、ちょっとしたシーンが薄まったりなくなっていく、だからこそヒットして大衆に届くのだと思うのだけど、やっぱり変態というか、なにかに固執するものがないと深くは突き刺さらないんだなって思ったりした。

観終わってすぐに帰宅してリモートワークの続きを。午後は「三四郎DAY」なので、先々週と今週のアフタートークを「バチボコプレミアムリスナー」で、先週金曜日のをradikoで順繰りで流す。この二回目でちゃんと内容を把握しているところもある。たいてい土曜日朝は派遣仕事に向かう時とかその休憩中に聴いているの、聴き落としているところがちょこちょこある。

菅田将暉が監督&主演「死の谷'95」映画化、脚本にBialystocks甫木元空(コメントあり) 

夕方に少しだけ用事があったので、外出。ついでに寄ったBOOKOFFで青山真治著『ユリイカ』単行本の初刷があったので買ってしまった。2000年発売だけど、かなり美品。たぶん、売った人はほぼ読んでいない。
菅田将暉と甫木元空が青山真治監督の意志を引き継ぐならそれはいいと思う。弟子筋だったり、影響を受けているわけだし。孫的に中上健次的なものも引き受けることになるんだろうなって思ったり。

夜はSpotifyのポッドキャスト『83ライカタ』『トキトケトーク』(ゲスト:しずる池田一真後編)を流しながらライティング作業諸々。明日は派遣仕事を入れなかったので、ライター作業をやって、決めたところまで終わらしたい。

 

9月15日
6時に起床して、集積所に第三火曜日なのでペットボトルを出しに行く。雨は降っていないが曇っていた。
radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながら再び布団でごろごろ。リモートワークも派遣仕事もない、ライティング作業はやるつもりだけど、ちょっとのんびりできる。
8時前に布団から出て、朝のルーティンと最近体調崩したりしてやらなくなっていたスクワットをしてみる。やらなかったからちゃんときつさが戻っていた。ちゃんと継続しないと意味がないのがよくわかる。

Spotifyのポッドキャストで『BAD PHARMACY』と『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:立川志らく師匠前編)を流しながら、ライティング作業を開始。
11時半までに今日やるべきところの四分の一が終わった。やっぱり二十分ちょっとの動画の対談を文章化すると、文字起こしツールで荒目に起こしたものから、実際の動画を聴きつつ、削れるものとか説明がいる箇所とか、ちょっとずつ修正しながら進めていくので多少時間がかかる。でもペースとしては悪くない。

このままだと家から出ないし、雨も降っていないので今のうちにと思って家を出て、代官山蔦屋書店まで散歩と昼ごはんのおかずを買いに。『トキトケトーク』のしずるの池田一真ゲスト前後編をお供に。
小説とか本でこれは、というものがなかったのでおかずだけ買って帰る。家に着くちょっと前ぐらいから小雨が降り始めた。

Bialystocks - 近頃【Music Video】 

昼ごはんを食べてから、新TwitterことXを見たら、夏帆さんと甫木元空さんが結婚したというニュース。すごくおめでたい! 甫木元さんが監督した『BAUS 映画から船出した映画館』で夏帆さんも出演していたし、BialystocksのMVにも出ていたりしたし、そういうご縁があったんだろうな。

夕方まで次のパートのところを文章化していく。なんとなくBGMは鈴木真海子の楽曲を最新の楽曲から過去に遡るようにして流していた。

一休みして少し早めの晩ご飯を食べてから、残り半分を。Spotifyのポッドキャスト『DJ松永ライカタ』『ちょいと日本酒飲んでかない?』『あのと粗品の電電電話』最新回をBGMにして。
寝るまでにとりあえず最後のパートまで終わらす。あと一つをできれば今週中のシルバーウイーク前に、無理でもその前半月曜日までに終わらせて提出できればスケジュール的には問題がないけれど、どうなるか。

今回はこの曲でおわかれです。
YEN TOWN BAND / 「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」MUSIC VIDEO (監督:岩井俊二)

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年8月16日〜2026年8月31日)

8月上旬の日記(2026年8月1日から8月15日分)


8月16日
日付が変わる少し前にうとうとしてしまっていたけど、なんとか寝ずに上旬の日記をはてぶに、半年前の日記と『週刊ポスト』で連載していた「予告編妄想かわら版」をまとめたvol.71-80をnoteにアップして寝る。


7時前に起床して朝のルーティン&スクワットをして、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』とTVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』を、というところだけど、『ゴッドタン』は「マジ歌ルーキーオーディション2026」という企画だった。
「マジ歌」だけはまったくおもしろいと思えなくて、毎年スペシャルもほぼ見ないんだけど、人気があるし続いているから好きな人は多んだろうけど、と思いながら冒頭で停止した。
『オードリーのオールナイトニッポン』を。再来週のスペシャルウイークは二年連続で西武園ゆうえんちのプールを貸切で生放送、三四郎の小宮さんと東京ホテイソンのショーゴがゲスト。これは聴こうかな。


8時半過ぎに家を出た。radikoで『脳盗』と『黒崎煌代のオールナイトニッポン0』をBGMにして代官山蔦屋書店まで散歩。
「黒崎ANN0」は『急に具合が悪くなる』で自閉症の青年役を演じていた俳優の黒崎煌代さんが初めてのパーソナリティー。リトルトゥースらしく、マジでラジオ好きな人だった。照れちゃうのかちょこちょこ自分で笑ってしまう感じと演技している時の落差がかなりある。
ANNのレギュラーパーソナリティーは今のところ俳優は山田裕貴さんと高橋文哉さんしかいないので、もう一人ぐらい誰かいても良さそうな気はする。この土曜日の「オードリー」のあとの「ANN0」はいろんな人をお試しでパーソナリティをやらせる枠でもある。ここではじめてラジオをやる人もいるし、ある種の局側の青田買いみたいなところもある。そういうことをやっているから、新人育成と発掘ができているのは強みになっている。
この前のSUPER DOMMUNE「叛逆のサウンドトラック」公開記念番組 「サウンドトラックの叛逆」にゲストで出ていた中村隆之さんの『ブラック・カルチャー』の新書があったので購入して帰る。

世界を制覇したラップミュージック、社会を映す鏡としてのマーベル映画、ネットフリックスの革命……政治や社会情勢とも呼応しながら、遥かな高みへと達した2010年代のポップ・カルチャー。その進化と変容、時代精神を総括する。日本の文化受容に警鐘を鳴らし、来る2020年代を展望する、過激で濃厚なポップ・カルチャー論。

田中 うーん、だから、言いたかないけど、2010年代というのはレディオヘッドに象徴される価値観が次第に端に追いやられる時代でもあったってこと。それは何かというと、2010年代を通じてさらに浸透していった多国籍企業が牽引するグローバル資本主義に、真っ向から楯突こうという意志であり、ごく身近で切迫感のある問題意識から来るマイノリティの当事者性が次第に凌駕していった社会全体を見通そうとする客観性であり、本来の意味におけるリベラリズムだということ。ただレディオヘッドというバンドは、そうした潮流――彼らの活動に直接的に繋がる部分で言えば、音楽業界における構造変化にずっと楯突いてきた。21世紀になってからの20年近くずっとね。(P62より)

家に帰ってから、昨日夜に少しだけ読んでいた宇野維正/田中宗一郎著『2010s』の続きを。『田中宗一郎 SIGN PODCAST』をseason1 から聴き返していたり、宇野さんのスペースを聴いたりしている流れもあって、刊行時に読んで以来のこの書籍を読み返してみている。

14時過ぎに家を出ると雨がかなり降っていた。傘を差しても服が濡れるほど勢いが強かった。とりあえず、渋谷駅まで行くしかないので、30分ちょっと歩いて行く。
行き帰りのBGMは「SIGN PODCAST」season 5の「レディオヘッドとThe Smileをひたすら多角的に読む」というのを聴いていた流れで、The Smileの1stと2ndと3rdと「Live at Montreux Jazz Festival」のアルバムを順繰りで。
サマソニ26で2027年にradioheadのライブがある(サマソニなのか単独かはわからないけど、夏の時点で匂わせているから単独なのかなって思うけど、来年のサマソニのヘッドライナーという可能性もゼロではないし、それもありつつ単独もあるのかも)らしいけど、個人的にはThe Smileのライブの方が観てみたい。

The Smile - You Will Never Work In Television Again (Live at Montreux Jazz Festival)



大手町駅のC3出口直結のよみうり大手町ホールで三四郎単独ライブ『道徳ノ日本男児 舞』東京凱旋公演を。先月、草月ホールの東京公演を観ているが、凱旋公演という追加公演なのでとりあえず取っていた。小宮さんの「親父」こと豊田章男会長がサプライズで来たりするのかなとか、そういう邪な気持ちも少なからずあった。
ネタは基本的には草月ホールと見たものと同じであり、観客の多くが二度目や三度目の人が多かった。最初に漫才やる時に三四郎の二人が客席に聞いたのでそのことがわかった。最初の寝起きドッキリのネタの反応が重くて、終わったあとにも拍手がなかったから、気になって聞いたら大抵の人が二度目だったりした、ということ。
実際のところ、周りもそもそも単独ライブに来るぐらいのファンなので、笑いが起きやすいけど、明らかに草月ホールよりは笑いの量は少なかった。すでに知っているネタでもう一度観ても爆笑できるようなネタではなかったというのもあるだろうし、よみうり大手町ホールは多目的ホールだけど、読響メンバーが出演するシリーズや、ピアノ・室内楽などのクラシックコンサートが多数開催されている固い箱のせいか、お笑いライブには向いていないということも影響していた気がする。
僕は途中ちょっと眠くなってしまったのは、ホールの厳かな作りも関係しているかもしれないし、二度目で驚きがなかったのもある。「三四郎ANN0」リスナーであり、ファンだからこそ単独にも足を運んでいるけど、ネタに関しては同一公演で二回も三回も観て、初回みたいに笑えない僕はやはり一回だけでいいなと確認できるものではあった。

渋谷駅で下車して歩いて帰っていたら雨が降り出してきた。洗濯物は家を出るまえに室内に入れていたのでよかった。
帰ってからご飯を食べて、radikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』といういつもの日曜夜のBGMを流しながらこの日記を書いたり、ライティング作業をして読書をしながら寝る。

 

8月17日
6時過ぎに起床して朝のルーティン。スクワットは朝晩と続けているが、体重とかに特に変化はない。代わりにというか、ぐっすり眠れている気がする。途中で目が覚めないのはスクワットのおかげだと思う、たぶん。
可燃ごみを集積所に出してから、そのまま歩いてセブンイレブンに行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買って帰ってくる。
『チャンスの時間』を流しながら、井上伸一郎&永野護著『MAMORU MANIA Reprinted Edition』の続きをリモート開始まで読む。井上さんの新書と作る際に、1996年の井上さんが永野さんについて書いてきたこの本の話って出てこなかった気がするのだけど。実際に読んでみるとかなり当時のことが詳しく書かれているので、あの時どうだったんだろうみたいなことを調べるのにかなり役にたったと思う。井上さんをはじめ編集者みんな忘れてたのか?
井上さんが「アニメック」から角川書店の「ニュータイプ」に移り、同時に永野護さんがサンライズをやめて漫画家になっていく過程が書かれているし、当時のアニメ産業の話も現場を見ていた編集者として書かれているのでかなり重要な一冊であり、資料にもなっている。

お盆がとりあえず終わったらしく、会社の方も休みをとっていた人たちが通常業務に戻ってきた。リモートワークを開始して、金曜日休んで代わりに木曜日出勤する形にしたので、三連休した形になっていた。その間でもろもろ溜まっていたものとかの作業をのんびり進める。
午前中は「三四郎ANN0」dayということで、先々週の「京都スパイダーマン」が出てきた回のアーカイブと先週金曜日の最新回、そしてその最新回のアフタートークを聴きつつ作業を。
昼休憩の時に散歩がてらあおい書店に行ったけど、特に気になる新刊はなかったので、オオゼキで昼ごはんの惣菜を買って帰る。

午後からは「SIGN PODCAST」の続きを。S6でドラマ『アトランタ』について語る二回分をBGMとして流して作業をしていた。聴いているとまたseason 1から見直したくなる。トークの中でも出てきたけど、season 3が最高傑作というのはすごく同意。メインキャラが出ないエピソードもあるけど、主演のドナルド・グローヴァーと監督のヒロ・ムライコンビが黒人コミュニティではない、さらにマイノリティの側だったりするからこそ、描けているものがある。
こういうドラマは日本では難しいのはわかる。当事者性の問題もあるけど、キャンセルカルチャーやレイシズムの問題をユーモアとアイロニーを込めてドラマにしてしまう知性と勇気、批評性的にも語られるべき作品だし、もっと見られて知られてほしい。

14時過ぎには明日の派遣仕事の詳細がきた。去年の夏にも行った記憶がある中野区の現場だった。最近は渋谷とか近くにばかり行かせてもらっていたので、そろそろハズレが来るだろうなって思っていたら、来た。
問題は十人も派遣スタッフがいて、僕ともう一人の人が二人班長という体制、しかも半分以上がうちの派遣ではない、人が足りないから他の派遣から呼んでいるパターン。そこの会社の人はまあ動かないし働かない、あと大丈夫かという老人が多いので明日の搬出入という力仕事になる可能性がある場合だとまず役に立たないし、戦力にならないと負担が増えるという何重苦なんだと今日から考えると憂鬱になってしまう。
とりあえず、歩いて行くと一時間半かかるが、丸の内線の集合場所の駅まで電車で行こうとすると渋谷駅まで歩いて副都心線新宿三丁目駅で乗り換えると電車には20分ほどだから合わせて一時間ほど。6時に家を出て渋谷まで歩いて電車に乗れば、集合時間の7時20分前には余裕で着く。うーむ、悩む。


いつもよりは少し早めにリモートワークを終わらせて、久しぶりに湯船ではなくシャワーだけ浴びて、洗濯機を回す。明日派遣仕事で風呂に入るし洗濯機は回すのだけど、土日分のものが溜まっていたので、雨が降らないうちに干しておいて明日の洗濯の時に取り込んで、入れ替えようと思った。
radikoの特別番組『太田光と15人のしゃべり手』のロバート・秋山竜次ゲスト回、Spotifyのポッドキャストで『ライトニングカタパルト』『トキトケトーク』(生方美久ゲスト後編)の最新回を流しながらライティング作業を。寝る前に『MAMORU MANIA Reprinted Edition』『2010s』『「学問」の本筋』を少しずつ読んで寝る。

 

8月18日
5時の目覚ましで起きて朝のルーティンをしてから出発の準備を。気温もそこまで高くないので中野坂上駅まで歩いて行くことにした。

5時半には家を出る。一時間半ほどかかるので7時過ぎに着いてもだいぶ余裕がある。できるだけ暑くなくて汗をかかない時間帯に歩く。最初は『BAD PHARMACY』最新回を。そのあとに『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:ヨビノリたくみ)を聴き始めた。この教育系YouTuberのヨビノリたくみさんって人前に『視点倉庫』に出てたなって気がして、声の感じが自分に合わないなと思った人なので聴かなくてもいいやって。
「SIGN PODCAST」のS7の「お笑い地政学」の続きを。豊田圭美さんと宇野維正さんのダブル・ホストに西村紗知さんとおぐらりゅうじさんゲストだったけど、これが聴きごたえがあった。内容には関係ないけど、豊田圭美さんという女性の声は吉岡里帆さんの声になんか似ている。ほどよくやさしい感じがする。
ウエストランドが「M-1」を制したあとの収録のようで、「人を傷つけないお笑い」とポリティカル・コレクトの時代の話など、お笑いから現在の日本社会を読み解くものでもあったし、まだ松本人志が表舞台からまだ消えていない時期だけど、『ラヴィット!』の話とかかなりクリティカルでおもしろかった。


7時過ぎには集合場所に到着。近くのセブンイレブンで飲み物を買ってきたら、もう一人の班長さん、何度か仕事をしていて頼りになる人だったので一安心。僕と彼の二人班長体制で全員で十人とわりと大所帯。
去年も来た公共施設の改修工事期間に、家具という名のデカい机とかロッカーとかもろもろを4トントラック六台分を搬入する作業。一番上は四階を登るしかないし、デカくて重いのは六人で持って行くみたいな感じだった。午前中に三台分、午後に三台分搬入して言われた場所において、それを保護していた段ボールとかを取ったりしていたら16時半近くになって終了。人数がいるけど、重いものをずっと運んでいるので握力や筋力がどんどん落ちて行くのでしんどい。なんとか怪我もなく終わったらからいいや。

昼休憩の時にラジオ好きな友だちから新TwitterことXのDMで四千頭身の都築がイベント会場で女性に痴漢をした東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されたというニュースのURLが送られてきていた。もう、なにやってたんだよ。しかも6月ってことはラジオのイベント前だし、酒飲んでいたというのは言い訳にもならない。
まだクスリとか軽い暴行事件なら反省して出てきても多少ネタにもなるし、なんとかなりそうな気がするんだけど、これは性犯罪だからパーソナリティを一人でやっているラジオも難しくなってしまう。ネクストラジオスターがこういうことでそのチャンスを手放してしまうのか。もう、バカみたいに一人のラジオで輝いていたのに、ほんとうにもったいない。
ラジオつながりで定期的に遊んでいた話をしていたDJ松永や、彼をラジオで見出すことになって交流もある三四郎(相田さんはこの前、都築に呼ばれて新幹線の最終で京都に行ったというトークもしていたばかり)は、今回の件は触れにくいだろう。
かばいようもないけど、どこまで怒れるかというと疑問もあるし、触れることで自分たちもなにか火の粉をかぶってしまう可能性があるなら触れないほうが賢明ではあるし、彼らのラジオやポッドキャストをいつも聴いている人なら、そこに触れなくてもいいと思うんじゃないだろうか。
どちらかというと「JUNK」やっている伊集院さんや太田さんやおぎやはぎのほうが年齢も関係性も離れているからまだある程度は触れる可能性がある。
都築はゆとりくんがやっている会社yutoriの傘下というか、そこに協力してもらってファッションブランドをやっているのだけど、上場してる企業としてはコンプラ面とかも考えたら、しばらく彼のブランドは休止とか活動を停止するしかないだろうなって思っていたら、そういうニュースものちほど出た。
都築は芸人ではあるけど、それを足場にして今はラジオのパーソナリティーとして、自分のファッションブランドをがんばることで存在感を出している。この状況は表立ってみんな手を差し伸ばしにくい。あと今回の件で浮かんだのは彼がラジオでよく話している年の離れた高校生の弟もしんどいだろうなって、夏休み中だけど、学校行くのも嫌だろうし、兄ちゃんと仲良くて慕っているのもわかるようなエピソードがあっただけにかわいそう。


帰りも歩いて帰ることにして、Spotifyのポッドキャストで『DJ松永ライカタ』『あの粗品の電電電話』最新回を聴きながら。聴き終える頃にHYUKOHのニューシングルが配信にアップされていたので何度もリピートして、他の曲も久しぶりに聴いてみる。
HYUKOHのライブは今は無き、スタジオコーストの一回だけで、Sunset Rollercoasterと一緒にアルバムを出してツアーで日本に来た際の豊洲ピットのライブに行かなかったことがいまだに悔やまれる。なんであの時僕はいなかったんだ。

HYUKOH(혁오), Sunset Rollercoaster - Young Man (Official MV)

HYUKOH(혁오) - Godspeed! (Official MV) 



帰って速攻で湯船に浸かる。重いものも運んだし、結局行き帰りで三時間歩いているから足がパンパン。買ってきた肉とか焼いて食べて、あとは日記を書いたりしているだけで眠くなる。夜は読書とかライティング作業を諦めて早めに寝る。

 

8月19日
6時に起床していつものルーティンをしてから、セブンイレブンにアイスコーヒーを買いに行く。気温としてはまだ暑くはないけど、天気予報を見るとお昼過ぎには30℃を越えるようなので、暑すぎないノーマルな夏の一日っぽい。
7時前にはリモートワークのPCを立ち上げて作業開始。『ビュロー菊地チャンネル』の「大恐慌のラジオデイズ」最新回を聴きながら。9時前にタイムカードを切る。聴き終わってからはradikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』を作業のお供に。
「爆笑カーボーイ」は太田さんがNHKにまた行った際に『豊臣兄弟』の主演の仲野太賀&池松壮亮コンビとまた会った時に、日大卒業の池松さんにナイツの土屋が日大の芸術学部美術学科に入学したことを「美大に入学した」と言っている件について、どう思うと聞くという、朝ドラ主演の三上愛同様に同じことを聞いていた。二人とも同じ反応だったというちゃんとしたオチがついていた。さすが勘がいいと太田さんも笑って話していた。


お昼前に世田谷駅近くにあるHUTCHERSONというお店の前で友だちと待ち合わせ。揃って入店して二人ともカツ・ビンダルーを注文。行く前にネットで見たらカレー専門雑誌とか世田谷特集とかで見たことがあるカレーだった。
カツとルー合わせると美味しい、お米は少し縦長な感じだから日本のお米じゃないのかな、でも、このルーと合う。二人とも20分もしないうちに完食して、近くにある落ち着いた喫茶mammalというお店に移動してお茶を。僕はミルク珈琲を注文して、もろもろと世間話。

家に帰ってからリモートワークの続き。BGMは「SIGN PODCAST」の「ジークアクス」劇場版公開後のものを。ここで「初期衝動」という言葉は亡くなった『ロッキング・オン』の渋谷陽一さんが作った造語という話を宇野維正さんと田中宗一郎さんが話していて、ビックリしたし、初めて知った。
「ターンエーガンダム」で使われた「黒歴史」という単語はもはや一般化したけど、元ネタというか初出が「ターンエー」だと知らない人が大半だろう。「初期衝動」という言葉も渋谷さんの造語なら、自分も当たり前に使ったりしていたものだったけど、ある程度昔には存在していなかった、使われていなかった言葉ということになる。知らないで使ってしまう言葉ってほんとうにたくさんあるし、こんなふうにある時期までなかったということを知らないものもあるのが言葉の不思議。

15時前には明日の派遣仕事の詳細が来た。今まで行ったことのない会社だったけど、場所が神保町駅と水道橋駅の間ぐらい。クロスと巾木剥がしと搬出作業らしい。
派遣スタッフは僕一人だったので現場に行ってしまって職人さんと合流すればいいので、気は楽。クロス剥がしは何度かやったことあるけど、コツがいる。どのくらいの広さの部屋なのか、何部屋をやるのかでだいぶ終わり時間がかわりそう。リモートワークの会社が神保町駅に移転してから数回しか行っていないのに、そこの仕事がない日にほかの仕事で神保町に行くのはなんか変な気持ち。
家を7時に出て、半蔵門線渋谷駅に乗れば8時過ぎに神保町に着くし、駅から現場も5分ぐらいの距離なので、そこまで早く起きなくてもいいというのはありがたい。

 知られざる「中国の怪談」から見える都市の実像、政治の虚像

「imageが出る」――中国のある大学ゼミの一幕。教壇に立った著者たちが投げかけた「皆さんの知っている都市伝説を一人一人、日本語で話して下さい」という問いに、ある学生はこのように答えた。「幽霊」を極端に婉曲しようと発されたその英単語には「唯物論の国家」における都市伝説事情がこの上なく表現されている。本書は、都市伝説を地図にプロットする前田愛の手法や、柳田國男や宮田登をはじめとする民俗学の世間話研究を援用し、物語る人々を統治し、物語で人々を統治しようとする政治と、「怖い話」のなかに市井の肉声を探る類例のない中国都市文化論である。浅野龍哉による「まんがで読むA市都市伝説」と都市伝説集を収録!

リモートワークが終わってから、『小嶋陽菜のライカタ』最新回を聴きながら、あおい書店に行って、本日発売になった大塚英志/浅野龍哉著『中国A市の事例 唯物論と都市伝説』を購入。
夜は昨日重いものを運んだりしたせいか、筋肉痛というか体がちょっと疲労感が残っているので入浴剤を入れて湯船に浸かる。あとはライティング作業をして『中国A市の事例』を少し読む。

 

8月20日
6時に起床して朝のルーティンをして、出発の準備。家を出るまでradikoで『きしたかののブタピエロ』を聴いていた。7時前に家を出て、半蔵門線渋谷駅へ向かう。陽が当たる場所は夏っぽくて日差しもそこそこ強かったが、まだ外を歩けて問題のない気温。
集合場所というか派遣仕事の現場の最寄駅は神保町駅だったけど、早めに着きそうなのがわかったので九段下駅で降りて、現場に向かった。


8時20分前には呼んでくれた会社の職人さんと合流して建物の中へ。二部屋のクロスと巾木剥がし、ごみ出しと清掃という話だったけど、その人は他の場所に打ち合わせに行ったり、違う作業をもう一人来た職人さんとやっていたので、ほぼ一人でクロスと巾木剥がしをやった。
最初の部屋は北と南の壁だけだったし巾木は取らなくてもよかったので二時間もかからなかった。もう一部屋は東西南北の壁のクロスと巾木を全部取らないといけなかった。さらにその部屋は天井を他の業者さんが白いペンキを塗り直していた。
その職人さんたちは海外の人で、セルガルの人かなって僕はなぜか思った。二人が話している時の言語がまったく聞いたことのないもので、会話なのはわかるけど、何を言っているのかまったくわからなくて、そういう音がしている空間でクロスを剥がしていると、なんだろうこの空間って思っていた。
昼休憩のあとも広いもう一部屋のクロスをどんどん剥がして巾木も全部取ってごみをまとめた。職人さんは他の作業をしていたので、言われたように作業をした部屋に掃除をかけて清掃して最後はその人のバンにクロスとかのごみを詰め込んで終了。

終わったら15時過ぎだった。もう少し早く終わるかなって途中で思ったんだけど、ごみとか掃除が30分ぐらいかかった。まあ、火曜日みたいに重いものをずっと運ぶということよりは室内でエアコンもかかっているし、難しい作業ではなかっただけマシか。
歩いて九段下駅に向かって電車に乗って渋谷駅へ。いつも通り歩いて家路へ。帰りはHYUKOHとSunset Rollercoasterのコラボレーションアルバム『AAA』のライブ版を聴きながら。

家に帰ったら、Amazonで頼んでいた大塚英志著『私家版「妹」の運命: 少女フェミニズムと近代小説』が届いていた。
湯船に浸かって洗濯機を回して、晩ご飯にざるラーメンを作って食べる。最初の何口かは美味しいけど、途中で飽きる。どうしても飽きてしまう、でももったいないから食べる。夏だし冷たい麺食べたいという気持ちだけでなんとなく買って、ご飯食べようと思わない日に食べるけど、すぐに満足感がいっぱいになる。家で食べるもんじゃないかもしれない。


Spotifyのポッドキャスト『永野はミスターTBS』(ゲスト:三宅香帆三回目)と『視点倉庫』(ゲスト:小川哲)とまた三宅さん祭りな感じもする音声コンテンツDAY。永野さんとのトーク、最後の方でたぶん永野さんが相手だからこそ話題に出た話があって、これの続きを『視点倉庫』でやってほしい。

けもの - 新しい誕生日 

 

8月21日
6時前に起床して朝のルーティンをして、セブンイレブンに行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。そこからradikoで『岡野陽一の肉の塊』(ゲスト:山添寛)、『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』をBGMにしつつ、リモートワークをタイムカード切らずに作業開始。
「肉の塊」は週刊誌に撮られた山添ゲスト回。二人のテンションと会話のスピードがとてもいいしおもしろい。ほんとうならこのラインナップに『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』が入っていたはずだけど、残念ながらもうあの番組は放送されないのだろう。
とは思うのだけど、アンジャッシュの渡部さんが地上波にはなかなか復帰できなかったけど、ネットとかには出るようになったことを考えるとどのくらい可能性があるのか。不倫と痴漢(知らない女性の下半身を触ったりしている以上、その言い方になる)なら、不倫は妻や夫というパートナーが許してくれたら、なんか復帰できる感じはあるけど、痴漢はまったくの他者だから難しいだろうな。

【祝福か、修羅場か、ふたりの〈ドラマ〉の行方は?】
ボストンのカフェで運命的な出会いを果たしたチャーリーとエマは、この上なく幸せな日々を送っていた。結婚式まであと7日と迫った夜、付添人の親友夫婦と4人での食事中、これまでにやらかした最悪の行いを告白することに。軽い気持ちで始めたゲームだったが、エマの【最悪の秘密】に全員がドン引き。チャーリーはエマには想像を絶する別の顔があるのではないかと恐れを抱く。幸せの絶頂は一転、疑心暗鬼のどん底へと墜落するが、結婚式の準備を止める術はなく、遂に当日を迎えるー。


先が読めない展開に驚き!A24新時代を象徴する『ドラマなふたり』を激推し【宇野維正のMOVIE DRIVER】 



9時前に家を出て渋谷のヒューマントラスト渋谷へ。A24制作のクリストファー・ボルグリ監督『ドラマなふたり』を。上映時間分以上は先に作業して、昼休みを移動時間にあてるパターン。初日だけど、そこまで観客は多くない、二十人はいない感じかな。男女は半々ぐらい、世代もバラついている。
試写で一度観ているけど、やっぱりA24作品だし劇場でお金を払って観たいなと思って。今年日本で公開されたものだと現時点で試写も含めると、『ウォーフェア 戦地最前線』『マーティ・シュプリーム』『OCHI!オチ』『スマッシング・マシーン』『マテリアリスト 結婚の条件』『the moment/ザ・モーメント』『ドラマなふたり』『バックルームズ』と今年すごい当たり率が高い。
一時は10作品みたら3作品ぐらいがよくて、他はどうしたもんかなみたいなものがあった気がする。3作品の一つがアカデミー賞取っちゃうクラスだったりはしたのだけど、今年は『マーティ・シュプリーム』は個人的には年間一位になると思うけど、『ドラマなふたり』『バックルームズ』のこれから公開作品が強いという印象。
ゼンデイヤとロバート・パティンソンが主演というだけでめちゃくちゃ強い。「MOVIE DRIVER」で宇野さんが言っていたけど、日本だと広瀬すずと横浜流星みたいなコンビで俳優のクラス。
クリストファー・ボルグリ監督作品は『シック・オブ・マイセルフ』『ドリーム・シナリオ』と今作で三作目で、前二作はそこまで響かなかったけど、観て爽快みたいな作品ではない。人間の抱えているものとか仄暗さみたいなものを彼なりの視点で描いていて、作家性は強い。好き嫌いはわかれそうだけど、いやなあところをちゃんと突いてくるので、無視もできないというところがある。
今作におけるゼンデイヤ演じるエマが過去にやらかした最悪の行いを告白してから一気にトーンが変わる。そこから人間関係の変化や結婚式も含めて二人を中心に彼らが思い描いていたものとズレていく、コメディであり二人には悲劇が訪れていく。彼女の秘密は試写のときにも感じたけど、日本だとあまりピンとこなかったり、そこまで悪いことだろうか(行動はしたが最終的に実践していないため)と思うのだけど、アメリカだと反応がかなり過激になるんだなっていうのも文化や歴史の違いを感じさせる。
個人的には冒頭の二人の出会いがエマのあることによって、ロバート・パティンソン演じるチャーリーとあるやり直しをする。エンディングでも二人はある種それを繰り返すようなやりとりをする、その終わり方がとてもチャーミングだしラブコメとしても素敵だなと思った。


帰りに池尻大橋駅のあおい書店で松尾スズキ著『物件漂流記』を購入。目次にも出てくるが、松尾さんは昔三宿の一軒家に住んでいた際によく見かけていたのもあって、読んでみたいなって思った。
夜にこの本は読み切ってしまった。昔、緑道で目が合ったら「お前俺が松尾スズキだとわかってるだろ、声かけんなよ」と言われてる気がして、話しかけたことはない。その三宿の一軒家を譲り受けたライターさんはちょくちょくすれ違う。
最後の方に大人計画の名前が変わって、主宰で始めた松尾さんが会社から出たと書いてあり、なにか現在進行系で解決していないみたいで詳細は書けないみたいだが、かなりムカついているみたい。ビートたけしがいなくなったオフィス北野的なものだろうか。
書籍の中では誰も自分をちゃんと褒めてくれないと嘆いていた。確かに宮藤官九郎や阿部サダヲを含め劇団員はみんな生き残ってる(喧嘩別れした温水さんやクスリで捕まった村杉蝉之介もいるが)。16歳の星野源や18歳の本谷有希子に演技指導したのも事実なので、松尾スズキさんは人材輩出しまくってるのは事実だし、そのことはもっと評価されてもいいのも確か。

帰ってすぐにリモートワークを再開。昼飯は簡単に済ます。週次定例をしたりして、今後の作業内容が大まかだけど決まってきた。忙しすぎないけど、個人的にやりたいこともそこに含まれているのでうまく実現させたい。
14時過ぎに明日の派遣仕事の詳細が来た。二度ほど呼ばれたことのある会社の搬入の手伝いだった。初回は大掛かりな搬入で、二回目は搬出だったが、明日は現場からするとそこまで量が多くはない搬入になりそう。火曜日の現場の最寄り、集合場所が丸ノ内線中野坂上駅だったのだけど、明日は同じく丸ノ内線新高円寺駅だった。歩いていくと火曜日とほぼ変わらない、一時間半ほど。電車で行くとしたら最寄りの三茶駅からだと半蔵門線直通の田園都市線に乗って、永田町駅で丸の内線に乗り換えると40分ほどかかる。最寄り駅から一時間以内のところに行かされることにはなっているのだけど、すごい遠回りではある。
中央線、丸ノ内線、京王線、小田急線、田園都市線と上から並んでいるけど、そこを縦に繋ぐ路線がないために永田町まで出るというすごい無駄感がある。明日は雨でもないし、派遣スタッフは僕だけなので新高円寺駅に行く必要もないので直接普通に歩いていくことにする。

リモートワークが終わってから夏休みでお休みしていたニコラへ。アイスコーヒーを飲んでから、タバコにはやっぱりホットのほうが合うなって思って、アアルトブレンドを。一週間に一回はニコラでコーヒー飲まないと落ち着かない。僕はルーティンをできるだけ壊したくないタイプ。

夜は『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』最新回や『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』(リチャード・リンクレイター最新作『ヌーヴェルヴァーグ』とジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』についての二回)を流しながらライティング作業を。寝る前に『物件漂流記』『中国A市の事例』の続きを。

朝起きた時に上唇の右側に違和感があって、またやってきたよと思っていたものがお昼過ぎぐらいからどんどん存在感が増してきて、夜には完全に口唇ヘルペスのいつもの感じになった。明日ぐらいには膨れたところが破れて、それが治るのに一週間ぐらいかかる。口唇ヘルペスができたってことは免疫が弱くなっている&精神的にストレスがあったということなので、ちょっと油断したら夏風邪引いたりとか一気に体調崩しそうなので気をつけないとヤバい。

 

8月22日
毎度お馴染み、宇野維正さんの新TwitterことXのスペースを聴いていたら寝落ちしてしまっていた。6時過ぎに起床して朝のルーティンをして、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(ゲスト:東京03飯塚悟志)を聴きながら出発の準備を。9時過ぎに新高円寺駅近くの現場に着いていればよかったのと、気温がそこまで高くなかったので7時半前に家を出て歩いて向かう。


行きと休憩中のBGMは土曜日のお耳の相棒的な『三四郎のオールナイトニッポン0』最新回と『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』四回目を。さすがに三四郎の二人は都築について触れなかった。触れたらいつも通りのテンションでラジオができなくなるだろうし、そこでふざけたことはいえないし、そういう判断になると思う。
来週のスペシャルウイークのゲストは、「京都のスパイダーマン」の正体疑惑のあるこたけ正義感とパーパー・ほしのディスコになると発表があった。こたけがディスコの謎すぎる絡みでブチギレたり困惑する放送になりそうだけど、珍味回になるか、あるいは滑り続けるかどっちかだろうか。

下北沢駅の先で環七に入って、そこからずっとまっすぐ北上。神田川と善福寺川を越えて青海街道とぶつかるところの近くが現場だった。9時前に到着していたので、その辺りを新高円寺駅方面とかに向かって歩いたりしてぶらぶらしていた。
なぜか見覚えがある光景だなって思っていたのだけど、だいぶ前にマンションの一室の解体現場のごみ出しだけをしたところと今日の現場は50メートルも離れていないところだった。
まいばすけっとのリニューアルで冷ケースを搬入するのを手伝う作業。呼んでくれた会社の人は一人で初めましての人だった。が、搬入を担当する会社の人たちも六人ほどいた。その人たちが一次で、呼んでくれた会社が二次で、僕は三次みたいな感じだった。なので、呼んでくれた会社からすると二人いると言われたけど、他の現場とかもあって一人足りないので僕の会社に一人派遣してくれという感じだったのだろう、たぶん。
9時半から作業を開始。クレーンアーム付きトラックを含めて三台分の冷ケースを全部で十数台店舗の中に入れていく。クレーンでまず下ろしてそこに台車を入れて人力で押して店舗の中の指定された場所に運んでいく。入り口の高さと冷ケースの高さがギリギリだったり、上部についたパーツを外したり、台車を外して梃子の原理を使った小さなタイヤ付きの道具でうまく店内に入れたりする。
午前中には搬入自体は終了した。昼休憩は店舗内は工事中だし中にいていいという雰囲気もなかった。入り口に道具を置いているけど、そこで休憩できる感じでもない。普通の青海街道沿いの歩道がすぐ横なので難しい。「三四郎」関連を聴きながら周りをぐるぐると歩いて、ローソンで昼食を買って近くの公園で食べて休んでいた。
午後からは搬入した冷ケースのパーツが動かないようにしたテープとかを外したり、とかの作業を僕と呼んでくれた会社の人でやって、大元の会社の人たち冷ケースの設置(排水が流れたり電源とかいろいろ)をやっていた。14時半には作業が終わった。

丸ノ内線に乗って永田町駅で半蔵門線に乗り換えて渋谷方面というのもありではあったが、歩いて帰っても16時ぐらいには着くので歩くことにした。環七をまっすぐ南下して、代田橋駅や新代田駅を過ぎた辺りで雨が降り出して、どんどん強くなっていった。もうびしょ濡れだけど、家に帰るしかない。
淡島通りに入ってサミット方面に向かっていたが、もう土砂降りでお店とかの軒下で雨宿りしている人がたくさんいた。もう、濡れているからどうでもいいし、帰って風呂に入るのでいいやと進んだ。
家に着いてから速攻で風呂に入った。最初は湯船を溜めようと思ったけど、そんな時間もないしびしょ濡れだから風邪をひかないために早くお湯をと思って、シャワーを浴びた。風呂から出てちょっとだけゆっくりしたけど、着替えて傘を持って家を出た。最初は小雨だったけど、渋谷に着く頃にはズボンの下の方がずぶ濡れになっていた。どうしようもないけど、やっぱり現地観たいなと思って。

毎年大反響、業界内配信視聴率の異常な高さだけでなく、昨年は会場も超満員となったサマソニ翌週開催の「ポップカルチャー事件簿」。

今回、宇野は「インフレも円安も止まらずカルチャー界隈も”ポリティカルゾンビ”(©︎宇野維正)だらけ。もう『ポップカルチャー事件簿』なんて呑気なタイトルにしてる状況ではないのでは?」と提案するも、柴からは「いや、業界の中枢に食い込んでクロ現に出る身になった今の自分だからこそ、ゾンビたちには見えない本当に大事な”事件”についてはここだけでしっかり話したい」と返答。ならばと、あらゆるものに引導を渡す覚悟を決めて真剣勝負でいきます!

世界的現象になりつつある『ちいかわ』、フジ&サマソニ、ここにきて爆発的活況となっている映画シーン、明らかに潮目が変わった音楽シーン、剥き出しの現実と接続するようになった国内アニメ。果たして2026年のポップカルチャーは「どん詰まり」なのか「狂い咲き」なのか。なかなか未来が見通せない時代ですが、その活路について2人で徹底的に語り合います。そして、最後には会場の皆さんとも一緒に「なんとかなれーッ!」と時代に一石を投じることができればと思ってます。

Loft9で「宇野維正 × 柴那典 ポップカルチャー事件簿 2026年夏編」を。毎回ではないけど、開催されるとある程度は足を運んだり、来れないときは配信で見ているイベント。柴さんが言われていたアンダーorオーバー40のボカロ文化を受容していたかどうかでAdoとかへの感覚が違う話というのはすごくわかる。僕はまったくAdoがいいとは思えないし、聴きたいと思わないのだけど、たしかにボカロ文化に影響をうけていないし聴いてもいない。そこが分水嶺になっている可能性はかなり高い。
新しいサマーソングのヒット曲がなかったり、アニソンヒットがなくなったという話は停滞期というキーワードが出ていた。
宇野さんが担当というか詳しい映画に関しては、アメリカでは若者が映画館にたくさんやってきていて、40歳以上がコロナパンデミック以降劇場にこなくなった。『オブセッション』『バックルームズ』の爆発的なヒットもその若者たちが牽引している。
日本だとそういう状況ではないものの、Jポップというか音楽もそうなる可能性がある。サマソニのラルクは最高だったけど、それでいいのかっていうのとフェスに出ない大物カードは宇多田ヒカルとかほとんどない。BE:FIRSTが毎年出るフェスになっているのがサマソニ。来年はラインナップ見てから翌週にやるか考えるという話も出ていた。
宇野さんが映画の興行分析をしているからブレない話もあって、数字をちゃんと見ていると自分の思い込みとか誰かの意見に流されない。事実として数字があると、頓珍漢なことを言ってるとかがわかってしまう。
あと糸井重里やっぱりすごい話が出たりとか、最後に宇野さんが柴さんに仕掛けたというか、本音を言わそうとした時にちょっとピリピリした緊張感があったのもトークで客を呼んで配信を売るために、ただ話がおもしろくて知らないことをその場だけの内緒的に聞ける以上の価値を提供するというサービス精神も感じるし、その人がなにを言っているかに価値がどんどん出てくる以上、そういうことが必要なんだという意志も感じた。
終わったら雨は止んでいた。さすがに今日は新高円寺まで行き帰り、渋谷まで行き帰りしたので20キロ以上歩いていた。歩き過ぎた。しかも、二回大雨に降られた。

 

8月23日
23時ぐらいには寝落ちしたら、深夜の2時ぐらいにスマホの地震警報アラームがなって、すぐに大きな揺れが来た。震度4ぐらいだったと思うけど、久しぶりに大きかった。東日本大震災以降このぐらいの揺れは何度もあったせいか、そこまで驚かなかったのはよくない慣れだ。部屋の中のものが揺れで下に落ちたりもしていないというのも多少安心感につながっている。

午前中はradikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』『脳盗』『オードリーのオールナイトニッポン』をBGMにして、「予告編妄想かわら版」のnoteにアップするもの下書きとか、ライティング作業をいくつか。
11時半ぐらいに家を出る。日差しが強いし暑いけど、凶暴過ぎて外を歩けないというほどではない。宮益坂下にあるル・シネマへ。
道玄坂を下ってスクランブル交差点を抜けるまでは観光客とか多いので、思うよりも時間がかかってしまう。土日の渋谷は人手が多すぎるので、映画とか行くのはできるだけ平日したい。だけど、タイミング的に今日しかなかったので仕方ない。

イントロダクション
1986年に発表された『恐怖分子』は、エドワード・ヤン長編第3作にして、台湾ニューシネマの到達点のひとつである。台北という大都市を舞台に、偶然に交錯する複数の人物たちの運命を、鋭利な構成と冷徹な視線で描き出した本作は、現代都市に生きる人間の孤独と不安を、サスペンスの形式を借りて極限まで研ぎ澄ませた傑作として高く評価されてきた。

『恐怖分子』の恐ろしさは、暴力そのものよりも、誰かの何気ない行為が、別の誰かの人生を思いがけず傷つけてしまう都市の構造にある。現実と虚構、観察する者とされる者、書くことと生きることの境界はゆらぎ、観客は次第に、この都市全体が見えない緊張の網の目でできていることに気づかされる。つながりながら孤立する現代社会を生きる私たちにとって、本作はますます切実な同時代映画として迫ってくる。都会に暮らす人々の不条理や孤独を浮き彫りにした群像劇の傑作である。

ストーリー
80年代半ばの台北。街で起きた銃撃事件を偶然撮影した若い写真家は、その現場から逃げ出した少女の姿をカメラに収める。一方、医師の夫と暮らす女性作家は、新作の執筆に行き詰まり、夫とのあいだにも微かな亀裂を抱えていた。通信機材を取り扱う会社を経営する元恋人、事件を追う刑事、街を漂う若者たち——

無関係に見える人々の人生は、あるいたずら電話をきっかけに、思いもよらないかたちで少しずつ結びついていく。誰かの孤独、誰かの嘘、誰かの欲望。ささいな選択や偶然のすれ違いは、やがてそれぞれの関係に見えないひずみを生み、日常の奥に潜んでいた不穏を浮かび上がらせていく。交わるはずのなかった人々の運命は、静かに、しかし確実に絡み合い、やがて取り返しのつかない地点へと向かっていく。

一日の中で13時からの上映回しかなく、金曜日の公開日から最初の土日の日曜日ということもあってか、ほぼ満席ぐらいお客さんは入っていた。エドワード・ヤン監督の作品は近年リマスター上映されているので、僕みたいにリアルタイムで観れなかった世代もこのタイミングで観れている。大学生ぐらいの若い観客もいたりして、年齢層はバラけていた。
正直なところ、始まってから少し経ったぐらいのところで睡魔に襲われてしまって、少し寝てしまった。ストーリーにあるいたずら電話の部分があまり記憶にない。群像劇なので、登場人物が複数人いる。小説家の女性が元恋人の男性の会社に勤め始めて、文学賞を取ったあたりから、医師の夫が医局での出世争いに負けたりして、暴走というか落ちていくあたりは見どころがあったし、エドワード・ヤン作品は今作を鑑賞したので長編映画はスクリーンで全部観たと思うのだけど、拳銃が出てくる、発砲されるという、なにかの咆哮のほうな形で表現されている印象。寝てしまったのもあるけど、そこまでおもしろかった感じがしない。彼の作品だと『ヤンヤン』『カップルズ』が好きだなあ。

あずさ(夏帆)との関係を“不倫”だと定義されたことに納得がいかない充(松山ケンイチ)から、逆に二人の関係は不倫ではないと言い切れるのかと問われ、うまく答えることができない咲子(蒼井優)と樹生(中島歩)。

そんな中、充はあずさとの“第3金曜日の真実”を語り始める。

一方、樹生は宮内(リリー・フランキー)からあずさが遺した日記帳を受け取る。そこに書かれていたこととは…。

家に帰ってから、19時に元ピカソがあったところすぐのぷくいちに行くまで二時間ちょっとあったので、TVerで『Tシャツが乾くまで』最新回を。
充とあずさがコインランドリーで会うようになって、そこでしか話せなかったことがあった。そういう関係性だったことを知った充の妻の咲子はそれだったら不倫してくれていたほうがよかったというシーンが印象的だった。
だけど、咲子と充のような夫婦だったり、血縁とか信頼を置いている近しい、身近な人だから言えないことを、このさきもう会わないだろうなという他人に言えてしまうこと、その時の開放感と安堵感というものはあると思う。
初期の牧歌的なSNSにはそういう空気があったけど、それはもうなくて、結局リアルでの対面で話をするということになるのだけど、そんな相手を見つけることも話せるタイミングみたいなものはそうそうないという問題もある。


19時からぷくいちでパン生地くんと編集者Iさんと飲み&食べる&話を。22時過ぎてからニコラへ移動。閉店後にも曽根さんたちも一緒にいろんな話をしたら深夜2時ぐらいになっていた。お店を出て、緑道沿いで缶ビールを飲んでさらに話を。家に帰ったら深夜3時を過ぎていた。
思うことがたくさんあるし、グサグサと急所を刺されまくった。それをどうするか、とかはすぐになにかでできるかはわからないけど、楔はめちゃくちゃ打たれた、という一日。

 

8月24日
8時過ぎの目覚ましで起きる。ビールしか飲んでいないし、水もたくさん飲んだ。ニコラでアルヴァーブレンドを最後の方に飲んでいたのもあってか、二日酔いにはなっていなかった。
朝のルーティンをして、さすがにスクワットはできずにリモートワークを開始。昨日、夜聴いていなかった『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をradikoで流しながら作業を。
「サンドリ」では有吉さんが都築のことを何度か話に出していた。ラジオとかでもつながりもある酒井さんも今月のアシスタントだったけど、聞かされていなくてニュースで知ったのだろう。「都築サクラバシ」と「サンドリ」は放送作家の福田さんがどちらも手掛けているけど、この日は福田さんが休みだったため、有吉さんからの攻撃はされずに済んでいた。
先週の週次定例で話していたことを進めてよくなったので、取材の申し込みをしたりとか、基本的には忙しくなかった。二日酔いではないけど、さすがに19時から深夜3時近くまで飲んで話をしていたので喉が枯れていて、少しだけ体がだるかった。

午後からは「三四郎ANN0」DAYということで先々週のアーカイブと金曜日の最新回、そのアフタートークを流しながらリモートワーク。
15時ぐらいに明日の派遣仕事の詳細が来た。集合場所が中央線国立駅だった。遠い。ただ現場は他の人たちから聞いたことのある学校施設で、たいてい卒業式とかの前に椅子を並べたりするときに呼ばれるみたいなところだった。
明日は僕一人なので、そういう作業ではなさそう。あと呼んでくれている会社は二回ほど行っているけど、基本的に投げっぱなしなので、その会社の人は来なくて現場監督とかの指示に従って作業する形だった。作業自体は清掃ということなので、早く終わる可能性もなくはないけど、どうだろう。
現場住所をマップアプリに入れて我が家から最短で行けるルートを見ると田園都市線溝の口駅で南武線に乗り換えて、谷保駅で下車して歩くと一時間十五分ほど。下北沢駅まで歩いて小田急線に乗って登戸駅で南武線に乗り換えて谷保駅で下車して歩くルートはほぼ同様の時間だった。気分としては下北沢駅まで歩いていって登戸駅乗り換えかなあ。


リモート終わってから『83 ライカタ』最新回を聴きながら横になっていた。右肩あたりが起きてから少しだるかったけど治らずに違和感が残っている。これは下手すると体調崩すパターンかもって思って、早めに寝る。最近口唇ヘルペスできていたし、免疫がちょっと弱まっていたり、ストレスがたまってきている可能性がある。こういう時は寝るしかない。

 

8月25日
6時に目覚ましをセットしているのに、5時過ぎに目が覚めてしまった。radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながらベッドでごろごろしていた。6時前には起きあがって、朝のルーティンをしてから出発の準備。とりあえず、歩いて下北沢駅へ向かう。

行きはSpotifyのポッドキャスト『BAD PHARMACY』最新回とradikoで『滝音のオールナイトニッポン0』を。『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』は先週に引き続きゲストが教育系YouTuberのヨビノリたくみさんで、なぜか特別編で20分もなかったので聴かなくていいや、とスルー。
『BAD PHARMACY』は藤原ヒロシという人のおもしろさが伝わってくるものになっている。彼が抱えているものは誰とも共有できないものを持っている感じがする。そういうトップランナーなんだなって、それを下の世代の上出さんとTaiTanがリスペクトしているからこそ、関係性が持続しているからこそ、ここだけのこととして話してくれているところがある感じがする。
「滝音ANN0」はダブルインパクト王者になったということでレギュラーがいなくなった月曜日深夜3時枠を。この二人の会話のトークとテンポがとても深夜ラジオっぽくていい。ボケの秋定のほうがかなり不思議な人、空気を読まないというか思ったら言っちゃうタイプの人。聴いているとあっという間だった。

小田急線下北沢駅の急行に乗って登戸駅で、南部線に乗り換えて保谷駅まで。はじめてきた。多摩川を越えるのは派遣仕事ぐらいだ。一度超えてから川沿いを上流に向かう感じで、また多摩川を越えて府中市に入っていく。そこから立川駅方面に向かっていくのだけど、現場が保谷駅から歩いて十数分だった。中央線に乗って国立駅で降りても同じぐらい歩いてかかるけど、南武線のほうが100円ほど電車賃は安かった。
夏休み中の学校施設の現場。今日は教室にワックスをかけるのを手伝うというものだった。呼んでくれた会社の人とその人が呼んだもう一人の人(話したら学年は一つ違うが同じ82年生まれで、世田谷区生まれ世田谷区育ちのシティボーうだった)と僕の三人で二階の6教室分をやった。三階はその会社の別部隊みたいな三人がやっていたらしい。帰る時にその三人に会ったぐらい。
机を後ろ側に一度寄せて、空いた空間を掃除してワッシャーかけたり、その汚れた水を水切りワイパーで集めてからその水を吸う用の掃除機で吸い取って、ワックスをかける。という流れでどんどんやっていく。ワックスが乾いたら、後ろ側に寄せた机と椅子を黒板側に寄せて、同じように後ろの部分もワックスをかける。14時半前には作業が終了して、保谷駅へ。
帰りは一度聴いた『岡野陽一の肉の塊』『トキトケトーク』(ゲスト:キュウぴろ)をお供に、行き同様に登戸駅で小田急線に乗り換えて下北沢駅。歩いて、途中のサミットで昼と晩御飯兼用のご飯を買って帰る。


帰ってから湯船に浸かろうと思ったら、お湯にしてなくて入ろうとしたら水だった。さすがに酷暑とかなら水風呂でもいいのだけど、今日ぐらいだと無理なので全部流してシャワーだけを浴びた。
洗濯機を回してから早めの晩ごはんを。Spotifyのポッドキャスト『DJ松永ライカタ』『あのと粗品の電電電話』『ちょいと日本酒飲んでかない?』最新回を。
「松永ライカタ」は地元の長岡花火の話とキャバクラの20代の店長がかわいかったという近々の話題。
「あの粗品」は粗品が韓国のカジノ行くか何かで1000万貸してくれという話から、あのちゃんが500万ならいいよという展開。その辺りのやりとりは貸したら返すのはもちろん前提だけど、二人の間の信頼関係もあるとしても、あのちゃんがお金にもうあまり興味や意味を感じていないようにも思えた。
「ちょいと」は三四郎の相田さんとつきや酒店4代目の柱知香良さんの新しいポッドキャスト、これで二回目。アルピー酒井さんもだけど、相田さんもラジオとポッドキャストどんどん増えてる。二人ともネタを書かない方という共通点もある。

昨日に引き続き右肩がダルいのと、微妙に腰もダルい感じがする。体調崩す合図のような気がする。日曜にニコラで話したこともあって、昨日執筆スケジュールを新しくしてみたので、それを少しだけやって早めに寝る。

 

8月26日
6時に起床して朝のルーティンをしてから、『中国A市の事例』の続きを読む。TVerで火曜深夜にやっていたバラエティ番組『あちこちオードリー』『永野&くるまのひっかかりニーチェ』『テレビ千鳥』『あのちゃんの電電電波』をBGM代わりに。
8時半からはリモートワークを開始。リアルタイム配信で流していた『ラヴィット!』のあとのBGMは、radikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』。これでお昼まで。
数日前に依頼したインタビュー系の返信が来ていたので、先方に都合のいい日時を出してもらった。その中でカメラマンさんのスケジュール的にこちらが希望する時間帯が行けるかを電話で確認。一番お願いした時間帯は仮で撮影が入っていたけど、時間をズラせそうとのことなので、数日後に連絡してもらうことになった。そのための準備で書籍を購入したり、経費申請したりと諸々。

昼休憩で外に出たら、けっこう暑かった。外に出た時と午後はSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を。今回はドライブ中に録音していて、ビデオポッドキャストという形になっていた。なんというか、日記にURL入れるとビデオポッドキャストはウインドウというかはめ込んだ時のサイズ感が普通のポッドキャストの倍ぐらいあるのがとてもいや。あと、音声メディアなんだから、映像つけなくてもいいじゃん。YouTubeみたいな形にならないと見られない(聴かれない)というのもわかるんだけど、それをしないでほしいと思ってしまう。

12時になる前に明日の派遣仕事のシフトは外していた。リモートのほうで準備とかもろもろやることが増えたのと、9月はシルバーウイークが中旬過ぎにあって出勤できる日(稼働時間)が削られる。その分早めに準備をしたかったので、普段は休みの木曜日も仕事できるようにしてもらった。
13時過ぎには派遣会社から明日の早番の人数が足りないのでヘルプしてもらえませんか、とLINEが来たけど、本業があるのでと断った。まあ、しょうがない。こういうのはタイミングだし、どこかでなにか嫌な予感がしていた、虫の知らせかもしれないけど、明日はなんか派遣したくないなって思ったから、外して正解だったと思う。火曜日に国立近くまで行ったから、十分でしょうとも。

月頭にインタビューした記事の流し込みの確認が編集さんから来た。僕としては映画公開が来月頭なので、その一週間前の今月中に出したほうがいいんじゃないかなって思った。そっちのほうが記事を読んだ人が来週公開なら、観に行く予定が立てやすいし。
まあ、最初は9月1日になっていたので、そのままなのか今週中になるかは僕のもう預かり知らないところもある。編集さんと編集部の考えやほかの記事が出るタイミングとかあるだろうから。記事は読み返してみると文字数は多いはずだけど、すぐに読めるような流れになっていたと思う。興味ある人に届いて読まれてほしい。

リモートを終わってから湯船を溜めて浸かる。腰のダルさはなくなったけど、まだ右半身というか右肩から腕が気持ちダルさがある。なんだろう、風邪とかの引き始めでも結局なさそう。派遣仕事の時に打ったりひねったりでもしたのか、なぞだ。
夜は頼まれているライティング作業の続きをしてから、『水曜日のダウンタウン』を見てから、西川美和監督の小説『わたしの知らない子どもたち』の続きを。
最近、スクワットを朝晩しているせいか、ぐっすり眠れるようになった。途中で目が覚めないのはありがたい。でも、腹筋とか太ももがすっきりとか筋力つくまでは継続的に数ヶ月ぐらいは続けないといけないっぽい。健康診断が来月あるから、少しは体を絞りたい。

鈴木真海子 - 船

 

8月27日
6時過ぎに起床して朝のルーティンをしてから、セブンイレブンに行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。外を歩いていても湿気はあまり感じなくて、このぐらい涼しいのがいい。
radikoで『きしたかのブタピエロ』を聴いて、昨日の『水曜日のダウンタウン』を見る。きしたかの続け様になってしまった。

リモートワークを始めてから、TVerで『ラヴィット!』を半分ほど見てからradikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』(ゲスト:三宅香帆)と『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ゲスト:オリエンタルラジオ)を作業用BGMに。
「佐倉論理」同じ年の同じ月生まれな佐倉さんと三宅さんのガールズトークは二人ともすごく笑っていて、あっという間に過ぎていった。アイドル好きとか共通項もあるんだろうけど、彼女たちが戦っているものだったり、嫌いなものとかが似ていたり近いからこその共闘というか仲間意識もあるのだろうか。同じ文化(夢小説とか)を見て育っているという共通点(言語)はやっぱりデカい。
「佐久間ANN0」はオリラジゲストでこちらもあっという間に終わってしまった。スペシャルウイークのゲストが来た際に佐久間さんがゲストの、たとえば芸人になってから現在まで聞く流れがあるとだいたいその途中で終わってしまう。渡辺直美さんとかもそうだったけど、それは別にラジオで聞かなくてもいいんじゃないかなって。来歴はインタビューとかで話せるし、佐久間さんだからこそ聞けることを聞いたほうが芸人さんの魅力がより伝わる気がする。なんか毎回芸人ゲストの時にもったいないと思ってしまう。

昼過ぎにこのままでは今日家から出ないのでは?と思って、あおい書店に向かったが特にめぼしいものがなく、そのまま246ぞいを歩いて道玄坂にある讃岐うどんのお店でいつも注文するざるうどんと天ぷらを頼んで食べる。
なぜかこの店はずっとビートルズがかかっている。ジャズよりはいいのか、うどんとジャズは違う気がするけど、ビートルズも違う気がする。ビートルズも古典というかクラシックとしてかけてるんだろうけど。

家に帰ってからリモートワークの続き。今度の取材に関する発注書とかもろもろ事務作業を。新TwitterことXを見たら、今日23時からの「都築サクラバシ」が都築が書類送検されて放送休止になって、週替わりになっているところに、今日はバッドナイス常田が代わりにパーソナリティをやるというポストがあった。
放送作家は「三四郎ANN0」もやっている福田さんだし、都築も常田も三四郎ANNファミリーでラジオで活躍して存在感を出してきた。それで都築はこの枠で単独パーソナリティをすることになったわけだが。この状況でピンチヒッターとして呼ばれた二番手といえる常田がどれだけ結果を出せるか、このまま枠を奪い取るぐらい思い切ってやりきってほしい。

午後の作業用BGMは『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』最新回のS19のエピソード5&6を。『天幕のジャードゥーガル』『日本三國』を取り上げていて、どちらもアニメもマンガも読んでいないけど、興味は出てきた。

夕方すぎぐらいに急に雨が降ってきて、ゲリラ豪雨なのか、一気に土砂降りになってすぐに止んだ。今年は酷暑みたいな凶暴すぎて外歩けないみたいな高温にはならない代わりに、すごく大雨が降っている。
暑さで日射病とかでも亡くなる人もいるし危険なんだけど、水害で家が浸水して住めなくなったり、交通網が寸断されたり、日常生活が壊されるほうがしんどさがずっと続く。今年はそういうニュースが多いし、今もなお新しい被害が出ていたりする。


草間彌生さんが亡くなったというニュースを見る。僕としては誕生日が同じ有名人の一人なので、謎に親近感がある。ほかにはパントマイムの第一人者であるマルセル・マルソーに大橋巨泉さん。なんか変人というか自分のジャンルにおける突破者みたいな人が多い。
草間さんの作品は実際には何度か美術館のセレクションとかで観たことがある程度で、大好きなアーティストかと言われると、そこまで強く言えない。ただ、あの強烈な個性は生き様をあらわしていてカッコいいなって思っていた。

仕事が終わってから、風呂に浸かってからまったりとしている時に『視点倉庫』(ゲスト:小川哲後編)と『永野はミスターTBS』最新回を。
『視点倉庫』は前回に引き続き小川さんゲストで、ファッションの話。小川さんは淡々と話すせいか、この人この世界おもしろくないと思ってるのかなって感じてしまう。
「永野TBS」は一人回で「あちこちニーチェ」同様に吉岡里帆に褒められたことについて話していた。トークがないわけじゃないんだろうけど、重なるってことはそのことについてどうしても話したかったんだろうか。
夜は仕事関係のライティング作業を。月曜日までに終わらして提出したいけど、このままだと難しい気がする。土日の派遣仕事が入ったら、その内容次第で帰って作業できるかどうかが決まる。でも、もう来週には9月だし、今年の三分の二が終わってしまう。

 

8月28日
5時前に目が覚めた。6時まで眠っていたかったけど、諦めてベッドから出た。朝のルーティンをしてから一時間ほど昨日夜やっていたライティング作業の続きを。月曜日までに半分は終わりそうだが、もう半分は来月頭になりそうな。6 時前にはリモートワークのPCでタイムカード切らずに二時間ほど作業をする。

radikoで『岡野陽一の肉の塊』(ゲスト・山添寛)と『ハライチのターン!』、そしてTVerで『アメトーーク』の「東京吉本芸人の実情…9名が魂の叫び!! 千鳥も参戦」をBGMとして流していた。
「アメトーーク」の東京芸人野話は平成ノブシコブシの吉村さんが東京吉本を一度まとめようとしたが頓挫した話があって、上の極楽とんぼとか品川庄司世代がテレビで活躍していて、彼らがかなり怖かったこともあり、そことのつながりが弱かったからこそがんばろうとしてダメだったというのが、年齢も近いこともあってロスジェネ世代後半の悲しみみたいなものを感じてしまった。
そこよりも少し下のニューヨークの二人が今後は引っ張っていく流れになったけど、そういう世代をスルーされるのはもうすべてのジャンルや仕事で起きてしまっている。
引き継ぐこともできずに、それでもなんとかがんばっていたら時代とシステムの変化のエアポケットに入ってしまって、置いてけぼりを食うみたいなこの感覚はあまりにつらすぎる。
どの世代にもその世代ごとの悲しみや痛みはあるし、それは他の世代には理解しにくいのもわかる。だけど、上から肉体的にも精神的な暴力だったり、家父長制的な支配を受けていたのに、急に手のひらを返されてしまった。それは記憶の幻肢痛みたいにずっと残ってしまっている人が多いのだと思う。
自分たちはそうならないように気をつけてきたら、思いの外大事だったのは自分がそこまでできていなかったコミュニケーションだったりして、その難しさで人を避けてしまったりもして、より断絶というか距離を作ってしまっているパターンもあるように思えてしまう。

後日、新TwitterことXで吉村さんやとにかく明るい安村さんの上の世代、極楽とんぼやロンドーブーツ、品川庄司などにおける軍団山本がやばかったということが拡散されていた。
詳しいことは書かないが、彼らの女性に対する行動や遊び方、今なら暴行罪的なものなども含めて、下の世代の彼らは絡みたくないけど、無視もできない先輩だった。その時の嫌な思い出があったのだろうと推測をしている人が多かった。
マヂラブの野田クリスタルは若くして芸人になっていたので、周りの同期が年上だったことでポケモンの話とかしたいけど、ガキ扱いされてできなくてずっとゲームをしていたというのもその上の世代と距離を取っていたのもあるのかもしれない。
吉村さんたちは当時、先輩たちに対して嫌だったけど言えなかったこととか、なにかしらのことでそういうことに関わったりしてしまったこともあるのかもしれない。だからこそ、苦虫を噛み殺したような顔を彼らは上の世代の話になるとしていた。
そこからだいぶ離れてしまっているレインボーのジャンボたかおは「上の世代切りましょう」と平然と言えてしまう、それを聞いたときの吉村さんと安村さんの慌てぶりがいかに怖かったのを知らしめていた。そういうのも時代の変化だなって感じたけど、被害者であり加害者にもなるような事柄についてのしんどさをより感じてしまった。
あの時はそういう時代だったといってしまうのは簡単だ。あの時も許されていたわけではないけど、そういうことがまかりとっていた。それに後輩から苦言を言えば面倒なことになるから距離を取るしかなかったのもわかる。
で、そういう人たちのトップがやらかして吉本からいなくなったと思った数年経ってから帰ってきたりする。そうなると狭間にいる人たちはやっと手に入れた平穏だったのに、と居心地が悪くなったのは想像に難くない。
時代が変わったからこういう話ができるようになった。それはとてもいいことだけど、どちらにもいけなかった側の苦しみというのはもう処理できないだろう。移行期の世代のどうしようもない虚無はそういうところから来ているし、もうその虚無は死ぬまでずっと一緒に引き連れて行くしかない。

9時前に家を出て、電車で日比谷駅へそのまま地下通路直結のミッドタウン日比谷の中にあるTOHOシネマズ日比谷へ。
行き帰りのBGMはradikoで『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』(ゲスト:デニス 植野行雄)を聴きながら。ユキオちゃんのほら話最高におもしろかった。ネタとしても、それをやっていく覚悟も含めて最高。

『ブレードランナー』『エイリアン』の巨匠リドリー・スコットが
世界的ベストセラー“史上最高のディストピア小説”を映画化。

謎のパンデミックで人類の大半が死滅、生存者たちが奪い合い殺し合う狂気の世界。
パイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)は元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)と共同戦線を張ることで日々を生き延びていた。
ヒッグの理性をつなぎとめていたのは、愛犬ジャスパーの存在と亡き妻の記憶だけだった。
そんなある日、小型機の無線に“謎の声”が届く。
失われた日常を求め、その声に導かれるようにヒッグは未知の空へと飛び立つ。

世界の終わりに、まだ希望は残されているのか――。
魂を揺さぶるディストピア・サバイバル。

リドリースコット監督『ラスト・サバイバー』をIMAXで鑑賞。最後まで観ると原題「The Dog Stars」の意味がよくわかるものになっていた。やっぱり飼うなら犬だなって、『オークストリートの異変』もそうだったけど、愛犬は一緒に戦ってくれるし頼りになる。
狂ってしまった世界でどこまで人間らしく、理性を失わずに生きれるか、という話だった。主人公が亡き妻との思い出の場所である家に物資を取りに行く際に寄るシーンが何度もあった。行って帰って行って帰ってを何度も繰り返しながら、失った者と別れて新しい生活へ向かっていく再生の物語。
主人公のヒッグが不時着した先で出会ったマーガレット・クアリー演じるシーマとの関係性がお互いに大事なものになって、やっと過去から解き放たれることになる。ただ、物語としてはハッピーエンドっぽいけど、終わっていく世界の崩壊は止められないし、彼らのように理性的に人間であろうとする側の方が少ない世界で悲劇が起きてしまう気がしてしまう。あとIMAXで観なくてもよかったかなって。
めちゃくちゃ大好きな映画ではないけど、観れてよかったなというぐらいには良作。まあ、88歳のリドリー・スコット監督がディストピアな世界をまだ現役で映画を撮っているというのがもうただのバグというか、おかしい状態になっているし、単純にすごすぎる。どうなってんだ、この人。

すぐさま帰宅して『バッドナイス常田功のサクラバシ919』を聴きながらリモートワークの続き。常田の一人しゃべりって聴いたことがなかったけど、思ったよりも聴きやすいし、ラジオのためにいろいろと動いていて、その体験談を話すというスタイルはちょっと都築にも通じるけど、がんばっているのが伝わってきた。最後の方にドライブがかかってきてちゃんとおもしろい放送になっていた。
リモートは今後の仕事のスケジュールが決まったので書類の申請とかもろもろをして、週次定例をやったりする。
14時過ぎに明日の派遣仕事の詳細がきた。溜池山王駅近くの現場だった。日比谷とかに歩いていく時に目の前を通る六本木通り沿いにあるビルだった。歩くと二時間かからないし、集合時間が8時40分だったので7時前に出れば間に合うし、午前中は雨は降りそうにないので散歩がてらよさげ。

「BOOKSTAND映画部!」のレビューコーナー「月刊予告編妄想かわら版」2026年9月号が公開されました。9月は『バックルームズ』『オデュッセイア』『さとこはいつも』『ナギダイアリー』を取り上げました。


岩井俊二監督インタビュー「過酷なものと戦っている人たちに感じる自分の憧れや敬意を描いたのが、移民たちを主人公にした『スワロウテイル』だった」

岩井俊二監督に『スワロウテイル』リマスター上映に関してインタビューさせてもらった記事が公開になった。
リマスターに関することや90年代の日本映画業界、岩井監督がなぜ移民を描いたのか、配役や「Y2K」プロジェクトを一緒にされていたエドワード・ヤン監督のことなどを伺わせてもらった。
岩井俊二監督のインタビューの中で、エドワード・ヤン監督について聞いた中で墓地の話が出てくるのだけど、小説版『スワロウテイル』は映画版と違うところがいくつかあって、物語の重要な場所として墓地が出てくるので、僕の中ではなにか繋がったように感じられる。映画も最初と最後が儀式(葬式)であることとも通じている。来週の劇場公開が楽しみだな。

リモートワークが終わってから、ニコラで和梨とマスカルポーネのタルトとアルヴァーブレンドをいただく。「パトレイバー」の最新映画に三茶が出てくるという話を曽根さんから聞いて、観たくはなってきている。

明日(2026/08/29)は兄の命日だ。あれから1年が経過する。あの日の朝、自分の身に起きてしまったことを、まだ消化し切れていない。だが、その前に、自分の文学に起きたことを、しっかり見据えている。私は連載詩『火歌 hiuta』を完結させて、ついに最終篇を掲載した「現代詩手帖」も出た。そこには兄の、古川邦一に献げる詩が含まれる。そこ、『火歌 hiuta』という詩篇群には。それを、じき、本にするということ。その事実の大きさ。

昨日(2026/08/27)は草間彌生の訃報がニュースとして流れた。私は草間さんとは直接交流したことはないのだけれども、彼女の小説『クリストファー男娼窟』の文庫の解説を書いていて(角川文庫版)、これは草間さんの野性時代新人文学賞受賞作である。それと私は、草間さんのパフォーマンスであり映像作品である「草間の自己消滅」には大きなインパクトを受けていて、これは自分の表現の何かを(たぶん現在も)駆動している。そういうことがある。そういう出来事の大きさがある。

誰かが死に、だがその死に対する想いを忘れない私や、あなたがいる。そこから始まる。

〈古川日出男の現在地〉あらゆる死の向こう側。彼方 2026.08.15 – 2026.08.28 東京・埼玉・静岡

古川さんのブログが更新されていたのを帰ってから読む。お兄さんが亡くなってからもう一年経つのか、草間彌生さんの『クリストファー男娼窟』を昔買ったのは古川さんの解説があったからなんだ。と思い出した。
夜はライティング作業を少し進めてから22時から宇野維正さんのスペース(柴那典さんゲスト)を聴きながら、また寝落ち。

 

8月29日
5時半前に目が覚めた。そのまま二度寝をせずに起床して朝のルーティンをしてから出発の準備を済まして、昨日途中で寝落ちした宇野さんのスペースの続きを聴きながら、読書を6時半すぎまでする。


溜池山王駅の集合場所まで歩いて一時間四十分ほど、土曜日の朝の散歩のお供なradikoで『三四郎のオールナイトニッポン0』(ゲスト・こたけ正義感&パーパー・ほしのディスコ)を聴きながら。曇っているおかげで暑くはないし風も多少吹いていて歩くにはちょうどいい。
個人的にこたけ正義感をあまりおもしろいと思えないのだけど、彼の弁護士とかある種の正しさときちんとしているみたいな部分を、ほしのディスコのモンスター感みたいな部分で戸惑わせることで、彼がフリになってディスコがおもしろくなっていくという珍味回みたいな放送になっていた。
集合場所には8時過ぎには到着したので、40分まで時間を潰そうと思って、Spotifyのポッドキャスト『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』最終回を。セカンドシーズンやってほしいとは思うけど、やるんだろうか。たぶん、やるとは思うんだけどな。



すでに解体作業がかなり進んでいる現場だったので、4トンの産廃トラックが午前中二回、午後二回と計四回くることになって、それを三人、本当は四人だったけど家庭の事情で休みになっていた。ボードはまだ軽いけどパーテーションが重いし量がかなりあった。
ビルの裏側にトラックをつけてくれて台車から荷台にいる運転手さんに解体ごみを渡していくのだけど、コンテナじゃなかったし、階段が数段あって駐車場になっているので、トラックの荷台までそこそこ高さがあって、重いものを何度も何度も持ち上げないといけない。それで肩とか腕の筋力と握力が持っていかれる。
片付けをしつつ、呼んでくれた会社の人たちが大きめの解体材を電動カッターとかで半分ぐらいに、エレベーターに入る大きさに切ったりしていたのを手伝ったりしていたら16時半近くになって終わった。まあ、定時が17時なので、早いけど、分量もあったしもう少し早く終わってほしかったという気持ちはある。

で、明日もこの現場というのが昼休憩後に詳細が来た。明日も産廃ごみをトラック四台分ということだけど、広い元オフィスの空間にはそこまでゴミは残っていない。デカいパーテーションを半分に切って運べるようにしたものや、今日出さなかったガラスとかはあるけど、三台もいらなそうな気がする。明日はさすがに早めに終わって帰らせてほしい。
小雨は降り始めていたけど、電車に乗るのもめんどくさいし、歩いて帰ればちょうど18時ぐらいになるので徒歩で。SpotifyでHYUKOHの新曲とかもろもろを聴きつつ。

家に帰ってすぐに湯船に浸かる。夜も雨が降りそうだったので、明日も使う作業用のズボンとゴム手袋だけ洗濯して干した。ご飯は炊いていなかったので、途中のスーパーで冷やし担々麺とおにぎり。
やっぱりがっつり体を動かし、筋肉を使うと異様に疲れがくる。21時前には眠くなる始末。作業中に台車に乗せていたパーテーションが倒れてきて台車を掴んでいた左手の親指を挟んでしまって、爪の下が紫色になっていて痛い。爪が剥がれるほどではないけど、地味な痛み。
疲れもあってこれはライティング作業できないなって思って、TVerで『夜明けのラヴィット!』と『Tシャツが乾くまで』を見て寝ることにした。
「Tシャツ」は失踪していた充(松山ケンイチ)と入れ替わるように妻の咲子(蒼井優)がいなくなるという展開。充が咲子の知り合いを集めて彼女がどこにいったのか、自分の知らない彼女の側面を聞くという話。途中で充がいなくなった時にヒッチハイクというか乗せてもらったトラックの運転手役で深水元基さんが出てきて、最後に咲子がいる海辺で彼女が会いにきた男性が元V6の井ノ原さんだった。あと二、三話だと思うけど、どう終わるのか。ラストシーンあたりはコインランドリーにするとは思うんだけど、どうだろう。

 

8月30日
5時過ぎに目が覚めて、まだ起きるには早かったので寝転んだままTVerで『さんまのお笑い向上委員会』を見て、『ゴッドタン』は「劇団ひとりvs西野 ベストバウト集」みたいな総集編みたいだったから見なくていいやって(あとから二人の対決イベントをやるらしいからその宣伝を兼ねていたことを知る)。

「予告編妄想かわら版」vol.81〜90 

2017年6月から『週刊ポスト』で連載していた「予告編妄想かわら版」というミニコラムをnoteでまとめていきます。気になった作品があったらぜひ配信などで観てもらえるとうれしいです。
ということで、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を聴きながらこちらをnoteにアップする。『ヤーレンズのオールナイトニッポン0』を流しながら出発の準備。昨日と同じルートだし、同じ現場なので7時前に家を出れば余裕で間に合うので気が楽、それだけでもだいぶ気持ちが違う。

行きはradikoで『オードリーのオールナイトニッポン』を。スペシャルウイークで去年に引き続き、西武園ゆうえんちのプールから生放送。ゲストとして三四郎の小宮&東京ホテイソンのショーゴが呼ばれていた。
オードリーの二人と後輩の小宮さんとショーゴさんの絡みとトークもよかったし、ちょくちょく若林さんがスタッフを始めてとしてどんどんプールに突き飛ばして落としていた。前日生放送で「三四郎ANN0」やっていたのに、普通に翌日にも深夜のラジオ生放送に出ている小宮さんたくましいし、すごく働いている。


今日はちゃんと四名揃っていて、僕を含めて昨日もいたのは二人、残り二人は今日が初めて。班長さんは初めて会う人だったけど、下ネタを隙あればいう人だったのでどんどんツッコんでしまった。もう一人の人はだいぶ前に経堂駅の現場で一緒だった人。
昨日は産廃トラック四台分、解体ごみを搬出して積み込んだが、呼んでくれた会社の人が朝の時点で今日は二台でと言っていた。9時半と13時にトラックが来た。昼休憩あとの二台目は一気に解体ごみを積み込んでから、養生していたブルーシートとかも剥がしてゴミとして持っていってもらって、掃除をして14時半前には作業終了。
昨日しっかり出していたおかげで今日は早かった。下ネタ好きな班長さんと二人でトラックの荷台にいる運転手さんにデカいパーテーションやガラスとかをリレー的にどんどん渡していったので、作業も早かったし昨日と違って一人じゃなかったので握力も筋力も死なずにすんだ。

ゴダイゴ - イエロー・センター・ライン 


歩いて帰れば16時ぐらいだなって思ったので、『ヤーレンズのオールナイトニッポン0』に続き聴きながら。でも、途中で音楽が聴きたくなったのでゴダイゴの『イエロー・センター・ライン』とかをセレクトしつつ。『新創世記』は長谷川和彦監督『青春の殺人者』のサントラでもあるが、アルバムとしてよすぎる。なんかたまに聴きたくなる。
長谷川和彦がいて、中上健次がいて、その弟分な若者として村上龍がいた。同世代の仲間として坂本龍一もいた。村上龍はW村上として村上春樹と並べてしまうけど、それも間違っていないがあの時代のカルチャーど真ん中なポップスター的な位置にいた小説家という文脈がけっこう大事なんじゃないかな。と思ったり。

天気は曇っていたし、気温も低かったのでそこまで汗もかかずに帰れるちょうどいいウォーキング日和だった。昨日今日と溜池山王駅まで歩いて往復したので30キロ以上歩いていた。さすがに歩きすぎた。
家に帰ってからぬるめの湯船に浸かってから昨日の分も合わせて洗濯機を回す。オオゼキで買ってきた肉を焼いてご飯と一緒に食べる。血糖値が急激に上がったからかすぐ眠くなるけど、radikoで『川島明のねごと』と『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴きながら少しだけライティング作業として、この日記を書いたりした。

 

8月31日
5時過ぎに起床。22時過ぎには寝落ちしてしまっていたのでぐっすり眠れてはいた。起きると肩甲骨のほうと腕周りが筋肉痛みたいな感じになっている。二日連続で4トンの産廃トラック六台分の解体ごみを台車から持ち上げて荷台に積み込んでいたから、そのぐらいの疲れは仕方ない。
でも、今日リモートワークをして明日火曜日にまた派遣仕事を入れていたが、この疲れが一日で取れそうな気がしないので、昼前には派遣仕事のシフトを抜いて、代わりに木曜日に変更した。それもあって、明日をリモートワークに入れ替えてもらうことにした。そうやって地味に調整していかないとたぶん体がやられてしまう。
今年の夏はまだ酷暑じゃなかったので暑さでやられなかったし、汗だくになりすぎてしんどいという思いはしなかったものの、肉体労働は思いがけないところで怪我をしたり、注意力がなくなって事故を起こす可能性があるので、疲れが取れそうにないなら無理しないに限る。若くないということは回復が遅いということを自覚することでもある。

6時半ぐらいまではゴロゴロと寝転んでいた。起きてから朝のルーティンをして、ライター仕事で進めておきたい作業を8時過ぎまで。リモートーワークを8時半すぎから開始して、radikoで昨日スマホで聴いた『オードリーのオールナイトニッポン』をもう一回。
あとは「三四郎DAY」なので、先々週の放送回と先週金曜日の最新回にそのアフタートークを、夕方までの作業用BGMに。アフタートークで「常田サクラバシ」を三四郎の二人ともちゃんと聴いていて、その感想を話していた。常田もこれはうれしいだろうし、またゲストで呼ばれるだろうな。しかし都築はどうなるのだろうか。

昼休憩はすぐに取らずに14時前から外に出る。先週金曜日ぐらいに歯が欠けてしまったので、歯医者を予約していた。このパターンってたいてい欠けた歯が虫歯とかになっていてもろくなっているから治療するっていうのが今まで数回あった。
で、行ったら今回もそのパターンだった。おまけに欠けたのは左下の奥歯の手前のものだったけど、その後ろの奥歯も虫歯になっていたので、どちらも削られて型を取って、来週それで作ったつめものが届いたらはめ込んで治療が終了ということになった。
削るところまで院長のいつもの歯科医のおじさんだったけど、つめものの型を取る時は見たことのない若い女性の歯科医さんがやってくれたのだけど、その過程をベテランの女性スタッフさんたちに聞きながら作業をしていた。
僕は基本的には目を瞑っているのだけど、なんか声が数人分聞こえるなって思って開いたら、僕の口の中を見ている若い歯科医の人と、ベテランのスタッフの女性二人が覗き込んでいた。なんか変な光景だった。
アニメとかで意識を失っていた少年が目覚めたら、ヒロイン数人に覗き込まれているみたいなフレームみたいだなって少しだけ思った。

家に帰る前にスーパーで惣菜を買う。二時間は食べられないと言われていたので、夕方過ぎに昼夜兼用で食べようと思って、広島風のお好み焼きとおにぎりを買っておいた。お好み焼きはけっきょくのところはおたふくソースが美味しいと思う。関西風だったらご飯と一緒に食べたいと思うけど、今日はお米炊くのめんどくさくなってしまった。

リモートワークが終わってから湯船に浸かって一休み。Spotifyのポッドキャスト『83 ライカタ』やYouTubeの『BSノブロック〜新橋ヘロヘロ団〜』最新配信をBGMにライティング作業の続きを。
月末月初で二つ終わらしたいと思っていたけど、なんとか今月中に一つと付随する短い別の文章の方も作成した。少しずつでも終わらしていかないとのちのち自分の首を絞めるのもわかっている。
動画での対談を対談用の文章に起こしているのだけど、そこ出てくる専門用語が馴染みがなくて新鮮だったりする。前にひとつやっていたのもあるけど、どうしてもその業界の構造の話が出てきていて、どんな業種にもジャンルにも構造の問題があるんだなって。そのことによって救われない人や被害を被っている人がいる。だけど、その強固な構造を変えようとしない側に権力があり、持続させているという地獄がある。たぶん、どんなところにもそれはある。

8月31日 ハッピーラッキーチャッピー/愛してる、なんてね。


anoファンクラブ限定の弾き語りライブ「天国未遂vol.1」の動画。申し込んだけど、落ちたので見れてうれしいけど、やっぱりライブで観たかった。


去年から今年にやったインタビュー関連のライター仕事をまとめてみた。

児童文庫は読者である子どもに向き合って書くという姿勢が大事|エブリスタ小説大賞2026「青い鳥文庫小説賞」山室秀之&新井桜菜


ゼロを1にできる強烈な個性と才能で読者の感情を揺さぶってほしい|「双葉社 パステルNOVEL小説大賞」


あなたが一番何が嫌なのかということを考え抜いて、書いたものがホラーになる|梨 インタビュー


一冊でも一人でも多くの人に届けたいと思っている人の本が届く|文芸批評家 三宅香帆

↑スタッフな「monokaki」は対面でやったもの(メールインタビューでアップしているものもあるけど、あれはインタビューした感じがない)

団地独特の怖さも覚えている。静かな夜になると、遠くからジリンジリンと電話が鳴って。|向井秀徳


大学生の時、ワンルームで漫画を描いていた感覚から離れられないんです。|漫画家・浅野いにお


かつて“渋谷の北朝鮮”と呼ばれた伝説のマンション…大量の謎ルールで一時、価値は相場の30%減に…ヤバすぎる「管理組合」に苦しめられた住民たちはいかにマンション自治を取り戻したのか?|栗田シメイ


「野球部はクソ」文化系が毛嫌いする“体育会系観”の深層…いま企業の採用現場で選手出身者よりもマネージャー経験者が高く評価される理由|中野慧


「モラハラの権化」「セクハラ鬼畜」…“伝説のサブカル雑誌”『BUBKA』を生み出した編集者と1990年後半のムチャすぎたアングラ雑誌事情|樋口毅宏


吉本興業、ホリプロ、アクターズスクール…今まで口を閉ざしてきた芸能界の首領たちは一体何を語ったのか? 「才能を見抜く」人たちの異能の正体|田崎健太


あのちゃん「あんまり読んでほしくない」 渋谷で吐いた日から武道館1万2000人へ――初エッセイで描いた“吐き出して生きる”哲学とは|あの


大塚英志インタビュー「からっぽな日本と近代をあるように見せることに特化した戦時下のモンタージュ」


映画衣装のリアルとストリートの嘘、Tシャツで読み解く日本人のファッション 伊賀大介×高畑鍬名


岩井俊二監督インタビュー「過酷なものと戦っている人たちに感じる自分の憧れや敬意を描いたのが、移民たちを主人公にした『スワロウテイル』だった」

こうやって並べてみるとちゃんとライター仕事してるんじゃないかって思ってしまう。インタビューというのは不思議な作業というか仕事。別に誰かにやりかたを教わったわけでもないし、編集さんとかに出してがっつり直されるとかもない。ただ、数を重ねていくからうまくなるというわけでもない。多少のインタビューをするという慣れがあっても、毎回違う人だから慣れない。
先方が赤入れして修正が入ることもあるけど、どう見られる(読まれる)かという意識は聞かれた側のほうがかなり大きいし、デメリットもあるので慎重になるのも当然なので赤入れされてもこちらも問題はない。だから、そういうものは全部反映させるし、そういう言い方があったんだなとか思うことも多いし、勉強にもなる。
「monokaki」以外のライター仕事としてやっている「週刊文春」「集英社オンライン」「集英社新書プラス」の編集さんたちは偶然なんだろうけど、三人とも20代。僕が44歳なので一回り以上離れている。同世代とか30代の編集者から仕事もらったりすることはほとんどない。
ライターみたいな仕事はもう雑誌文化が崩壊してた(編集者が書き手を育てるという文化もあったわけだが)し、ウェブも難しくなっていてもはや成り立たなくなっている。僕よりも下の世代のライターみたいなことをしようとしていた人たちはYouTubeとかTikTokとかPodcastみたいな動画や音声コンテンツを個人的にやって稼いでいる。それもあって、僕みたいなそういうところに行けない旧世代に彼らは声をかけてくれたり、企画を提案すると考慮してくれているのだろう。同世代やその上の30代にはライターが少ないということも関係はしていると思う。

僕はラジオやポッドキャストは日常的に聴いているけど、自分でやりたいとか思わないのは話すのがうまくないし、それをやりたいかと言われたらそこまでやりたいという欲望がわいてこない。文章としてのインタビュー記事は読むのも好きだし、仕事でやるのも好きなところってなんだろうなって考えたら、動画をメインとした音声メディアはその人の声がメリットでありデメリットになる。
僕は苦手な声、あまり聞けないというか興味を持てない質の声色というのがあって(男女とか関係なく)、そういう人だとそのメディアを聴けない。僕の持論だけど、顔が似ていたら声も似ている。逆に声が似ていれば顔が似ている、というのは骨格というスピーカーが似ているからという考えなのだけど、苦手な顔の人は声も苦手なので、聞いていられないということが起きる。
しかい、文章によるインタビューでは声色はわからないので、それが起きにくい。僕がインタビューさせてもらっている人は、企画を出したりとかしているので興味ない人や嫌いな人はいないのだけど、読者として読む側の時にこの人の声苦手だなって人でも文章なら読めるってのがあったりする。
インタビューは何度もしてもうまくならないし、難しい。大塚さんとか何度も話を聞かせてもらっていても、毎回緊張するし、話を聞かせてもらっている時には空気が少しヒリヒリしているような気がする。
毎回話を聞き終えて、大丈夫かなって思いながら文字起こししたものを構成してなんとか形にしていく。そこに構成とか修正作業が入ることで形になっていくのは時間もかかるけど、やりがいはある。
動画とか音声だったら、カットはできるだけど、入れ替えちゃうと繋がらなくなってしまったりすると大変だろうから、収録する時にそういうことを意識しながらやるのはとてもじゃないけど、僕にはできそうにない。
この人に会って話が聞きたいと思っても、コラボとか諸々と自分のフォロワー数とか影響力がないと名の売れた人や有名な人とは一緒にできないというのもある。だけど、ライター仕事の中のインタビューなら、依頼すれば会えて話を聞けることもある。もちろん出版社とか媒体の信用度とかによるので、ライター一個人の力ではないのだけど。インタビューの難しさはいつも感じるけど、インタビューは好きな仕事のひとつではあるので続けていければいいなと思う。まあ、この先どうなるかわからないけど。

今回はこの曲でおわかれです。
HYUKOH(혁오) - KoK (Official MV) 

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年8月1日〜2026年8月15日)

7月下旬の日記(2026年7月16日から7月31日分)


8月1日
【本予告】9.4公開『スワロウテイル 4Kリマスター』本予告 


月曜日のインタビューのために送ってもらった『スワロウテイル 4Kリマスター』オンライン試写を観ながら、作っていた質問を少し変更したり、追加する。
数年ぶりに見返したこともあって記憶違いの場所もあったし、物語の最初と最後が儀式であることの意味、名付けることと名付けられること、名付けるということは運命を祝福することであり呪縛することなんだなと改めて思ったりする内容だった。劇場で観ないとせっかくのリマスターによる映像と音響が堪能できないので公開されたらちゃんと観にいく。
日付が変わってからはてブに先月下旬の日記を、半年前の日記をnoteにアップしてから眠る。


6時すぎに起床して朝のルーティンをしてから、派遣仕事の出発の準備を。8時半過ぎぐらいに現場に着けばよかったので、7時半ぐらいまでradikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(ゲスト・錦鯉の渡辺隆)を流しながら資料読みの続き。


行き帰りのBGMは『三四郎のオールナイトニッポン0』最新回を。今週のラジオは小宮さんが主人公の連続テレビ小説『バチボコ』の妄想キャスティングをしていくというノリだけの展開だったけど、バカバカしすぎて何度も笑ってしまった。久しぶりにアベレージを超えてくるようなとてもおもしろい回だった。
ラジオの中でも紹介していたポッドキャスト『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』も今週から配信が始まった。こちらは帰宅後に聴く。


歩いて渋谷の現場へ。日曜日に来たばかりだったし、その時にもう一人の派遣の人が怪我をしてしまったので、その場所のダクト清掃は終わっていなかったのでそこをやるんだろうなって思うと、ちょっとだけ憂鬱だった。ただ、今日は僕一人だったので直接現場に行って、呼んでくれた会社の人に連絡して合流。
日曜日の場所ではなく、違うフロアのダクト清掃を二人でするとのこと。話を聞いたら、去年はじめてこの現場に来てやったダクト清掃のところだった。年に一回という話だったので、二年連続偶然だけど、僕がその衣装部屋にあるダクト清掃のヘルプという形になっていた。
最初に養生をしてできるだけダクト清掃した際のごみとか埃がつかないようにしてから、全身防護服を着て脚立を上ってからダクトの中へ。前回すごく息苦しかった記憶があって、ちゃんとした防塵マスクはゴムが強くせいだとわかったので自分が持ってきた普通に売っているマスクにしたら、息苦しさはだいぶやわらいだ。
二人とも中肉中背よりも太い体型なのでダクトかなり狭く感じる。社員の人は慣れているけど、僕は寝返りを打つのも最初はすんなりいかない。言われた場所をスクレーパーで削りながら、ミニ箒でそれを集めて進んでいく。たまにミニちりとりでそれを回収していく。
めちゃくちゃ広いわけではないが、入り口近くと10メートルもないと思うけど進んだところも下り坂になっていて、少し斜めになっている。そこをUターンしながら作業をする。寝返りをうって、天井に向き合う形でそこも削ったり箒でごみを落としていく。

午前中にはとりあえず、ダクト清掃自体は終了。昼休憩はこの前同様にその会社が使っている控室で社員の人と世間話をしていた。ちょうどついているテレビで『有吉くんの正直さんぽ』が流れていた。番組では有吉さんたちが学芸大学駅と都立大学駅を歩いていて、その社員さんが学芸大学駅近くで、僕が三軒茶屋なのでオススメのスーパーとかについてご近所話を。
休憩後には養生とか片付けたりして作業が終わる。午前中には明日も二人呼んでいると言われていたが、月曜日インタビューだから重たいものを運んだりする肉体労働よりもダクト清掃とかして近い場所だとありがたいなって思って、14時半すぎに作業が終わって帰っていたら、明日も同じ現場だった。

15時半ぐらいにはご飯の惣菜を買って帰ってきて、湯船に浸かって洗濯機を回す。とりあえず、明日も起きる時間には余裕もあるし、一安心。18時ぐらいまでお風呂とご飯と洗濯を終わらせて一息。
夜は『夜明けのラヴィット!』や『はっしーと磯山さやかのオールナイトニッポンGOLD』や『佐久間宣行のNOBROCK TV』なんかを流しつつ、インタビューの準備をしたりする。メインの話ではないけど、聞いてみたい作品があるのでそちらを再読しているけど、どのぐらいメインの作品からズレて聞けるのかが当日にならないとわからないけど、準備だけはしておく。

Smashing Pumpkins - The Everlasting Gaze w/ Melissa Auf der Maur 2026-07-29 Chicago Riviera Theatre


スマパンのライブにメリッサが!
初めて観た時が解散ツアーでダーシー脱退後でメリッサがメンバーだった。
今はサポートメンバーのキキ・ウォン以外は、ビリー・コーガンにジェームス・イハにジミー・チェンバレンとオリジナルメンバーだから、メリッサ加わると解散ツアーのオリメン勢揃い。

 

8月2日
3時ぐらいに一度目が覚める。TVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』を流しながら目を瞑る。『ゴッドタン』の途中で寝落ちしていて、6時半にセットした目覚ましで起床して朝のルーティンをして、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を聴きながら出発の準備をして、ちょっと資料読みの続き。
昨日同様に派遣仕事は渋谷の現場だけど、もう一人の人と僕の二人なので直接の現場住所へは向かえず、集合場所の渋谷駅ハチ公口前交番に8時半に着いていないといけなかった。7時半ぐらいには家を出る。行きはradikoで『脳盗』をBGMに。ゲストにダウ90000の蓮見翔、TaiTanと近い年齢で同世代的なクリエイティブを発揮して注目されている存在同士。なにかを手に入れているからこそのもっと先へどういくかという話や、飽きてくるからこそなにをしていくというトークに展開していった。眩しいなと思いながら渋谷へ。

今回一緒の班長の方は久しぶりだけど、気さくだし話もあうので安心。歩いて現場に向かって、担当の人に迎えにきてもらって室内へ。昨日の作業とは違い、屋外に設置しているファンの清掃の手伝いだった。二手に分かれてたので、僕と昨日一緒っだった社員さんで室内の清掃を午前中はして、午後からは室外の清掃の手伝いに入った。
片付けをしたら15時は過ぎていたけど、僕は室外にずっといなかったし、重いものを運んだりはしなかったので重労働ではなかったし、社員さんとも話ができるようになって気心もしれているので気持ちのいい現場だった。

昼休憩と帰りでradikoで『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いていて、聴き終えてからは昨日動画を見てから久しぶりに自分の中で盛り上がりがでてきたスマパンの楽曲を聴きながら帰る。スマパンの曲を聴いていると、自分の中ではsyrup16とanoというラインは連なっているなと思った。
三組ともある種のメランコリーを歌っているし、内省的でメンヘラ気質というか鬱的なものも抱えてはいる。だけど、生きるために咆哮するものがメインライターでフロントマンであるビリー・コーガンや五十嵐隆やanoが表現している部分が共通していると僕には感じられる。そういうところに、叫ぶこと、死なないためにこちら側に自分が踏みとどまるために、誰かを引き止めるための咆哮が楽曲にライブに感じることができる。

夜は雨が降りそうな天気予報だったので、洗濯は諦めて風呂に入ってから晩ご飯を食べた。日曜日なのでいつも通り、radikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を流しながらインタビュー用の資料としてある小説を読み進める。先に書いていた質問事項が少しずつ増えていく、新しく加筆修正した質問まで聞けるといいのだけど。ありがたいことに明日は曇りで気温も30℃越えないみたいなので、行きは歩いていける。

 

8月3日
6時半に起床して朝のルーティンをしてから、セブンイレブンにアイスコーヒーと朝食用のパンを買いに行く。気温も下がっていて湿気もなく心地いい。
『有吉クイズ』をTVerで見てから、今日午後からのインビュー準備で見ていなかった動画をYouTubeで見る。質問とかを脳内イメージでしてみるが、どういう答えやリアクションがあるかはその時にならないとわからないけど、一応シミュレーションしてみる。
午前中は準備をしていたが、一瞬8時台になった時に『ラヴィット!』をリアルタイム配信で見たら『VIVANT』に出演している山中崇さんが番宣もかねて出演されていた。山中さんカレー好きだったり、写真も好きだったりと多趣味だしかなり凝り性の印象があるし、カメラマンの阿部裕介さんとのトークイベントの時に少しお話しさせてもらったが、気さくなカッコいいお兄さんだった。脇役でインパクトを残す俳優さんだけど、主演とかで見たいなあ、作品。

13時20分ぐらいには取材先のポニーキャニオンに着いて編集さんとカメラマンさんと合流する予定だった。歩いていくとだいたい1時間40分ぐらいかかる距離なので、11時30分ぐらいに出ればいいのはわかっていたけど、気持ち早めに家を出た。
お供として最初はSpotifyのポッドキャストで昨日聴いた『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』をもう一度、芸人お試しラジオ『デドコロ」のトム・ブラウンの布川とモグライダーのともしげの最終回となる九回目を。そのあとはスマパンとか最近聴いているceroのリミックスとかを。


派遣仕事で先々月と先月とタイルカーペットの搬入や解体ごみの搬出をしにきた泉ガーデンのエリア内にあるポニーキャニオン本社へ。初めてきた。
14時過ぎてからインタビューが始まり、一時間ほどお話を聞かせていただく。インタビュー開始早々に自分のICレコーダーが容量が尽きて録音ができなくなってしまって、内心ヤバっと思ったけど、編集さんが録音はしてくれていたのでそこはできるだけ無視して進めた。用意した質問全部は無理だったけど、ある程度は伺うことはできたし、作品以外の話がちゃんと最後のほうで繋がっていったのでなんとかうまくまとめたい。

開始前に別件で気になっている、インタビューをしてみたい人の話を編集さんにして、企画会議に出してもらえることになった。そちらも通ればありがたい。終わってから解散したが、気温も上がっていなくて涼しげだったのでまた来た道を歩いて帰る。
来る時も感じたことだけど、暑さがやわらんだせいか、蝉の鳴き声がよく聞こえた。蝉も35℃とかを越えたら鳴いている場合ではなかったのだろう。この夏に入ってから初めてぐらい蝉の合唱を聞いた。

インスタグラムのストーリーズで今日は18時からオープンというのを見ていた。家に着いたら17時ぐらいだったので、編集さんに話したことを文章にしたものを送ったりしていたら18時近くになったので、ニコラに行くと僕が一人目の客だった。
ミルリトン・アプリコとアルヴァーブレンド(おかわりはアイノブレンド)をいただきながら、曽根さんと由賀さんと世間話。
10日ぶりとかに来たので、珍しく一週間に一回よりは時間が空いてしまった。ここにはもちろんコーヒーを飲んだり、料理やデザートを食べに来るのが第一なのだけど、生存確認報告みたいなところもある。
一人暮らしの人間はなにかあって倒れてしまうとたいていそれでTHE ENDになる。僕にとってはニコラだけど、例えば田舎とかならスナックとかの常連さんがしばらく来なくなったら家に行ったら亡くなっていたとかいうことはままある。
東京で誰かと住んでいない、フリーランスとか会社勤めしていない人はそういう一人で何かあった時のリスク管理して定期的に行くお店があったほうがいい。僕はニコラのお二人とは家も近いので、もしもの時に僕の家に来てもらえるところもある。

インタビュー前はあまり緊張しないかなって思っていたけど、実際に向き合ってお話を聞かせてもらうと緊張していた。思いの外疲れているのを感じる。その場での対応や返答、時間のことや質問の進め方で脳を使ったのだと思う。
晩ご飯を食べてお風呂からあがると今日はなにもしたくないって気持ちになった。とりあえず、「三四郎ANN0」の二回前と最新回とアフタートークをradikoでバチボコプレミアムリスナーのサイトで流しながらのんびり過ごそうと思ったが、ついリモートワークのSlackを見てしまったら、先方から赤字の入った戻しが返ってきてたので、そちらを反映して流し込みまで。せっかく休みにしているのに一時間半ぐらい労働してしまった。
今日はクリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』IMAX完成披露試写会があったので、そちらを予約していてリモートワークは有給で休ませてもらっていた。その後に同時間帯でインタビュー日時の提案があったので、そちらをキャンセルしてインタビューに行くことにした。有給にしていたことで選択肢ができて、自分で選ぶことができたのでありがたかった。『オデュッセイア』は公開されたらIMAXで観に行けばいい。こういう時に実際にお会いしてお話を聞ける方が大事だと思うし、行けるという状態だったのも運がいいと言えばいいし、いい流れやタイミングだったのだろう。

 

8月4日
5時半過ぎに目が覚めた。少しだけTシャツに胸元が汗でしめっていた。そこまで暑くないと思ったけど、室内には湿度がそこそこあったのかもしれない。とりあえず、ペットボトルの回収日なので外の集積所に持っていく。
もう一眠りという時間でもないので、朝のルーティンをしてからradikoで『空気階段の踊り場』『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』をBGMにタイムカードを切らずに作業を開始。

昨日夜に作業をしていたけど、月曜日を有給にしていた&金曜日も「スパイダーマンBND」初日を観るために有給にしていたのでリモートワークに限っては四連休になっていた。で、諸々の作業とかが溜まっていたので、二時間半ほどちゃちゃっと投稿予約のセットや記事に関する確認や流し込みなんかを進めた。
8時を過ぎた頃に昨日今日とタイムカード切る前にそこそこ作業しちゃったので、朝一でその時間分で映画を観にいくことにした。「スパイダーマンBND」IMAX最速上映のチケットを取る際に、U-NEXTのポイントでチケットを取ろうとしたが、特別興業になるのか使えなくてTOHOシネマズの映画一回分のチケットに使えるコードの使える期間が迫っていた。話題にはなっていて、思いの外映画好きな人からも評価が高い『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の鑑賞チケットと引き換えた。

TOHOシネマズ渋谷の行き帰りのBGMはSpotifyのポッドキャストで『BAD PHAMACY』『アルコ&ピースの#文化人が一番やばい』(ゲスト:やついいちろう)を。
昨日同様に30℃を切るような気温のおかげで歩くにはちょうどいい。日差しが凶暴過ぎて、外にいたら倒れてしまうかもという恐怖を感じるような酷暑じゃないことがありがたい。そう考えると今年はそこまで日焼けしていない。

ある日、ちいかわとハチワレが広場でくつろいでいると、突如として顔にチラシを貼り付けたうさぎがやって来る。
ハチワレがそのチラシを確認すると、それは「特別な島へご招待」と書かれた招待状であった。
チラシに記載された魅力的な言葉に釣られ、島合宿に行くことを決めたちいかわたち。
チラシの内容を怪しがるラッコとともに乗船し、島に上陸したちいかわ一同は島民から大歓迎で迎えられる。
楽しい時間を過ごしていたちいかわたちだが、
島に住む巨大な“セイレーン”が島民を次々と連れ去っているという事実を聞かされ、
セイレーンの討伐計画に巻き込まれていく。
ひたむきに進むちいかわたちに次々と訪れる試練。みんなで乗り越えられるのか…!?
そして島に隠された本当の“ひみつ”とは…!?。

 この物語の絶妙な後味の悪さは、ある意味で「誰も悪くない」ことに由来している。伝説の存在であるセイレーンは、ちっぽけな人間の存在など気にも留めず、故意にフタバを攻撃したわけではなかった。一方のヒトハも、怯えるフタバに「大丈夫だよ」と笑いかけたように、神が戯れる場所で平気で魚を釣るという無自覚な驕りがあった。超常的な存在と不用意に絡み、厄災を引き寄せてしまったという構造であり、どちらの言い分が正しいのか、どちらの復讐が正当化されるべきなのかを判断するのは極めて困難だ。

『映画ちいかわ』が描いた“恐ろしさ”の正体 問われる“正しさ”と残された呪い

まさかの2026年最高得点!?『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』について大熱弁【宇野維正のMOVIE DRIVER】 


「ちいかわ」はメインキャラクターを見たことがあるけど、名前とか知らないというぐらいの認知だった。このかわいいキャラクター、IPを使ったこの映画は海が舞台だったこともあって、僕はアニメ版『海のトリトン』のラストで明らかになる衝撃の事実みたいなものと似ている物語だなと思った。被害者だと思っていた側が実は加害者だった、というところが。
今作でもセイレーンという神話的な存在が島民を連れ去っているのは、眷属のような人魚の一体(一匹、こういう場合の数えはなんだろう、神なら柱だけど、魚だったら匹だけど、人ではないし、一体でいいのか)を島民に攫われた(殺された)からその犯人を見つけるためだった。しかし、その犯人となる島民は二人いて、夫婦なのかな、セイレーンたちが沖で遊んでいる近くにボードで向かった際に事故のように、セイレーンたちには悪意も攻撃をしたわけでもなく巻き込まれて(神話的なキャラだし、台風とか火山のような自然現象だとも言える)一人が瀕死の状態になってしまう。たぶん、夫のほうが人魚の肉を食べれば永遠のいのちを得るということ知っていたので一体を攫ってきてその肉を食べさせる。永遠のいのちを持ってしまった(たぶん)妻は自分だけが永遠に生きるなんて耐えられないということもあり、食べさせた夫にもその肉を食べさせていた、ことがわかる。
セイレーンたちがやってきて歌を歌うことで植物の成長が早く丈夫になって島は栄えていた。という事実もあるので、島民は恐れるが追い出すこともできない。で、主人公のちいかわはその謎(犯人)を知ってしまう。
最終的にはセイレーンに島民をこれ以上襲わないことを誓ってもらうことに成功したかのように見えたが、エンドクレジットのあとに島から誰もいない無人島に渡った夫婦の姿があり、その島に向かってくるセイレーンと二体の人魚というシーンで物語は終わる。そう復讐は終わっていなかった。
最後にちいかわや村人たちに約束をしたセイレーンだが、その際にセイレーンは人魚を食べた証をその夫婦の片方に見つけてしまっていたことも明かされており、観客はこの先に起こる悲劇を感じながら劇場をあとにすることになる。
これはどちらが悪いのか、いや被害者なのか加害者なのか、わからなくなる。どちらも悪くもないのだけど、あきらかにこれは戦争のメタファーでもあるし、ずっと人間が立たされている立場でもある。
子どもが多く親と観に来ている作品だけど、親だったら悪いのは結局どっちと聞かれても答えに窮すると思ってしまった。考えさせられるし、宇野さんが観終わってもずっとこの作品のことを考えてしまうというのもわかる。

花火大会で人ごみに流されたくらげとはぐれてしまったミメイ。電波が届かない中、花火が打ち上がる前に、ミメイとくらげは無事再会することができるのか…!? そして、花火が終わり、ミメイは帰り際に下駄の鼻緒が切れて怪我していることをくらげに気付かれ、2人で彼女の家へ向かうことに――? さらに、2人は2年ぶりの「月ミド」の番組イベントに参加し…!?

家に帰る途中で、あおい書店で本日発売になったヤマノエイ著『さむわんへるつ』4巻を。二、三ヶ月に一巻ずつ出ているのは週刊連載だからなんだろうけど、ペースが早い。高校生だし、このスピードで行くと大学編とかに物語は展開するのかな。

家に帰ってからリモートワークの続きを。昼ごはんは軽くレトルトカレーで済ませてから、作業の続きを。珍しくSlackで止まっていた作業と確認待ちだったものが流れ込んでくるみたいな状況だった。淡々と進めるしかない。
新TwitterことXのタイムラインでバカリズム脚本、2027年度前期連続テレビ小説『巡るスワン』に夏帆さんが出演というニュースを見る。バカリズム脚本ドラマの常連たちが勢揃いなオールスター的なキャスティングになっている。さすがにこのメンツで夏帆さんが入らないわけがないので期待していた。久しぶりに朝ドラを見ようと思う。

──そうして観る側・書く側から演じる側に回ったわけですが、長年の映画批評やコラム執筆の経験は、どう影響していますか?

原稿を書いていた経験は生きていると思います。ただ、ライター時代に監督や役者さんを批判的に書くこともありましたけど、批判的な原稿を書いている時って、書き手の精神状態がすごく出るんですよね。言っちゃいけないことを言える段階に自分がいるような気がして、一番自分に出力があるかのように錯覚するのが批判なんです。

本当に難しいのは、「褒める」原稿なんです。褒める原稿って、中途半端な出力だと安易で浅薄な言葉にしかならない。全身全霊で褒めて、初めてその原稿が人の心に残るんです。悪口で盛り上がることにセンスも出力も要らない。でも、人の価値観を揺さぶるような褒め方ができるかどうかには、圧倒的なセンスが要求されると思います。

──その「センス」って、いったい何なんでしょうね……。

まず「センスって何ですかね?」って質問をしないことが大切ですよ(笑)。そして、そういう質問に答えるような人間にもならないほうがいい。

「演技はあまり勉強しちゃいけない」45歳でブルーリボン賞新人賞を史上最年長で受賞したリリー・フランキーが、それでも“俳優”と名乗らない理由

こちらもXで知った記事。集英社オンラインなので一ページあたりの文字数が多くないので次のページへ進まないといけないのがもったいない気がするが、さすがリリーさんと思えるインタビュー内容だった。

午後はU-NEXTで『Tシャッツが乾くまで』四話とか流しつつ、夕方近くになってからポッドキャストで『トキトケトーク』(ゲスト:フースーヤ谷口)、『DJ松永ライカタ』『あのと粗品の電電電話』最新回をBGMに。
作業終わろうかなと思ったら、記事の方で修正提案が来たのでそれをやったりしていたら、19時になった。「映画ちいかわ」観たけど、けっこう一日作業が多くて、優先順位を間違えずにやれたので、木金ちょっと余裕ができる。

本当は明日派遣仕事のシフトを入れていたのだけど、渋谷から帰ってくる際にスケジュールを確認したら明日ライティング作業をやったほうがパンクせずに済むなと思った。家に帰ってからすぐにシフトを外した。
昨日のインタビューの文字起こしは今日中には送ると編集さんに言われていたのもあって、明日はその原稿作業をメインに、ほかにも文章化しないといけないものもあるし、まだ余裕はあるけど「月刊予告編妄想かわら版」の原稿も手をつけていない。実際のところ休みではないけど、派遣仕事がないからできるライター仕事をやる。

 

8月5日
6時前に目が覚めたけど、派遣仕事もリモートワークもないので、目覚ましをセットしている7時半まで寝転んでいることにした。
朝のルーティンをしてから、TVerで『あちこちオードリー』『永野&くるまのひっかかりニーチェ』『あのちゃんの電電電波』を見てから、セブンイレブンにアイスコーヒーを買いに行く。
家に帰ってから読書を少ししてから、インタビュー原稿をやる前に「月刊予告編妄想かわら版」の原稿を進めることにした。作品は決めているので予告編を見て作品紹介しながら、オチを考えていく。

ある程度原稿を進めてから、散歩がてら家を出て代官山蔦屋書店へ。午前中はradikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』とSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を。「爆笑カーボーイ」は冒頭に裏番組の『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』と生電話を繋げてのトーク。
太田さんが本人と電話しているのに、サカナクションの歌を何度も歌うとかいつも通りの暴れ方。ゲストに真空ジェシカが来ても、いつも通りの暴れ方なのだけど、今年に入ってからの太田さんのトークはさらにおもしろくなっていて、何が起きてるんだろうと思うほど、すごい。

午後は昼ごはんを食べてから、「月刊予告編妄想かわら版」をひとまず最後まで書き終えてからちょっと休憩。昨日送ってもらったインタビューの文字起こしをとりあえず何度か読みながら脳内でどう削るか、入れ替えるかを考える。すぐに原稿にしていくというよりは、元になるものを何度か読んでしばらく考えている方が僕は原稿に落としやすい。
ラジオやポッドキャストの最新のものを聴き終えていたので、Spotifyのポッドキャスト『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』を2021年のSeason 1から聴くことにした。最初はゲームについてさやわかさんが出て話している回があったりした。


夕方には『小嶋陽菜のライカタ』最新回となるゲスト・峯岸みなみ後編がアップされていたのでそちらも。年始の「三四郎ANN年越し」ラジオの話題も出ていた。
風呂に入ってから、インタビュー原稿を進めようと思ったけど、なんとなく読み始めた大塚英志著『「物語消費論」集成 1989 - 2021』に収録されている『物語消滅論』のパートを読んでしまった。

昨日、三宅さんがみなもと太郎著『風雲児たち』のことをポストされていて、大塚さんのお師匠ですねとリプをしたのだけど、大塚さんが高校生時代に漫画家だった話は『新現実』でしていたはずだよなって探したら、フリーペーパー的な増刊のほうで話をしていたので、本編ではなかった。
『新現実』から派生した『Comic新現実』は全部家にあって、みなもと太郎特集号もかなりキレイなままで残っていた。Amazonで見たら15000円ぐらいのマーケットプレイスになっていた。号によって価格はバラバラだった。
資料としての価値も出てきているのか、電子版が存在しないとのいうのあるし、中国とかで日本の漫画やメディアミックスを勉強している人にとっては、大塚さんの仕事って重要だから蒐集家や資料として集めている人もいそう。
実際に田島昭宇さんに「メルマ旬報」で描いてもらっていたイラストを譲ってほしいというDMを中国人の人からもらったことあるし、実物は田島さんにお返してしているので、無理ですってお伝えしたけど、この前の40th個展にも来ていたみたい。海外のファンの人も僕が行った時にいて、複製原画買っていたのを見た。そういう人たちが買っていたりすると価格帯は上がっていくだろうな。弱いな円。というかどんどん弱くなっていく円。

 

8月6日
5時半に目が覚めた。可燃ごみを出しに行ったら地面が濡れていた。雨が降っていたらしい。洗濯物はアウトだったので、取り込んで再び洗濯機にドーン。天候次第で今日洗濯機をまた回すかどうか。


横になってradikoで寝る前に途中まで聴いていた『佐倉綾音論理×ロンリー』と『きしたかのブタピエロ』を聴いていた。6時半には布団から出て、『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』とSpotifyのポッドキャスト『視点倉庫』(ゲスト:歌人・大森静佳)をBGMにタイムカードを切らずにリモートワークを開始。『視点倉庫』に出ていた大森静佳さんは内田百閒、小川洋子さんと同じ学校で岡山出身の人らしい。
気になったのでwikiで見たら岡山市の人だったので、同じ岡山県出身だけど、県内は三つのエリアにわかれるので僕の地元のような広島との県境のかつての福山県だった福山藩の領地だったエリアとは文化的には違う。
岡山市と倉敷市のほうはクセはあってもわりと正統派な岡山県的な県民性だと思う。山陰よりの津山方面と福山寄りの僕らのエリアはクセの出方が違うので、小説家とかもクセの出方がけっこう違うなと思った。

今週に入って急に止まっていたような、なにかがつかえていたものが一気に溢れ出すように、僕の作業が増えていた。凪のあとの時化みたいに押し寄せてくるのか。とりあえず、早めに作業して交通整理をする。
スケジュールも重なっているところもあって、早めにいつ公開とか確認してもらうとかを伝えていないと、他のスタッフはほかのこともしているからSlackでメンションしても忘れていたりするので、再度リマインドをして確定させておきたい。のでその準備とかも。9時前からタイムカードを切って通常業務的にリモートワークの続きを

早い時間帯に昨日のラジオ関係を聴き終えてしまったので、それ以降は「バチボコプレミニアムリスナー」の過去のアーカイブで配信された『三四郎のオールナイトニッポン』2020年1月31日放送回(小宮さんインフルにかかって休みだけど、電話される&助っ人としてバッドナイス常田登場)と『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』Season 2(外ゲームとThe Weeknd話)の続きを。

昼休憩の時にあおい書店に寄って、『新潮』最新号「令和演劇ニューウェーブ」を購入。野田秀樹さんの「NODA MAP」最新公演の度に戯曲を掲載している『新潮』なので演劇特集をするのは違和感ない。ほかの五大文芸誌の四つはそもそも戯曲載らないし。
休憩残り時間と夜家に帰ってきてからメインの対談(「百年後も上演される戯曲を書く」【岡田利規(チェルフィッチュ)×大石恵美(ダダルズ)】&「演劇をまた流行らせるために」【野田秀樹(NODA・MAP)×蓮見 翔(ダウ90000)】)を読む。
野田さんが岸田賞受賞した年と今の蓮見さんが同じ年ぐらいで、問題意識とかも近い。今の蓮見さんが考えていることややろうとしていることを先立としてやってきたからこその理解とかもあるのが伝わってくる対談になっていた。
岡田さんと大石さんの組み合わせもそうだけど、互いのカップリングで問題意識や作家性(ある種のメジャーとインディーというか世間的な認知度とか演劇における引き受け方とか可能性を探る部分)が近いからちゃんと深いところで語られていた。


早めに起きて作業をしていたのは夜に映画の試写があったからで、18時半には受付が始まるので17時前には家を出た。暑すぎるということはないが、湿気があって汗ばむ。
思っていたよりも30分近く早くTOHOシネマズ六本木に着いたので、ヒルズの特設コーナーみたいなプレミアモルツの販促エリアみたいなところで喉の渇きを癒すために二杯ほどビールを飲む。
その際にインタビューの文字起こしをパートごとに分けたものを再度スマホで読んで脳内でもろもろ構成を考える。少しだけ話の前後を入れ替えて詳しい話をしてもらったところはそこそこボリュームがあるので、うまくまとめれば長さ的にもちょうどいいかな。


19時からシアター2でデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督最新作『オークストリートの異変』マスコミ試写に。同時にFilmarksの一般試写で応募した人たちも来ていて、始まる前はけっこう混雑していた。
そもそも完成披露試写の案内の時にレビュー解禁について厳しく日時が決められていた。まず試写を観たということも翌日の7日の朝3時半以降、英語だと10日の12時以降、メディアにおいての作品のレビューは13日になってから。ダウンロードした書類にサインしたものを最初に提出しないといけなかった。
8月14日に日米同時公開で、今までかなり情報を出さずに来たので、そういう措置だったらしい。僕は『アンダー・ザ・シルバーレイク』が大好きなので、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督最新作が観れる、待ってましたという気持ちだったし、公開が始まったら映画館に行くつもりなので、その時に内容や詳しいことは書くつもり。
ただ、この映画ほぼ100分と短く、どう終わらすのかなって思ったらやっぱりJ・J・エイブラムスがプロデュースしているだけあるなって展開ではあった。

帰りも歩いて家へ。Spotifyのポッドキャストで『永野はミスターTBS』最新回がアップされていて、三宅香帆さんがゲストの一回目だった。二人とも話すテンポとノリ、好きなものへの熱意や想いがどんどん出てきてうまく噛み合っている。この前のTaiTanゲストの時もだけど、飯塚事務所と永野さん相性がいい。

 

8月7日
5時半に一度目が覚めた。まだ眠かったのでradikoで『岡野陽一の肉の塊』を流していたら二度寝モードに。7時前に目覚ましで起きてから朝のルーティンをしてから、午前中は『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン』『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』をBGMにして、朝の読書とリモートワークを。
8時過ぎた頃にTVerで『ラヴィット!』リアルタイム配信をつけたら、子役の永尾柚乃さんが山本リンダさんと一緒に歌っている場面だった。なにかゾッとしてすぐに消して、ラジオの続きを流した。
山本リンダさんは調べてみると75歳だから、うちの父親よりも四つ下だけど、芸能人の性というか生き様みたいなものがあって、それはステージに立っって、人に見られていくことを生業にした人の哀愁みたいなものを感じてしまった。そして、年齢的にも多くの人が最後に彼女を見たのが『ラヴィット!』だったということにもなりそうだなって思ってしまった。

14時まで週次定例をしてから昼休憩に。今日はどこかにいく予定もないのでこのままだとずっと家の中にいる状態になるので、気になっている文庫の発売日だったので道玄坂のマークシティのところに入っている紀伊国屋書店まで歩いていくことにした。
日差しは多少強いけど、風はあるし、凶暴すぎて外を歩けないというほどでもない。家を出てすぐに明日の派遣仕事の詳細がLINEで来た。現場は家から歩いて数分の学校だった。
作業内容が楊重手元となっていて、楊重ってなんて読むんだろうと思って検索したら「ようじゅう」と読むらしかった。意味は「揚重とは、建築資材や重量物をクレーンやフォークリフトなどの重機を使って、指定した場所へ運搬や配置することを意味します」とあった。持ち物に「あれば安全帯」とあったけど、持ってねえよ。まあ、間違いなく重いものを上にあげる手伝いだろうから、しんどそうだなって。救いはどんなに定時に終わろうが内容がきつくても歩いて数分で行って帰る距離だということ。
渋谷から帰る時に現場となる場所を何食わぬ顔をして通り過ぎたけど、門近くで工事をしていたけど、そこの業者さんとは違うっぽかった。

紀伊国屋書店道玄坂店を覗いたら、講談社学芸文庫の大江健三郎著『洪水はわが魂に及び』が二冊ほどあったので購入。昔、古本で上下巻で買ったけど読みきれなかったので高いお金を出して再チャレンジ。
といっても中上健次著『異族』と比べたらまだ1000円ほど安い。刷り数の問題も資材高騰もあるんだろうけど、文庫で3000円近いってもうマニアしか買わない。

家に帰ってからリモートワークの続き。上出遼平さんの「健康チャンネル」で取り上げている「岩手十七歳女性⬜︎人事件」も最新回に追いついてしまった。あと菊地成孔さんの「大恐慌のラジオデイズ」最新回も流しながら作業。
夜になってからインタビュー記事の原稿を初稿に仕上げて担当さんに送信。土日でもう一つ形にして送らないといけない約束をしているものがあるので、明日明後日の派遣仕事の内容次第でできるかどうか。

 

8月8日
宇野維正さんの新TwitterことXのスペースを一時間ほど聴いていたら寝落ちしていて、目が覚めたら5時半だった。微妙に早い。今日の派遣仕事は歩いて数分だし9時前に着いていればいいから、のんびりできる。
radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』の横澤夏子さんゲスト回を流しながら目を瞑って二度寝モードに。7時過ぎに起床して朝のルーティンをして、出発の準備をして8時半まで家にいた。

行き帰りのBGMは今朝配信されていたSpotifyのポッドキャスト『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』の二回目を。20分ほどの長さだけど、近すぎるので現場に着くまでに半分ほどしか聴けず、帰る時に聴いて全部聴き終わる感じだった。

近所の学校の屋上にある室外機を四台下ろして、新しいものも二台設置する作業の手伝い。向かっている時に派遣会社から電話があって、昨日の時点での詳細は僕一人だったけど、もう一人いて二人だったことを伝えられる。
もう一人には住所を伝えていて、直接向かっているので現地で集合してくれということだった。そのもう一人は何度か仕事をしている二十代の子だったので、その子ならまあ知っているしいいかなって。
彼と合流してから呼んでくれた会社のバンとフォークリフトが敷地内に入ってきて合流。僕は屋上に職人さん一人と上がって、四台分の固定している箇所を外したりしていった。フォークリフトで四台降ろして、下の二人も上がってきて新しいものを二台あげてもらって設置する。暑いけど、多少影やほかの室外機が動いていて風もあったので死んじゃうという暑さではないけど、長時間いるべき場所ではない。
昼休憩もなく、12時過ぎには終了して解散。いやあ、近いし早めに終わったのでありがたい。一度家に帰ってTシャツだけ着替えてオオゼキに昼ごはんを買いに行ってから、風呂に入って洗濯機を回してご飯を食べる。

14時過ぎぐらいに明日は仕事量が少ないのでお休みです、と派遣会社からLINEが来たので、土日でやろうとしていた作業を一気に明日やろうかなって考えたり、でも、午前中は観たいなって思っていた『叛逆のサウンドトラック』という映画をル・シネマに観に行こうかなと悩んでいたら、会社から電話があって、一個仕事が出てきたので明日どうですかと言われた。
先々週、先週の日曜日にも派遣仕事で行っていた渋谷の現場のダクト清掃だった。ハチ公口交番前集合だし、終わってからそのまま帰れるし、呼んでくれる会社の人とも話すようになったので断る理由もないのでOKした。班長の人は久しぶりの指示をするけどあまり動かない人だったけど、現場自体が定時までしっかりするという感じでもないし、どちらもダクトに入るだろうから問題ないかなって。

いつも土曜日の朝に仕事に行く時か散歩で代官山蔦屋書店に行く時に聴いている『三四郎のオールナイトニッポン0』は夕方前にスマホで流して聴いた。PCのほうは残しておいて月曜日に聴くといういつものパターンに。最初は「スパイダーマンBND」の話題から、いつものノリで展開していく内容だった。

明日休みです、って言われてからそのモードになっていたから、そこから明日やっぱり仕事あるんで、と言われてやりますと言ったものの、なんか損したような気持ちになるのは不思議。もともと日曜日もシフト出していたし、やるつもりだったのに。
歩いていけるし、作業的にも先週話していた感じだとそこまで残りのダクト清掃とかしんどい感じでもなかったのでいいかなって思うのだけど、人の心理って不思議。
明日一気に作業しようと思っていたライティング作業も今日と明日の夜にやればいいのだけど、やる気がどこかに去っていったみたいな、なぞの脱力感。
とりあえず、18時ぐらいまで「三四郎ANN0」聴きながら横になって休んでいた。ちょっとうたた寝をしたけど、額にちょっと熱があるような、腕とかも気持ち熱いような、体の中なのか皮膚が熱を持っているような感じだった。9時から派遣仕事が終わるまで屋上にいたからその時の熱が残っているみたい。シャワー浴びた時も水で最後はしめたんだけど、熱はなかなか逃げていかないものらしい。

 

8月9日
6時前に起床して朝のルーティンを。家を出るのは7時半ぐらいでよかったので、TVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を流しながら出発の準備をしてゴロゴロしていた。

8時半に渋谷駅のハチ公口交番前でもう一人の派遣スタッフと合流して現場に向かうことになっていたので7時半すぎに家を出る。行きはradikoで『脳盗』を聴きながら。
作業用のTシャツとアームカバーをしていつものズボンと安全靴、タオルやゴム手袋とかが入ったバッグを背負って向かっていたが、30℃手前ぐらいの気温だったのでちょうどいいぐらい。このぐらいの暑さなら歩いていっても熱中症とかになることもない。
合流して三週連続日曜日な現場へ。今日も社員さん二人と僕ら二人がそれぞれ別れて二班でダクト関連の清掃をしていく。三週連続で一緒に作業をすることになった社員さんといろんな階の部屋にあるダクトを外して洗浄したりする。メイン作業は社員さんがするので、荷物運んだりと諸々の簡単な手伝いをする感じだった。
午前中に二箇所ほど終わって、午後から大きめの部屋の作業を。もう一組も違う箇所をやっていたので、全部で六箇所ほど。14時半すぎには作業が終わって歩いて帰宅。


昼休憩と仕事帰りのBGMは『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』のseason 3のくるりの岸田繁ゲスト回二回分を。岸田さん「鬼滅」にハマってたんだ。
この数日で、「THE SIGN PODCAST」最新seasonを聴き終えて聴いていなかったseason 1から聴き返していていた。それもあってか、タナソーさんといえばradiohead、トム・ヨークとの関係性もあって久しぶりにradioheadの曲とかも聴いていた。
最初にradioheadのライブを観たのは、2001年の「Kid A / Amnesiac」ツアーの武道館だった。好きで聴きたかった『Fake Plastic Trees』はその日(たぶん初日だった気が)はやらなくて、アンコールで未発表だった『Ture Love Waits』を披露してくれたが、当時の僕としてはピンとこなくて、なんでだよって思った。のちにEPとかに収録とかされて聴くようになっていい曲だと思うのはだいぶ先。
で、2003年のサマソニでのヘッドライナーの時にもライブを観て、最後の『Creep』ではさすがに叫んだ。あの時期の絶好調なradioheadのライブを観れているのはすごく幸運なことだったんだなって思う。
今、radioheadが日本にツアーやフェスに来てもそこまで今の僕は絶対に行きたいとは思わないだろうし、トム・ヨークのソロライブの時もそこまで気持ちがノレなかったのもある。たぶん、今の自分のモードと現在の彼らの活動は少し合わない。だけど、サマソニの『Creep』の動画を見ると、伝説を目撃したんだなって思う。年齢を重ねておっさんになっていくとどんどん過去が美化されてしまう。35歳問題もとうの昔に過ぎたことで、そうなってしまうのはきっと仕方のないことだろう。

Radiohead - Creep Live@JP 



家に帰る前にスーパーで惣菜を買って帰ってすぐに湯船に浸かって洗濯機を回す。晩ご飯はざるラーメンを。茹でて、流水で冷やす時に作っておいた氷を全部投入して一気に引き締めてぬめりを取ると美味しく出来上がる。ただ、ネギを買うのを忘れたのでつゆにつけて食べる時の食感が、ネギってほとんど味しないけど食感という意味ではすごく大事。

三四郎の相田さんのポスト。名古屋の単独ライブにも「親父」ことTOYOTA会長の豊田章男さんから花が届いていたらしい。これは来週の16日の東京凱旋公演において、サプライズで「親父」がステージに出てくるのではないか、と期待させる。
日曜夜はいつもなら、『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴きながら読書やライティング作業をするのだけど、ツイキャスで『鈴木エイト×樋口毅宏×久田将義『アンビバレント』山上徹也は〝中野正彦〟だったのか?』を聴きながら日記を書いて、ライティング作業を少しする。

ツイキャス終わりでradikoで『サンドリ』を流しながら、『洪水はわが魂に及び』の読書を。びっくりするぐらい眠くなる。中上健次と三島由紀夫の小説を読むのをしばらくやめていて、木山捷平や井伏鱒二のエッセイを読んでいた。大江作品の文体というか使っている語彙や一文の長さとかが、木山や井伏のエッセイの軽さとは違うせいか、慣れない。なんとか第一章を読み終えたけど、内容がうまく咀嚼できなかった。
今日の派遣仕事は疲れるような内容ではなかったけど、やっぱり仕事をしに外に行って帰ってくるとなにかすり減るというか、HPが減っているみたいで読書するモードにうまく移行できないし、文章が入りにくくなる。ご飯やお風呂で満タンに回復はしない、適当にゴロゴロするしか回復しない部分がある。

 

8月10日
6時半に起床して朝のルーティンをして、可燃ごみを集積所に出してそのまま近所のセブンイレブンまで行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。
radikoで『川島明そもそもの話』を流しながら、7時半前ぐらいまで横になってスマホを見ていたらウトウトしてしまった。
8時前には机に向かってリモートワークのPCを立ち上げてタイムカードを押す前に一時間ほど軽く作業を終わらしておく。TVerで『ラヴィット』のリアルタイム配信を流しながらタイムカードを切って作業を本格的に開始。
Slackを見たら、週次定例に参加している他の社員さん三人とも休みだった。盆だ。盆休みモードになってた。バイト風情には関係ないことだからいつも通り。
『ラヴィット!』は月曜日はそこまでおもしろいと思えないので、途中から「三四郎ANN」モードへ。先々週のアーカイブと金曜日の最新回、そのアフタートークを立て続けに流してBGMに。

SUPER DOMMUNE 2026/08/07 菊地成孔と大谷能生の JAZZDOMMUNE Presents 「叛逆のサウンドトラック」公開記念番組 「サウンドトラックの叛逆」


昼休憩の時にあおい書店を覗いたけど、これといって気になるものもなく、オオゼキによって昼ごはんの惣菜とかを買って帰ってきて済ます。
午後からは前日やっていた「SUPER DOMMUNE」の『叛逆のサウンドトラック』特集を流す。
映画も早く観に行きたいけど、菊地さんと大谷さんの知識もすごいけど、ゲストで出ていた『ブラック・カルチャー 大西洋を旅する声と音』著者である早稲田大学教授の中村隆之さんがめちゃくちゃコンゴとか地理的なことや戦争だったり、諸々にすごく詳しいので、聴き入ってしまうところがあった。アフリカやブラックカルチャーについて本当に知らないことが多い。

昨日の派遣仕事をしている時に、月曜から土曜日ぐらいまで隣の建物の空調機関連の作業があると聞いていた。午前中に派遣会社にもし明日そこの現場があったら入れてほしいですとLINEしていたら、14時ぐらいに明日の現場がそこだという連絡が来た。
僕一人なのでハチ公口前交番に行かずに直接現場にいけるのもありがたいし、定時までやってもそこまで遅くならずに家には帰るというにもうれしい。
社員さんたちもいないのでのんびりと作業の続き。明日は世間では祝日だけど、派遣仕事だし、このまま派遣仕事が希望を入れている木曜と土曜入れば日曜までは10日連続で仕事。お盆休みという感じがまったくないのもいかがなものかとは思うが。

リモートワークが終わって、風呂に入ってのんびり。ライティング作業をするまで『ライカタ』『トキトケトーク』(ゲスト:脚本家・生方美久)最新回を、今度インタビューしたいなと思っている人のエッセイを読みながら聴いていた。ライティング作業が思いのほか苦戦する。普段使わない専門用語があると中々進まないし、文脈を理解するのに時間がかかる。

今日は亡くなった友だちの誕生日だった。彼女のお母さんにDMをした。あっという間に月日は過ぎていく。

サニーデイ・サービス - One Day [Official Video] 

 

8月11日
6時すぐに起床してさのルーティンを。radikoでいつもみたいに『空気階段の踊り場』『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を聴きたいというモードにはならず、タナソーさんの「SIGN PODCAST」の続きを流しながら、出発の準備をしてから一時間ほどライティング作業を。

7時半過ぎに家を出る。行きのBGMはSpotifyのポッドキャストで『BAD PHARMACY』『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:二瓶有加)最新回を聴きながら。
Tシャツにアームカバーにいつものズボンと安全靴にヘルメットとか荷物を入れたバッグを背負って渋谷の現場に向かう。Tシャツでも気持ち涼しいぐらいの気温で、蒸し暑くもないし歩くにはちょうどいい。

日曜日も来た現場だったけど、いつもの場所で待っていたら担当の社員さんがやってきて、今日は隣のホールということだった。前にもダクト清掃で行ったことがあったけど、今日はダクトの解体の手元の雑工だった。
二度ほどライブで来たことのあるホールの舞台の裏の方をはじめて見た。8月は改修工事をする時期みたいでいろんな業者さんたちがたくさんいて、上になにか機材とかを上げたりするのでヘルメットがいるみたいだった。
社員さん二人が電動カッターとかで古いダクトを切っていく。最初は周りにある断熱材を取って集めて袋に閉じ込める。この断熱材はグラスウールという解体現場でよく見るものだけど、ガラスを溶かして繊維状にした綿状のもので見た目はスポンジみたいにふわふわしているけど、押さえ込んだりすると繊維が飛んで服についたりする。それだけならまだいいが、繊維状のガラスが刺さったり、服の中に入ってくる。けっこう痛い。これは終わるまでチクチクすることになって、帰ってから風呂に入った時に強めにシャワーを浴びて取れたという感じ。
ダクト自体は切り取った枠はそのままで、周りのトタンみたいな金属の部分は体重をかければ折りたためる。エレベーターが小さいのでそれに入る大きさにまではしていく。午前中にダクトを切り取るところまでは終了。

午後からは細かくしてエレベーターで運べる大きさにしたり、清掃をしていく。終わりぐらいになって一階に下ろして台車に乗せて専用のごみ置きに持っていくことになった。いろんな箇所で工事とかをしているので、動線がステージを通っていくというものがあって、そこから客席を見るとかなり近く感じた。二階席も三階席もかなり見える。
ここではSyrup16gとanoのライブを、どちらも二階席で観たけど、ステージからでも観客はよく観えるんだなって思った。
ごみを出していると雨が降り出してきた。ここの現場では珍しく、定時近くに終わったけど、いつも早く帰れているので問題はない。帰る時は傘も何も持ってきていないので、濡れながら歩いて帰る。濡れるけど、びちゃびちゃになるほどの雨量ではなかった。

『DJ松永ライカタ』『あの粗品の電電電話』最新回を帰ってから風呂に入って晩ご飯を食べながら聴く。
「あの粗品」は、先日アップされていたあのちゃんがYouTubeでコラボした野々村友紀子さんの話題。先輩がわりと自分たちふたりが一緒の番組をしていることを知らないという話から展開していたが、あのちゃんは野々村さんと意気投合というか相性が合うのも動画を見るとわかったし、粗品も野々村さんとのエピソードを話していた。下の世代にこういう風に慕われたり、尊敬されていると強いなあ。

19時過ぎから23時すぎまで昨日出すと言って出せていなかったライティング作業を。文字起こしから原稿にしていく中で、専門用語がわからないとやはり単語の変換があっているのかも怪しいし、出てくる固有名詞はそこでは当然でも門外漢は知らないので、調べていく。そのためのキーワードとか話の流れから推測するしかない。
昔みたいに全部を自分で文字起こししてから、原稿にしていくということは最近していなくて、まず契約している文字起こしのサービスでAI文字起こしをしたものを使っている。話題や小見出し的なものでまず大きく分けていき、その一つずつを文字起こしを文章で読めるものに修正していく。
しかし、このAI翻訳だと名前とかがまったく違うものになっていたりする。その部分を聞きなおしてから、検索して話に出ている本当の名前に辿り着く。その人のwikiとか情報があれば、読んでみてその人のことがどうか判断する。あと音声を聴いていると文字起こしになった部分があったりした。AIがその部分を文字化してなくてスルーしていたりするところもあるから、全部を信用はできない。もちろん元になる音声を全部聴かないといけないのだけど、時間は思ったよりもかかった。
これは普段だと自分が聞き手になって、相手に話してもらったものを原稿にする時は、その場にいたし記憶にあるのでなんとかなるのだけど、今回のだと二人が話しているその場に自分はいないから、その記憶とかがないし、当事者感がないせいで思ったよりも時間がかかったんじゃないかなって。なんとか提出して日付が変わる前に寝た。全然祝日ではない、一日中働いていた。

 

8月12日
6時過ぎに目が覚めた。もう少し眠りたいけど、諦めて朝のルーティンをしてセブンイレブンにアイスコーヒーと朝食用のパンを買いに行った。雨は降っていなかった。
7時半過ぎにはリモートワークのPCを立ち上げて、タイムカードは切らずに早めに作業を開始。BGMはradikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』から。
「爆笑カーボーイ」は太田さんが朝ドラに出演した際にNHKに行った時のトーク。朝ドラ主演の三上愛とは日大の、というかナイツ土屋美大問題トークをして、撮影を待っている時に大河ドラマ主演の仲野太賀&池松壮亮コンビと話した話題について、今回のトークを聞いていると、主演俳優三人の好感度がすごく上がるような内容だった。
太田さんも笑ってくれて反応のいい若者と話すだけでも楽しかったのが伝わってきた。あと大河に出ている千利休を演じている吉岡秀隆さんと喫煙所で話した内容も太田さんらしいし、吉岡さんの腰の低さと、『北の国から』の純そのままだって言っていた。それにしても太田さんはずっと躁状態みたいなテンションで話し続けているし、特に今年になってからの勢いがすごい。

9時前にはタイムカード切ってちゃんと労働を開始。会社自体はお盆モード、有給使って一週間休んでいる人もいるし、いつも通りにリモートだったり、出社している作業している人もバラバラ。
正社員はこの機に有給使って旅行とか行っていたりするけど、一応Slackは見ている感じだけど、そういうのを見ないということにはできないのはなんかかわいそうというか、休みじゃなくないと思わなくもない。なにかトラブルが起きた時のために対応する必要や申請したものを承認したりしないといけないことがあるから仕方ないのだけど。

radikoで二番組聴いたあとは『奇奇怪怪』、夕方以降は『小嶋陽菜ライカタ』最新回を流していたが、その間はまた「SIGN PODCAST」の過去回を。

昨日行った派遣仕事で呼んでくれた会社の社員さんが、この現場が土曜日まで作業があるみたいなことを言っていた。明日シフト希望を入れていて派遣会社の人にもそこがあったらお願いしますと頼んでいたが、15時すぎても連絡がなくて、これはもしやと思いながら連絡を待っていた。17時になって明日は作業量が少ないのでおやすみですとLINEが来た。うーむ、スケジュールがズレる。
リモートワークは明日は休みで金曜日は出勤だったので、それを入れ替えてもらうことにした。すぐに明後日のTOHOシネマズ日比谷での『オークストリートの異変』IMAX上映の初回分のチケットを取った。お盆休み中だし、作業自体は押し迫っているものがないので、この辺りは臨機応変に対応してもらった。

ニコラに上がるビルの階段から、トワイライライトから女性が降りてきていた(すれ違うにはそれなりに狭い)ので待っていた。降りてきたのが三宅香帆さんで、なんでここに!と思ったら、上で撮影してましたと言われた。あとからサトミツさんこと佐藤満春さんとYouTube撮影をしていたと新TwitterことXのポストでわかった。
三宅さんは令和ロマンのけむりとも動画撮影していたし、何度か取材場所としてトワイライライトには来ているみたいだけど、何度目なんだろう。たぶん、三茶といえばトワイライライトというイメージになっているんじゃないかな。

リモートが終わって、雨がザーザー降りがおさまったタイミングでニコラへ。アルヴァーブレンド、おかわりにアアルトブレンドをいただきながらタバコで一服。
最初は僕だけしか客はいなかったので、曽根さんたちと世間話をしながらコーヒーを飲んでいた。次第にお客さんが増えてきて、二人も安心していた。

家に帰ってから風呂に入ってご飯を食べてから、ちょっとのんびり。新TwitterことXで『スワロウテイル 4Kリマスター』のアカウントで、三上博史さん、CHARAさん、伊藤歩さんのコメントが紹介されていた。いやあ、早く大きなスクリーンといい音響環境でリマスターされた作品を観たい。
夜はライティング作業をせずに『洪水はわが魂に及び』を読む、すぐに寝落ちする。

 

8月13日
5時半前には目が覚める。朝のルーティンをしてから、6時前にはradikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』をBGMに早めにリモートワークの作業をタイムカード切らずに開始。

「論理×ロンリー」を聴いていたらスペシャルウイークのゲストが三宅香帆さんだった。午前中に目的地に向かう時と帰る時、家に買ってから&仕事後にBGMで聴いていたSpotifyのポッドキャスト『きしたかののブタピエロ』『視点倉庫』(ゲスト:大森静佳後編)、『永野はミスターTBS』(ゲスト:三宅香帆:二週目)だったのだけど、「視点倉庫」はそもそも三宅さんパーソナリティーだし、「永野」は先週に引き続きゲストと、なんかすごい集中している感じ、昨日ちょっと会ったし、とか思っていた。

「ブタピエロ」は久しぶりにおもしろかった。少し前までW杯の話ばっかりだった。高野さんにお子さんが産まれて、プライベートな話も多くなってきたのもいいし、今回は事務所の先輩のナイツのラジオレギュラー番組の夏休みの代打で出演したときに岸がミスしまくったことを棚に上げてトークが展開していった。
その中で、亡くなる五日前の山田五郎さんと共演した『アド街ック天国』が二人の出身である門前仲町だったので、地元の話題になった。江戸っ子ではなく、深川っ子と地元の人は言うらしいのだけど、東京生まれ東京育ちだけど、都会っ子というよりは下町、僕のような東京育ちではない人間からしたら「江戸っ子」ぽいと感じるものが二人にはある。
僕は『のらくろ』の田川水泡について調べていたときに「田河水泡・のらくろ館」に足を運んでいて、その深川エリアには何度か行ったりしているから場所的なものはわかっているけど、深川っ子というメンタリティはあまりよくわかっていない。田川水泡の著書を読んでも、そういう感じがあまりないんだよなあ。戦後には玉川学園に移住しているから、後年になって昔のことを思い出して書いたりする際にも世田谷区的な文化人的な視線になっていたのかもしれない。

サッチモ、マルコムX、ガレスピー、フルシチョフ、
コルトレーン、カストロ、ブレイキー、
アイゼンハワー、モンク、オーネット・コールマン、ニーナ・シモン、
ネールにナセルにスカルノも。
音楽、政治、そして感情を折り合わせた、かつてない体験。
陰謀渦巻く歴史の闇をジャズが直撃する、凄まじいドキュメンタリー映画!

三時間タイムカードを切らずに作業をしてから、切って作業の続きを9時半すぎまでして家を出た。雨は小雨だけど、とりあえず傘は持って行った。昨日、派遣仕事が休みになってリモートワークと入れ替えた時に、じゃあ、このタイミングで観ようと思っていた『叛逆のサウンドトラック』に行けるんじゃないって思った。
10時半からの上映だけど、ル・シネマでは朝のその一回しかないので平日、でもお盆中だからか七割ぐらいは埋まっていた。さすがに初老というか老人と言ってもいいぐらいの人とか年寄りが多かった。まあ、ジャズのことだし、出てくる人たちの名前的にそうなるだろう。
先日のDOMMUNEで菊地成孔さんも言われていたが、映画に出てくるもので新規撮影されたと思われるのは作家の人ひとりぐらいだった。その人ぐらいしか存命でないということもあるかもしれない。ほかの映像も音楽も既存のものを使っていて、それらをサンプリング&モンタージュして、監督の描きたいストーリーラインに繋いで編集したドキュメンタリー作品。
大塚さんの「戦時下におけるモンタージュ」を読んでたのもあって、革命の話であり、コンゴにおけるアメリカの介入とか植民地支配におけるアメリカの、CIAの裏工作とか諸々が描かれている。実話だけど、やっぱり編集によって監督が観せようとしているものに僕はちょっと引いて観ていた。
ドキュメンタリーは真実ではない、監督の主観によるある種の物語であるけど、観た人はそれが真実であり、嘘ではないと思ってしまいやすい。モンタージュというのは戦時下ではプロパガンダに使われたわけで、大衆の意識を変えたり、誘導するのにほんとうに長けている。だから、僕は全身でこの映画にのめり込むことはできなかった。もうちょっと作中で流れるジャズの音量がデカくてもいいのに。


タナソーさんの「SIGN PODCAST」をseason 1から聞き返していたら、『snoozer』が読みたくなって、Amazonでradiohead特集号をいくつかみたらプレミアがついていた。これは100円と送料のみだったので注文していたのが家に帰ってからリモートワークをしていたら届いた。ほぼ新品に近い美品だった。
ゼロ年代初頭から10年代中頃までぐらいか、ネットにあった記事やテキスト関連のものはプラットフォームごとなくなってしまってサルベージできなくなっているものがわりとある。雑誌(書籍)はそれ自体がハード&ソフトウェアだから強い、しかも形として残る。適当だけど、例えば2080年ぐらいになっても焼かれたり、水浸しになったりしない限りは、この雑誌は誰かが手に取れば読める。物体としての強さがある。
僕が初めてライターとして取材した田島昭宇さんと大塚英志さんのインタビュー記事は、掲載していた「cakes」自体がもう存在していないから読むことができない。それは自分の仕事がなくなってしまうことだし、証明ができないという悲しみもある。紙で出すのは大変な時代だけど、雑誌とかにライターとして関わりたいなと『snoozer』を読みながら感じた。
この号が出たのは2008年だけど、その年のさいたまスーパーアリーナの2daysが僕が最後に観たradioheadのライブだった。この頃は『snoozer』も廃刊前だし、出るたびに買って読んでいた。18年前と思うとびっくりする。

リモートワークが終わってから風呂に入って一息。「SIGN PODCAST」の最新season19のエピソードがアップされていたので、それを流しながらライティング作業を。
S19-E2のトークに出てくる『マテリアリスト 結婚の条件』の婚活業界でペガサスと呼ばれる大富豪(ペドロ・パスカル)の秘密と、来週公開の『ドラマなふたり』のゼンデイヤ演じる主人公の秘密は試写で観た時にはアメリカすぎるやろ、と思っていたが、よくよく考えたら前者は僕が富裕層や上流階級的な人の知り合いがいないから知らないだけで、わりとそこでは知られていることなのか。と思ったりした。後者のほうがまだ身近ではあるが。どっちもA24製作で、普遍的なラブコメにそういう身も蓋もない現在性を入れ込むのがうまい。
寝る前に少しだけ『洪水はわが魂に及び』と大塚英志著『「学問」の本筋』と西川美和著『遠きにありて』を読み進める。

 

8月14日
7時前に起床して朝のルーティンを、昨日夜から始めたスクワットを朝の分をする。朝晩と決めた回数を三か月ぐらい続けたら体重とか変化が出るのか試してみることにした。

横になったままTVerで昨晩の『アメトーーク!』「ダチョウ倶楽部を考えよう2026」を見る。まず、粗品が他事務所の年齢の離れている先輩たちと素晴らしい立ち位置で絡んでいた。
ダチョウ倶楽部の上島さんが亡くなって、空いてしまった場所を埋めるのではなく、前回の放送がきっかけで周年ライブ、そして今回と違うやり方で引き継ぎながら新生させていた。
太田プロの芸人たち(出川さんと竹山さんは別だが、ダチョウと付き合いが長く親しい盟友や後輩)の中に粗品は吉本ひとり(MCは蛍原さんだが、彼はほぼ傍観者である)でしっかりと絡んで笑いも取っているし、ダチョウの二人もうれしそう。それを見ている有吉さんが劇団ひとりさんや土屋さんが感謝すらしているように喜んでいる。
出川さんに粗品は「努力芸人」と言われていたが、そういう芸人らしさも含めてダチョウ倶楽部の二人をはじめとして今回のひな壇にいた後輩たちに可愛がられているのはそういう部分と人間性なのだろう。
ダチョウの二人は六十代、彼らに可愛がられてずっと慕ってきた有吉さんたち後輩は五十代、粗品は三十代前半というのを考えると、やはり四十代と三十代後半がいないというのはその空いている世代の人間としてはそれも現在社会の構図、縮図だなって思ってしまった。上の世代から引き継がれずに、引き継げなかったロスジェネ後期とゆとり世代前半はいなかったことにされてしまう。

見終わってからradikoで『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』を聴きつつ、少しだけライティング作業をして、9時半前には家を出た。雨は降っていなかったので傘はささず、雨雲レーダーでも帰ってくるまでは雨の心配はなさそうだったので持っていなかった。
行きはradikoで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』をお供に。風は吹いていたが、湿度はあまりなくて歩くのはちょうどいい気温だった。日比谷線中目黒駅に乗って日比谷駅で下車。歩くと二時間ほどかかるミッドタウン日比谷のTOHOシネマズへ。日比谷線のいいところは改札出てすぐのところにミッドタウンへつながっている通路があるので楽ちん。
中目まで歩く電車に乗るのを合わせても一時間かからないぐらい。涼しいといえ、一応真夏に二時間汗だくになって歩いていくよりは安全。まじで倒れたら死ぬ可能性があるので避けながらもできるだけ歩けるルートとしてはこれが今のところは一番。

イントロダクション
『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けたJ・J・エイブラムスがプロデュースし、脚本・監督は『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェルが務める。オリジナリティに溢れた作品で観客を驚かせ続ける二人がタッグを組み、かつてない恐竜映画を作り上げた!

アン・ハサウェイと、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーがW出演を果たし、想像を絶するサバイバルに挑む、ごく普通の家族を演じる。

ストーリー
平和な街オークストリートで、平凡な暮らしを送るプラット家。

しかしある日を境に、街では不思議な現象が発生。
ついには水道や電気が止まり町は断絶状態に。さらに、絶滅したはずの恐竜が街中に出現し住民を襲いはじめる。

はたして家族は、襲い掛かる様々な恐竜から逃げ延び、異変から脱出することが出来るのか?


先週試写で観たデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督『オークストリートの異変』の10時35分から上映のIMAX上映を。大作というわけではないし、デヴィッド・ロバート・ミッチェル好きな人もそこまで多くはないだろうけど、六、七割ぐらいは埋まっていた。年齢層は恐竜が出てくるというのは予告編とかで出すようになったものの、子連れはほとんどいなかった。
プロデューサーのJ・J・エイブラムスの意向なのか長い間、作品の情報をほとんど出さなかった。日米同時公開だったのもあって、この前の試写で観た時は試写を観たということについて、実際に観た感想や詳細などは何日何時からしかSNSには書かないという約束をしないと観れないぐらい、けっこう情報の出し方をコントロールしていた。それもあって、感想については試写で観た人もあまり出していない感じになっていた。
デヴィッド・ロバート・ミッチェルはかなり重要な監督なのに、前作『アンダー・ザ・シルバーレイク』から今作まで8年も空いてることがほんとうに惜しいと思ってしまう。もう、一、二作品は作れていたはずだが。

100分ほどとコンパクトにまとまっているところもいいのだけど、試写で一度観ているのもあって、ドキドキするところもわかっているが、登場人物たちにハプニング的なことが起きるとちょっと笑ってしまった。二回目のほうが僕としては楽しめたかもしれない。一回目は『アンダー・ザ・シルバーレイク』好きとしてはデヴィッド・ロバート・ミッチェル最新作がつまらなかったらどうしようという心配もあった。もう、おもしろいことはわかっているので、より入り込めたのかもしれない。
最後に舞台が1982年とわかるのだけど、作品のテイストなども80年代のスピルバーグ監督の作品や彼に関する映画に通じる部分があった。とても映画を純粋にたのしめたという満足感があった。
家族の中で息子であり、弟のブライアンの年齢的にデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督が1974年生まれなので、当時の自分を反映させているのかもしれない。実際にエンドロールで亡くなった父へ捧げるとあったはずだ。
基本的には町がワープというかまるごど過去に移動してしまって、恐竜たちに住人が襲われていく、その中で主人公の四人家族がサバイバルしていくというシンプルなもの。だからこそ、ホラーとかの見せ方も活かしているのがわかるし、エンタメ映画になっていた。
途中で父のグレッグ(ユアン・マクレガー)と母のデニース(アン・ハサウェイ)が口喧嘩をしたあとに子どもたちが家からいなくなって探しにいく時に、巨大な恐竜から逃げる際に路上にあった車に乗り込む。グレッグがデニースをかばうように覆い被さり、二人の距離が近づき、巨大な恐竜たちから逃げるほかの恐竜たちがどんどん車を踏んでいくので車が揺れる。その描写はセックスシーンの比喩のように見える。二人も仲直りセックスしたあとみたいに喧嘩していたことが嘘みたいにいい関係に戻る。その前には恐竜同士が交尾しているシーンがあって、それを夫婦が見て特にデニースが笑い出してしまうところがあるなど、不仲になりかけていて、離婚する可能性があった二人はこのサバイバルの中で互いの存在が改めて大事だと気づくのも大きな軸になっている。
全編において、母を演じたアン・ハサウェイが強い。すごく行動的だし、銃撃ちまくるし。彼女は冒頭で小説を書いていることが明らかになっていたが、最後にあることを実行して町自体が過去に飛ばされる前の時間軸に戻ってきて、もろもろの問題を解決してこの家族や知り合いたちにとってのハッピーエンドを迎えることになる。その際に彼女は今回の恐竜とのサバイバル経験を小説として刊行して作家になっているというのがラストにわかる。それは物語を書く人間が強いみたいな監督とプロデューサーの想いもあるんじゃないかなって僕には感じられた。
物語自体が彼女が書いたフィクションだったというオチではない。そのオチだったらさすがにダメだろうけど、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督さすがの一本。とても楽しめる映画になっていた。
やっぱり80年代がデカいんだよなあ、ネット文化も出てこないし、バック・トゥ・ザ・レトロフューチャーとしてそこから語りたいという欲望と懐かしさを感じるギリギリの時代。J・J・エイブラムス監督『スーパー8』は1978年ぐらいが舞台だけど、あの頃が彼らの子ども時代だし、スピルバーグ映画という魔法に夢中だったとかもあるんだろう。
あと犬映画というかちゃんと一家の愛犬もがんばる。こういうのを見ると猫はかわいいけど物語的に戦う一員にはなれないから、犬だよなあ、こういう映画で出てくるの。

観終わってから、Spotifyで「SIGN PODCAST」でケンドリック・ラマーについての回を聴きながら、日比谷線で中目黒まで帰ってそこから歩いて帰る。曇り空だったけど、雨は降りそうになかった。
昨日の千葉とかの線状降水帯の大規模な自然災害の状況を見ていると不安にはなるが、東京は今日は雨はあまり降らないみたい。帰りに惣菜を買って帰って、肉を焼いて炊いたご飯と食べる。夕方までカーテンは開けたまま電気を消して横になって仮眠。今日は仕事ないのでお盆休みということにする。
寝る前に派遣会社から明日の仕事の詳細が来た。毎週行っている渋谷の現場のダクト清掃の作業だった。まあ、近いのもあって僕の方からそこの仕事があったら入れてほしいと伝えていたので、それをやってくれた感じ。9時前に現場に行けばいいし、定時まで働いても18時には家に着くので僕としてはとてもありがたい。

私はふたつの創作の作業にかなり没入して、そのひとつは、自分には創作(される原稿)であるのだけれども他者に創作に関してを教授するというか真剣に伝えている『ツァラの創作論』の連載第2回だった。『ツァラの創作論』は第1回は序論で、ここから本論に入る、その本論の最初の1篇がどうなるか、は全体を決定すると感じていたのでハードルは高かった。しかし、やれた、やった、私は死んでしまった猫たちと死んでしまっている敬愛する作家たちとに、助けられつつ、全面的に臨んで(とは衝突するように対峙した、ということだ)その連載第2回の原稿を書きあげた。いけたとの手応えはあった。だからこの夏の後半は、私は『ツァラの創作論』に没入してゆく。いっきに書きあげるような態勢に入る。

〈古川日出男の現在地〉馬とともにいる 2026.07.25 – 2026.08.14 東京・埼玉・和歌山・福島

起きてから古川さんのブログがアップされているのに気づいて読む。『ツァラの創作論』は先月に一回目の序論が掲載されていて、前に9月以降から『群像』に続きが掲載されるとご本人から聞いていたので、その連載、執筆モードに完全に入ったんだなってわかる。小説を書くという実践はずっとされているが、創作論という理論も書いていくということ。

Spotifyで『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』(ゲスト:又吉直樹)を聴きながら日記を書く&ライティング作業をしてから、寝る前に読書の続き。今日は読みかけだった小林恭二著『三鬼』を。

 

8月15日
6時過ぎに目が覚める。二度寝したいけど、寝たら8時すぎたり、派遣開始時間過ぎて起きてしまう、そんな不安が過ぎるから諦めて起きる。
スクワット(新Twitterでも流れてきて、なかやまきんに君のやり方を一応真似てみる)を加えた朝のルーティンをしてから昨日途中で寝落ちしたXの宇野維正さんのスペースを聴きながら出発の準備を。

行きと帰りのBGMのメインはいつもの土曜日のお供な『三四郎のオールナイトニッポン0』を。再来週のスペシャルウイークゲストは「京都スパイダーマン」という発表があったが、結局誰がくるのかわからない。誰なんだ、全然わからん。
明日16日の単独ライブの東京凱旋公演はあるものの、これで最終日だし、他の地域もやってきたので余裕はあるんだろうな、ライブがあるからみたいな感じはほぼなかった。リラックスしていつも通りノリでどんどん進めていた。
昼休憩で聴き終えて、帰りはSpotifyのポッドキャストで『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』の第三回を。あれ、これ全六回だったっけ、となるともう半分まではやっている。「親父」こと豊田章男さんあいかわらずノリがいいし、話すのが好きなのが伝わっている内容。

毎週土日のどちらかでは派遣仕事でやってきているいつものここへ。今日もダクト清掃の手元。終戦記念日というのはいつも嫌なのは、やっぱり敗戦ということを言わないといけないと思うし、軍部の暴走やメディアのプロパガンダや周りの目やメディアを信じてしまった国民、ある時点で降参していれば原爆は広島と長崎には落とされていなかったはずだし、とか諸々あるけど、敗戦した日。その理由をちゃんと考えて伝えていくべきだと思うので、終戦記念日という言い方は僕はしたくない。日本が間違った戦争をして敗戦した日。
そういう日にここで、ついているテレビでは甲子園での熱戦が流れていたりした。僕はダクト清掃をしている。そういう2026年8月15日。
14時半ぐらいには作業が終了して早めに帰れることになった。雨は降っていなくて、来る時もそうだったけど、帰るときも30℃を下回っていて夏という暑さはなくて歩きやすかった。

Zazen Boys - 永遠少女 Live at 日比谷野音 5.26 2024 



Zazen Boys with かもめ児童合唱団 - 永遠少女 Live at 日比谷野外音楽堂 8.31 2025 


「VS豊田章男」を聴き終えて、好きな曲を数曲聴いてから、ZAZEN BOYSの『永遠少女』のMATSURI SESSIONでの24年と25年でのライブ映像を聴いた(見た)。どちらのライブも日比谷野音の現地にいて、素晴らしくて感動したけど、今日という日だからこそ、この曲は多くの人に聴かれてほしいと思う。

家に帰ってから湯船に浸かる。ダクト清掃は厨房とか油っぽい場所をやっているので、削ったり掃除機で吸い込んだ時に落ちたりしたものが髪についていたりする。特にダクト清掃したあとは湯船に浸かって髪を洗わないと、リセットができない気になるし、ベトベトになったままだと気持ち悪い。このあとに予定とかあったら、なにがなんでも風呂に入らないと怖い。相手に失礼な気もするし。
風呂から上がって洗濯機を回して、早めの晩ご飯を食べる。毎週土曜日は実家、というか祖母が施設に入ってからは母に電話をしている。定期連絡。近所の自転車のおじさんが亡くなって、父は葬式に行っていると言われた。僕が幼い頃から乗っていたブリヂストンの自転車も、高二から乗っていたジョルノという原付バイクもそこで買って、いつも修理してもらったり点検してもらっていた。僕にとって自転車というのはブリヂストンのもので、あのおじさんの姿とセットになっている。上京してからは会ってないし、帰省した時に一度か二度お店の前を通った時に挨拶したぐらいだけど、自分の過去に関わった人がゆっくりと静かにこの世界からいなくなっていく。
日記を書いたり、読書をしたりする。いつもと変わらない日々、いつか終わってしまうことだけは決まっている。突然なのか、あるいは自分で決めるのか、病気で徐々になのか、それはわからないけど、そのいつかまできちんと楽しみながら、味わいながら日々を過ごしていきたい。と思うそういう日。

今回はこの曲でおわかれです。
パソコン音楽クラブ − wonders (Official Visualiser)