Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年8月16日〜2026年8月31日)

8月上旬の日記(2026年8月1日から8月15日分)


8月16日
日付が変わる少し前にうとうとしてしまっていたけど、なんとか寝ずに上旬の日記をはてぶに、半年前の日記と『週刊ポスト』で連載していた「予告編妄想かわら版」をまとめたvol.71-80をnoteにアップして寝る。


7時前に起床して朝のルーティン&スクワットをして、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』とTVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』を、というところだけど、『ゴッドタン』は「マジ歌ルーキーオーディション2026」という企画だった。
「マジ歌」だけはまったくおもしろいと思えなくて、毎年スペシャルもほぼ見ないんだけど、人気があるし続いているから好きな人は多んだろうけど、と思いながら冒頭で停止した。
『オードリーのオールナイトニッポン』を。再来週のスペシャルウイークは二年連続で西武園ゆうえんちのプールを貸切で生放送、三四郎の小宮さんと東京ホテイソンのショーゴがゲスト。これは聴こうかな。


8時半過ぎに家を出た。radikoで『脳盗』と『黒崎煌代のオールナイトニッポン0』をBGMにして代官山蔦屋書店まで散歩。
「黒崎ANN0」は『急に具合が悪くなる』で自閉症の青年役を演じていた俳優の黒崎煌代さんが初めてのパーソナリティー。リトルトゥースらしく、マジでラジオ好きな人だった。照れちゃうのかちょこちょこ自分で笑ってしまう感じと演技している時の落差がかなりある。
ANNのレギュラーパーソナリティーは今のところ俳優は山田裕貴さんと高橋文哉さんしかいないので、もう一人ぐらい誰かいても良さそうな気はする。この土曜日の「オードリー」のあとの「ANN0」はいろんな人をお試しでパーソナリティをやらせる枠でもある。ここではじめてラジオをやる人もいるし、ある種の局側の青田買いみたいなところもある。そういうことをやっているから、新人育成と発掘ができているのは強みになっている。
この前のSUPER DOMMUNE「叛逆のサウンドトラック」公開記念番組 「サウンドトラックの叛逆」にゲストで出ていた中村隆之さんの『ブラック・カルチャー』の新書があったので購入して帰る。

世界を制覇したラップミュージック、社会を映す鏡としてのマーベル映画、ネットフリックスの革命……政治や社会情勢とも呼応しながら、遥かな高みへと達した2010年代のポップ・カルチャー。その進化と変容、時代精神を総括する。日本の文化受容に警鐘を鳴らし、来る2020年代を展望する、過激で濃厚なポップ・カルチャー論。

田中 うーん、だから、言いたかないけど、2010年代というのはレディオヘッドに象徴される価値観が次第に端に追いやられる時代でもあったってこと。それは何かというと、2010年代を通じてさらに浸透していった多国籍企業が牽引するグローバル資本主義に、真っ向から楯突こうという意志であり、ごく身近で切迫感のある問題意識から来るマイノリティの当事者性が次第に凌駕していった社会全体を見通そうとする客観性であり、本来の意味におけるリベラリズムだということ。ただレディオヘッドというバンドは、そうした潮流――彼らの活動に直接的に繋がる部分で言えば、音楽業界における構造変化にずっと楯突いてきた。21世紀になってからの20年近くずっとね。(P62より)

家に帰ってから、昨日夜に少しだけ読んでいた宇野維正/田中宗一郎著『2010s』の続きを。『田中宗一郎 SIGN PODCAST』をseason1 から聴き返していたり、宇野さんのスペースを聴いたりしている流れもあって、刊行時に読んで以来のこの書籍を読み返してみている。

14時過ぎに家を出ると雨がかなり降っていた。傘を差しても服が濡れるほど勢いが強かった。とりあえず、渋谷駅まで行くしかないので、30分ちょっと歩いて行く。
行き帰りのBGMは「SIGN PODCAST」season 5の「レディオヘッドとThe Smileをひたすら多角的に読む」というのを聴いていた流れで、The Smileの1stと2ndと3rdと「Live at Montreux Jazz Festival」のアルバムを順繰りで。
サマソニ26で2027年にradioheadのライブがある(サマソニなのか単独かはわからないけど、夏の時点で匂わせているから単独なのかなって思うけど、来年のサマソニのヘッドライナーという可能性もゼロではないし、それもありつつ単独もあるのかも)らしいけど、個人的にはThe Smileのライブの方が観てみたい。

The Smile - You Will Never Work In Television Again (Live at Montreux Jazz Festival)



大手町駅のC3出口直結のよみうり大手町ホールで三四郎単独ライブ『道徳ノ日本男児 舞』東京凱旋公演を。先月、草月ホールの東京公演を観ているが、凱旋公演という追加公演なのでとりあえず取っていた。小宮さんの「親父」こと豊田章男会長がサプライズで来たりするのかなとか、そういう邪な気持ちも少なからずあった。
ネタは基本的には草月ホールと見たものと同じであり、観客の多くが二度目や三度目の人が多かった。最初に漫才やる時に三四郎の二人が客席に聞いたのでそのことがわかった。最初の寝起きドッキリのネタの反応が重くて、終わったあとにも拍手がなかったから、気になって聞いたら大抵の人が二度目だったりした、ということ。
実際のところ、周りもそもそも単独ライブに来るぐらいのファンなので、笑いが起きやすいけど、明らかに草月ホールよりは笑いの量は少なかった。すでに知っているネタでもう一度観ても爆笑できるようなネタではなかったというのもあるだろうし、よみうり大手町ホールは多目的ホールだけど、読響メンバーが出演するシリーズや、ピアノ・室内楽などのクラシックコンサートが多数開催されている固い箱のせいか、お笑いライブには向いていないということも影響していた気がする。
僕は途中ちょっと眠くなってしまったのは、ホールの厳かな作りも関係しているかもしれないし、二度目で驚きがなかったのもある。「三四郎ANN0」リスナーであり、ファンだからこそ単独にも足を運んでいるけど、ネタに関しては同一公演で二回も三回も観て、初回みたいに笑えない僕はやはり一回だけでいいなと確認できるものではあった。

渋谷駅で下車して歩いて帰っていたら雨が降り出してきた。洗濯物は家を出るまえに室内に入れていたのでよかった。
帰ってからご飯を食べて、radikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』といういつもの日曜夜のBGMを流しながらこの日記を書いたり、ライティング作業をして読書をしながら寝る。

 

8月17日
6時過ぎに起床して朝のルーティン。スクワットは朝晩と続けているが、体重とかに特に変化はない。代わりにというか、ぐっすり眠れている気がする。途中で目が覚めないのはスクワットのおかげだと思う、たぶん。
可燃ごみを集積所に出してから、そのまま歩いてセブンイレブンに行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買って帰ってくる。
『チャンスの時間』を流しながら、井上伸一郎&永野護著『MAMORU MANIA Reprinted Edition』の続きをリモート開始まで読む。井上さんの新書と作る際に、1996年の井上さんが永野さんについて書いてきたこの本の話って出てこなかった気がするのだけど。実際に読んでみるとかなり当時のことが詳しく書かれているので、あの時どうだったんだろうみたいなことを調べるのにかなり役にたったと思う。井上さんをはじめ編集者みんな忘れてたのか?
井上さんが「アニメック」から角川書店の「ニュータイプ」に移り、同時に永野護さんがサンライズをやめて漫画家になっていく過程が書かれているし、当時のアニメ産業の話も現場を見ていた編集者として書かれているのでかなり重要な一冊であり、資料にもなっている。

お盆がとりあえず終わったらしく、会社の方も休みをとっていた人たちが通常業務に戻ってきた。リモートワークを開始して、金曜日休んで代わりに木曜日出勤する形にしたので、三連休した形になっていた。その間でもろもろ溜まっていたものとかの作業をのんびり進める。
午前中は「三四郎ANN0」dayということで、先々週の「京都スパイダーマン」が出てきた回のアーカイブと先週金曜日の最新回、そしてその最新回のアフタートークを聴きつつ作業を。
昼休憩の時に散歩がてらあおい書店に行ったけど、特に気になる新刊はなかったので、オオゼキで昼ごはんの惣菜を買って帰る。

午後からは「SIGN PODCAST」の続きを。S6でドラマ『アトランタ』について語る二回分をBGMとして流して作業をしていた。聴いているとまたseason 1から見直したくなる。トークの中でも出てきたけど、season 3が最高傑作というのはすごく同意。メインキャラが出ないエピソードもあるけど、主演のドナルド・グローヴァーと監督のヒロ・ムライコンビが黒人コミュニティではない、さらにマイノリティの側だったりするからこそ、描けているものがある。
こういうドラマは日本では難しいのはわかる。当事者性の問題もあるけど、キャンセルカルチャーやレイシズムの問題をユーモアとアイロニーを込めてドラマにしてしまう知性と勇気、批評性的にも語られるべき作品だし、もっと見られて知られてほしい。

14時過ぎには明日の派遣仕事の詳細がきた。去年の夏にも行った記憶がある中野区の現場だった。最近は渋谷とか近くにばかり行かせてもらっていたので、そろそろハズレが来るだろうなって思っていたら、来た。
問題は十人も派遣スタッフがいて、僕ともう一人の人が二人班長という体制、しかも半分以上がうちの派遣ではない、人が足りないから他の派遣から呼んでいるパターン。そこの会社の人はまあ動かないし働かない、あと大丈夫かという老人が多いので明日の搬出入という力仕事になる可能性がある場合だとまず役に立たないし、戦力にならないと負担が増えるという何重苦なんだと今日から考えると憂鬱になってしまう。
とりあえず、歩いて行くと一時間半かかるが、丸の内線の集合場所の駅まで電車で行こうとすると渋谷駅まで歩いて副都心線新宿三丁目駅で乗り換えると電車には20分ほどだから合わせて一時間ほど。6時に家を出て渋谷まで歩いて電車に乗れば、集合時間の7時20分前には余裕で着く。うーむ、悩む。


いつもよりは少し早めにリモートワークを終わらせて、久しぶりに湯船ではなくシャワーだけ浴びて、洗濯機を回す。明日派遣仕事で風呂に入るし洗濯機は回すのだけど、土日分のものが溜まっていたので、雨が降らないうちに干しておいて明日の洗濯の時に取り込んで、入れ替えようと思った。
radikoの特別番組『太田光と15人のしゃべり手』のロバート・秋山竜次ゲスト回、Spotifyのポッドキャストで『ライトニングカタパルト』『トキトケトーク』(生方美久ゲスト後編)の最新回を流しながらライティング作業を。寝る前に『MAMORU MANIA Reprinted Edition』『2010s』『「学問」の本筋』を少しずつ読んで寝る。

 

8月18日
5時の目覚ましで起きて朝のルーティンをしてから出発の準備を。気温もそこまで高くないので中野坂上駅まで歩いて行くことにした。

5時半には家を出る。一時間半ほどかかるので7時過ぎに着いてもだいぶ余裕がある。できるだけ暑くなくて汗をかかない時間帯に歩く。最初は『BAD PHARMACY』最新回を。そのあとに『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:ヨビノリたくみ)を聴き始めた。この教育系YouTuberのヨビノリたくみさんって人前に『視点倉庫』に出てたなって気がして、声の感じが自分に合わないなと思った人なので聴かなくてもいいやって。
「SIGN PODCAST」のS7の「お笑い地政学」の続きを。豊田圭美さんと宇野維正さんのダブル・ホストに西村紗知さんとおぐらりゅうじさんゲストだったけど、これが聴きごたえがあった。内容には関係ないけど、豊田圭美さんという女性の声は吉岡里帆さんの声になんか似ている。ほどよくやさしい感じがする。
ウエストランドが「M-1」を制したあとの収録のようで、「人を傷つけないお笑い」とポリティカル・コレクトの時代の話など、お笑いから現在の日本社会を読み解くものでもあったし、まだ松本人志が表舞台からまだ消えていない時期だけど、『ラヴィット!』の話とかかなりクリティカルでおもしろかった。


7時過ぎには集合場所に到着。近くのセブンイレブンで飲み物を買ってきたら、もう一人の班長さん、何度か仕事をしていて頼りになる人だったので一安心。僕と彼の二人班長体制で全員で十人とわりと大所帯。
去年も来た公共施設の改修工事期間に、家具という名のデカい机とかロッカーとかもろもろを4トントラック六台分を搬入する作業。一番上は四階を登るしかないし、デカくて重いのは六人で持って行くみたいな感じだった。午前中に三台分、午後に三台分搬入して言われた場所において、それを保護していた段ボールとかを取ったりしていたら16時半近くになって終了。人数がいるけど、重いものをずっと運んでいるので握力や筋力がどんどん落ちて行くのでしんどい。なんとか怪我もなく終わったらからいいや。

昼休憩の時にラジオ好きな友だちから新TwitterことXのDMで四千頭身の都築がイベント会場で女性に痴漢をした東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されたというニュースのURLが送られてきていた。もう、なにやってたんだよ。しかも6月ってことはラジオのイベント前だし、酒飲んでいたというのは言い訳にもならない。
まだクスリとか軽い暴行事件なら反省して出てきても多少ネタにもなるし、なんとかなりそうな気がするんだけど、これは性犯罪だからパーソナリティを一人でやっているラジオも難しくなってしまう。ネクストラジオスターがこういうことでそのチャンスを手放してしまうのか。もう、バカみたいに一人のラジオで輝いていたのに、ほんとうにもったいない。
ラジオつながりで定期的に遊んでいた話をしていたDJ松永や、彼をラジオで見出すことになって交流もある三四郎(相田さんはこの前、都築に呼ばれて新幹線の最終で京都に行ったというトークもしていたばかり)は、今回の件は触れにくいだろう。
かばいようもないけど、どこまで怒れるかというと疑問もあるし、触れることで自分たちもなにか火の粉をかぶってしまう可能性があるなら触れないほうが賢明ではあるし、彼らのラジオやポッドキャストをいつも聴いている人なら、そこに触れなくてもいいと思うんじゃないだろうか。
どちらかというと「JUNK」やっている伊集院さんや太田さんやおぎやはぎのほうが年齢も関係性も離れているからまだある程度は触れる可能性がある。
都築はゆとりくんがやっている会社yutoriの傘下というか、そこに協力してもらってファッションブランドをやっているのだけど、上場してる企業としてはコンプラ面とかも考えたら、しばらく彼のブランドは休止とか活動を停止するしかないだろうなって思っていたら、そういうニュースものちほど出た。
都築は芸人ではあるけど、それを足場にして今はラジオのパーソナリティーとして、自分のファッションブランドをがんばることで存在感を出している。この状況は表立ってみんな手を差し伸ばしにくい。あと今回の件で浮かんだのは彼がラジオでよく話している年の離れた高校生の弟もしんどいだろうなって、夏休み中だけど、学校行くのも嫌だろうし、兄ちゃんと仲良くて慕っているのもわかるようなエピソードがあっただけにかわいそう。


帰りも歩いて帰ることにして、Spotifyのポッドキャストで『DJ松永ライカタ』『あの粗品の電電電話』最新回を聴きながら。聴き終える頃にHYUKOHのニューシングルが配信にアップされていたので何度もリピートして、他の曲も久しぶりに聴いてみる。
HYUKOHのライブは今は無き、スタジオコーストの一回だけで、Sunset Rollercoasterと一緒にアルバムを出してツアーで日本に来た際の豊洲ピットのライブに行かなかったことがいまだに悔やまれる。なんであの時僕はいなかったんだ。

HYUKOH(혁오), Sunset Rollercoaster - Young Man (Official MV)

HYUKOH(혁오) - Godspeed! (Official MV) 



帰って速攻で湯船に浸かる。重いものも運んだし、結局行き帰りで三時間歩いているから足がパンパン。買ってきた肉とか焼いて食べて、あとは日記を書いたりしているだけで眠くなる。夜は読書とかライティング作業を諦めて早めに寝る。

 

8月19日
6時に起床していつものルーティンをしてから、セブンイレブンにアイスコーヒーを買いに行く。気温としてはまだ暑くはないけど、天気予報を見るとお昼過ぎには30℃を越えるようなので、暑すぎないノーマルな夏の一日っぽい。
7時前にはリモートワークのPCを立ち上げて作業開始。『ビュロー菊地チャンネル』の「大恐慌のラジオデイズ」最新回を聴きながら。9時前にタイムカードを切る。聴き終わってからはradikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』を作業のお供に。
「爆笑カーボーイ」は太田さんがNHKにまた行った際に『豊臣兄弟』の主演の仲野太賀&池松壮亮コンビとまた会った時に、日大卒業の池松さんにナイツの土屋が日大の芸術学部美術学科に入学したことを「美大に入学した」と言っている件について、どう思うと聞くという、朝ドラ主演の三上愛同様に同じことを聞いていた。二人とも同じ反応だったというちゃんとしたオチがついていた。さすが勘がいいと太田さんも笑って話していた。


お昼前に世田谷駅近くにあるHUTCHERSONというお店の前で友だちと待ち合わせ。揃って入店して二人ともカツ・ビンダルーを注文。行く前にネットで見たらカレー専門雑誌とか世田谷特集とかで見たことがあるカレーだった。
カツとルー合わせると美味しい、お米は少し縦長な感じだから日本のお米じゃないのかな、でも、このルーと合う。二人とも20分もしないうちに完食して、近くにある落ち着いた喫茶mammalというお店に移動してお茶を。僕はミルク珈琲を注文して、もろもろと世間話。

家に帰ってからリモートワークの続き。BGMは「SIGN PODCAST」の「ジークアクス」劇場版公開後のものを。ここで「初期衝動」という言葉は亡くなった『ロッキング・オン』の渋谷陽一さんが作った造語という話を宇野維正さんと田中宗一郎さんが話していて、ビックリしたし、初めて知った。
「ターンエーガンダム」で使われた「黒歴史」という単語はもはや一般化したけど、元ネタというか初出が「ターンエー」だと知らない人が大半だろう。「初期衝動」という言葉も渋谷さんの造語なら、自分も当たり前に使ったりしていたものだったけど、ある程度昔には存在していなかった、使われていなかった言葉ということになる。知らないで使ってしまう言葉ってほんとうにたくさんあるし、こんなふうにある時期までなかったということを知らないものもあるのが言葉の不思議。

15時前には明日の派遣仕事の詳細が来た。今まで行ったことのない会社だったけど、場所が神保町駅と水道橋駅の間ぐらい。クロスと巾木剥がしと搬出作業らしい。
派遣スタッフは僕一人だったので現場に行ってしまって職人さんと合流すればいいので、気は楽。クロス剥がしは何度かやったことあるけど、コツがいる。どのくらいの広さの部屋なのか、何部屋をやるのかでだいぶ終わり時間がかわりそう。リモートワークの会社が神保町駅に移転してから数回しか行っていないのに、そこの仕事がない日にほかの仕事で神保町に行くのはなんか変な気持ち。
家を7時に出て、半蔵門線渋谷駅に乗れば8時過ぎに神保町に着くし、駅から現場も5分ぐらいの距離なので、そこまで早く起きなくてもいいというのはありがたい。

 知られざる「中国の怪談」から見える都市の実像、政治の虚像

「imageが出る」――中国のある大学ゼミの一幕。教壇に立った著者たちが投げかけた「皆さんの知っている都市伝説を一人一人、日本語で話して下さい」という問いに、ある学生はこのように答えた。「幽霊」を極端に婉曲しようと発されたその英単語には「唯物論の国家」における都市伝説事情がこの上なく表現されている。本書は、都市伝説を地図にプロットする前田愛の手法や、柳田國男や宮田登をはじめとする民俗学の世間話研究を援用し、物語る人々を統治し、物語で人々を統治しようとする政治と、「怖い話」のなかに市井の肉声を探る類例のない中国都市文化論である。浅野龍哉による「まんがで読むA市都市伝説」と都市伝説集を収録!

リモートワークが終わってから、『小嶋陽菜のライカタ』最新回を聴きながら、あおい書店に行って、本日発売になった大塚英志/浅野龍哉著『中国A市の事例 唯物論と都市伝説』を購入。
夜は昨日重いものを運んだりしたせいか、筋肉痛というか体がちょっと疲労感が残っているので入浴剤を入れて湯船に浸かる。あとはライティング作業をして『中国A市の事例』を少し読む。

 

8月20日
6時に起床して朝のルーティンをして、出発の準備。家を出るまでradikoで『きしたかののブタピエロ』を聴いていた。7時前に家を出て、半蔵門線渋谷駅へ向かう。陽が当たる場所は夏っぽくて日差しもそこそこ強かったが、まだ外を歩けて問題のない気温。
集合場所というか派遣仕事の現場の最寄駅は神保町駅だったけど、早めに着きそうなのがわかったので九段下駅で降りて、現場に向かった。


8時20分前には呼んでくれた会社の職人さんと合流して建物の中へ。二部屋のクロスと巾木剥がし、ごみ出しと清掃という話だったけど、その人は他の場所に打ち合わせに行ったり、違う作業をもう一人来た職人さんとやっていたので、ほぼ一人でクロスと巾木剥がしをやった。
最初の部屋は北と南の壁だけだったし巾木は取らなくてもよかったので二時間もかからなかった。もう一部屋は東西南北の壁のクロスと巾木を全部取らないといけなかった。さらにその部屋は天井を他の業者さんが白いペンキを塗り直していた。
その職人さんたちは海外の人で、セルガルの人かなって僕はなぜか思った。二人が話している時の言語がまったく聞いたことのないもので、会話なのはわかるけど、何を言っているのかまったくわからなくて、そういう音がしている空間でクロスを剥がしていると、なんだろうこの空間って思っていた。
昼休憩のあとも広いもう一部屋のクロスをどんどん剥がして巾木も全部取ってごみをまとめた。職人さんは他の作業をしていたので、言われたように作業をした部屋に掃除をかけて清掃して最後はその人のバンにクロスとかのごみを詰め込んで終了。

終わったら15時過ぎだった。もう少し早く終わるかなって途中で思ったんだけど、ごみとか掃除が30分ぐらいかかった。まあ、火曜日みたいに重いものをずっと運ぶということよりは室内でエアコンもかかっているし、難しい作業ではなかっただけマシか。
歩いて九段下駅に向かって電車に乗って渋谷駅へ。いつも通り歩いて家路へ。帰りはHYUKOHとSunset Rollercoasterのコラボレーションアルバム『AAA』のライブ版を聴きながら。

家に帰ったら、Amazonで頼んでいた大塚英志著『私家版「妹」の運命: 少女フェミニズムと近代小説』が届いていた。
湯船に浸かって洗濯機を回して、晩ご飯にざるラーメンを作って食べる。最初の何口かは美味しいけど、途中で飽きる。どうしても飽きてしまう、でももったいないから食べる。夏だし冷たい麺食べたいという気持ちだけでなんとなく買って、ご飯食べようと思わない日に食べるけど、すぐに満足感がいっぱいになる。家で食べるもんじゃないかもしれない。


Spotifyのポッドキャスト『永野はミスターTBS』(ゲスト:三宅香帆三回目)と『視点倉庫』(ゲスト:小川哲)とまた三宅さん祭りな感じもする音声コンテンツDAY。永野さんとのトーク、最後の方でたぶん永野さんが相手だからこそ話題に出た話があって、これの続きを『視点倉庫』でやってほしい。

けもの - 新しい誕生日 

 

8月21日
6時前に起床して朝のルーティンをして、セブンイレブンに行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。そこからradikoで『岡野陽一の肉の塊』(ゲスト:山添寛)、『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』をBGMにしつつ、リモートワークをタイムカード切らずに作業開始。
「肉の塊」は週刊誌に撮られた山添ゲスト回。二人のテンションと会話のスピードがとてもいいしおもしろい。ほんとうならこのラインナップに『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』が入っていたはずだけど、残念ながらもうあの番組は放送されないのだろう。
とは思うのだけど、アンジャッシュの渡部さんが地上波にはなかなか復帰できなかったけど、ネットとかには出るようになったことを考えるとどのくらい可能性があるのか。不倫と痴漢(知らない女性の下半身を触ったりしている以上、その言い方になる)なら、不倫は妻や夫というパートナーが許してくれたら、なんか復帰できる感じはあるけど、痴漢はまったくの他者だから難しいだろうな。

【祝福か、修羅場か、ふたりの〈ドラマ〉の行方は?】
ボストンのカフェで運命的な出会いを果たしたチャーリーとエマは、この上なく幸せな日々を送っていた。結婚式まであと7日と迫った夜、付添人の親友夫婦と4人での食事中、これまでにやらかした最悪の行いを告白することに。軽い気持ちで始めたゲームだったが、エマの【最悪の秘密】に全員がドン引き。チャーリーはエマには想像を絶する別の顔があるのではないかと恐れを抱く。幸せの絶頂は一転、疑心暗鬼のどん底へと墜落するが、結婚式の準備を止める術はなく、遂に当日を迎えるー。


先が読めない展開に驚き!A24新時代を象徴する『ドラマなふたり』を激推し【宇野維正のMOVIE DRIVER】 



9時前に家を出て渋谷のヒューマントラスト渋谷へ。A24制作のクリストファー・ボルグリ監督『ドラマなふたり』を。上映時間分以上は先に作業して、昼休みを移動時間にあてるパターン。初日だけど、そこまで観客は多くない、二十人はいない感じかな。男女は半々ぐらい、世代もバラついている。
試写で一度観ているけど、やっぱりA24作品だし劇場でお金を払って観たいなと思って。今年日本で公開されたものだと現時点で試写も含めると、『ウォーフェア 戦地最前線』『マーティ・シュプリーム』『OCHI!オチ』『スマッシング・マシーン』『マテリアリスト 結婚の条件』『the moment/ザ・モーメント』『ドラマなふたり』『バックルームズ』と今年すごい当たり率が高い。
一時は10作品みたら3作品ぐらいがよくて、他はどうしたもんかなみたいなものがあった気がする。3作品の一つがアカデミー賞取っちゃうクラスだったりはしたのだけど、今年は『マーティ・シュプリーム』は個人的には年間一位になると思うけど、『ドラマなふたり』『バックルームズ』のこれから公開作品が強いという印象。
ゼンデイヤとロバート・パティンソンが主演というだけでめちゃくちゃ強い。「MOVIE DRIVER」で宇野さんが言っていたけど、日本だと広瀬すずと横浜流星みたいなコンビで俳優のクラス。
クリストファー・ボルグリ監督作品は『シック・オブ・マイセルフ』『ドリーム・シナリオ』と今作で三作目で、前二作はそこまで響かなかったけど、観て爽快みたいな作品ではない。人間の抱えているものとか仄暗さみたいなものを彼なりの視点で描いていて、作家性は強い。好き嫌いはわかれそうだけど、いやなあところをちゃんと突いてくるので、無視もできないというところがある。
今作におけるゼンデイヤ演じるエマが過去にやらかした最悪の行いを告白してから一気にトーンが変わる。そこから人間関係の変化や結婚式も含めて二人を中心に彼らが思い描いていたものとズレていく、コメディであり二人には悲劇が訪れていく。彼女の秘密は試写のときにも感じたけど、日本だとあまりピンとこなかったり、そこまで悪いことだろうか(行動はしたが最終的に実践していないため)と思うのだけど、アメリカだと反応がかなり過激になるんだなっていうのも文化や歴史の違いを感じさせる。
個人的には冒頭の二人の出会いがエマのあることによって、ロバート・パティンソン演じるチャーリーとあるやり直しをする。エンディングでも二人はある種それを繰り返すようなやりとりをする、その終わり方がとてもチャーミングだしラブコメとしても素敵だなと思った。


帰りに池尻大橋駅のあおい書店で松尾スズキ著『物件漂流記』を購入。目次にも出てくるが、松尾さんは昔三宿の一軒家に住んでいた際によく見かけていたのもあって、読んでみたいなって思った。
夜にこの本は読み切ってしまった。昔、緑道で目が合ったら「お前俺が松尾スズキだとわかってるだろ、声かけんなよ」と言われてる気がして、話しかけたことはない。その三宿の一軒家を譲り受けたライターさんはちょくちょくすれ違う。
最後の方に大人計画の名前が変わって、主宰で始めた松尾さんが会社から出たと書いてあり、なにか現在進行系で解決していないみたいで詳細は書けないみたいだが、かなりムカついているみたい。ビートたけしがいなくなったオフィス北野的なものだろうか。
書籍の中では誰も自分をちゃんと褒めてくれないと嘆いていた。確かに宮藤官九郎や阿部サダヲを含め劇団員はみんな生き残ってる(喧嘩別れした温水さんやクスリで捕まった村杉蝉之介もいるが)。16歳の星野源や18歳の本谷有希子に演技指導したのも事実なので、松尾スズキさんは人材輩出しまくってるのは事実だし、そのことはもっと評価されてもいいのも確か。

帰ってすぐにリモートワークを再開。昼飯は簡単に済ます。週次定例をしたりして、今後の作業内容が大まかだけど決まってきた。忙しすぎないけど、個人的にやりたいこともそこに含まれているのでうまく実現させたい。
14時過ぎに明日の派遣仕事の詳細が来た。二度ほど呼ばれたことのある会社の搬入の手伝いだった。初回は大掛かりな搬入で、二回目は搬出だったが、明日は現場からするとそこまで量が多くはない搬入になりそう。火曜日の現場の最寄り、集合場所が丸ノ内線中野坂上駅だったのだけど、明日は同じく丸ノ内線新高円寺駅だった。歩いていくと火曜日とほぼ変わらない、一時間半ほど。電車で行くとしたら最寄りの三茶駅からだと半蔵門線直通の田園都市線に乗って、永田町駅で丸の内線に乗り換えると40分ほどかかる。最寄り駅から一時間以内のところに行かされることにはなっているのだけど、すごい遠回りではある。
中央線、丸ノ内線、京王線、小田急線、田園都市線と上から並んでいるけど、そこを縦に繋ぐ路線がないために永田町まで出るというすごい無駄感がある。明日は雨でもないし、派遣スタッフは僕だけなので新高円寺駅に行く必要もないので直接普通に歩いていくことにする。

リモートワークが終わってから夏休みでお休みしていたニコラへ。アイスコーヒーを飲んでから、タバコにはやっぱりホットのほうが合うなって思って、アアルトブレンドを。一週間に一回はニコラでコーヒー飲まないと落ち着かない。僕はルーティンをできるだけ壊したくないタイプ。

夜は『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』最新回や『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』(リチャード・リンクレイター最新作『ヌーヴェルヴァーグ』とジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』についての二回)を流しながらライティング作業を。寝る前に『物件漂流記』『中国A市の事例』の続きを。

朝起きた時に上唇の右側に違和感があって、またやってきたよと思っていたものがお昼過ぎぐらいからどんどん存在感が増してきて、夜には完全に口唇ヘルペスのいつもの感じになった。明日ぐらいには膨れたところが破れて、それが治るのに一週間ぐらいかかる。口唇ヘルペスができたってことは免疫が弱くなっている&精神的にストレスがあったということなので、ちょっと油断したら夏風邪引いたりとか一気に体調崩しそうなので気をつけないとヤバい。

 

8月22日
毎度お馴染み、宇野維正さんの新TwitterことXのスペースを聴いていたら寝落ちしてしまっていた。6時過ぎに起床して朝のルーティンをして、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(ゲスト:東京03飯塚悟志)を聴きながら出発の準備を。9時過ぎに新高円寺駅近くの現場に着いていればよかったのと、気温がそこまで高くなかったので7時半前に家を出て歩いて向かう。


行きと休憩中のBGMは土曜日のお耳の相棒的な『三四郎のオールナイトニッポン0』最新回と『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』四回目を。さすがに三四郎の二人は都築について触れなかった。触れたらいつも通りのテンションでラジオができなくなるだろうし、そこでふざけたことはいえないし、そういう判断になると思う。
来週のスペシャルウイークのゲストは、「京都のスパイダーマン」の正体疑惑のあるこたけ正義感とパーパー・ほしのディスコになると発表があった。こたけがディスコの謎すぎる絡みでブチギレたり困惑する放送になりそうだけど、珍味回になるか、あるいは滑り続けるかどっちかだろうか。

下北沢駅の先で環七に入って、そこからずっとまっすぐ北上。神田川と善福寺川を越えて青海街道とぶつかるところの近くが現場だった。9時前に到着していたので、その辺りを新高円寺駅方面とかに向かって歩いたりしてぶらぶらしていた。
なぜか見覚えがある光景だなって思っていたのだけど、だいぶ前にマンションの一室の解体現場のごみ出しだけをしたところと今日の現場は50メートルも離れていないところだった。
まいばすけっとのリニューアルで冷ケースを搬入するのを手伝う作業。呼んでくれた会社の人は一人で初めましての人だった。が、搬入を担当する会社の人たちも六人ほどいた。その人たちが一次で、呼んでくれた会社が二次で、僕は三次みたいな感じだった。なので、呼んでくれた会社からすると二人いると言われたけど、他の現場とかもあって一人足りないので僕の会社に一人派遣してくれという感じだったのだろう、たぶん。
9時半から作業を開始。クレーンアーム付きトラックを含めて三台分の冷ケースを全部で十数台店舗の中に入れていく。クレーンでまず下ろしてそこに台車を入れて人力で押して店舗の中の指定された場所に運んでいく。入り口の高さと冷ケースの高さがギリギリだったり、上部についたパーツを外したり、台車を外して梃子の原理を使った小さなタイヤ付きの道具でうまく店内に入れたりする。
午前中には搬入自体は終了した。昼休憩は店舗内は工事中だし中にいていいという雰囲気もなかった。入り口に道具を置いているけど、そこで休憩できる感じでもない。普通の青海街道沿いの歩道がすぐ横なので難しい。「三四郎」関連を聴きながら周りをぐるぐると歩いて、ローソンで昼食を買って近くの公園で食べて休んでいた。
午後からは搬入した冷ケースのパーツが動かないようにしたテープとかを外したり、とかの作業を僕と呼んでくれた会社の人でやって、大元の会社の人たち冷ケースの設置(排水が流れたり電源とかいろいろ)をやっていた。14時半には作業が終わった。

丸ノ内線に乗って永田町駅で半蔵門線に乗り換えて渋谷方面というのもありではあったが、歩いて帰っても16時ぐらいには着くので歩くことにした。環七をまっすぐ南下して、代田橋駅や新代田駅を過ぎた辺りで雨が降り出して、どんどん強くなっていった。もうびしょ濡れだけど、家に帰るしかない。
淡島通りに入ってサミット方面に向かっていたが、もう土砂降りでお店とかの軒下で雨宿りしている人がたくさんいた。もう、濡れているからどうでもいいし、帰って風呂に入るのでいいやと進んだ。
家に着いてから速攻で風呂に入った。最初は湯船を溜めようと思ったけど、そんな時間もないしびしょ濡れだから風邪をひかないために早くお湯をと思って、シャワーを浴びた。風呂から出てちょっとだけゆっくりしたけど、着替えて傘を持って家を出た。最初は小雨だったけど、渋谷に着く頃にはズボンの下の方がずぶ濡れになっていた。どうしようもないけど、やっぱり現地観たいなと思って。

毎年大反響、業界内配信視聴率の異常な高さだけでなく、昨年は会場も超満員となったサマソニ翌週開催の「ポップカルチャー事件簿」。

今回、宇野は「インフレも円安も止まらずカルチャー界隈も”ポリティカルゾンビ”(©︎宇野維正)だらけ。もう『ポップカルチャー事件簿』なんて呑気なタイトルにしてる状況ではないのでは?」と提案するも、柴からは「いや、業界の中枢に食い込んでクロ現に出る身になった今の自分だからこそ、ゾンビたちには見えない本当に大事な”事件”についてはここだけでしっかり話したい」と返答。ならばと、あらゆるものに引導を渡す覚悟を決めて真剣勝負でいきます!

世界的現象になりつつある『ちいかわ』、フジ&サマソニ、ここにきて爆発的活況となっている映画シーン、明らかに潮目が変わった音楽シーン、剥き出しの現実と接続するようになった国内アニメ。果たして2026年のポップカルチャーは「どん詰まり」なのか「狂い咲き」なのか。なかなか未来が見通せない時代ですが、その活路について2人で徹底的に語り合います。そして、最後には会場の皆さんとも一緒に「なんとかなれーッ!」と時代に一石を投じることができればと思ってます。

Loft9で「宇野維正 × 柴那典 ポップカルチャー事件簿 2026年夏編」を。毎回ではないけど、開催されるとある程度は足を運んだり、来れないときは配信で見ているイベント。柴さんが言われていたアンダーorオーバー40のボカロ文化を受容していたかどうかでAdoとかへの感覚が違う話というのはすごくわかる。僕はまったくAdoがいいとは思えないし、聴きたいと思わないのだけど、たしかにボカロ文化に影響をうけていないし聴いてもいない。そこが分水嶺になっている可能性はかなり高い。
新しいサマーソングのヒット曲がなかったり、アニソンヒットがなくなったという話は停滞期というキーワードが出ていた。
宇野さんが担当というか詳しい映画に関しては、アメリカでは若者が映画館にたくさんやってきていて、40歳以上がコロナパンデミック以降劇場にこなくなった。『オブセッション』『バックルームズ』の爆発的なヒットもその若者たちが牽引している。
日本だとそういう状況ではないものの、Jポップというか音楽もそうなる可能性がある。サマソニのラルクは最高だったけど、それでいいのかっていうのとフェスに出ない大物カードは宇多田ヒカルとかほとんどない。BE:FIRSTが毎年出るフェスになっているのがサマソニ。来年はラインナップ見てから翌週にやるか考えるという話も出ていた。
宇野さんが映画の興行分析をしているからブレない話もあって、数字をちゃんと見ていると自分の思い込みとか誰かの意見に流されない。事実として数字があると、頓珍漢なことを言ってるとかがわかってしまう。
あと糸井重里やっぱりすごい話が出たりとか、最後に宇野さんが柴さんに仕掛けたというか、本音を言わそうとした時にちょっとピリピリした緊張感があったのもトークで客を呼んで配信を売るために、ただ話がおもしろくて知らないことをその場だけの内緒的に聞ける以上の価値を提供するというサービス精神も感じるし、その人がなにを言っているかに価値がどんどん出てくる以上、そういうことが必要なんだという意志も感じた。
終わったら雨は止んでいた。さすがに今日は新高円寺まで行き帰り、渋谷まで行き帰りしたので20キロ以上歩いていた。歩き過ぎた。しかも、二回大雨に降られた。

 

8月23日
23時ぐらいには寝落ちしたら、深夜の2時ぐらいにスマホの地震警報アラームがなって、すぐに大きな揺れが来た。震度4ぐらいだったと思うけど、久しぶりに大きかった。東日本大震災以降このぐらいの揺れは何度もあったせいか、そこまで驚かなかったのはよくない慣れだ。部屋の中のものが揺れで下に落ちたりもしていないというのも多少安心感につながっている。

午前中はradikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』『脳盗』『オードリーのオールナイトニッポン』をBGMにして、「予告編妄想かわら版」のnoteにアップするもの下書きとか、ライティング作業をいくつか。
11時半ぐらいに家を出る。日差しが強いし暑いけど、凶暴過ぎて外を歩けないというほどではない。宮益坂下にあるル・シネマへ。
道玄坂を下ってスクランブル交差点を抜けるまでは観光客とか多いので、思うよりも時間がかかってしまう。土日の渋谷は人手が多すぎるので、映画とか行くのはできるだけ平日したい。だけど、タイミング的に今日しかなかったので仕方ない。

イントロダクション
1986年に発表された『恐怖分子』は、エドワード・ヤン長編第3作にして、台湾ニューシネマの到達点のひとつである。台北という大都市を舞台に、偶然に交錯する複数の人物たちの運命を、鋭利な構成と冷徹な視線で描き出した本作は、現代都市に生きる人間の孤独と不安を、サスペンスの形式を借りて極限まで研ぎ澄ませた傑作として高く評価されてきた。

『恐怖分子』の恐ろしさは、暴力そのものよりも、誰かの何気ない行為が、別の誰かの人生を思いがけず傷つけてしまう都市の構造にある。現実と虚構、観察する者とされる者、書くことと生きることの境界はゆらぎ、観客は次第に、この都市全体が見えない緊張の網の目でできていることに気づかされる。つながりながら孤立する現代社会を生きる私たちにとって、本作はますます切実な同時代映画として迫ってくる。都会に暮らす人々の不条理や孤独を浮き彫りにした群像劇の傑作である。

ストーリー
80年代半ばの台北。街で起きた銃撃事件を偶然撮影した若い写真家は、その現場から逃げ出した少女の姿をカメラに収める。一方、医師の夫と暮らす女性作家は、新作の執筆に行き詰まり、夫とのあいだにも微かな亀裂を抱えていた。通信機材を取り扱う会社を経営する元恋人、事件を追う刑事、街を漂う若者たち——

無関係に見える人々の人生は、あるいたずら電話をきっかけに、思いもよらないかたちで少しずつ結びついていく。誰かの孤独、誰かの嘘、誰かの欲望。ささいな選択や偶然のすれ違いは、やがてそれぞれの関係に見えないひずみを生み、日常の奥に潜んでいた不穏を浮かび上がらせていく。交わるはずのなかった人々の運命は、静かに、しかし確実に絡み合い、やがて取り返しのつかない地点へと向かっていく。

一日の中で13時からの上映回しかなく、金曜日の公開日から最初の土日の日曜日ということもあってか、ほぼ満席ぐらいお客さんは入っていた。エドワード・ヤン監督の作品は近年リマスター上映されているので、僕みたいにリアルタイムで観れなかった世代もこのタイミングで観れている。大学生ぐらいの若い観客もいたりして、年齢層はバラけていた。
正直なところ、始まってから少し経ったぐらいのところで睡魔に襲われてしまって、少し寝てしまった。ストーリーにあるいたずら電話の部分があまり記憶にない。群像劇なので、登場人物が複数人いる。小説家の女性が元恋人の男性の会社に勤め始めて、文学賞を取ったあたりから、医師の夫が医局での出世争いに負けたりして、暴走というか落ちていくあたりは見どころがあったし、エドワード・ヤン作品は今作を鑑賞したので長編映画はスクリーンで全部観たと思うのだけど、拳銃が出てくる、発砲されるという、なにかの咆哮のほうな形で表現されている印象。寝てしまったのもあるけど、そこまでおもしろかった感じがしない。彼の作品だと『ヤンヤン』『カップルズ』が好きだなあ。

あずさ(夏帆)との関係を“不倫”だと定義されたことに納得がいかない充(松山ケンイチ)から、逆に二人の関係は不倫ではないと言い切れるのかと問われ、うまく答えることができない咲子(蒼井優)と樹生(中島歩)。

そんな中、充はあずさとの“第3金曜日の真実”を語り始める。

一方、樹生は宮内(リリー・フランキー)からあずさが遺した日記帳を受け取る。そこに書かれていたこととは…。

家に帰ってから、19時に元ピカソがあったところすぐのぷくいちに行くまで二時間ちょっとあったので、TVerで『Tシャツが乾くまで』最新回を。
充とあずさがコインランドリーで会うようになって、そこでしか話せなかったことがあった。そういう関係性だったことを知った充の妻の咲子はそれだったら不倫してくれていたほうがよかったというシーンが印象的だった。
だけど、咲子と充のような夫婦だったり、血縁とか信頼を置いている近しい、身近な人だから言えないことを、このさきもう会わないだろうなという他人に言えてしまうこと、その時の開放感と安堵感というものはあると思う。
初期の牧歌的なSNSにはそういう空気があったけど、それはもうなくて、結局リアルでの対面で話をするということになるのだけど、そんな相手を見つけることも話せるタイミングみたいなものはそうそうないという問題もある。


19時からぷくいちでパン生地くんと編集者Iさんと飲み&食べる&話を。22時過ぎてからニコラへ移動。閉店後にも曽根さんたちも一緒にいろんな話をしたら深夜2時ぐらいになっていた。お店を出て、緑道沿いで缶ビールを飲んでさらに話を。家に帰ったら深夜3時を過ぎていた。
思うことがたくさんあるし、グサグサと急所を刺されまくった。それをどうするか、とかはすぐになにかでできるかはわからないけど、楔はめちゃくちゃ打たれた、という一日。

 

8月24日
8時過ぎの目覚ましで起きる。ビールしか飲んでいないし、水もたくさん飲んだ。ニコラでアルヴァーブレンドを最後の方に飲んでいたのもあってか、二日酔いにはなっていなかった。
朝のルーティンをして、さすがにスクワットはできずにリモートワークを開始。昨日、夜聴いていなかった『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をradikoで流しながら作業を。
「サンドリ」では有吉さんが都築のことを何度か話に出していた。ラジオとかでもつながりもある酒井さんも今月のアシスタントだったけど、聞かされていなくてニュースで知ったのだろう。「都築サクラバシ」と「サンドリ」は放送作家の福田さんがどちらも手掛けているけど、この日は福田さんが休みだったため、有吉さんからの攻撃はされずに済んでいた。
先週の週次定例で話していたことを進めてよくなったので、取材の申し込みをしたりとか、基本的には忙しくなかった。二日酔いではないけど、さすがに19時から深夜3時近くまで飲んで話をしていたので喉が枯れていて、少しだけ体がだるかった。

午後からは「三四郎ANN0」DAYということで先々週のアーカイブと金曜日の最新回、そのアフタートークを流しながらリモートワーク。
15時ぐらいに明日の派遣仕事の詳細が来た。集合場所が中央線国立駅だった。遠い。ただ現場は他の人たちから聞いたことのある学校施設で、たいてい卒業式とかの前に椅子を並べたりするときに呼ばれるみたいなところだった。
明日は僕一人なので、そういう作業ではなさそう。あと呼んでくれている会社は二回ほど行っているけど、基本的に投げっぱなしなので、その会社の人は来なくて現場監督とかの指示に従って作業する形だった。作業自体は清掃ということなので、早く終わる可能性もなくはないけど、どうだろう。
現場住所をマップアプリに入れて我が家から最短で行けるルートを見ると田園都市線溝の口駅で南武線に乗り換えて、谷保駅で下車して歩くと一時間十五分ほど。下北沢駅まで歩いて小田急線に乗って登戸駅で南武線に乗り換えて谷保駅で下車して歩くルートはほぼ同様の時間だった。気分としては下北沢駅まで歩いていって登戸駅乗り換えかなあ。


リモート終わってから『83 ライカタ』最新回を聴きながら横になっていた。右肩あたりが起きてから少しだるかったけど治らずに違和感が残っている。これは下手すると体調崩すパターンかもって思って、早めに寝る。最近口唇ヘルペスできていたし、免疫がちょっと弱まっていたり、ストレスがたまってきている可能性がある。こういう時は寝るしかない。

 

8月25日
6時に目覚ましをセットしているのに、5時過ぎに目が覚めてしまった。radikoで『空気階段の踊り場』を聴きながらベッドでごろごろしていた。6時前には起きあがって、朝のルーティンをしてから出発の準備。とりあえず、歩いて下北沢駅へ向かう。

行きはSpotifyのポッドキャスト『BAD PHARMACY』最新回とradikoで『滝音のオールナイトニッポン0』を。『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』は先週に引き続きゲストが教育系YouTuberのヨビノリたくみさんで、なぜか特別編で20分もなかったので聴かなくていいや、とスルー。
『BAD PHARMACY』は藤原ヒロシという人のおもしろさが伝わってくるものになっている。彼が抱えているものは誰とも共有できないものを持っている感じがする。そういうトップランナーなんだなって、それを下の世代の上出さんとTaiTanがリスペクトしているからこそ、関係性が持続しているからこそ、ここだけのこととして話してくれているところがある感じがする。
「滝音ANN0」はダブルインパクト王者になったということでレギュラーがいなくなった月曜日深夜3時枠を。この二人の会話のトークとテンポがとても深夜ラジオっぽくていい。ボケの秋定のほうがかなり不思議な人、空気を読まないというか思ったら言っちゃうタイプの人。聴いているとあっという間だった。

小田急線下北沢駅の急行に乗って登戸駅で、南部線に乗り換えて保谷駅まで。はじめてきた。多摩川を越えるのは派遣仕事ぐらいだ。一度超えてから川沿いを上流に向かう感じで、また多摩川を越えて府中市に入っていく。そこから立川駅方面に向かっていくのだけど、現場が保谷駅から歩いて十数分だった。中央線に乗って国立駅で降りても同じぐらい歩いてかかるけど、南武線のほうが100円ほど電車賃は安かった。
夏休み中の学校施設の現場。今日は教室にワックスをかけるのを手伝うというものだった。呼んでくれた会社の人とその人が呼んだもう一人の人(話したら学年は一つ違うが同じ82年生まれで、世田谷区生まれ世田谷区育ちのシティボーうだった)と僕の三人で二階の6教室分をやった。三階はその会社の別部隊みたいな三人がやっていたらしい。帰る時にその三人に会ったぐらい。
机を後ろ側に一度寄せて、空いた空間を掃除してワッシャーかけたり、その汚れた水を水切りワイパーで集めてからその水を吸う用の掃除機で吸い取って、ワックスをかける。という流れでどんどんやっていく。ワックスが乾いたら、後ろ側に寄せた机と椅子を黒板側に寄せて、同じように後ろの部分もワックスをかける。14時半前には作業が終了して、保谷駅へ。
帰りは一度聴いた『岡野陽一の肉の塊』『トキトケトーク』(ゲスト:キュウぴろ)をお供に、行き同様に登戸駅で小田急線に乗り換えて下北沢駅。歩いて、途中のサミットで昼と晩御飯兼用のご飯を買って帰る。


帰ってから湯船に浸かろうと思ったら、お湯にしてなくて入ろうとしたら水だった。さすがに酷暑とかなら水風呂でもいいのだけど、今日ぐらいだと無理なので全部流してシャワーだけを浴びた。
洗濯機を回してから早めの晩ごはんを。Spotifyのポッドキャスト『DJ松永ライカタ』『あのと粗品の電電電話』『ちょいと日本酒飲んでかない?』最新回を。
「松永ライカタ」は地元の長岡花火の話とキャバクラの20代の店長がかわいかったという近々の話題。
「あの粗品」は粗品が韓国のカジノ行くか何かで1000万貸してくれという話から、あのちゃんが500万ならいいよという展開。その辺りのやりとりは貸したら返すのはもちろん前提だけど、二人の間の信頼関係もあるとしても、あのちゃんがお金にもうあまり興味や意味を感じていないようにも思えた。
「ちょいと」は三四郎の相田さんとつきや酒店4代目の柱知香良さんの新しいポッドキャスト、これで二回目。アルピー酒井さんもだけど、相田さんもラジオとポッドキャストどんどん増えてる。二人ともネタを書かない方という共通点もある。

昨日に引き続き右肩がダルいのと、微妙に腰もダルい感じがする。体調崩す合図のような気がする。日曜にニコラで話したこともあって、昨日執筆スケジュールを新しくしてみたので、それを少しだけやって早めに寝る。

 

8月26日
6時に起床して朝のルーティンをしてから、『中国A市の事例』の続きを読む。TVerで火曜深夜にやっていたバラエティ番組『あちこちオードリー』『永野&くるまのひっかかりニーチェ』『テレビ千鳥』『あのちゃんの電電電波』をBGM代わりに。
8時半からはリモートワークを開始。リアルタイム配信で流していた『ラヴィット!』のあとのBGMは、radikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』。これでお昼まで。
数日前に依頼したインタビュー系の返信が来ていたので、先方に都合のいい日時を出してもらった。その中でカメラマンさんのスケジュール的にこちらが希望する時間帯が行けるかを電話で確認。一番お願いした時間帯は仮で撮影が入っていたけど、時間をズラせそうとのことなので、数日後に連絡してもらうことになった。そのための準備で書籍を購入したり、経費申請したりと諸々。

昼休憩で外に出たら、けっこう暑かった。外に出た時と午後はSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を。今回はドライブ中に録音していて、ビデオポッドキャストという形になっていた。なんというか、日記にURL入れるとビデオポッドキャストはウインドウというかはめ込んだ時のサイズ感が普通のポッドキャストの倍ぐらいあるのがとてもいや。あと、音声メディアなんだから、映像つけなくてもいいじゃん。YouTubeみたいな形にならないと見られない(聴かれない)というのもわかるんだけど、それをしないでほしいと思ってしまう。

12時になる前に明日の派遣仕事のシフトは外していた。リモートのほうで準備とかもろもろやることが増えたのと、9月はシルバーウイークが中旬過ぎにあって出勤できる日(稼働時間)が削られる。その分早めに準備をしたかったので、普段は休みの木曜日も仕事できるようにしてもらった。
13時過ぎには派遣会社から明日の早番の人数が足りないのでヘルプしてもらえませんか、とLINEが来たけど、本業があるのでと断った。まあ、しょうがない。こういうのはタイミングだし、どこかでなにか嫌な予感がしていた、虫の知らせかもしれないけど、明日はなんか派遣したくないなって思ったから、外して正解だったと思う。火曜日に国立近くまで行ったから、十分でしょうとも。

月頭にインタビューした記事の流し込みの確認が編集さんから来た。僕としては映画公開が来月頭なので、その一週間前の今月中に出したほうがいいんじゃないかなって思った。そっちのほうが記事を読んだ人が来週公開なら、観に行く予定が立てやすいし。
まあ、最初は9月1日になっていたので、そのままなのか今週中になるかは僕のもう預かり知らないところもある。編集さんと編集部の考えやほかの記事が出るタイミングとかあるだろうから。記事は読み返してみると文字数は多いはずだけど、すぐに読めるような流れになっていたと思う。興味ある人に届いて読まれてほしい。

リモートを終わってから湯船を溜めて浸かる。腰のダルさはなくなったけど、まだ右半身というか右肩から腕が気持ちダルさがある。なんだろう、風邪とかの引き始めでも結局なさそう。派遣仕事の時に打ったりひねったりでもしたのか、なぞだ。
夜は頼まれているライティング作業の続きをしてから、『水曜日のダウンタウン』を見てから、西川美和監督の小説『わたしの知らない子どもたち』の続きを。
最近、スクワットを朝晩しているせいか、ぐっすり眠れるようになった。途中で目が覚めないのはありがたい。でも、腹筋とか太ももがすっきりとか筋力つくまでは継続的に数ヶ月ぐらいは続けないといけないっぽい。健康診断が来月あるから、少しは体を絞りたい。

鈴木真海子 - 船

 

8月27日
6時過ぎに起床して朝のルーティンをしてから、セブンイレブンに行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。外を歩いていても湿気はあまり感じなくて、このぐらい涼しいのがいい。
radikoで『きしたかのブタピエロ』を聴いて、昨日の『水曜日のダウンタウン』を見る。きしたかの続け様になってしまった。

リモートワークを始めてから、TVerで『ラヴィット!』を半分ほど見てからradikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』(ゲスト:三宅香帆)と『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ゲスト:オリエンタルラジオ)を作業用BGMに。
「佐倉論理」同じ年の同じ月生まれな佐倉さんと三宅さんのガールズトークは二人ともすごく笑っていて、あっという間に過ぎていった。アイドル好きとか共通項もあるんだろうけど、彼女たちが戦っているものだったり、嫌いなものとかが似ていたり近いからこその共闘というか仲間意識もあるのだろうか。同じ文化(夢小説とか)を見て育っているという共通点(言語)はやっぱりデカい。
「佐久間ANN0」はオリラジゲストでこちらもあっという間に終わってしまった。スペシャルウイークのゲストが来た際に佐久間さんがゲストの、たとえば芸人になってから現在まで聞く流れがあるとだいたいその途中で終わってしまう。渡辺直美さんとかもそうだったけど、それは別にラジオで聞かなくてもいいんじゃないかなって。来歴はインタビューとかで話せるし、佐久間さんだからこそ聞けることを聞いたほうが芸人さんの魅力がより伝わる気がする。なんか毎回芸人ゲストの時にもったいないと思ってしまう。

昼過ぎにこのままでは今日家から出ないのでは?と思って、あおい書店に向かったが特にめぼしいものがなく、そのまま246ぞいを歩いて道玄坂にある讃岐うどんのお店でいつも注文するざるうどんと天ぷらを頼んで食べる。
なぜかこの店はずっとビートルズがかかっている。ジャズよりはいいのか、うどんとジャズは違う気がするけど、ビートルズも違う気がする。ビートルズも古典というかクラシックとしてかけてるんだろうけど。

家に帰ってからリモートワークの続き。今度の取材に関する発注書とかもろもろ事務作業を。新TwitterことXを見たら、今日23時からの「都築サクラバシ」が都築が書類送検されて放送休止になって、週替わりになっているところに、今日はバッドナイス常田が代わりにパーソナリティをやるというポストがあった。
放送作家は「三四郎ANN0」もやっている福田さんだし、都築も常田も三四郎ANNファミリーでラジオで活躍して存在感を出してきた。それで都築はこの枠で単独パーソナリティをすることになったわけだが。この状況でピンチヒッターとして呼ばれた二番手といえる常田がどれだけ結果を出せるか、このまま枠を奪い取るぐらい思い切ってやりきってほしい。

午後の作業用BGMは『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』最新回のS19のエピソード5&6を。『天幕のジャードゥーガル』『日本三國』を取り上げていて、どちらもアニメもマンガも読んでいないけど、興味は出てきた。

夕方すぎぐらいに急に雨が降ってきて、ゲリラ豪雨なのか、一気に土砂降りになってすぐに止んだ。今年は酷暑みたいな凶暴すぎて外歩けないみたいな高温にはならない代わりに、すごく大雨が降っている。
暑さで日射病とかでも亡くなる人もいるし危険なんだけど、水害で家が浸水して住めなくなったり、交通網が寸断されたり、日常生活が壊されるほうがしんどさがずっと続く。今年はそういうニュースが多いし、今もなお新しい被害が出ていたりする。


草間彌生さんが亡くなったというニュースを見る。僕としては誕生日が同じ有名人の一人なので、謎に親近感がある。ほかにはパントマイムの第一人者であるマルセル・マルソーに大橋巨泉さん。なんか変人というか自分のジャンルにおける突破者みたいな人が多い。
草間さんの作品は実際には何度か美術館のセレクションとかで観たことがある程度で、大好きなアーティストかと言われると、そこまで強く言えない。ただ、あの強烈な個性は生き様をあらわしていてカッコいいなって思っていた。

仕事が終わってから、風呂に浸かってからまったりとしている時に『視点倉庫』(ゲスト:小川哲後編)と『永野はミスターTBS』最新回を。
『視点倉庫』は前回に引き続き小川さんゲストで、ファッションの話。小川さんは淡々と話すせいか、この人この世界おもしろくないと思ってるのかなって感じてしまう。
「永野TBS」は一人回で「あちこちニーチェ」同様に吉岡里帆に褒められたことについて話していた。トークがないわけじゃないんだろうけど、重なるってことはそのことについてどうしても話したかったんだろうか。
夜は仕事関係のライティング作業を。月曜日までに終わらして提出したいけど、このままだと難しい気がする。土日の派遣仕事が入ったら、その内容次第で帰って作業できるかどうかが決まる。でも、もう来週には9月だし、今年の三分の二が終わってしまう。

 

8月28日
5時前に目が覚めた。6時まで眠っていたかったけど、諦めてベッドから出た。朝のルーティンをしてから一時間ほど昨日夜やっていたライティング作業の続きを。月曜日までに半分は終わりそうだが、もう半分は来月頭になりそうな。6 時前にはリモートワークのPCでタイムカード切らずに二時間ほど作業をする。

radikoで『岡野陽一の肉の塊』(ゲスト・山添寛)と『ハライチのターン!』、そしてTVerで『アメトーーク』の「東京吉本芸人の実情…9名が魂の叫び!! 千鳥も参戦」をBGMとして流していた。
「アメトーーク」の東京芸人野話は平成ノブシコブシの吉村さんが東京吉本を一度まとめようとしたが頓挫した話があって、上の極楽とんぼとか品川庄司世代がテレビで活躍していて、彼らがかなり怖かったこともあり、そことのつながりが弱かったからこそがんばろうとしてダメだったというのが、年齢も近いこともあってロスジェネ世代後半の悲しみみたいなものを感じてしまった。
そこよりも少し下のニューヨークの二人が今後は引っ張っていく流れになったけど、そういう世代をスルーされるのはもうすべてのジャンルや仕事で起きてしまっている。
引き継ぐこともできずに、それでもなんとかがんばっていたら時代とシステムの変化のエアポケットに入ってしまって、置いてけぼりを食うみたいなこの感覚はあまりにつらすぎる。
どの世代にもその世代ごとの悲しみや痛みはあるし、それは他の世代には理解しにくいのもわかる。だけど、上から肉体的にも精神的な暴力だったり、家父長制的な支配を受けていたのに、急に手のひらを返されてしまった。それは記憶の幻肢痛みたいにずっと残ってしまっている人が多いのだと思う。
自分たちはそうならないように気をつけてきたら、思いの外大事だったのは自分がそこまでできていなかったコミュニケーションだったりして、その難しさで人を避けてしまったりもして、より断絶というか距離を作ってしまっているパターンもあるように思えてしまう。

後日、新TwitterことXで吉村さんやとにかく明るい安村さんの上の世代、極楽とんぼやロンドーブーツ、品川庄司などにおける軍団山本がやばかったということが拡散されていた。
詳しいことは書かないが、彼らの女性に対する行動や遊び方、今なら暴行罪的なものなども含めて、下の世代の彼らは絡みたくないけど、無視もできない先輩だった。その時の嫌な思い出があったのだろうと推測をしている人が多かった。
マヂラブの野田クリスタルは若くして芸人になっていたので、周りの同期が年上だったことでポケモンの話とかしたいけど、ガキ扱いされてできなくてずっとゲームをしていたというのもその上の世代と距離を取っていたのもあるのかもしれない。
吉村さんたちは当時、先輩たちに対して嫌だったけど言えなかったこととか、なにかしらのことでそういうことに関わったりしてしまったこともあるのかもしれない。だからこそ、苦虫を噛み殺したような顔を彼らは上の世代の話になるとしていた。
そこからだいぶ離れてしまっているレインボーのジャンボたかおは「上の世代切りましょう」と平然と言えてしまう、それを聞いたときの吉村さんと安村さんの慌てぶりがいかに怖かったのを知らしめていた。そういうのも時代の変化だなって感じたけど、被害者であり加害者にもなるような事柄についてのしんどさをより感じてしまった。
あの時はそういう時代だったといってしまうのは簡単だ。あの時も許されていたわけではないけど、そういうことがまかりとっていた。それに後輩から苦言を言えば面倒なことになるから距離を取るしかなかったのもわかる。
で、そういう人たちのトップがやらかして吉本からいなくなったと思った数年経ってから帰ってきたりする。そうなると狭間にいる人たちはやっと手に入れた平穏だったのに、と居心地が悪くなったのは想像に難くない。
時代が変わったからこういう話ができるようになった。それはとてもいいことだけど、どちらにもいけなかった側の苦しみというのはもう処理できないだろう。移行期の世代のどうしようもない虚無はそういうところから来ているし、もうその虚無は死ぬまでずっと一緒に引き連れて行くしかない。

9時前に家を出て、電車で日比谷駅へそのまま地下通路直結のミッドタウン日比谷の中にあるTOHOシネマズ日比谷へ。
行き帰りのBGMはradikoで『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』(ゲスト:デニス 植野行雄)を聴きながら。ユキオちゃんのほら話最高におもしろかった。ネタとしても、それをやっていく覚悟も含めて最高。

『ブレードランナー』『エイリアン』の巨匠リドリー・スコットが
世界的ベストセラー“史上最高のディストピア小説”を映画化。

謎のパンデミックで人類の大半が死滅、生存者たちが奪い合い殺し合う狂気の世界。
パイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)は元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)と共同戦線を張ることで日々を生き延びていた。
ヒッグの理性をつなぎとめていたのは、愛犬ジャスパーの存在と亡き妻の記憶だけだった。
そんなある日、小型機の無線に“謎の声”が届く。
失われた日常を求め、その声に導かれるようにヒッグは未知の空へと飛び立つ。

世界の終わりに、まだ希望は残されているのか――。
魂を揺さぶるディストピア・サバイバル。

リドリースコット監督『ラスト・サバイバー』をIMAXで鑑賞。最後まで観ると原題「The Dog Stars」の意味がよくわかるものになっていた。やっぱり飼うなら犬だなって、『オークストリートの異変』もそうだったけど、愛犬は一緒に戦ってくれるし頼りになる。
狂ってしまった世界でどこまで人間らしく、理性を失わずに生きれるか、という話だった。主人公が亡き妻との思い出の場所である家に物資を取りに行く際に寄るシーンが何度もあった。行って帰って行って帰ってを何度も繰り返しながら、失った者と別れて新しい生活へ向かっていく再生の物語。
主人公のヒッグが不時着した先で出会ったマーガレット・クアリー演じるシーマとの関係性がお互いに大事なものになって、やっと過去から解き放たれることになる。ただ、物語としてはハッピーエンドっぽいけど、終わっていく世界の崩壊は止められないし、彼らのように理性的に人間であろうとする側の方が少ない世界で悲劇が起きてしまう気がしてしまう。あとIMAXで観なくてもよかったかなって。
めちゃくちゃ大好きな映画ではないけど、観れてよかったなというぐらいには良作。まあ、88歳のリドリー・スコット監督がディストピアな世界をまだ現役で映画を撮っているというのがもうただのバグというか、おかしい状態になっているし、単純にすごすぎる。どうなってんだ、この人。

すぐさま帰宅して『バッドナイス常田功のサクラバシ919』を聴きながらリモートワークの続き。常田の一人しゃべりって聴いたことがなかったけど、思ったよりも聴きやすいし、ラジオのためにいろいろと動いていて、その体験談を話すというスタイルはちょっと都築にも通じるけど、がんばっているのが伝わってきた。最後の方にドライブがかかってきてちゃんとおもしろい放送になっていた。
リモートは今後の仕事のスケジュールが決まったので書類の申請とかもろもろをして、週次定例をやったりする。
14時過ぎに明日の派遣仕事の詳細がきた。溜池山王駅近くの現場だった。日比谷とかに歩いていく時に目の前を通る六本木通り沿いにあるビルだった。歩くと二時間かからないし、集合時間が8時40分だったので7時前に出れば間に合うし、午前中は雨は降りそうにないので散歩がてらよさげ。

「BOOKSTAND映画部!」のレビューコーナー「月刊予告編妄想かわら版」2026年9月号が公開されました。9月は『バックルームズ』『オデュッセイア』『さとこはいつも』『ナギダイアリー』を取り上げました。


岩井俊二監督インタビュー「過酷なものと戦っている人たちに感じる自分の憧れや敬意を描いたのが、移民たちを主人公にした『スワロウテイル』だった」

岩井俊二監督に『スワロウテイル』リマスター上映に関してインタビューさせてもらった記事が公開になった。
リマスターに関することや90年代の日本映画業界、岩井監督がなぜ移民を描いたのか、配役や「Y2K」プロジェクトを一緒にされていたエドワード・ヤン監督のことなどを伺わせてもらった。
岩井俊二監督のインタビューの中で、エドワード・ヤン監督について聞いた中で墓地の話が出てくるのだけど、小説版『スワロウテイル』は映画版と違うところがいくつかあって、物語の重要な場所として墓地が出てくるので、僕の中ではなにか繋がったように感じられる。映画も最初と最後が儀式(葬式)であることとも通じている。来週の劇場公開が楽しみだな。

リモートワークが終わってから、ニコラで和梨とマスカルポーネのタルトとアルヴァーブレンドをいただく。「パトレイバー」の最新映画に三茶が出てくるという話を曽根さんから聞いて、観たくはなってきている。

明日(2026/08/29)は兄の命日だ。あれから1年が経過する。あの日の朝、自分の身に起きてしまったことを、まだ消化し切れていない。だが、その前に、自分の文学に起きたことを、しっかり見据えている。私は連載詩『火歌 hiuta』を完結させて、ついに最終篇を掲載した「現代詩手帖」も出た。そこには兄の、古川邦一に献げる詩が含まれる。そこ、『火歌 hiuta』という詩篇群には。それを、じき、本にするということ。その事実の大きさ。

昨日(2026/08/27)は草間彌生の訃報がニュースとして流れた。私は草間さんとは直接交流したことはないのだけれども、彼女の小説『クリストファー男娼窟』の文庫の解説を書いていて(角川文庫版)、これは草間さんの野性時代新人文学賞受賞作である。それと私は、草間さんのパフォーマンスであり映像作品である「草間の自己消滅」には大きなインパクトを受けていて、これは自分の表現の何かを(たぶん現在も)駆動している。そういうことがある。そういう出来事の大きさがある。

誰かが死に、だがその死に対する想いを忘れない私や、あなたがいる。そこから始まる。

〈古川日出男の現在地〉あらゆる死の向こう側。彼方 2026.08.15 – 2026.08.28 東京・埼玉・静岡

古川さんのブログが更新されていたのを帰ってから読む。お兄さんが亡くなってからもう一年経つのか、草間彌生さんの『クリストファー男娼窟』を昔買ったのは古川さんの解説があったからなんだ。と思い出した。
夜はライティング作業を少し進めてから22時から宇野維正さんのスペース(柴那典さんゲスト)を聴きながら、また寝落ち。

 

8月29日
5時半前に目が覚めた。そのまま二度寝をせずに起床して朝のルーティンをしてから出発の準備を済まして、昨日途中で寝落ちした宇野さんのスペースの続きを聴きながら、読書を6時半すぎまでする。


溜池山王駅の集合場所まで歩いて一時間四十分ほど、土曜日の朝の散歩のお供なradikoで『三四郎のオールナイトニッポン0』(ゲスト・こたけ正義感&パーパー・ほしのディスコ)を聴きながら。曇っているおかげで暑くはないし風も多少吹いていて歩くにはちょうどいい。
個人的にこたけ正義感をあまりおもしろいと思えないのだけど、彼の弁護士とかある種の正しさときちんとしているみたいな部分を、ほしのディスコのモンスター感みたいな部分で戸惑わせることで、彼がフリになってディスコがおもしろくなっていくという珍味回みたいな放送になっていた。
集合場所には8時過ぎには到着したので、40分まで時間を潰そうと思って、Spotifyのポッドキャスト『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』最終回を。セカンドシーズンやってほしいとは思うけど、やるんだろうか。たぶん、やるとは思うんだけどな。



すでに解体作業がかなり進んでいる現場だったので、4トンの産廃トラックが午前中二回、午後二回と計四回くることになって、それを三人、本当は四人だったけど家庭の事情で休みになっていた。ボードはまだ軽いけどパーテーションが重いし量がかなりあった。
ビルの裏側にトラックをつけてくれて台車から荷台にいる運転手さんに解体ごみを渡していくのだけど、コンテナじゃなかったし、階段が数段あって駐車場になっているので、トラックの荷台までそこそこ高さがあって、重いものを何度も何度も持ち上げないといけない。それで肩とか腕の筋力と握力が持っていかれる。
片付けをしつつ、呼んでくれた会社の人たちが大きめの解体材を電動カッターとかで半分ぐらいに、エレベーターに入る大きさに切ったりしていたのを手伝ったりしていたら16時半近くになって終わった。まあ、定時が17時なので、早いけど、分量もあったしもう少し早く終わってほしかったという気持ちはある。

で、明日もこの現場というのが昼休憩後に詳細が来た。明日も産廃ごみをトラック四台分ということだけど、広い元オフィスの空間にはそこまでゴミは残っていない。デカいパーテーションを半分に切って運べるようにしたものや、今日出さなかったガラスとかはあるけど、三台もいらなそうな気がする。明日はさすがに早めに終わって帰らせてほしい。
小雨は降り始めていたけど、電車に乗るのもめんどくさいし、歩いて帰ればちょうど18時ぐらいになるので徒歩で。SpotifyでHYUKOHの新曲とかもろもろを聴きつつ。

家に帰ってすぐに湯船に浸かる。夜も雨が降りそうだったので、明日も使う作業用のズボンとゴム手袋だけ洗濯して干した。ご飯は炊いていなかったので、途中のスーパーで冷やし担々麺とおにぎり。
やっぱりがっつり体を動かし、筋肉を使うと異様に疲れがくる。21時前には眠くなる始末。作業中に台車に乗せていたパーテーションが倒れてきて台車を掴んでいた左手の親指を挟んでしまって、爪の下が紫色になっていて痛い。爪が剥がれるほどではないけど、地味な痛み。
疲れもあってこれはライティング作業できないなって思って、TVerで『夜明けのラヴィット!』と『Tシャツが乾くまで』を見て寝ることにした。
「Tシャツ」は失踪していた充(松山ケンイチ)と入れ替わるように妻の咲子(蒼井優)がいなくなるという展開。充が咲子の知り合いを集めて彼女がどこにいったのか、自分の知らない彼女の側面を聞くという話。途中で充がいなくなった時にヒッチハイクというか乗せてもらったトラックの運転手役で深水元基さんが出てきて、最後に咲子がいる海辺で彼女が会いにきた男性が元V6の井ノ原さんだった。あと二、三話だと思うけど、どう終わるのか。ラストシーンあたりはコインランドリーにするとは思うんだけど、どうだろう。

 

8月30日
5時過ぎに目が覚めて、まだ起きるには早かったので寝転んだままTVerで『さんまのお笑い向上委員会』を見て、『ゴッドタン』は「劇団ひとりvs西野 ベストバウト集」みたいな総集編みたいだったから見なくていいやって(あとから二人の対決イベントをやるらしいからその宣伝を兼ねていたことを知る)。

「予告編妄想かわら版」vol.81〜90 

2017年6月から『週刊ポスト』で連載していた「予告編妄想かわら版」というミニコラムをnoteでまとめていきます。気になった作品があったらぜひ配信などで観てもらえるとうれしいです。
ということで、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を聴きながらこちらをnoteにアップする。『ヤーレンズのオールナイトニッポン0』を流しながら出発の準備。昨日と同じルートだし、同じ現場なので7時前に家を出れば余裕で間に合うので気が楽、それだけでもだいぶ気持ちが違う。

行きはradikoで『オードリーのオールナイトニッポン』を。スペシャルウイークで去年に引き続き、西武園ゆうえんちのプールから生放送。ゲストとして三四郎の小宮&東京ホテイソンのショーゴが呼ばれていた。
オードリーの二人と後輩の小宮さんとショーゴさんの絡みとトークもよかったし、ちょくちょく若林さんがスタッフを始めてとしてどんどんプールに突き飛ばして落としていた。前日生放送で「三四郎ANN0」やっていたのに、普通に翌日にも深夜のラジオ生放送に出ている小宮さんたくましいし、すごく働いている。


今日はちゃんと四名揃っていて、僕を含めて昨日もいたのは二人、残り二人は今日が初めて。班長さんは初めて会う人だったけど、下ネタを隙あればいう人だったのでどんどんツッコんでしまった。もう一人の人はだいぶ前に経堂駅の現場で一緒だった人。
昨日は産廃トラック四台分、解体ごみを搬出して積み込んだが、呼んでくれた会社の人が朝の時点で今日は二台でと言っていた。9時半と13時にトラックが来た。昼休憩あとの二台目は一気に解体ごみを積み込んでから、養生していたブルーシートとかも剥がしてゴミとして持っていってもらって、掃除をして14時半前には作業終了。
昨日しっかり出していたおかげで今日は早かった。下ネタ好きな班長さんと二人でトラックの荷台にいる運転手さんにデカいパーテーションやガラスとかをリレー的にどんどん渡していったので、作業も早かったし昨日と違って一人じゃなかったので握力も筋力も死なずにすんだ。

ゴダイゴ - イエロー・センター・ライン 


歩いて帰れば16時ぐらいだなって思ったので、『ヤーレンズのオールナイトニッポン0』に続き聴きながら。でも、途中で音楽が聴きたくなったのでゴダイゴの『イエロー・センター・ライン』とかをセレクトしつつ。『新創世記』は長谷川和彦監督『青春の殺人者』のサントラでもあるが、アルバムとしてよすぎる。なんかたまに聴きたくなる。
長谷川和彦がいて、中上健次がいて、その弟分な若者として村上龍がいた。同世代の仲間として坂本龍一もいた。村上龍はW村上として村上春樹と並べてしまうけど、それも間違っていないがあの時代のカルチャーど真ん中なポップスター的な位置にいた小説家という文脈がけっこう大事なんじゃないかな。と思ったり。

天気は曇っていたし、気温も低かったのでそこまで汗もかかずに帰れるちょうどいいウォーキング日和だった。昨日今日と溜池山王駅まで歩いて往復したので30キロ以上歩いていた。さすがに歩きすぎた。
家に帰ってからぬるめの湯船に浸かってから昨日の分も合わせて洗濯機を回す。オオゼキで買ってきた肉を焼いてご飯と一緒に食べる。血糖値が急激に上がったからかすぐ眠くなるけど、radikoで『川島明のねごと』と『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴きながら少しだけライティング作業として、この日記を書いたりした。

 

8月31日
5時過ぎに起床。22時過ぎには寝落ちしてしまっていたのでぐっすり眠れてはいた。起きると肩甲骨のほうと腕周りが筋肉痛みたいな感じになっている。二日連続で4トンの産廃トラック六台分の解体ごみを台車から持ち上げて荷台に積み込んでいたから、そのぐらいの疲れは仕方ない。
でも、今日リモートワークをして明日火曜日にまた派遣仕事を入れていたが、この疲れが一日で取れそうな気がしないので、昼前には派遣仕事のシフトを抜いて、代わりに木曜日に変更した。それもあって、明日をリモートワークに入れ替えてもらうことにした。そうやって地味に調整していかないとたぶん体がやられてしまう。
今年の夏はまだ酷暑じゃなかったので暑さでやられなかったし、汗だくになりすぎてしんどいという思いはしなかったものの、肉体労働は思いがけないところで怪我をしたり、注意力がなくなって事故を起こす可能性があるので、疲れが取れそうにないなら無理しないに限る。若くないということは回復が遅いということを自覚することでもある。

6時半ぐらいまではゴロゴロと寝転んでいた。起きてから朝のルーティンをして、ライター仕事で進めておきたい作業を8時過ぎまで。リモートーワークを8時半すぎから開始して、radikoで昨日スマホで聴いた『オードリーのオールナイトニッポン』をもう一回。
あとは「三四郎DAY」なので、先々週の放送回と先週金曜日の最新回にそのアフタートークを、夕方までの作業用BGMに。アフタートークで「常田サクラバシ」を三四郎の二人ともちゃんと聴いていて、その感想を話していた。常田もこれはうれしいだろうし、またゲストで呼ばれるだろうな。しかし都築はどうなるのだろうか。

昼休憩はすぐに取らずに14時前から外に出る。先週金曜日ぐらいに歯が欠けてしまったので、歯医者を予約していた。このパターンってたいてい欠けた歯が虫歯とかになっていてもろくなっているから治療するっていうのが今まで数回あった。
で、行ったら今回もそのパターンだった。おまけに欠けたのは左下の奥歯の手前のものだったけど、その後ろの奥歯も虫歯になっていたので、どちらも削られて型を取って、来週それで作ったつめものが届いたらはめ込んで治療が終了ということになった。
削るところまで院長のいつもの歯科医のおじさんだったけど、つめものの型を取る時は見たことのない若い女性の歯科医さんがやってくれたのだけど、その過程をベテランの女性スタッフさんたちに聞きながら作業をしていた。
僕は基本的には目を瞑っているのだけど、なんか声が数人分聞こえるなって思って開いたら、僕の口の中を見ている若い歯科医の人と、ベテランのスタッフの女性二人が覗き込んでいた。なんか変な光景だった。
アニメとかで意識を失っていた少年が目覚めたら、ヒロイン数人に覗き込まれているみたいなフレームみたいだなって少しだけ思った。

家に帰る前にスーパーで惣菜を買う。二時間は食べられないと言われていたので、夕方過ぎに昼夜兼用で食べようと思って、広島風のお好み焼きとおにぎりを買っておいた。お好み焼きはけっきょくのところはおたふくソースが美味しいと思う。関西風だったらご飯と一緒に食べたいと思うけど、今日はお米炊くのめんどくさくなってしまった。

リモートワークが終わってから湯船に浸かって一休み。Spotifyのポッドキャスト『83 ライカタ』やYouTubeの『BSノブロック〜新橋ヘロヘロ団〜』最新配信をBGMにライティング作業の続きを。
月末月初で二つ終わらしたいと思っていたけど、なんとか今月中に一つと付随する短い別の文章の方も作成した。少しずつでも終わらしていかないとのちのち自分の首を絞めるのもわかっている。
動画での対談を対談用の文章に起こしているのだけど、そこ出てくる専門用語が馴染みがなくて新鮮だったりする。前にひとつやっていたのもあるけど、どうしてもその業界の構造の話が出てきていて、どんな業種にもジャンルにも構造の問題があるんだなって。そのことによって救われない人や被害を被っている人がいる。だけど、その強固な構造を変えようとしない側に権力があり、持続させているという地獄がある。たぶん、どんなところにもそれはある。

8月31日 ハッピーラッキーチャッピー/愛してる、なんてね。


anoファンクラブ限定の弾き語りライブ「天国未遂vol.1」の動画。申し込んだけど、落ちたので見れてうれしいけど、やっぱりライブで観たかった。


去年から今年にやったインタビュー関連のライター仕事をまとめてみた。

児童文庫は読者である子どもに向き合って書くという姿勢が大事|エブリスタ小説大賞2026「青い鳥文庫小説賞」山室秀之&新井桜菜


ゼロを1にできる強烈な個性と才能で読者の感情を揺さぶってほしい|「双葉社 パステルNOVEL小説大賞」


あなたが一番何が嫌なのかということを考え抜いて、書いたものがホラーになる|梨 インタビュー


一冊でも一人でも多くの人に届けたいと思っている人の本が届く|文芸批評家 三宅香帆

↑スタッフな「monokaki」は対面でやったもの(メールインタビューでアップしているものもあるけど、あれはインタビューした感じがない)

団地独特の怖さも覚えている。静かな夜になると、遠くからジリンジリンと電話が鳴って。|向井秀徳


大学生の時、ワンルームで漫画を描いていた感覚から離れられないんです。|漫画家・浅野いにお


かつて“渋谷の北朝鮮”と呼ばれた伝説のマンション…大量の謎ルールで一時、価値は相場の30%減に…ヤバすぎる「管理組合」に苦しめられた住民たちはいかにマンション自治を取り戻したのか?|栗田シメイ


「野球部はクソ」文化系が毛嫌いする“体育会系観”の深層…いま企業の採用現場で選手出身者よりもマネージャー経験者が高く評価される理由|中野慧


「モラハラの権化」「セクハラ鬼畜」…“伝説のサブカル雑誌”『BUBKA』を生み出した編集者と1990年後半のムチャすぎたアングラ雑誌事情|樋口毅宏


吉本興業、ホリプロ、アクターズスクール…今まで口を閉ざしてきた芸能界の首領たちは一体何を語ったのか? 「才能を見抜く」人たちの異能の正体|田崎健太


あのちゃん「あんまり読んでほしくない」 渋谷で吐いた日から武道館1万2000人へ――初エッセイで描いた“吐き出して生きる”哲学とは|あの


大塚英志インタビュー「からっぽな日本と近代をあるように見せることに特化した戦時下のモンタージュ」


映画衣装のリアルとストリートの嘘、Tシャツで読み解く日本人のファッション 伊賀大介×高畑鍬名


岩井俊二監督インタビュー「過酷なものと戦っている人たちに感じる自分の憧れや敬意を描いたのが、移民たちを主人公にした『スワロウテイル』だった」

こうやって並べてみるとちゃんとライター仕事してるんじゃないかって思ってしまう。インタビューというのは不思議な作業というか仕事。別に誰かにやりかたを教わったわけでもないし、編集さんとかに出してがっつり直されるとかもない。ただ、数を重ねていくからうまくなるというわけでもない。多少のインタビューをするという慣れがあっても、毎回違う人だから慣れない。
先方が赤入れして修正が入ることもあるけど、どう見られる(読まれる)かという意識は聞かれた側のほうがかなり大きいし、デメリットもあるので慎重になるのも当然なので赤入れされてもこちらも問題はない。だから、そういうものは全部反映させるし、そういう言い方があったんだなとか思うことも多いし、勉強にもなる。
「monokaki」以外のライター仕事としてやっている「週刊文春」「集英社オンライン」「集英社新書プラス」の編集さんたちは偶然なんだろうけど、三人とも20代。僕が44歳なので一回り以上離れている。同世代とか30代の編集者から仕事もらったりすることはほとんどない。
ライターみたいな仕事はもう雑誌文化が崩壊してた(編集者が書き手を育てるという文化もあったわけだが)し、ウェブも難しくなっていてもはや成り立たなくなっている。僕よりも下の世代のライターみたいなことをしようとしていた人たちはYouTubeとかTikTokとかPodcastみたいな動画や音声コンテンツを個人的にやって稼いでいる。それもあって、僕みたいなそういうところに行けない旧世代に彼らは声をかけてくれたり、企画を提案すると考慮してくれているのだろう。同世代やその上の30代にはライターが少ないということも関係はしていると思う。

僕はラジオやポッドキャストは日常的に聴いているけど、自分でやりたいとか思わないのは話すのがうまくないし、それをやりたいかと言われたらそこまでやりたいという欲望がわいてこない。文章としてのインタビュー記事は読むのも好きだし、仕事でやるのも好きなところってなんだろうなって考えたら、動画をメインとした音声メディアはその人の声がメリットでありデメリットになる。
僕は苦手な声、あまり聞けないというか興味を持てない質の声色というのがあって(男女とか関係なく)、そういう人だとそのメディアを聴けない。僕の持論だけど、顔が似ていたら声も似ている。逆に声が似ていれば顔が似ている、というのは骨格というスピーカーが似ているからという考えなのだけど、苦手な顔の人は声も苦手なので、聞いていられないということが起きる。
しかい、文章によるインタビューでは声色はわからないので、それが起きにくい。僕がインタビューさせてもらっている人は、企画を出したりとかしているので興味ない人や嫌いな人はいないのだけど、読者として読む側の時にこの人の声苦手だなって人でも文章なら読めるってのがあったりする。
インタビューは何度もしてもうまくならないし、難しい。大塚さんとか何度も話を聞かせてもらっていても、毎回緊張するし、話を聞かせてもらっている時には空気が少しヒリヒリしているような気がする。
毎回話を聞き終えて、大丈夫かなって思いながら文字起こししたものを構成してなんとか形にしていく。そこに構成とか修正作業が入ることで形になっていくのは時間もかかるけど、やりがいはある。
動画とか音声だったら、カットはできるだけど、入れ替えちゃうと繋がらなくなってしまったりすると大変だろうから、収録する時にそういうことを意識しながらやるのはとてもじゃないけど、僕にはできそうにない。
この人に会って話が聞きたいと思っても、コラボとか諸々と自分のフォロワー数とか影響力がないと名の売れた人や有名な人とは一緒にできないというのもある。だけど、ライター仕事の中のインタビューなら、依頼すれば会えて話を聞けることもある。もちろん出版社とか媒体の信用度とかによるので、ライター一個人の力ではないのだけど。インタビューの難しさはいつも感じるけど、インタビューは好きな仕事のひとつではあるので続けていければいいなと思う。まあ、この先どうなるかわからないけど。

今回はこの曲でおわかれです。
HYUKOH(혁오) - KoK (Official MV) 

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年8月1日〜2026年8月15日)

7月下旬の日記(2026年7月16日から7月31日分)


8月1日
【本予告】9.4公開『スワロウテイル 4Kリマスター』本予告 


月曜日のインタビューのために送ってもらった『スワロウテイル 4Kリマスター』オンライン試写を観ながら、作っていた質問を少し変更したり、追加する。
数年ぶりに見返したこともあって記憶違いの場所もあったし、物語の最初と最後が儀式であることの意味、名付けることと名付けられること、名付けるということは運命を祝福することであり呪縛することなんだなと改めて思ったりする内容だった。劇場で観ないとせっかくのリマスターによる映像と音響が堪能できないので公開されたらちゃんと観にいく。
日付が変わってからはてブに先月下旬の日記を、半年前の日記をnoteにアップしてから眠る。


6時すぎに起床して朝のルーティンをしてから、派遣仕事の出発の準備を。8時半過ぎぐらいに現場に着けばよかったので、7時半ぐらいまでradikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(ゲスト・錦鯉の渡辺隆)を流しながら資料読みの続き。


行き帰りのBGMは『三四郎のオールナイトニッポン0』最新回を。今週のラジオは小宮さんが主人公の連続テレビ小説『バチボコ』の妄想キャスティングをしていくというノリだけの展開だったけど、バカバカしすぎて何度も笑ってしまった。久しぶりにアベレージを超えてくるようなとてもおもしろい回だった。
ラジオの中でも紹介していたポッドキャスト『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』も今週から配信が始まった。こちらは帰宅後に聴く。


歩いて渋谷の現場へ。日曜日に来たばかりだったし、その時にもう一人の派遣の人が怪我をしてしまったので、その場所のダクト清掃は終わっていなかったのでそこをやるんだろうなって思うと、ちょっとだけ憂鬱だった。ただ、今日は僕一人だったので直接現場に行って、呼んでくれた会社の人に連絡して合流。
日曜日の場所ではなく、違うフロアのダクト清掃を二人でするとのこと。話を聞いたら、去年はじめてこの現場に来てやったダクト清掃のところだった。年に一回という話だったので、二年連続偶然だけど、僕がその衣装部屋にあるダクト清掃のヘルプという形になっていた。
最初に養生をしてできるだけダクト清掃した際のごみとか埃がつかないようにしてから、全身防護服を着て脚立を上ってからダクトの中へ。前回すごく息苦しかった記憶があって、ちゃんとした防塵マスクはゴムが強くせいだとわかったので自分が持ってきた普通に売っているマスクにしたら、息苦しさはだいぶやわらいだ。
二人とも中肉中背よりも太い体型なのでダクトかなり狭く感じる。社員の人は慣れているけど、僕は寝返りを打つのも最初はすんなりいかない。言われた場所をスクレーパーで削りながら、ミニ箒でそれを集めて進んでいく。たまにミニちりとりでそれを回収していく。
めちゃくちゃ広いわけではないが、入り口近くと10メートルもないと思うけど進んだところも下り坂になっていて、少し斜めになっている。そこをUターンしながら作業をする。寝返りをうって、天井に向き合う形でそこも削ったり箒でごみを落としていく。

午前中にはとりあえず、ダクト清掃自体は終了。昼休憩はこの前同様にその会社が使っている控室で社員の人と世間話をしていた。ちょうどついているテレビで『有吉くんの正直さんぽ』が流れていた。番組では有吉さんたちが学芸大学駅と都立大学駅を歩いていて、その社員さんが学芸大学駅近くで、僕が三軒茶屋なのでオススメのスーパーとかについてご近所話を。
休憩後には養生とか片付けたりして作業が終わる。午前中には明日も二人呼んでいると言われていたが、月曜日インタビューだから重たいものを運んだりする肉体労働よりもダクト清掃とかして近い場所だとありがたいなって思って、14時半すぎに作業が終わって帰っていたら、明日も同じ現場だった。

15時半ぐらいにはご飯の惣菜を買って帰ってきて、湯船に浸かって洗濯機を回す。とりあえず、明日も起きる時間には余裕もあるし、一安心。18時ぐらいまでお風呂とご飯と洗濯を終わらせて一息。
夜は『夜明けのラヴィット!』や『はっしーと磯山さやかのオールナイトニッポンGOLD』や『佐久間宣行のNOBROCK TV』なんかを流しつつ、インタビューの準備をしたりする。メインの話ではないけど、聞いてみたい作品があるのでそちらを再読しているけど、どのぐらいメインの作品からズレて聞けるのかが当日にならないとわからないけど、準備だけはしておく。

Smashing Pumpkins - The Everlasting Gaze w/ Melissa Auf der Maur 2026-07-29 Chicago Riviera Theatre


スマパンのライブにメリッサが!
初めて観た時が解散ツアーでダーシー脱退後でメリッサがメンバーだった。
今はサポートメンバーのキキ・ウォン以外は、ビリー・コーガンにジェームス・イハにジミー・チェンバレンとオリジナルメンバーだから、メリッサ加わると解散ツアーのオリメン勢揃い。

 

8月2日
3時ぐらいに一度目が覚める。TVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』を流しながら目を瞑る。『ゴッドタン』の途中で寝落ちしていて、6時半にセットした目覚ましで起床して朝のルーティンをして、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を聴きながら出発の準備をして、ちょっと資料読みの続き。
昨日同様に派遣仕事は渋谷の現場だけど、もう一人の人と僕の二人なので直接の現場住所へは向かえず、集合場所の渋谷駅ハチ公口前交番に8時半に着いていないといけなかった。7時半ぐらいには家を出る。行きはradikoで『脳盗』をBGMに。ゲストにダウ90000の蓮見翔、TaiTanと近い年齢で同世代的なクリエイティブを発揮して注目されている存在同士。なにかを手に入れているからこそのもっと先へどういくかという話や、飽きてくるからこそなにをしていくというトークに展開していった。眩しいなと思いながら渋谷へ。

今回一緒の班長の方は久しぶりだけど、気さくだし話もあうので安心。歩いて現場に向かって、担当の人に迎えにきてもらって室内へ。昨日の作業とは違い、屋外に設置しているファンの清掃の手伝いだった。二手に分かれてたので、僕と昨日一緒っだった社員さんで室内の清掃を午前中はして、午後からは室外の清掃の手伝いに入った。
片付けをしたら15時は過ぎていたけど、僕は室外にずっといなかったし、重いものを運んだりはしなかったので重労働ではなかったし、社員さんとも話ができるようになって気心もしれているので気持ちのいい現場だった。

昼休憩と帰りでradikoで『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いていて、聴き終えてからは昨日動画を見てから久しぶりに自分の中で盛り上がりがでてきたスマパンの楽曲を聴きながら帰る。スマパンの曲を聴いていると、自分の中ではsyrup16とanoというラインは連なっているなと思った。
三組ともある種のメランコリーを歌っているし、内省的でメンヘラ気質というか鬱的なものも抱えてはいる。だけど、生きるために咆哮するものがメインライターでフロントマンであるビリー・コーガンや五十嵐隆やanoが表現している部分が共通していると僕には感じられる。そういうところに、叫ぶこと、死なないためにこちら側に自分が踏みとどまるために、誰かを引き止めるための咆哮が楽曲にライブに感じることができる。

夜は雨が降りそうな天気予報だったので、洗濯は諦めて風呂に入ってから晩ご飯を食べた。日曜日なのでいつも通り、radikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を流しながらインタビュー用の資料としてある小説を読み進める。先に書いていた質問事項が少しずつ増えていく、新しく加筆修正した質問まで聞けるといいのだけど。ありがたいことに明日は曇りで気温も30℃越えないみたいなので、行きは歩いていける。

 

8月3日
6時半に起床して朝のルーティンをしてから、セブンイレブンにアイスコーヒーと朝食用のパンを買いに行く。気温も下がっていて湿気もなく心地いい。
『有吉クイズ』をTVerで見てから、今日午後からのインビュー準備で見ていなかった動画をYouTubeで見る。質問とかを脳内イメージでしてみるが、どういう答えやリアクションがあるかはその時にならないとわからないけど、一応シミュレーションしてみる。
午前中は準備をしていたが、一瞬8時台になった時に『ラヴィット!』をリアルタイム配信で見たら『VIVANT』に出演している山中崇さんが番宣もかねて出演されていた。山中さんカレー好きだったり、写真も好きだったりと多趣味だしかなり凝り性の印象があるし、カメラマンの阿部裕介さんとのトークイベントの時に少しお話しさせてもらったが、気さくなカッコいいお兄さんだった。脇役でインパクトを残す俳優さんだけど、主演とかで見たいなあ、作品。

13時20分ぐらいには取材先のポニーキャニオンに着いて編集さんとカメラマンさんと合流する予定だった。歩いていくとだいたい1時間40分ぐらいかかる距離なので、11時30分ぐらいに出ればいいのはわかっていたけど、気持ち早めに家を出た。
お供として最初はSpotifyのポッドキャストで昨日聴いた『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』をもう一度、芸人お試しラジオ『デドコロ」のトム・ブラウンの布川とモグライダーのともしげの最終回となる九回目を。そのあとはスマパンとか最近聴いているceroのリミックスとかを。


派遣仕事で先々月と先月とタイルカーペットの搬入や解体ごみの搬出をしにきた泉ガーデンのエリア内にあるポニーキャニオン本社へ。初めてきた。
14時過ぎてからインタビューが始まり、一時間ほどお話を聞かせていただく。インタビュー開始早々に自分のICレコーダーが容量が尽きて録音ができなくなってしまって、内心ヤバっと思ったけど、編集さんが録音はしてくれていたのでそこはできるだけ無視して進めた。用意した質問全部は無理だったけど、ある程度は伺うことはできたし、作品以外の話がちゃんと最後のほうで繋がっていったのでなんとかうまくまとめたい。

開始前に別件で気になっている、インタビューをしてみたい人の話を編集さんにして、企画会議に出してもらえることになった。そちらも通ればありがたい。終わってから解散したが、気温も上がっていなくて涼しげだったのでまた来た道を歩いて帰る。
来る時も感じたことだけど、暑さがやわらんだせいか、蝉の鳴き声がよく聞こえた。蝉も35℃とかを越えたら鳴いている場合ではなかったのだろう。この夏に入ってから初めてぐらい蝉の合唱を聞いた。

インスタグラムのストーリーズで今日は18時からオープンというのを見ていた。家に着いたら17時ぐらいだったので、編集さんに話したことを文章にしたものを送ったりしていたら18時近くになったので、ニコラに行くと僕が一人目の客だった。
ミルリトン・アプリコとアルヴァーブレンド(おかわりはアイノブレンド)をいただきながら、曽根さんと由賀さんと世間話。
10日ぶりとかに来たので、珍しく一週間に一回よりは時間が空いてしまった。ここにはもちろんコーヒーを飲んだり、料理やデザートを食べに来るのが第一なのだけど、生存確認報告みたいなところもある。
一人暮らしの人間はなにかあって倒れてしまうとたいていそれでTHE ENDになる。僕にとってはニコラだけど、例えば田舎とかならスナックとかの常連さんがしばらく来なくなったら家に行ったら亡くなっていたとかいうことはままある。
東京で誰かと住んでいない、フリーランスとか会社勤めしていない人はそういう一人で何かあった時のリスク管理して定期的に行くお店があったほうがいい。僕はニコラのお二人とは家も近いので、もしもの時に僕の家に来てもらえるところもある。

インタビュー前はあまり緊張しないかなって思っていたけど、実際に向き合ってお話を聞かせてもらうと緊張していた。思いの外疲れているのを感じる。その場での対応や返答、時間のことや質問の進め方で脳を使ったのだと思う。
晩ご飯を食べてお風呂からあがると今日はなにもしたくないって気持ちになった。とりあえず、「三四郎ANN0」の二回前と最新回とアフタートークをradikoでバチボコプレミアムリスナーのサイトで流しながらのんびり過ごそうと思ったが、ついリモートワークのSlackを見てしまったら、先方から赤字の入った戻しが返ってきてたので、そちらを反映して流し込みまで。せっかく休みにしているのに一時間半ぐらい労働してしまった。
今日はクリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』IMAX完成披露試写会があったので、そちらを予約していてリモートワークは有給で休ませてもらっていた。その後に同時間帯でインタビュー日時の提案があったので、そちらをキャンセルしてインタビューに行くことにした。有給にしていたことで選択肢ができて、自分で選ぶことができたのでありがたかった。『オデュッセイア』は公開されたらIMAXで観に行けばいい。こういう時に実際にお会いしてお話を聞ける方が大事だと思うし、行けるという状態だったのも運がいいと言えばいいし、いい流れやタイミングだったのだろう。

 

8月4日
5時半過ぎに目が覚めた。少しだけTシャツに胸元が汗でしめっていた。そこまで暑くないと思ったけど、室内には湿度がそこそこあったのかもしれない。とりあえず、ペットボトルの回収日なので外の集積所に持っていく。
もう一眠りという時間でもないので、朝のルーティンをしてからradikoで『空気階段の踊り場』『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』をBGMにタイムカードを切らずに作業を開始。

昨日夜に作業をしていたけど、月曜日を有給にしていた&金曜日も「スパイダーマンBND」初日を観るために有給にしていたのでリモートワークに限っては四連休になっていた。で、諸々の作業とかが溜まっていたので、二時間半ほどちゃちゃっと投稿予約のセットや記事に関する確認や流し込みなんかを進めた。
8時を過ぎた頃に昨日今日とタイムカード切る前にそこそこ作業しちゃったので、朝一でその時間分で映画を観にいくことにした。「スパイダーマンBND」IMAX最速上映のチケットを取る際に、U-NEXTのポイントでチケットを取ろうとしたが、特別興業になるのか使えなくてTOHOシネマズの映画一回分のチケットに使えるコードの使える期間が迫っていた。話題にはなっていて、思いの外映画好きな人からも評価が高い『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の鑑賞チケットと引き換えた。

TOHOシネマズ渋谷の行き帰りのBGMはSpotifyのポッドキャストで『BAD PHAMACY』『アルコ&ピースの#文化人が一番やばい』(ゲスト:やついいちろう)を。
昨日同様に30℃を切るような気温のおかげで歩くにはちょうどいい。日差しが凶暴過ぎて、外にいたら倒れてしまうかもという恐怖を感じるような酷暑じゃないことがありがたい。そう考えると今年はそこまで日焼けしていない。

ある日、ちいかわとハチワレが広場でくつろいでいると、突如として顔にチラシを貼り付けたうさぎがやって来る。
ハチワレがそのチラシを確認すると、それは「特別な島へご招待」と書かれた招待状であった。
チラシに記載された魅力的な言葉に釣られ、島合宿に行くことを決めたちいかわたち。
チラシの内容を怪しがるラッコとともに乗船し、島に上陸したちいかわ一同は島民から大歓迎で迎えられる。
楽しい時間を過ごしていたちいかわたちだが、
島に住む巨大な“セイレーン”が島民を次々と連れ去っているという事実を聞かされ、
セイレーンの討伐計画に巻き込まれていく。
ひたむきに進むちいかわたちに次々と訪れる試練。みんなで乗り越えられるのか…!?
そして島に隠された本当の“ひみつ”とは…!?。

 この物語の絶妙な後味の悪さは、ある意味で「誰も悪くない」ことに由来している。伝説の存在であるセイレーンは、ちっぽけな人間の存在など気にも留めず、故意にフタバを攻撃したわけではなかった。一方のヒトハも、怯えるフタバに「大丈夫だよ」と笑いかけたように、神が戯れる場所で平気で魚を釣るという無自覚な驕りがあった。超常的な存在と不用意に絡み、厄災を引き寄せてしまったという構造であり、どちらの言い分が正しいのか、どちらの復讐が正当化されるべきなのかを判断するのは極めて困難だ。

『映画ちいかわ』が描いた“恐ろしさ”の正体 問われる“正しさ”と残された呪い

まさかの2026年最高得点!?『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』について大熱弁【宇野維正のMOVIE DRIVER】 


「ちいかわ」はメインキャラクターを見たことがあるけど、名前とか知らないというぐらいの認知だった。このかわいいキャラクター、IPを使ったこの映画は海が舞台だったこともあって、僕はアニメ版『海のトリトン』のラストで明らかになる衝撃の事実みたいなものと似ている物語だなと思った。被害者だと思っていた側が実は加害者だった、というところが。
今作でもセイレーンという神話的な存在が島民を連れ去っているのは、眷属のような人魚の一体(一匹、こういう場合の数えはなんだろう、神なら柱だけど、魚だったら匹だけど、人ではないし、一体でいいのか)を島民に攫われた(殺された)からその犯人を見つけるためだった。しかし、その犯人となる島民は二人いて、夫婦なのかな、セイレーンたちが沖で遊んでいる近くにボードで向かった際に事故のように、セイレーンたちには悪意も攻撃をしたわけでもなく巻き込まれて(神話的なキャラだし、台風とか火山のような自然現象だとも言える)一人が瀕死の状態になってしまう。たぶん、夫のほうが人魚の肉を食べれば永遠のいのちを得るということ知っていたので一体を攫ってきてその肉を食べさせる。永遠のいのちを持ってしまった(たぶん)妻は自分だけが永遠に生きるなんて耐えられないということもあり、食べさせた夫にもその肉を食べさせていた、ことがわかる。
セイレーンたちがやってきて歌を歌うことで植物の成長が早く丈夫になって島は栄えていた。という事実もあるので、島民は恐れるが追い出すこともできない。で、主人公のちいかわはその謎(犯人)を知ってしまう。
最終的にはセイレーンに島民をこれ以上襲わないことを誓ってもらうことに成功したかのように見えたが、エンドクレジットのあとに島から誰もいない無人島に渡った夫婦の姿があり、その島に向かってくるセイレーンと二体の人魚というシーンで物語は終わる。そう復讐は終わっていなかった。
最後にちいかわや村人たちに約束をしたセイレーンだが、その際にセイレーンは人魚を食べた証をその夫婦の片方に見つけてしまっていたことも明かされており、観客はこの先に起こる悲劇を感じながら劇場をあとにすることになる。
これはどちらが悪いのか、いや被害者なのか加害者なのか、わからなくなる。どちらも悪くもないのだけど、あきらかにこれは戦争のメタファーでもあるし、ずっと人間が立たされている立場でもある。
子どもが多く親と観に来ている作品だけど、親だったら悪いのは結局どっちと聞かれても答えに窮すると思ってしまった。考えさせられるし、宇野さんが観終わってもずっとこの作品のことを考えてしまうというのもわかる。

花火大会で人ごみに流されたくらげとはぐれてしまったミメイ。電波が届かない中、花火が打ち上がる前に、ミメイとくらげは無事再会することができるのか…!? そして、花火が終わり、ミメイは帰り際に下駄の鼻緒が切れて怪我していることをくらげに気付かれ、2人で彼女の家へ向かうことに――? さらに、2人は2年ぶりの「月ミド」の番組イベントに参加し…!?

家に帰る途中で、あおい書店で本日発売になったヤマノエイ著『さむわんへるつ』4巻を。二、三ヶ月に一巻ずつ出ているのは週刊連載だからなんだろうけど、ペースが早い。高校生だし、このスピードで行くと大学編とかに物語は展開するのかな。

家に帰ってからリモートワークの続きを。昼ごはんは軽くレトルトカレーで済ませてから、作業の続きを。珍しくSlackで止まっていた作業と確認待ちだったものが流れ込んでくるみたいな状況だった。淡々と進めるしかない。
新TwitterことXのタイムラインでバカリズム脚本、2027年度前期連続テレビ小説『巡るスワン』に夏帆さんが出演というニュースを見る。バカリズム脚本ドラマの常連たちが勢揃いなオールスター的なキャスティングになっている。さすがにこのメンツで夏帆さんが入らないわけがないので期待していた。久しぶりに朝ドラを見ようと思う。

──そうして観る側・書く側から演じる側に回ったわけですが、長年の映画批評やコラム執筆の経験は、どう影響していますか?

原稿を書いていた経験は生きていると思います。ただ、ライター時代に監督や役者さんを批判的に書くこともありましたけど、批判的な原稿を書いている時って、書き手の精神状態がすごく出るんですよね。言っちゃいけないことを言える段階に自分がいるような気がして、一番自分に出力があるかのように錯覚するのが批判なんです。

本当に難しいのは、「褒める」原稿なんです。褒める原稿って、中途半端な出力だと安易で浅薄な言葉にしかならない。全身全霊で褒めて、初めてその原稿が人の心に残るんです。悪口で盛り上がることにセンスも出力も要らない。でも、人の価値観を揺さぶるような褒め方ができるかどうかには、圧倒的なセンスが要求されると思います。

──その「センス」って、いったい何なんでしょうね……。

まず「センスって何ですかね?」って質問をしないことが大切ですよ(笑)。そして、そういう質問に答えるような人間にもならないほうがいい。

「演技はあまり勉強しちゃいけない」45歳でブルーリボン賞新人賞を史上最年長で受賞したリリー・フランキーが、それでも“俳優”と名乗らない理由

こちらもXで知った記事。集英社オンラインなので一ページあたりの文字数が多くないので次のページへ進まないといけないのがもったいない気がするが、さすがリリーさんと思えるインタビュー内容だった。

午後はU-NEXTで『Tシャッツが乾くまで』四話とか流しつつ、夕方近くになってからポッドキャストで『トキトケトーク』(ゲスト:フースーヤ谷口)、『DJ松永ライカタ』『あのと粗品の電電電話』最新回をBGMに。
作業終わろうかなと思ったら、記事の方で修正提案が来たのでそれをやったりしていたら、19時になった。「映画ちいかわ」観たけど、けっこう一日作業が多くて、優先順位を間違えずにやれたので、木金ちょっと余裕ができる。

本当は明日派遣仕事のシフトを入れていたのだけど、渋谷から帰ってくる際にスケジュールを確認したら明日ライティング作業をやったほうがパンクせずに済むなと思った。家に帰ってからすぐにシフトを外した。
昨日のインタビューの文字起こしは今日中には送ると編集さんに言われていたのもあって、明日はその原稿作業をメインに、ほかにも文章化しないといけないものもあるし、まだ余裕はあるけど「月刊予告編妄想かわら版」の原稿も手をつけていない。実際のところ休みではないけど、派遣仕事がないからできるライター仕事をやる。

 

8月5日
6時前に目が覚めたけど、派遣仕事もリモートワークもないので、目覚ましをセットしている7時半まで寝転んでいることにした。
朝のルーティンをしてから、TVerで『あちこちオードリー』『永野&くるまのひっかかりニーチェ』『あのちゃんの電電電波』を見てから、セブンイレブンにアイスコーヒーを買いに行く。
家に帰ってから読書を少ししてから、インタビュー原稿をやる前に「月刊予告編妄想かわら版」の原稿を進めることにした。作品は決めているので予告編を見て作品紹介しながら、オチを考えていく。

ある程度原稿を進めてから、散歩がてら家を出て代官山蔦屋書店へ。午前中はradikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』とSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を。「爆笑カーボーイ」は冒頭に裏番組の『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』と生電話を繋げてのトーク。
太田さんが本人と電話しているのに、サカナクションの歌を何度も歌うとかいつも通りの暴れ方。ゲストに真空ジェシカが来ても、いつも通りの暴れ方なのだけど、今年に入ってからの太田さんのトークはさらにおもしろくなっていて、何が起きてるんだろうと思うほど、すごい。

午後は昼ごはんを食べてから、「月刊予告編妄想かわら版」をひとまず最後まで書き終えてからちょっと休憩。昨日送ってもらったインタビューの文字起こしをとりあえず何度か読みながら脳内でどう削るか、入れ替えるかを考える。すぐに原稿にしていくというよりは、元になるものを何度か読んでしばらく考えている方が僕は原稿に落としやすい。
ラジオやポッドキャストの最新のものを聴き終えていたので、Spotifyのポッドキャスト『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』を2021年のSeason 1から聴くことにした。最初はゲームについてさやわかさんが出て話している回があったりした。


夕方には『小嶋陽菜のライカタ』最新回となるゲスト・峯岸みなみ後編がアップされていたのでそちらも。年始の「三四郎ANN年越し」ラジオの話題も出ていた。
風呂に入ってから、インタビュー原稿を進めようと思ったけど、なんとなく読み始めた大塚英志著『「物語消費論」集成 1989 - 2021』に収録されている『物語消滅論』のパートを読んでしまった。

昨日、三宅さんがみなもと太郎著『風雲児たち』のことをポストされていて、大塚さんのお師匠ですねとリプをしたのだけど、大塚さんが高校生時代に漫画家だった話は『新現実』でしていたはずだよなって探したら、フリーペーパー的な増刊のほうで話をしていたので、本編ではなかった。
『新現実』から派生した『Comic新現実』は全部家にあって、みなもと太郎特集号もかなりキレイなままで残っていた。Amazonで見たら15000円ぐらいのマーケットプレイスになっていた。号によって価格はバラバラだった。
資料としての価値も出てきているのか、電子版が存在しないとのいうのあるし、中国とかで日本の漫画やメディアミックスを勉強している人にとっては、大塚さんの仕事って重要だから蒐集家や資料として集めている人もいそう。
実際に田島昭宇さんに「メルマ旬報」で描いてもらっていたイラストを譲ってほしいというDMを中国人の人からもらったことあるし、実物は田島さんにお返してしているので、無理ですってお伝えしたけど、この前の40th個展にも来ていたみたい。海外のファンの人も僕が行った時にいて、複製原画買っていたのを見た。そういう人たちが買っていたりすると価格帯は上がっていくだろうな。弱いな円。というかどんどん弱くなっていく円。

 

8月6日
5時半に目が覚めた。可燃ごみを出しに行ったら地面が濡れていた。雨が降っていたらしい。洗濯物はアウトだったので、取り込んで再び洗濯機にドーン。天候次第で今日洗濯機をまた回すかどうか。


横になってradikoで寝る前に途中まで聴いていた『佐倉綾音論理×ロンリー』と『きしたかのブタピエロ』を聴いていた。6時半には布団から出て、『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』とSpotifyのポッドキャスト『視点倉庫』(ゲスト:歌人・大森静佳)をBGMにタイムカードを切らずにリモートワークを開始。『視点倉庫』に出ていた大森静佳さんは内田百閒、小川洋子さんと同じ学校で岡山出身の人らしい。
気になったのでwikiで見たら岡山市の人だったので、同じ岡山県出身だけど、県内は三つのエリアにわかれるので僕の地元のような広島との県境のかつての福山県だった福山藩の領地だったエリアとは文化的には違う。
岡山市と倉敷市のほうはクセはあってもわりと正統派な岡山県的な県民性だと思う。山陰よりの津山方面と福山寄りの僕らのエリアはクセの出方が違うので、小説家とかもクセの出方がけっこう違うなと思った。

今週に入って急に止まっていたような、なにかがつかえていたものが一気に溢れ出すように、僕の作業が増えていた。凪のあとの時化みたいに押し寄せてくるのか。とりあえず、早めに作業して交通整理をする。
スケジュールも重なっているところもあって、早めにいつ公開とか確認してもらうとかを伝えていないと、他のスタッフはほかのこともしているからSlackでメンションしても忘れていたりするので、再度リマインドをして確定させておきたい。のでその準備とかも。9時前からタイムカードを切って通常業務的にリモートワークの続きを

早い時間帯に昨日のラジオ関係を聴き終えてしまったので、それ以降は「バチボコプレミニアムリスナー」の過去のアーカイブで配信された『三四郎のオールナイトニッポン』2020年1月31日放送回(小宮さんインフルにかかって休みだけど、電話される&助っ人としてバッドナイス常田登場)と『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』Season 2(外ゲームとThe Weeknd話)の続きを。

昼休憩の時にあおい書店に寄って、『新潮』最新号「令和演劇ニューウェーブ」を購入。野田秀樹さんの「NODA MAP」最新公演の度に戯曲を掲載している『新潮』なので演劇特集をするのは違和感ない。ほかの五大文芸誌の四つはそもそも戯曲載らないし。
休憩残り時間と夜家に帰ってきてからメインの対談(「百年後も上演される戯曲を書く」【岡田利規(チェルフィッチュ)×大石恵美(ダダルズ)】&「演劇をまた流行らせるために」【野田秀樹(NODA・MAP)×蓮見 翔(ダウ90000)】)を読む。
野田さんが岸田賞受賞した年と今の蓮見さんが同じ年ぐらいで、問題意識とかも近い。今の蓮見さんが考えていることややろうとしていることを先立としてやってきたからこその理解とかもあるのが伝わってくる対談になっていた。
岡田さんと大石さんの組み合わせもそうだけど、互いのカップリングで問題意識や作家性(ある種のメジャーとインディーというか世間的な認知度とか演劇における引き受け方とか可能性を探る部分)が近いからちゃんと深いところで語られていた。


早めに起きて作業をしていたのは夜に映画の試写があったからで、18時半には受付が始まるので17時前には家を出た。暑すぎるということはないが、湿気があって汗ばむ。
思っていたよりも30分近く早くTOHOシネマズ六本木に着いたので、ヒルズの特設コーナーみたいなプレミアモルツの販促エリアみたいなところで喉の渇きを癒すために二杯ほどビールを飲む。
その際にインタビューの文字起こしをパートごとに分けたものを再度スマホで読んで脳内でもろもろ構成を考える。少しだけ話の前後を入れ替えて詳しい話をしてもらったところはそこそこボリュームがあるので、うまくまとめれば長さ的にもちょうどいいかな。


19時からシアター2でデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督最新作『オークストリートの異変』マスコミ試写に。同時にFilmarksの一般試写で応募した人たちも来ていて、始まる前はけっこう混雑していた。
そもそも完成披露試写の案内の時にレビュー解禁について厳しく日時が決められていた。まず試写を観たということも翌日の7日の朝3時半以降、英語だと10日の12時以降、メディアにおいての作品のレビューは13日になってから。ダウンロードした書類にサインしたものを最初に提出しないといけなかった。
8月14日に日米同時公開で、今までかなり情報を出さずに来たので、そういう措置だったらしい。僕は『アンダー・ザ・シルバーレイク』が大好きなので、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督最新作が観れる、待ってましたという気持ちだったし、公開が始まったら映画館に行くつもりなので、その時に内容や詳しいことは書くつもり。
ただ、この映画ほぼ100分と短く、どう終わらすのかなって思ったらやっぱりJ・J・エイブラムスがプロデュースしているだけあるなって展開ではあった。

帰りも歩いて家へ。Spotifyのポッドキャストで『永野はミスターTBS』最新回がアップされていて、三宅香帆さんがゲストの一回目だった。二人とも話すテンポとノリ、好きなものへの熱意や想いがどんどん出てきてうまく噛み合っている。この前のTaiTanゲストの時もだけど、飯塚事務所と永野さん相性がいい。

 

8月7日
5時半に一度目が覚めた。まだ眠かったのでradikoで『岡野陽一の肉の塊』を流していたら二度寝モードに。7時前に目覚ましで起きてから朝のルーティンをしてから、午前中は『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン』『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』をBGMにして、朝の読書とリモートワークを。
8時過ぎた頃にTVerで『ラヴィット!』リアルタイム配信をつけたら、子役の永尾柚乃さんが山本リンダさんと一緒に歌っている場面だった。なにかゾッとしてすぐに消して、ラジオの続きを流した。
山本リンダさんは調べてみると75歳だから、うちの父親よりも四つ下だけど、芸能人の性というか生き様みたいなものがあって、それはステージに立っって、人に見られていくことを生業にした人の哀愁みたいなものを感じてしまった。そして、年齢的にも多くの人が最後に彼女を見たのが『ラヴィット!』だったということにもなりそうだなって思ってしまった。

14時まで週次定例をしてから昼休憩に。今日はどこかにいく予定もないのでこのままだとずっと家の中にいる状態になるので、気になっている文庫の発売日だったので道玄坂のマークシティのところに入っている紀伊国屋書店まで歩いていくことにした。
日差しは多少強いけど、風はあるし、凶暴すぎて外を歩けないというほどでもない。家を出てすぐに明日の派遣仕事の詳細がLINEで来た。現場は家から歩いて数分の学校だった。
作業内容が楊重手元となっていて、楊重ってなんて読むんだろうと思って検索したら「ようじゅう」と読むらしかった。意味は「揚重とは、建築資材や重量物をクレーンやフォークリフトなどの重機を使って、指定した場所へ運搬や配置することを意味します」とあった。持ち物に「あれば安全帯」とあったけど、持ってねえよ。まあ、間違いなく重いものを上にあげる手伝いだろうから、しんどそうだなって。救いはどんなに定時に終わろうが内容がきつくても歩いて数分で行って帰る距離だということ。
渋谷から帰る時に現場となる場所を何食わぬ顔をして通り過ぎたけど、門近くで工事をしていたけど、そこの業者さんとは違うっぽかった。

紀伊国屋書店道玄坂店を覗いたら、講談社学芸文庫の大江健三郎著『洪水はわが魂に及び』が二冊ほどあったので購入。昔、古本で上下巻で買ったけど読みきれなかったので高いお金を出して再チャレンジ。
といっても中上健次著『異族』と比べたらまだ1000円ほど安い。刷り数の問題も資材高騰もあるんだろうけど、文庫で3000円近いってもうマニアしか買わない。

家に帰ってからリモートワークの続き。上出遼平さんの「健康チャンネル」で取り上げている「岩手十七歳女性⬜︎人事件」も最新回に追いついてしまった。あと菊地成孔さんの「大恐慌のラジオデイズ」最新回も流しながら作業。
夜になってからインタビュー記事の原稿を初稿に仕上げて担当さんに送信。土日でもう一つ形にして送らないといけない約束をしているものがあるので、明日明後日の派遣仕事の内容次第でできるかどうか。

 

8月8日
宇野維正さんの新TwitterことXのスペースを一時間ほど聴いていたら寝落ちしていて、目が覚めたら5時半だった。微妙に早い。今日の派遣仕事は歩いて数分だし9時前に着いていればいいから、のんびりできる。
radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』の横澤夏子さんゲスト回を流しながら目を瞑って二度寝モードに。7時過ぎに起床して朝のルーティンをして、出発の準備をして8時半まで家にいた。

行き帰りのBGMは今朝配信されていたSpotifyのポッドキャスト『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』の二回目を。20分ほどの長さだけど、近すぎるので現場に着くまでに半分ほどしか聴けず、帰る時に聴いて全部聴き終わる感じだった。

近所の学校の屋上にある室外機を四台下ろして、新しいものも二台設置する作業の手伝い。向かっている時に派遣会社から電話があって、昨日の時点での詳細は僕一人だったけど、もう一人いて二人だったことを伝えられる。
もう一人には住所を伝えていて、直接向かっているので現地で集合してくれということだった。そのもう一人は何度か仕事をしている二十代の子だったので、その子ならまあ知っているしいいかなって。
彼と合流してから呼んでくれた会社のバンとフォークリフトが敷地内に入ってきて合流。僕は屋上に職人さん一人と上がって、四台分の固定している箇所を外したりしていった。フォークリフトで四台降ろして、下の二人も上がってきて新しいものを二台あげてもらって設置する。暑いけど、多少影やほかの室外機が動いていて風もあったので死んじゃうという暑さではないけど、長時間いるべき場所ではない。
昼休憩もなく、12時過ぎには終了して解散。いやあ、近いし早めに終わったのでありがたい。一度家に帰ってTシャツだけ着替えてオオゼキに昼ごはんを買いに行ってから、風呂に入って洗濯機を回してご飯を食べる。

14時過ぎぐらいに明日は仕事量が少ないのでお休みです、と派遣会社からLINEが来たので、土日でやろうとしていた作業を一気に明日やろうかなって考えたり、でも、午前中は観たいなって思っていた『叛逆のサウンドトラック』という映画をル・シネマに観に行こうかなと悩んでいたら、会社から電話があって、一個仕事が出てきたので明日どうですかと言われた。
先々週、先週の日曜日にも派遣仕事で行っていた渋谷の現場のダクト清掃だった。ハチ公口交番前集合だし、終わってからそのまま帰れるし、呼んでくれる会社の人とも話すようになったので断る理由もないのでOKした。班長の人は久しぶりの指示をするけどあまり動かない人だったけど、現場自体が定時までしっかりするという感じでもないし、どちらもダクトに入るだろうから問題ないかなって。

いつも土曜日の朝に仕事に行く時か散歩で代官山蔦屋書店に行く時に聴いている『三四郎のオールナイトニッポン0』は夕方前にスマホで流して聴いた。PCのほうは残しておいて月曜日に聴くといういつものパターンに。最初は「スパイダーマンBND」の話題から、いつものノリで展開していく内容だった。

明日休みです、って言われてからそのモードになっていたから、そこから明日やっぱり仕事あるんで、と言われてやりますと言ったものの、なんか損したような気持ちになるのは不思議。もともと日曜日もシフト出していたし、やるつもりだったのに。
歩いていけるし、作業的にも先週話していた感じだとそこまで残りのダクト清掃とかしんどい感じでもなかったのでいいかなって思うのだけど、人の心理って不思議。
明日一気に作業しようと思っていたライティング作業も今日と明日の夜にやればいいのだけど、やる気がどこかに去っていったみたいな、なぞの脱力感。
とりあえず、18時ぐらいまで「三四郎ANN0」聴きながら横になって休んでいた。ちょっとうたた寝をしたけど、額にちょっと熱があるような、腕とかも気持ち熱いような、体の中なのか皮膚が熱を持っているような感じだった。9時から派遣仕事が終わるまで屋上にいたからその時の熱が残っているみたい。シャワー浴びた時も水で最後はしめたんだけど、熱はなかなか逃げていかないものらしい。

 

8月9日
6時前に起床して朝のルーティンを。家を出るのは7時半ぐらいでよかったので、TVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』、radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を流しながら出発の準備をしてゴロゴロしていた。

8時半に渋谷駅のハチ公口交番前でもう一人の派遣スタッフと合流して現場に向かうことになっていたので7時半すぎに家を出る。行きはradikoで『脳盗』を聴きながら。
作業用のTシャツとアームカバーをしていつものズボンと安全靴、タオルやゴム手袋とかが入ったバッグを背負って向かっていたが、30℃手前ぐらいの気温だったのでちょうどいいぐらい。このぐらいの暑さなら歩いていっても熱中症とかになることもない。
合流して三週連続日曜日な現場へ。今日も社員さん二人と僕ら二人がそれぞれ別れて二班でダクト関連の清掃をしていく。三週連続で一緒に作業をすることになった社員さんといろんな階の部屋にあるダクトを外して洗浄したりする。メイン作業は社員さんがするので、荷物運んだりと諸々の簡単な手伝いをする感じだった。
午前中に二箇所ほど終わって、午後から大きめの部屋の作業を。もう一組も違う箇所をやっていたので、全部で六箇所ほど。14時半すぎには作業が終わって歩いて帰宅。


昼休憩と仕事帰りのBGMは『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』のseason 3のくるりの岸田繁ゲスト回二回分を。岸田さん「鬼滅」にハマってたんだ。
この数日で、「THE SIGN PODCAST」最新seasonを聴き終えて聴いていなかったseason 1から聴き返していていた。それもあってか、タナソーさんといえばradiohead、トム・ヨークとの関係性もあって久しぶりにradioheadの曲とかも聴いていた。
最初にradioheadのライブを観たのは、2001年の「Kid A / Amnesiac」ツアーの武道館だった。好きで聴きたかった『Fake Plastic Trees』はその日(たぶん初日だった気が)はやらなくて、アンコールで未発表だった『Ture Love Waits』を披露してくれたが、当時の僕としてはピンとこなくて、なんでだよって思った。のちにEPとかに収録とかされて聴くようになっていい曲だと思うのはだいぶ先。
で、2003年のサマソニでのヘッドライナーの時にもライブを観て、最後の『Creep』ではさすがに叫んだ。あの時期の絶好調なradioheadのライブを観れているのはすごく幸運なことだったんだなって思う。
今、radioheadが日本にツアーやフェスに来てもそこまで今の僕は絶対に行きたいとは思わないだろうし、トム・ヨークのソロライブの時もそこまで気持ちがノレなかったのもある。たぶん、今の自分のモードと現在の彼らの活動は少し合わない。だけど、サマソニの『Creep』の動画を見ると、伝説を目撃したんだなって思う。年齢を重ねておっさんになっていくとどんどん過去が美化されてしまう。35歳問題もとうの昔に過ぎたことで、そうなってしまうのはきっと仕方のないことだろう。

Radiohead - Creep Live@JP 



家に帰る前にスーパーで惣菜を買って帰ってすぐに湯船に浸かって洗濯機を回す。晩ご飯はざるラーメンを。茹でて、流水で冷やす時に作っておいた氷を全部投入して一気に引き締めてぬめりを取ると美味しく出来上がる。ただ、ネギを買うのを忘れたのでつゆにつけて食べる時の食感が、ネギってほとんど味しないけど食感という意味ではすごく大事。

三四郎の相田さんのポスト。名古屋の単独ライブにも「親父」ことTOYOTA会長の豊田章男さんから花が届いていたらしい。これは来週の16日の東京凱旋公演において、サプライズで「親父」がステージに出てくるのではないか、と期待させる。
日曜夜はいつもなら、『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴きながら読書やライティング作業をするのだけど、ツイキャスで『鈴木エイト×樋口毅宏×久田将義『アンビバレント』山上徹也は〝中野正彦〟だったのか?』を聴きながら日記を書いて、ライティング作業を少しする。

ツイキャス終わりでradikoで『サンドリ』を流しながら、『洪水はわが魂に及び』の読書を。びっくりするぐらい眠くなる。中上健次と三島由紀夫の小説を読むのをしばらくやめていて、木山捷平や井伏鱒二のエッセイを読んでいた。大江作品の文体というか使っている語彙や一文の長さとかが、木山や井伏のエッセイの軽さとは違うせいか、慣れない。なんとか第一章を読み終えたけど、内容がうまく咀嚼できなかった。
今日の派遣仕事は疲れるような内容ではなかったけど、やっぱり仕事をしに外に行って帰ってくるとなにかすり減るというか、HPが減っているみたいで読書するモードにうまく移行できないし、文章が入りにくくなる。ご飯やお風呂で満タンに回復はしない、適当にゴロゴロするしか回復しない部分がある。

 

8月10日
6時半に起床して朝のルーティンをして、可燃ごみを集積所に出してそのまま近所のセブンイレブンまで行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。
radikoで『川島明そもそもの話』を流しながら、7時半前ぐらいまで横になってスマホを見ていたらウトウトしてしまった。
8時前には机に向かってリモートワークのPCを立ち上げてタイムカードを押す前に一時間ほど軽く作業を終わらしておく。TVerで『ラヴィット』のリアルタイム配信を流しながらタイムカードを切って作業を本格的に開始。
Slackを見たら、週次定例に参加している他の社員さん三人とも休みだった。盆だ。盆休みモードになってた。バイト風情には関係ないことだからいつも通り。
『ラヴィット!』は月曜日はそこまでおもしろいと思えないので、途中から「三四郎ANN」モードへ。先々週のアーカイブと金曜日の最新回、そのアフタートークを立て続けに流してBGMに。

SUPER DOMMUNE 2026/08/07 菊地成孔と大谷能生の JAZZDOMMUNE Presents 「叛逆のサウンドトラック」公開記念番組 「サウンドトラックの叛逆」


昼休憩の時にあおい書店を覗いたけど、これといって気になるものもなく、オオゼキによって昼ごはんの惣菜とかを買って帰ってきて済ます。
午後からは前日やっていた「SUPER DOMMUNE」の『叛逆のサウンドトラック』特集を流す。
映画も早く観に行きたいけど、菊地さんと大谷さんの知識もすごいけど、ゲストで出ていた『ブラック・カルチャー 大西洋を旅する声と音』著者である早稲田大学教授の中村隆之さんがめちゃくちゃコンゴとか地理的なことや戦争だったり、諸々にすごく詳しいので、聴き入ってしまうところがあった。アフリカやブラックカルチャーについて本当に知らないことが多い。

昨日の派遣仕事をしている時に、月曜から土曜日ぐらいまで隣の建物の空調機関連の作業があると聞いていた。午前中に派遣会社にもし明日そこの現場があったら入れてほしいですとLINEしていたら、14時ぐらいに明日の現場がそこだという連絡が来た。
僕一人なのでハチ公口前交番に行かずに直接現場にいけるのもありがたいし、定時までやってもそこまで遅くならずに家には帰るというにもうれしい。
社員さんたちもいないのでのんびりと作業の続き。明日は世間では祝日だけど、派遣仕事だし、このまま派遣仕事が希望を入れている木曜と土曜入れば日曜までは10日連続で仕事。お盆休みという感じがまったくないのもいかがなものかとは思うが。

リモートワークが終わって、風呂に入ってのんびり。ライティング作業をするまで『ライカタ』『トキトケトーク』(ゲスト:脚本家・生方美久)最新回を、今度インタビューしたいなと思っている人のエッセイを読みながら聴いていた。ライティング作業が思いのほか苦戦する。普段使わない専門用語があると中々進まないし、文脈を理解するのに時間がかかる。

今日は亡くなった友だちの誕生日だった。彼女のお母さんにDMをした。あっという間に月日は過ぎていく。

サニーデイ・サービス - One Day [Official Video] 

 

8月11日
6時すぐに起床してさのルーティンを。radikoでいつもみたいに『空気階段の踊り場』『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を聴きたいというモードにはならず、タナソーさんの「SIGN PODCAST」の続きを流しながら、出発の準備をしてから一時間ほどライティング作業を。

7時半過ぎに家を出る。行きのBGMはSpotifyのポッドキャストで『BAD PHARMACY』『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:二瓶有加)最新回を聴きながら。
Tシャツにアームカバーにいつものズボンと安全靴にヘルメットとか荷物を入れたバッグを背負って渋谷の現場に向かう。Tシャツでも気持ち涼しいぐらいの気温で、蒸し暑くもないし歩くにはちょうどいい。

日曜日も来た現場だったけど、いつもの場所で待っていたら担当の社員さんがやってきて、今日は隣のホールということだった。前にもダクト清掃で行ったことがあったけど、今日はダクトの解体の手元の雑工だった。
二度ほどライブで来たことのあるホールの舞台の裏の方をはじめて見た。8月は改修工事をする時期みたいでいろんな業者さんたちがたくさんいて、上になにか機材とかを上げたりするのでヘルメットがいるみたいだった。
社員さん二人が電動カッターとかで古いダクトを切っていく。最初は周りにある断熱材を取って集めて袋に閉じ込める。この断熱材はグラスウールという解体現場でよく見るものだけど、ガラスを溶かして繊維状にした綿状のもので見た目はスポンジみたいにふわふわしているけど、押さえ込んだりすると繊維が飛んで服についたりする。それだけならまだいいが、繊維状のガラスが刺さったり、服の中に入ってくる。けっこう痛い。これは終わるまでチクチクすることになって、帰ってから風呂に入った時に強めにシャワーを浴びて取れたという感じ。
ダクト自体は切り取った枠はそのままで、周りのトタンみたいな金属の部分は体重をかければ折りたためる。エレベーターが小さいのでそれに入る大きさにまではしていく。午前中にダクトを切り取るところまでは終了。

午後からは細かくしてエレベーターで運べる大きさにしたり、清掃をしていく。終わりぐらいになって一階に下ろして台車に乗せて専用のごみ置きに持っていくことになった。いろんな箇所で工事とかをしているので、動線がステージを通っていくというものがあって、そこから客席を見るとかなり近く感じた。二階席も三階席もかなり見える。
ここではSyrup16gとanoのライブを、どちらも二階席で観たけど、ステージからでも観客はよく観えるんだなって思った。
ごみを出していると雨が降り出してきた。ここの現場では珍しく、定時近くに終わったけど、いつも早く帰れているので問題はない。帰る時は傘も何も持ってきていないので、濡れながら歩いて帰る。濡れるけど、びちゃびちゃになるほどの雨量ではなかった。

『DJ松永ライカタ』『あの粗品の電電電話』最新回を帰ってから風呂に入って晩ご飯を食べながら聴く。
「あの粗品」は、先日アップされていたあのちゃんがYouTubeでコラボした野々村友紀子さんの話題。先輩がわりと自分たちふたりが一緒の番組をしていることを知らないという話から展開していたが、あのちゃんは野々村さんと意気投合というか相性が合うのも動画を見るとわかったし、粗品も野々村さんとのエピソードを話していた。下の世代にこういう風に慕われたり、尊敬されていると強いなあ。

19時過ぎから23時すぎまで昨日出すと言って出せていなかったライティング作業を。文字起こしから原稿にしていく中で、専門用語がわからないとやはり単語の変換があっているのかも怪しいし、出てくる固有名詞はそこでは当然でも門外漢は知らないので、調べていく。そのためのキーワードとか話の流れから推測するしかない。
昔みたいに全部を自分で文字起こししてから、原稿にしていくということは最近していなくて、まず契約している文字起こしのサービスでAI文字起こしをしたものを使っている。話題や小見出し的なものでまず大きく分けていき、その一つずつを文字起こしを文章で読めるものに修正していく。
しかし、このAI翻訳だと名前とかがまったく違うものになっていたりする。その部分を聞きなおしてから、検索して話に出ている本当の名前に辿り着く。その人のwikiとか情報があれば、読んでみてその人のことがどうか判断する。あと音声を聴いていると文字起こしになった部分があったりした。AIがその部分を文字化してなくてスルーしていたりするところもあるから、全部を信用はできない。もちろん元になる音声を全部聴かないといけないのだけど、時間は思ったよりもかかった。
これは普段だと自分が聞き手になって、相手に話してもらったものを原稿にする時は、その場にいたし記憶にあるのでなんとかなるのだけど、今回のだと二人が話しているその場に自分はいないから、その記憶とかがないし、当事者感がないせいで思ったよりも時間がかかったんじゃないかなって。なんとか提出して日付が変わる前に寝た。全然祝日ではない、一日中働いていた。

 

8月12日
6時過ぎに目が覚めた。もう少し眠りたいけど、諦めて朝のルーティンをしてセブンイレブンにアイスコーヒーと朝食用のパンを買いに行った。雨は降っていなかった。
7時半過ぎにはリモートワークのPCを立ち上げて、タイムカードは切らずに早めに作業を開始。BGMはradikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』から。
「爆笑カーボーイ」は太田さんが朝ドラに出演した際にNHKに行った時のトーク。朝ドラ主演の三上愛とは日大の、というかナイツ土屋美大問題トークをして、撮影を待っている時に大河ドラマ主演の仲野太賀&池松壮亮コンビと話した話題について、今回のトークを聞いていると、主演俳優三人の好感度がすごく上がるような内容だった。
太田さんも笑ってくれて反応のいい若者と話すだけでも楽しかったのが伝わってきた。あと大河に出ている千利休を演じている吉岡秀隆さんと喫煙所で話した内容も太田さんらしいし、吉岡さんの腰の低さと、『北の国から』の純そのままだって言っていた。それにしても太田さんはずっと躁状態みたいなテンションで話し続けているし、特に今年になってからの勢いがすごい。

9時前にはタイムカード切ってちゃんと労働を開始。会社自体はお盆モード、有給使って一週間休んでいる人もいるし、いつも通りにリモートだったり、出社している作業している人もバラバラ。
正社員はこの機に有給使って旅行とか行っていたりするけど、一応Slackは見ている感じだけど、そういうのを見ないということにはできないのはなんかかわいそうというか、休みじゃなくないと思わなくもない。なにかトラブルが起きた時のために対応する必要や申請したものを承認したりしないといけないことがあるから仕方ないのだけど。

radikoで二番組聴いたあとは『奇奇怪怪』、夕方以降は『小嶋陽菜ライカタ』最新回を流していたが、その間はまた「SIGN PODCAST」の過去回を。

昨日行った派遣仕事で呼んでくれた会社の社員さんが、この現場が土曜日まで作業があるみたいなことを言っていた。明日シフト希望を入れていて派遣会社の人にもそこがあったらお願いしますと頼んでいたが、15時すぎても連絡がなくて、これはもしやと思いながら連絡を待っていた。17時になって明日は作業量が少ないのでおやすみですとLINEが来た。うーむ、スケジュールがズレる。
リモートワークは明日は休みで金曜日は出勤だったので、それを入れ替えてもらうことにした。すぐに明後日のTOHOシネマズ日比谷での『オークストリートの異変』IMAX上映の初回分のチケットを取った。お盆休み中だし、作業自体は押し迫っているものがないので、この辺りは臨機応変に対応してもらった。

ニコラに上がるビルの階段から、トワイライライトから女性が降りてきていた(すれ違うにはそれなりに狭い)ので待っていた。降りてきたのが三宅香帆さんで、なんでここに!と思ったら、上で撮影してましたと言われた。あとからサトミツさんこと佐藤満春さんとYouTube撮影をしていたと新TwitterことXのポストでわかった。
三宅さんは令和ロマンのけむりとも動画撮影していたし、何度か取材場所としてトワイライライトには来ているみたいだけど、何度目なんだろう。たぶん、三茶といえばトワイライライトというイメージになっているんじゃないかな。

リモートが終わって、雨がザーザー降りがおさまったタイミングでニコラへ。アルヴァーブレンド、おかわりにアアルトブレンドをいただきながらタバコで一服。
最初は僕だけしか客はいなかったので、曽根さんたちと世間話をしながらコーヒーを飲んでいた。次第にお客さんが増えてきて、二人も安心していた。

家に帰ってから風呂に入ってご飯を食べてから、ちょっとのんびり。新TwitterことXで『スワロウテイル 4Kリマスター』のアカウントで、三上博史さん、CHARAさん、伊藤歩さんのコメントが紹介されていた。いやあ、早く大きなスクリーンといい音響環境でリマスターされた作品を観たい。
夜はライティング作業をせずに『洪水はわが魂に及び』を読む、すぐに寝落ちする。

 

8月13日
5時半前には目が覚める。朝のルーティンをしてから、6時前にはradikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』をBGMに早めにリモートワークの作業をタイムカード切らずに開始。

「論理×ロンリー」を聴いていたらスペシャルウイークのゲストが三宅香帆さんだった。午前中に目的地に向かう時と帰る時、家に買ってから&仕事後にBGMで聴いていたSpotifyのポッドキャスト『きしたかののブタピエロ』『視点倉庫』(ゲスト:大森静佳後編)、『永野はミスターTBS』(ゲスト:三宅香帆:二週目)だったのだけど、「視点倉庫」はそもそも三宅さんパーソナリティーだし、「永野」は先週に引き続きゲストと、なんかすごい集中している感じ、昨日ちょっと会ったし、とか思っていた。

「ブタピエロ」は久しぶりにおもしろかった。少し前までW杯の話ばっかりだった。高野さんにお子さんが産まれて、プライベートな話も多くなってきたのもいいし、今回は事務所の先輩のナイツのラジオレギュラー番組の夏休みの代打で出演したときに岸がミスしまくったことを棚に上げてトークが展開していった。
その中で、亡くなる五日前の山田五郎さんと共演した『アド街ック天国』が二人の出身である門前仲町だったので、地元の話題になった。江戸っ子ではなく、深川っ子と地元の人は言うらしいのだけど、東京生まれ東京育ちだけど、都会っ子というよりは下町、僕のような東京育ちではない人間からしたら「江戸っ子」ぽいと感じるものが二人にはある。
僕は『のらくろ』の田川水泡について調べていたときに「田河水泡・のらくろ館」に足を運んでいて、その深川エリアには何度か行ったりしているから場所的なものはわかっているけど、深川っ子というメンタリティはあまりよくわかっていない。田川水泡の著書を読んでも、そういう感じがあまりないんだよなあ。戦後には玉川学園に移住しているから、後年になって昔のことを思い出して書いたりする際にも世田谷区的な文化人的な視線になっていたのかもしれない。

サッチモ、マルコムX、ガレスピー、フルシチョフ、
コルトレーン、カストロ、ブレイキー、
アイゼンハワー、モンク、オーネット・コールマン、ニーナ・シモン、
ネールにナセルにスカルノも。
音楽、政治、そして感情を折り合わせた、かつてない体験。
陰謀渦巻く歴史の闇をジャズが直撃する、凄まじいドキュメンタリー映画!

三時間タイムカードを切らずに作業をしてから、切って作業の続きを9時半すぎまでして家を出た。雨は小雨だけど、とりあえず傘は持って行った。昨日、派遣仕事が休みになってリモートワークと入れ替えた時に、じゃあ、このタイミングで観ようと思っていた『叛逆のサウンドトラック』に行けるんじゃないって思った。
10時半からの上映だけど、ル・シネマでは朝のその一回しかないので平日、でもお盆中だからか七割ぐらいは埋まっていた。さすがに初老というか老人と言ってもいいぐらいの人とか年寄りが多かった。まあ、ジャズのことだし、出てくる人たちの名前的にそうなるだろう。
先日のDOMMUNEで菊地成孔さんも言われていたが、映画に出てくるもので新規撮影されたと思われるのは作家の人ひとりぐらいだった。その人ぐらいしか存命でないということもあるかもしれない。ほかの映像も音楽も既存のものを使っていて、それらをサンプリング&モンタージュして、監督の描きたいストーリーラインに繋いで編集したドキュメンタリー作品。
大塚さんの「戦時下におけるモンタージュ」を読んでたのもあって、革命の話であり、コンゴにおけるアメリカの介入とか植民地支配におけるアメリカの、CIAの裏工作とか諸々が描かれている。実話だけど、やっぱり編集によって監督が観せようとしているものに僕はちょっと引いて観ていた。
ドキュメンタリーは真実ではない、監督の主観によるある種の物語であるけど、観た人はそれが真実であり、嘘ではないと思ってしまいやすい。モンタージュというのは戦時下ではプロパガンダに使われたわけで、大衆の意識を変えたり、誘導するのにほんとうに長けている。だから、僕は全身でこの映画にのめり込むことはできなかった。もうちょっと作中で流れるジャズの音量がデカくてもいいのに。


タナソーさんの「SIGN PODCAST」をseason 1から聞き返していたら、『snoozer』が読みたくなって、Amazonでradiohead特集号をいくつかみたらプレミアがついていた。これは100円と送料のみだったので注文していたのが家に帰ってからリモートワークをしていたら届いた。ほぼ新品に近い美品だった。
ゼロ年代初頭から10年代中頃までぐらいか、ネットにあった記事やテキスト関連のものはプラットフォームごとなくなってしまってサルベージできなくなっているものがわりとある。雑誌(書籍)はそれ自体がハード&ソフトウェアだから強い、しかも形として残る。適当だけど、例えば2080年ぐらいになっても焼かれたり、水浸しになったりしない限りは、この雑誌は誰かが手に取れば読める。物体としての強さがある。
僕が初めてライターとして取材した田島昭宇さんと大塚英志さんのインタビュー記事は、掲載していた「cakes」自体がもう存在していないから読むことができない。それは自分の仕事がなくなってしまうことだし、証明ができないという悲しみもある。紙で出すのは大変な時代だけど、雑誌とかにライターとして関わりたいなと『snoozer』を読みながら感じた。
この号が出たのは2008年だけど、その年のさいたまスーパーアリーナの2daysが僕が最後に観たradioheadのライブだった。この頃は『snoozer』も廃刊前だし、出るたびに買って読んでいた。18年前と思うとびっくりする。

リモートワークが終わってから風呂に入って一息。「SIGN PODCAST」の最新season19のエピソードがアップされていたので、それを流しながらライティング作業を。
S19-E2のトークに出てくる『マテリアリスト 結婚の条件』の婚活業界でペガサスと呼ばれる大富豪(ペドロ・パスカル)の秘密と、来週公開の『ドラマなふたり』のゼンデイヤ演じる主人公の秘密は試写で観た時にはアメリカすぎるやろ、と思っていたが、よくよく考えたら前者は僕が富裕層や上流階級的な人の知り合いがいないから知らないだけで、わりとそこでは知られていることなのか。と思ったりした。後者のほうがまだ身近ではあるが。どっちもA24製作で、普遍的なラブコメにそういう身も蓋もない現在性を入れ込むのがうまい。
寝る前に少しだけ『洪水はわが魂に及び』と大塚英志著『「学問」の本筋』と西川美和著『遠きにありて』を読み進める。

 

8月14日
7時前に起床して朝のルーティンを、昨日夜から始めたスクワットを朝の分をする。朝晩と決めた回数を三か月ぐらい続けたら体重とか変化が出るのか試してみることにした。

横になったままTVerで昨晩の『アメトーーク!』「ダチョウ倶楽部を考えよう2026」を見る。まず、粗品が他事務所の年齢の離れている先輩たちと素晴らしい立ち位置で絡んでいた。
ダチョウ倶楽部の上島さんが亡くなって、空いてしまった場所を埋めるのではなく、前回の放送がきっかけで周年ライブ、そして今回と違うやり方で引き継ぎながら新生させていた。
太田プロの芸人たち(出川さんと竹山さんは別だが、ダチョウと付き合いが長く親しい盟友や後輩)の中に粗品は吉本ひとり(MCは蛍原さんだが、彼はほぼ傍観者である)でしっかりと絡んで笑いも取っているし、ダチョウの二人もうれしそう。それを見ている有吉さんが劇団ひとりさんや土屋さんが感謝すらしているように喜んでいる。
出川さんに粗品は「努力芸人」と言われていたが、そういう芸人らしさも含めてダチョウ倶楽部の二人をはじめとして今回のひな壇にいた後輩たちに可愛がられているのはそういう部分と人間性なのだろう。
ダチョウの二人は六十代、彼らに可愛がられてずっと慕ってきた有吉さんたち後輩は五十代、粗品は三十代前半というのを考えると、やはり四十代と三十代後半がいないというのはその空いている世代の人間としてはそれも現在社会の構図、縮図だなって思ってしまった。上の世代から引き継がれずに、引き継げなかったロスジェネ後期とゆとり世代前半はいなかったことにされてしまう。

見終わってからradikoで『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』を聴きつつ、少しだけライティング作業をして、9時半前には家を出た。雨は降っていなかったので傘はささず、雨雲レーダーでも帰ってくるまでは雨の心配はなさそうだったので持っていなかった。
行きはradikoで『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』をお供に。風は吹いていたが、湿度はあまりなくて歩くのはちょうどいい気温だった。日比谷線中目黒駅に乗って日比谷駅で下車。歩くと二時間ほどかかるミッドタウン日比谷のTOHOシネマズへ。日比谷線のいいところは改札出てすぐのところにミッドタウンへつながっている通路があるので楽ちん。
中目まで歩く電車に乗るのを合わせても一時間かからないぐらい。涼しいといえ、一応真夏に二時間汗だくになって歩いていくよりは安全。まじで倒れたら死ぬ可能性があるので避けながらもできるだけ歩けるルートとしてはこれが今のところは一番。

イントロダクション
『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けたJ・J・エイブラムスがプロデュースし、脚本・監督は『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェルが務める。オリジナリティに溢れた作品で観客を驚かせ続ける二人がタッグを組み、かつてない恐竜映画を作り上げた!

アン・ハサウェイと、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーがW出演を果たし、想像を絶するサバイバルに挑む、ごく普通の家族を演じる。

ストーリー
平和な街オークストリートで、平凡な暮らしを送るプラット家。

しかしある日を境に、街では不思議な現象が発生。
ついには水道や電気が止まり町は断絶状態に。さらに、絶滅したはずの恐竜が街中に出現し住民を襲いはじめる。

はたして家族は、襲い掛かる様々な恐竜から逃げ延び、異変から脱出することが出来るのか?


先週試写で観たデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督『オークストリートの異変』の10時35分から上映のIMAX上映を。大作というわけではないし、デヴィッド・ロバート・ミッチェル好きな人もそこまで多くはないだろうけど、六、七割ぐらいは埋まっていた。年齢層は恐竜が出てくるというのは予告編とかで出すようになったものの、子連れはほとんどいなかった。
プロデューサーのJ・J・エイブラムスの意向なのか長い間、作品の情報をほとんど出さなかった。日米同時公開だったのもあって、この前の試写で観た時は試写を観たということについて、実際に観た感想や詳細などは何日何時からしかSNSには書かないという約束をしないと観れないぐらい、けっこう情報の出し方をコントロールしていた。それもあって、感想については試写で観た人もあまり出していない感じになっていた。
デヴィッド・ロバート・ミッチェルはかなり重要な監督なのに、前作『アンダー・ザ・シルバーレイク』から今作まで8年も空いてることがほんとうに惜しいと思ってしまう。もう、一、二作品は作れていたはずだが。

100分ほどとコンパクトにまとまっているところもいいのだけど、試写で一度観ているのもあって、ドキドキするところもわかっているが、登場人物たちにハプニング的なことが起きるとちょっと笑ってしまった。二回目のほうが僕としては楽しめたかもしれない。一回目は『アンダー・ザ・シルバーレイク』好きとしてはデヴィッド・ロバート・ミッチェル最新作がつまらなかったらどうしようという心配もあった。もう、おもしろいことはわかっているので、より入り込めたのかもしれない。
最後に舞台が1982年とわかるのだけど、作品のテイストなども80年代のスピルバーグ監督の作品や彼に関する映画に通じる部分があった。とても映画を純粋にたのしめたという満足感があった。
家族の中で息子であり、弟のブライアンの年齢的にデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督が1974年生まれなので、当時の自分を反映させているのかもしれない。実際にエンドロールで亡くなった父へ捧げるとあったはずだ。
基本的には町がワープというかまるごど過去に移動してしまって、恐竜たちに住人が襲われていく、その中で主人公の四人家族がサバイバルしていくというシンプルなもの。だからこそ、ホラーとかの見せ方も活かしているのがわかるし、エンタメ映画になっていた。
途中で父のグレッグ(ユアン・マクレガー)と母のデニース(アン・ハサウェイ)が口喧嘩をしたあとに子どもたちが家からいなくなって探しにいく時に、巨大な恐竜から逃げる際に路上にあった車に乗り込む。グレッグがデニースをかばうように覆い被さり、二人の距離が近づき、巨大な恐竜たちから逃げるほかの恐竜たちがどんどん車を踏んでいくので車が揺れる。その描写はセックスシーンの比喩のように見える。二人も仲直りセックスしたあとみたいに喧嘩していたことが嘘みたいにいい関係に戻る。その前には恐竜同士が交尾しているシーンがあって、それを夫婦が見て特にデニースが笑い出してしまうところがあるなど、不仲になりかけていて、離婚する可能性があった二人はこのサバイバルの中で互いの存在が改めて大事だと気づくのも大きな軸になっている。
全編において、母を演じたアン・ハサウェイが強い。すごく行動的だし、銃撃ちまくるし。彼女は冒頭で小説を書いていることが明らかになっていたが、最後にあることを実行して町自体が過去に飛ばされる前の時間軸に戻ってきて、もろもろの問題を解決してこの家族や知り合いたちにとってのハッピーエンドを迎えることになる。その際に彼女は今回の恐竜とのサバイバル経験を小説として刊行して作家になっているというのがラストにわかる。それは物語を書く人間が強いみたいな監督とプロデューサーの想いもあるんじゃないかなって僕には感じられた。
物語自体が彼女が書いたフィクションだったというオチではない。そのオチだったらさすがにダメだろうけど、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督さすがの一本。とても楽しめる映画になっていた。
やっぱり80年代がデカいんだよなあ、ネット文化も出てこないし、バック・トゥ・ザ・レトロフューチャーとしてそこから語りたいという欲望と懐かしさを感じるギリギリの時代。J・J・エイブラムス監督『スーパー8』は1978年ぐらいが舞台だけど、あの頃が彼らの子ども時代だし、スピルバーグ映画という魔法に夢中だったとかもあるんだろう。
あと犬映画というかちゃんと一家の愛犬もがんばる。こういうのを見ると猫はかわいいけど物語的に戦う一員にはなれないから、犬だよなあ、こういう映画で出てくるの。

観終わってから、Spotifyで「SIGN PODCAST」でケンドリック・ラマーについての回を聴きながら、日比谷線で中目黒まで帰ってそこから歩いて帰る。曇り空だったけど、雨は降りそうになかった。
昨日の千葉とかの線状降水帯の大規模な自然災害の状況を見ていると不安にはなるが、東京は今日は雨はあまり降らないみたい。帰りに惣菜を買って帰って、肉を焼いて炊いたご飯と食べる。夕方までカーテンは開けたまま電気を消して横になって仮眠。今日は仕事ないのでお盆休みということにする。
寝る前に派遣会社から明日の仕事の詳細が来た。毎週行っている渋谷の現場のダクト清掃の作業だった。まあ、近いのもあって僕の方からそこの仕事があったら入れてほしいと伝えていたので、それをやってくれた感じ。9時前に現場に行けばいいし、定時まで働いても18時には家に着くので僕としてはとてもありがたい。

私はふたつの創作の作業にかなり没入して、そのひとつは、自分には創作(される原稿)であるのだけれども他者に創作に関してを教授するというか真剣に伝えている『ツァラの創作論』の連載第2回だった。『ツァラの創作論』は第1回は序論で、ここから本論に入る、その本論の最初の1篇がどうなるか、は全体を決定すると感じていたのでハードルは高かった。しかし、やれた、やった、私は死んでしまった猫たちと死んでしまっている敬愛する作家たちとに、助けられつつ、全面的に臨んで(とは衝突するように対峙した、ということだ)その連載第2回の原稿を書きあげた。いけたとの手応えはあった。だからこの夏の後半は、私は『ツァラの創作論』に没入してゆく。いっきに書きあげるような態勢に入る。

〈古川日出男の現在地〉馬とともにいる 2026.07.25 – 2026.08.14 東京・埼玉・和歌山・福島

起きてから古川さんのブログがアップされているのに気づいて読む。『ツァラの創作論』は先月に一回目の序論が掲載されていて、前に9月以降から『群像』に続きが掲載されるとご本人から聞いていたので、その連載、執筆モードに完全に入ったんだなってわかる。小説を書くという実践はずっとされているが、創作論という理論も書いていくということ。

Spotifyで『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』(ゲスト:又吉直樹)を聴きながら日記を書く&ライティング作業をしてから、寝る前に読書の続き。今日は読みかけだった小林恭二著『三鬼』を。

 

8月15日
6時過ぎに目が覚める。二度寝したいけど、寝たら8時すぎたり、派遣開始時間過ぎて起きてしまう、そんな不安が過ぎるから諦めて起きる。
スクワット(新Twitterでも流れてきて、なかやまきんに君のやり方を一応真似てみる)を加えた朝のルーティンをしてから昨日途中で寝落ちしたXの宇野維正さんのスペースを聴きながら出発の準備を。

行きと帰りのBGMのメインはいつもの土曜日のお供な『三四郎のオールナイトニッポン0』を。再来週のスペシャルウイークゲストは「京都スパイダーマン」という発表があったが、結局誰がくるのかわからない。誰なんだ、全然わからん。
明日16日の単独ライブの東京凱旋公演はあるものの、これで最終日だし、他の地域もやってきたので余裕はあるんだろうな、ライブがあるからみたいな感じはほぼなかった。リラックスしていつも通りノリでどんどん進めていた。
昼休憩で聴き終えて、帰りはSpotifyのポッドキャストで『VS豊田章男~supported by 三四郎のオールナイトニッポン0~』の第三回を。あれ、これ全六回だったっけ、となるともう半分まではやっている。「親父」こと豊田章男さんあいかわらずノリがいいし、話すのが好きなのが伝わっている内容。

毎週土日のどちらかでは派遣仕事でやってきているいつものここへ。今日もダクト清掃の手元。終戦記念日というのはいつも嫌なのは、やっぱり敗戦ということを言わないといけないと思うし、軍部の暴走やメディアのプロパガンダや周りの目やメディアを信じてしまった国民、ある時点で降参していれば原爆は広島と長崎には落とされていなかったはずだし、とか諸々あるけど、敗戦した日。その理由をちゃんと考えて伝えていくべきだと思うので、終戦記念日という言い方は僕はしたくない。日本が間違った戦争をして敗戦した日。
そういう日にここで、ついているテレビでは甲子園での熱戦が流れていたりした。僕はダクト清掃をしている。そういう2026年8月15日。
14時半ぐらいには作業が終了して早めに帰れることになった。雨は降っていなくて、来る時もそうだったけど、帰るときも30℃を下回っていて夏という暑さはなくて歩きやすかった。

Zazen Boys - 永遠少女 Live at 日比谷野音 5.26 2024 



Zazen Boys with かもめ児童合唱団 - 永遠少女 Live at 日比谷野外音楽堂 8.31 2025 


「VS豊田章男」を聴き終えて、好きな曲を数曲聴いてから、ZAZEN BOYSの『永遠少女』のMATSURI SESSIONでの24年と25年でのライブ映像を聴いた(見た)。どちらのライブも日比谷野音の現地にいて、素晴らしくて感動したけど、今日という日だからこそ、この曲は多くの人に聴かれてほしいと思う。

家に帰ってから湯船に浸かる。ダクト清掃は厨房とか油っぽい場所をやっているので、削ったり掃除機で吸い込んだ時に落ちたりしたものが髪についていたりする。特にダクト清掃したあとは湯船に浸かって髪を洗わないと、リセットができない気になるし、ベトベトになったままだと気持ち悪い。このあとに予定とかあったら、なにがなんでも風呂に入らないと怖い。相手に失礼な気もするし。
風呂から上がって洗濯機を回して、早めの晩ご飯を食べる。毎週土曜日は実家、というか祖母が施設に入ってからは母に電話をしている。定期連絡。近所の自転車のおじさんが亡くなって、父は葬式に行っていると言われた。僕が幼い頃から乗っていたブリヂストンの自転車も、高二から乗っていたジョルノという原付バイクもそこで買って、いつも修理してもらったり点検してもらっていた。僕にとって自転車というのはブリヂストンのもので、あのおじさんの姿とセットになっている。上京してからは会ってないし、帰省した時に一度か二度お店の前を通った時に挨拶したぐらいだけど、自分の過去に関わった人がゆっくりと静かにこの世界からいなくなっていく。
日記を書いたり、読書をしたりする。いつもと変わらない日々、いつか終わってしまうことだけは決まっている。突然なのか、あるいは自分で決めるのか、病気で徐々になのか、それはわからないけど、そのいつかまできちんと楽しみながら、味わいながら日々を過ごしていきたい。と思うそういう日。

今回はこの曲でおわかれです。
パソコン音楽クラブ − wonders (Official Visualiser)

Spiral Fiction Note’s 日記(2026年7月16日〜2026年7月31日)

7月上旬の日記(2026年7月1日から7月15日分)


7月16日
アスミックエース試写室から帰宅後、西川美和監督『わたしの知らない子どもたち』試写の感想を上旬の日記に書いた。なんとか日付が変わる前に書き終えてはてブに更新。半年前の日記をnoteにアップしてから寝る。


寝汗をかくぐらいには暑い夜。6時前に起床して朝のルーティンのトマトジュースを飲む。また、目覚ましが鳴る前だった。可燃ごみを出すついでにセブンイレブンに行ってアイスコーヒーとパンを買ってくる。
お昼過ぎに吉祥寺に行く予定だったので、早めにPCを立ち上げてタイムカードを切らずにリモートワークを開始。

radikoで『きしたかののブタピエロ』『佐倉綾音 論理×ロンリー』とSpotifyのポッドキャストで『小嶋陽菜のライカタ』『視点倉庫』、8時からTVerで『ラヴィット!』リアルタイム配信が午前中の作業用&移動用BGMとして流す。



吉祥寺のリベストギャラリー創で開催中の【田島昭宇 画業40周年記念展】「40 SPECIAL ROLLING THUNDER」に向かう。12時からオープンだったので11時前には家を出て、下北沢駅から井の頭線で吉祥寺駅へ。そこから歩いて10分もかからないところに。
12時にオープンしてすぐに入場して、近所の住んでいる友だちSと中で合流。個々にグッズを購入して田島さんにサインをしてもらう整理券をもらったが、今日の1番目と2番目だった。その前にも田島さんと世間話をさせてもらった。
Sとは昔、大船に行って田島さんと飲ませてもらったことがあった。その時に一緒に来ていた小学生だった息子さんはもう19歳らしい。今日一番驚いた。しかし、月日が経つの早すぎないか?
展示されている『MADARA』や『多重人格探偵サイコ』や「FGO」や「Lucy」や「hyde」の原画を観る。いやあ、やっぱり田島さんの絵はカッコいい。『マル勝ファミコン』に掲載されていたぐらいの一話ぐらいの『MADARA』一話のカラーページとか懐かしいし、それが田島さんのプロデビューの時期でもあるはずで、そこからの絵の変化、よりシャープになりながらもビジュアル的にどんどん進化していくのをリアルタイムで見ていたし、読者として読んできた。
僕らは連続だったのでA4サイズのデカいアクリルスタンドにサインをしてもらって一緒に写真を撮ってもらう。そのあともオープン後にわりと場内がいっぱいになるほどのお客さんでどんどんサイン待ちの人が増えるので、田島さんにご挨拶して退出した。


Sが気になっていたという「プリウスカフェ吉祥寺」というお店でランチしながら、今後の話などをして駅前で解散。14時過ぎには帰宅してリモートワークの続きを。
頼まれていたWチェックとかは午前中にがんばっていたので、15時半には最後まで確認して戻す。明日公開の記事の方も先方からの確認も終わったので、そちらも大丈夫なので一安心。
吉祥寺への行き帰りでradikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を聴いていた。今回は佐久間さんの大学生時代からのサークルの先輩のお祝いに行った話。大学時代のサークルの先輩後輩同期との関係性が続いている人ってめちゃくちゃレアだと思う。
早稲田を卒業してみんなそこそこいい企業だったり稼いでいる人たち、闇堕ちしたり、ヤバいことに手を出した人はいなさそう。いても話には出さないだろうけど、サークル内でもめたり巻き込まれてはいないのだろう。
昨日、試写を観た西川美和監督も佐久間さんと同級生か何かで同じサークルとか近いところにいたはず。なんかちゃんとしている感じ&大学生ぐらいのほどよい関係性が50代とかになっても続いているのは奇跡でしかない気がしてしまう。
もちろん、関係性をずっと続けるための努力や定期的に会うとかをしているぐらいに合う人たちだったのだろう。佐久間さんはそういう部分で同世代のおじさんやおばさん、下の世代にも憧れている部分がある。それが好感度になっていると思う。たいてい年齢を取ったら繋がりや連絡は薄れていく。ある時期に復縁ではないけど、再び縁ができてもその時の価値観とかもろもろがズレすぎていたらきびしい、会いたい理由というのは好感を持てるかどうか、そうやって友だちはどんどんいなくなる。


三宅香帆さんの新刊『「夫婦」不在社会』を吉祥寺駅のアトレに入っている書店で買っていた。リモート終わりにあおい書店に散歩がてら行ったら明日発売日の『推したちとどう生きるか』が平台に置かれていたので購入。
朝配信されていた『視点倉庫』でも新作の話はされていたが、同時期に出ると読者としてはクロスオーバーや差異がたのしめておもしろい。前者は「村上春樹論」にもなっているので『風の歌を聴け』『カンガルー日和』『ねじまきクロニクル』辺りを再読したくなる。

自分のライティング作業をしてから、『「夫婦」不在社会』を読みながらBGMがてら、『田中宗一郎 - THE SIGN PODCAST』最新回の二編を流していた。途中で寝おちしていたので、三連休でもう一回ぐらいふたつ目のほうを聴き直すことにする。

 

7月17日
6時過ぎに起床して朝のルーティンをして、セブンイレブンでアイスコーヒーを買ってくる。『「夫婦」不在社会』の続きを読む。後半に坂元裕二脚本『ファーストキス 1ST KISS』の話が出てくる。
劇場に三回ぐらい観に行ったのはカンナ役の松たか子さんが魅力的だったのもあるけど、15年後からやってきたカンナに出会ったことで、自分の未来がわかっってしまった駆がその未来を変えずに、妻との15年を優先することで家父長制的成熟モデルから解放されたことに、どこか惹かれていたのかもしれない。
『「夫婦」不在論』は「村上春樹論」であり、なぜ村上春樹作品の妻はいなくなるのか、以前に夫婦に子どもがいないのか?というところから読み解く批評。子どもがいない問題が世界で読まれていることにもつながっている、とか村上春樹作品がまた読みたくなる一冊だった。
『推したちとどう生きるか』は推す側も推される側も読むと今の時代のファンダムだけではなく、アイドルの歴史もわかる内容になっていた。三宅さんの『娘が母を殺すには?』と宇野常寛さんの『母性のディストピア』と併読がオススメ。

本日のBGMはradikoで『岡野陽一の肉の塊』『ハライチのターン!』『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』『四千頭身 都築拓紀 サクラバシ919』という流れ。
「肉の塊」は前回に引き続き、パンサーの向井さん。バカラ好きな話を今週もしていた。とても人間臭い部分が出ていていい。岡野側だったというのがどんどん出てきてしまっている。
「メガネびいき」は冒頭からまた「W杯」だったので、すぐに聴くのを止めてしまった。同時間帯の「ナイナイANN」も聴かなくなってだいぶ経つけど、どちらともサッカー好きだし話題に出るから、どうでもいいやって気になってしまう。

【古川日出男×大澤聡】座標を失った時代に「垂直に掘る力」が必要な理由…『夏迷宮』刊行記念対談 


【古川日出男×大澤聡】AIによるシンギュラリティ後の文学は何か?…『夏迷宮』刊行記念対談 

代官山蔦屋書店での古川さんと大澤さんの対談トークを記事にまとめたものの後編がアップされていた。ウェブサイト「現代ビジネス」は講談社のいろんな書籍とかに関する記事がアップされるのだけど、もう少し長くても内容がおもしろかったり、興味ある人は読むと思うんだよなあ。
何度か寄稿させてもらっている「集英社オンライン」はもっと短いのだけど、宣伝(CM)ありきだから、継続させるためには短いものが求められている。

一冊でも一人でも多くの人に届けたいと思っている人の本が届く|文芸批評家 三宅香帆

先週金曜日にインタビューさせてもらった三宅さんの記事がお昼に公開になった。この機会に三宅さんの書籍を資料としてほぼ刊行順に読み直していた。やっぱり、同じ著者の書籍をたくさん読むとその書き手の個性やなにが軸になっているのかがわかるし、そのクロニクルをたのしめる。
インタビューするときにできる準備は基本的には、その相手が創作者とか表現者なら、できるだけその人が手がけたものをできるだけ見たり、読んだり、聞いたりするしかない。それができて、準備はゼロに近いところに来て、あとはインタビューする際の相手との関係性や空気を作れるか、相性とか当日の体調や気温だったり、とか諸々が嫌でも関係しているので、もうその辺りは運に任せるしかないところもある。
記事にするなら、文字起こしから原稿にして、加筆修正するから形にはなるのだけど、やっぱりインタビューの時に原型となるものはできるだけ聞いておかないといけない。
何回やってもインタビューって難しいと思う。今回も三宅さんが初稿を忙しいところ、かなり早く加筆修正を的確にして戻してくれたので、『推したちとどう生きるか』の発売日に合わせて記事が出せたのもありがたかった。
インタビュー記事に関しては、昔大塚英志さんが長いと読まれないとか編集者とかそうじゃない人が言ったりするけど、どうせ自分に興味持って書籍とか買う人は記事が長くても読むから、買わない人に向けて短くする意味はないって感じのことを言われていた。
それもあって、僕は自分がインタビューする記事に関して一万文字ぐらいはほしいし、そのぐらいの文量がいいと思う。だって、その文量が読めない人はその著者の本だって読めないし、買わない(最悪図書館で借りてもいいけど、やっぱり身銭切ってないと真剣度は違うとは思う)よなって。
この記事をきっかけに三宅さんの新刊を読んでもらえるといいし、三宅さんのファンの人に「monokaki」やエブリスタという名前を知ってもらえるきかっけになったらいいのだけど。

午前中は小雨が降っていて、雨雲レーダーを見たら大雨っぽかった。雷が落ちる音は何度もしたけど、ゲリラ豪雨みたいなことになっていなかった。午後に一時雨が強く降っていたけど、リモートで家にいたので被害もなかった。
明日の派遣仕事の詳細が15時ぐらいに来た。約一ヶ月前に行った六本木一丁目駅近くの現場だった。前回はお昼から行って作業する感じだったけど、明日は普通に8時集合だったので、普通に朝から夕方までらしい。問題は呼んでくれた解体業者の人は来なくて、現場の監督に投げっぱなしなので、行かないとなにをやるのかわからない。前回の感じだと監督とか請け負っている大元の会社の人たちは感じはいいのだけど、わりと細かいところがあったから、そこが気になる。

リモートワークが終わってから、昨日寝落ちした『田中宗一郎 - THE SIGN PODCAST』二回分を聴きながら、ライティング作業を。寝る前に『スワロウテイル』の単行本を読む。

 

7月18日
新TwitterことXで宇野維正さんのスペースを聴いていたら寝落ちしていた。なんかこのパターン最近多い。金曜日から土曜日に変わる時間帯で。
5時過ぎに目が覚めたので、朝のルーティンをしてradikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(ゲスト:陣内智則)を聴きながら出発の準備を。陣内さんが出てくる前まで聴いてから家を出る。
出てからは帰宅後に続きを。このところ、日村さんがお休みでピンチヒッター的にはいろんな芸人がゲストで出ているけど、設楽さんと同世代や近い世代が出ると、20代の売れない頃からのある世代の売れた芸人クロニクルになっている。

今日明日が単独ライブなので、久しぶりの収録放送な『三四郎のオールナイトニッポン0』をradikoで聴きながら、六本木一丁目駅に向かう。単独ライブ前なのに問題が起きていない、という問題について小宮さんが話していた。
なにかを忘れているのかもしれないし、準備できていないかもしれない、と不安になるぐらい順調に進んでいる。だからこそ、なにかあるんじゃないかと思ってしまう。毎回単独ライブまでギリギリネタを作ってみたり試行錯誤したり、数年前には幕間のVTR撮影で相田さんがアキレス腱断絶して用意していたネタが変更になったりするトラブルもあった。そういう経験があるからこそ、何も起きてないことによる不安が訪れる。僕がいくのは明日だけど、ライブでなにか起きてしまうのを少し期待してしまう。

一ヶ月ぶりの現場。今日初めて仕事をするもう一人の派遣の人と合流して前に監督と合流したビルのある場所にいったら、その監督がいたのでそのまま37階へ。聞いたら、今日は呼んでくれた会社の人たちも窓養生とかするために来るらしかった。
その人たち二人も来て、彼らは37階の養生を、僕らは仕上がっている10階の残っているごみを14時に来る産廃トラックに積むための準備として、搬出入用の駐車場に仮置きをしていく。途中、立ち馬の搬入があったのでそれを37階にあげたりする。エレベーターがこない。トイレも作業中の階のは使えなくて地下駐車場があるフロアのしか使えなかったりするのだけど、エレベーターが来ないからトイレに行こうとしたら時間がかかるので休憩中ぐらいしかいけない。こういうのは建築あるある。
昼休憩をして、14時に来た2トンの産廃トラックにごみを四人でリレーして素早く入れ込んで終了。半前には作業終了して解散。思ったよりも早く帰れたのでありがたい。気温もそこまで高くなく、気持ち曇っていたので日差しも強くなかったのでまた一時間半ほど歩いて帰る。

湯船を溜めて入ろうと思ったら、なぜか水のまま溜めてしまっていた。諦めてシャワーだけを浴びて済ました。もう少し暑くて汗だくになっていて、さらに体から熱が逃げていかないような時なら水風呂には入れるけど、意識していなくて、さらに通常状態の体では無理だった。
昼ごはん兼早めの晩ご飯ざるラーメンにハマりかけていて、今日はごまだれにした。やっぱり茹でてから一気に氷とかで冷やしてぬめりを取れれば美味しくなる。氷をそのためにたくさん作っておいて正解だった。
洗濯物を終わらしてから、日明日noteにアップする予定の「予告編妄想かわら版」を準備する。三宅さんの新刊を読んだし、読みかけの村上春樹著『夏帆』を読むことにする。『新潮』掲載時から大きく何かが変わった感じもない。『ねじまき鳥クロニクル』の第一部が短編『ねじまき鳥と火曜日の女たち』を改稿したものだったみたいな、第二部、そして第三部と飛躍していくといいなとは思ったのだけど、今回は掲載していた四編から大きく飛躍や逸脱はしていない。掲載時に一回、単行本が出る前にもう一度読み直しているのもあって、新鮮味がないまま最後まで読み終わってしまった。

髭(HiGE)「青空」 

 

7月19日
「予告編妄想かわら版」vol.51〜60

1時過ぎに一度目が覚める。起きたらアップしようと思っていた「予告編妄想かわら版」をnoteにアップする。
2018年の夏から秋にかけて『週刊ポスト』に掲載したもの。この十年で一番好きな映画と言える『アンダー・ザ・シルバーレイク』が公開されている。今はなくなってしまったアップリンク渋谷で鑑賞した。TVerで『さんまのお笑い向上委員会』『ゴッドタン』を流しながら、再び入眠。

7時過ぎに起床して朝のルーティンをしてから、近所のセブンイレブンに行ってアイスコーヒーとパンを買ってくる。radikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』『脳盗』『オードリーのオールナイトニッポン』をBGMにしてライティング作業&代官山蔦屋書店まで散歩して午前中を潰す。


昼ごはんを食べたら、少しウトウトしてしまったが14時半前には家を出る。Spotifyで先週聴いたポッドキャストでもう一回聴いてもいいものを選んでBGMに。暑いのですぐに汗だくになる。だが、日差しが凶暴過ぎて溶けるほどまではない。できるだけ日陰を選んで渋谷の雑踏を抜けて青山通り沿いをまっすぐ赤坂方面に進む。
草月ホールには16時前には着いたけど、開場まで時間があったので豊川稲荷東京別院へ足をのばす。本堂でお参りをして少し涼む。海外の旅行者は多くなく、日本人の若い女性とかが多かった気がする。

三四郎単独ライブ「道徳ノ日本男児 舞」の東京二日目の最終となる三回目の公演へ。「三四郎ANN0」で小宮さんがTOYOTA会長の豊田章男さんを「親父」と呼んで、何週かに渡ってトークをしていたら、深夜3時台の生放送にTOYOTA会長がオンラインで番組登場して、三四郎の二人とトークをした。その際に小宮さんが「スポンサーになってくれ親父」と勇気を出して行ったら、本当に翌週からTOYOTAがスポンサーになったという、近年稀にみる嘘から出た実みたいなことがあった。
ということもあり、観客からすれば親父からの花が一番の撮影スポットになっていた。
四年連続草月ホールで単独ライブを観ているが、毎年漫才、幕間映像、コント、幕間映像、という流れだったと思うのだけど、今年は冒頭のミニコントのあとは漫才が続くパターンになった。
座席に着いた時に置かれていたチラシがなぜか「かもめんたる」のものがあって、事務所も違うし、なんだろうと思っていたら、幕間映像で今年は相田さんが最後に練習したマジクとか太鼓みたいな出し物をせずに自分でコントを書くという話になったので、かもめんたるのう大さんが出てくるんだろうなって思ったらやっぱりそうだった。三茶のカリガリマキオカリーに相田さんが来て、槙尾さんとのやりとりもあったりした。
最終的には相田さんは作らずにう大さんの作・演出のコントが終盤にひとつあった。相田さんの異常性みたいな部分が少し出した感じのものだったのだけど、僕はそこまでおもしろく感じなかった。
漫才自体は五本ぐらいあったけど、三四郎の小宮さんのちょっとした毒っけと、アドリブ的な部分もありつつ、相田さんのほどよいツッコミのようなリアクション。二人が同級生だから同窓会に呼ばれていて、イジメられていた小宮さんが行きたくないというのと、ずっと相田さんに乳首を攻められる小宮さんのネタはけっこう好きだった。
まあ、単独ライブなのでホームすぎてずっとバカウケしているので、笑いやすさはある。その辺りはさすがに無視できない。僕がどうしてもそういう客観視を持ってしまうのもあるからなんだけど、めちゃくちゃおもしろかったと言われたら、ちゃんとおもしろかった。けど、ラジオとかで三四郎のファンでないとまあまあぐらいになるんじゃないかなって思う。


草月ホールに行ったら青山一丁目駅にある銀座ライオンで飲むまでがセット。ライブが終わってすぐに一人で軽く飲む。
四年前に初めて三四郎の単独を観に行った時に一緒に観た友だちは、明日行くダウ90000のコントライブも下北ザ・スズナリで一緒に観に行っていて、どちらも来年か次回ある時に観に行こうと話をしていたけど、その前に亡くなってしまった。それ以降は三四郎は一回、料理研究家の友だちと行ったけど、去年今年は一人で、ダウは岸田賞受賞した『ロマンス』はパン生地くんと鑑賞したけど、コントライブシリーズは一人で観に行っている。
草月ホールで何度か三四郎以外の芸人のライブを観に行って、その帰りは銀座ライオンで飲むという流れになっていたので、一人で行って献杯という気持ちだったりする。
一時間ほどして電車に乗って帰る。radikoで『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴いていたら寝落ちした。

 

7月20日
7時前に起床して朝のルーティンをしようと思っていたのだけど、6時ぐらいに起きてから休みだとわかって二度寝してしまったらしく、起きたら9時過ぎだった。久しぶりにしっかり寝た。
TVerとかradikoで聴いたものを再び流しながら、読書を。夕方過ぎに銀座でダウ90000の単独ライブに行く前に時間を潰したかったので、博品館劇場まで歩いて十数分のミッドタウン日比谷にあるTOHOシネマズで『オブセッション 災愛』の14時からのチケットを取っていた。
さすがに二時間近く昼間に歩いていくと熱射病とか日射病になるので、どうしようかなと思っていた。電車に乗るなら銀座線もありだけど、中目黒駅まで歩いて日比谷線に乗るほうにした。

レトルトカレーで昼ごはんを済まして12時半に家を出た。30℃は超えていたのかもしれないが、できるだけ日陰を歩いていたし、風も吹いていたので40分ほど歩いてもそこまで汗だくにはならなかった。
行きと映画を観終わって移動する間まではSpotifyのポッドキャストで『コンテンツ過剰接続』の「M!LKと大森時生」前後編をBGMにしていた。


ブラムハウスが惚れ込み、A24が熱望した新鋭監督カリー・バーカーの衝撃の長編デビュー作『オブセッション 災愛』(原題『OBSESSION』)。製作費100万ドル未満ながら、オープニング3日間で1700万ドル超を記録し、『MICHAEL /マイケル』 『プラダを着た悪魔2』に次ぐ全米興行収入第3位の好スタート。その後もRotten Tomatoes95% FRESH (2026/5/25))を記録するなど映画ファンを熱狂させ、2週目には『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に次ぐ第2位へ浮上するという異例の大ヒットとなった。さらに2週目の週末興行収入が初週末より30%増加するという映画史において極めて稀な盛り上がりを記録。
監督のバーカーはYouTube発のホラー/コメディで注目を集めた新世代クリエイターで、すでにブラムハウス製作 『Anything But Ghosts』、A24による『悪魔のいけにえ』 リブートへの参加も決定している最注目株。

【STORY】 想い続けた彼女の心を掴むため、青年は禁じられた願いに手を伸ばす。
「ワン・ウィッシュ・ウィロー」 ――その願いの代償、膨張する“愛”に襲われ、想像を絶する惨劇に呑み込まれていく。

この『オブセッション』のカリー・バーカー監督が26歳で、試写で観た9月公開の『バックルームズ』の監督が20歳で、二作品が大ヒットしてアメリカで映画館に若者が帰ってきたと聞いていた。ホラー好きではないが、アメリカで若者にウケているのであれば、チェックしといたほうがいいなって。ポイントも貯まっていたのでそれで無料で鑑賞。
製作費はアメリカではいわゆるインディーズ系に近いものであり(と言っても億は越えているらしい)、実際にメインどころとなる四人ぐらいしか主な登場人物はいない。主人公の家が主な舞台なのもインディーズ的な感じがする。正直言うとつまらなかった。音とびっくりさせる描写や展開(映像の繋ぎという古典的なホラー要素)がメインで、祈りが呪いになったという話。
『WEAPONS /ウェポンズ』のネタバレというか、子どもたちがいなくなった理由がある児童の祖母である魔女の魔力だったというものに近いものを感じた。好きな女の子が自分のことを好きなってほしいという願いをかけたら、そのせいですべてが壊れていく。彼女が彼の周りのものを排除していく、しかもその呪いは彼が死ぬまで解けない。
『バックルームズ』は場所の問題と深層心理が絡み合うような描写だったりしたので、90年代サイコサスペンス風味もあって懐かしさもあったし、わかったんだけど、この映画はずっと退屈に感じてしまった。
小さなスクリーンではあったが、ほぼ満席になるぐらいには注目度は高かいみたいだけど、みんな観終わってから劇場を出る顔がイマイチって感じに見えた。たぶん、あれ最高だって人ほとんどいないと思うのだけど。A24制作ではないけど、そういう系統のものとして認識されていると思う。A24作品って外れた時こんな感じになるし。


映画を観終わってから15分ほど歩くと博品館劇場が入っているおもちゃ屋のビルにつく。17時15分から「【東京公演】単独ライブ「40000」*具体」が開場だった。銀座シックスがあるところの大通りにビルがあったので歩行者天国になっていて観光客だらけだった。とりあえず、コンビニで水分を取ってから30分ほど時間があったので近所をぶらぶら。
7階の会場行きのエレベーターの列に10分前ぐらいには並んでいたので、すぐに中に入れた。一列目の真ん中よりだったので、ステージが近すぎた。たぶん、10列目ぐらいが一番観やすいのかも。
コント自体は全部六本。最後に順番とコントタイトルが表示されたが、タイトルでネタバレになるものにあるため、演者の挨拶の時に蓮見さんがタイトルが見えないようにしてアップしてくださいと言っていた。なので、ここではアップしない。ここから他の地方も公演でまわり、配信が来年頭らしいのでネタバレはしないほうがいいし、知らずに観た方がたのしめる。
戯曲『ロマンス』で狙って岸田賞取ったから、よりコントに比重が向いたネタになっていた。まあ、強すぎるとしか言いようがない。個人的には3、5、6番目にやったコントがシチュエーションや設定がすごくおもしろかったし、セリフの掛け合いがとてもよかった。ある音楽的なコントはそこまで響かなかったが、会場ウケはよかった。
上の写真四枚目はダウ90000単独ライブの時にくれるカード。『ロマンス』のものもあるけど、コントライブと演劇では裏面の蓮見の文章がですます調と口語体でわけられている。
『10000』を観れていないのが僕らしいなとは思う。世間にバレる手前ぐらいでしか気づけないミーハータイプなので、周りにいる人たちみたいなアンテナの感度やセンスはないなと改めて思う。『10000』はユーロライブで2022年にやったらしいので、さすがにその時に気付けたらすごい。最初にダウを観たのはユーロライブのテアトロコント出演の一組としてだった。そのあとすぐに『20000』をスズナリで観れた。
今まで通り、客層は20代と30代が中心で若い。チケ代が8000円と高い方だが、先行ではけていて、僕は一次も二次も取れなかった。舞台のチケ代で黒字になると蓮見さんがポッドキャストで話していたが、ちゃんとお金がまわって食えるということがほんとうにすごいと思う。おもしろい、そして客が若くてちゃんといることがすごい希望だ。

帰りは銀座駅の日比谷線に乗って中目黒駅まで。そこから歩いて帰ったけど、湿気なのか日差しはないのにすごく汗をかいた。『トキトケトーク』のダウ蓮見×福谷圭祐対談の後編と「ライカタ」最新回を聴きながら。帰って風呂に入る前に寝た。

 

7月21日
6時過ぎに目覚ましで起床。Tシャツが汗ばんでいた。夏だけど、湿気が残っているみたいな嫌な時期。朝のルーティンをしてから、Tシャツとかを洗濯機に投げ込んで、セブンイレブンに行ってアイスコーヒーを買ってきて飲む。最近増えたルーティン。だけど、朝ずっと家にいるよりはどこかに少しだけ出かける理由作りのためのアイスコーヒー。
読みかけだった小林恭二著『三鬼』の続きを再開。史実とフィクション融合させた小説ということなのだけど、西東三鬼という俳人の名前すら知らなかったこともあって、史実がわからないため、すべてがフィクションぽく感じてしまうし、すべてが史実にも感じてしまう。
wikiで少しだけ西東三鬼のページを見ているとそこは史実なんかい!という箇所が多々あるので、著者の小林さんが周到に調べ上げて書かれているし、時代と歴史の隙間、フィクションの余地をうまく縫い合わせているのもわかる。俳句とか詳しくなくても、西東三鬼を知らなくてもちゃんと楽しめるエンタメ小説になっている。装幀は嫌いではないけど、渋すぎるので読者を選ぶ。まあ、手を取る自体でこういう主題が気になる人ではあるのだろう。

読書中にBGMはSpotifyのポッドキャストで『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』(ゲスト:ヤマモトショウ)と『BAD PHARMACY』最新回を。
「文化人」ゲストはFRUITS ZIPPERの『わたしの一番かわいいところ』の作詞作曲をしている人で、東大卒だけど、上京してから下北沢に住んでライブ観まくってバンドでもメジャーデビューして解散後にアイドルとかの作詞作曲をするようになったらしい。哲学科かなにからしいけど、住む場所によって人生って変わってしまうということを体現している人だった。
「BAD」はTaiTanがA24『バックルームズ』の話題を出していて、彼の友だちでNYに住んでいる商社マンに人気ぶりについて聞いたら、まったく知らないと言われたと話していた。僕もそうだが、世間はそんなに映画とか観てないし興味がない、まあ、A24知っているだけでだいぶ映画とかカルチャーに興味がある側の人で、ごくわずかな数。まあ、マニアと言われる側なんだろう。まさにフィルターバブルのプールの中で僕らは泳いでいて、その外側はガラスでできていたのに曇っているか、なにかの汚れやペイントで見えるはずなのに見えなくなってしまっている。
で、その友だちにNYは何が流行ってるのって聞いたら、健康とスポーツみたいなことを言われたらしい。健康に一番みんな興味があるのだから、タバコもお酒もどんどんやらなくなっていく。それは確かに文化には興味がなくなっていくし、時間もお金も使わなくなっていく。どちらもではなく、両極端にわかれていく。分断ではないけど、同じ世界でももう違う価値観、交わりがないと加速していつか潰れる。最終的に健康を突き詰めたら不老長寿に向かう、死なない、死にたくない、となればトランスヒューマニズムにどんどん向かう。死にたいのに死ねない、亡くなる前に『ハーモニー』を書いた伊藤計劃さんのことが脳裏に浮かぶ。

リモートワークをいつも通り開始。radikoで『空気階段の踊り場』『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』とTVerで『ラヴィット!』で午前中から昼過ぎまではお耳のお供に。
インタビュー記事も終わったし、とりあえず次のものは内製だし、他のスタッフさんが進めてくれるところが終わらないと僕がやることも多くのないので凪状態。ライター仕事で企画を通してもらったものは先方というか、宣伝まわりの人たちのスケジュール待ちになっている。早く決まると8月のスケジュールが作りやすいのだけど、こういう時は待つしかない。

仕事が終わってから一休みがてら、『DJ松永ライカタ』『あのと粗品の電電電話』最新回をポッドキャストで聴く。「松永ライカタ」はもう「都築サクラバシ」とリンクしているのでどちらも聴かないと詳細がわからないことになっている。「あの粗品」でしか、あのちゃんの音声メディアを聴かなくなったけど、もし「ANN0」やっていたら「ケロロ」映画のもろもろに言及するかどうかとかめんどくさかっただろうから、やっぱりいいタインミングで辞めた感じはする。
ぬるめのお風呂に入ってから、ライティング作業を開始。この前、田島さんの展示に一緒に行った友だちから二つは短編、一つは中編か長編を書いた方がいいとアドバイスをしてもらった。短編に関しては、一つは木山捷平短編賞に出せるようなワンアイデアの家族もの、もう一つは実在する人物をモデルにしたもの(『三鬼』とか大塚さんの「偽史三部作」とか)が僕には向いている、と。それでスケジュールも少し変えてみた。
長編はもう松本清張賞に出すのを延期して、短いものを夏に最低この二つ書き上げる。余裕があれば、もう一つぐらい。それを太宰治賞に出すように加筆修正するのもいいなと。短いものをとりあえず書き上げる。8月末には二つ書き上げて送ると約束したので守る。

ある夏の日、二組の夫婦がとある事故に巻き込まれてしまう。それがきっかけで、当たり前に続いていくと思っていた二組の夫婦の幸せな日常が、突如として崩れ去っていくことに。さらに、その事故が暴いたのは、愛する人の“第3金曜日の秘密”だった——。

寝る前にようやくTBSドラマ『Tシャツが乾くまで』の第一話をU-NEXTで視聴。脚本がフジテレビで『silent』『いちばんすきな花』『海のはじまり』を手掛けている生方美久さん。『silent』にも出ていた夏帆さんが出演するので見ようと思っていたけど、バス事故で亡くなる妻のあずさ役だった。『silent』も主人公サイドではない二人の過去を描く回があったと思う。
事故で夫の充(松山ケンイチ)が行方不明になっている主人公の咲子(蒼井優)と、同じ事故で亡くなったあずさの夫である樹生(中島歩)が互いの連れ合いが不倫していたのではと、という話になっていた。たぶん、これから『silent』同様に充とあずさの過去回みたいなものがあるんじゃないかなと予想。過去回って何が起きていたのかわかるので大切なんだけど、それが主要キャラではない脇の人のエピソードでやると主軸がちょっとブレる可能性もある。『silent』の時はそう感じた。
演出のところに土井裕泰さんの名前があった。最近だと『カルテット』や映画「花束みたいな恋をした」の監督もされているけど、そういえば僕がドラマを見始めた頃から演出をされていると思って調べたら、90年代後半に入るぐらいから演出をされていて30年越え選手だった。90年代後半からはメイン演出になっていて、常盤貴子さんが主演したドラマのものが多くて、思春期でよく見ていた作品ばかりだった。その頃から土井演出に親しんでいるからか、なんか見ていて安心できる。

サニーデイ・サービス - 青空であること [Official Video] 

 

7月22日
6時過ぎに起床してトマトジュースとサプリを飲んで、近所のセブンイレブンでアイスコーヒーを買ってきて飲む。夏になってからのルーティン、ただ赤い液体と黒い液体を飲んでいる。なにか帳消しになっている気がしなくもないが。
『三鬼』の続きを少し読む。執筆スケジュールも変更したので、諸々とフォルダをいじったり、原稿データを入れ替えたりする。短編は原稿用紙50〜100枚ぐらい、木山捷平短編小説賞は50枚以内と本当に短い。
木山捷平と井伏鱒二は岡山県笠岡市と広島県福山市と県境の隣同士の出身でお互いの短編やエッセイとかにも出てくるので、地元近くの作家なのでまた読み直してみるつもり。
木山捷平の庶民的で飄逸で洒脱だと言われている文章は、今だとエッセイぽい感じもするけど、読みやすい。木山の小説を読んでいる人も上の世代じゃないと知らない人だろうから、参考にするとおもしろそうだって思うのは三宅香帆さんのインタビューで遠い作家や作品を参考にする話題が出てきていたから。まあ、二人とも古典ではないけど、井伏はまだ著名だけど、木山捷平を参考する人は多くないだろう。二人とも上京して、一度は地元に帰ったりしているのか、木山は帰っていたはずだけど、地元の福山弁(備後弁)はセリフとかでもあまり使っていない気がする。と思ったら、地元の方言について井伏が書いているエッセイを読んだ。

radikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』とTVerで『ラヴィット!』のリアルタイム配信をBGMにしてリモートワークの作業を。
昼休憩のあとにSpotifyのポッドキャスト『奇奇怪怪』最新回を流しながらリモートの続き。Bialystocksの武道館ライブの話。甫木元さんは音楽も映画もやっているけど、青山真治監督の後を引き継いだ『BAUS』以降の新作も撮っていたり、進んでいたりしそう。

ずっと平穏だった。夕方ぐらいに次にやる案件が進んだ連絡がSlackできた。ライター仕事のほうのスケジュールはまだ連絡がないので待つしかない。明日の派遣仕事の詳細が来て、集合場所が銀座駅のC2出口地上集合だった。月曜日にダウを銀座に観に行ったばかりだったので、またここかって気持ちになる。
こういうのは偶然だと思うけど、自分が仕事じゃない時に行った場所の近くの現場になったりすることが多々ある。もちろん、自分の生活範囲が広くないから被るのだと思うけど、こういうのが続くと縁があるのかなとか勘違いしてしまう。

リモートワーク終わりでニコラに行って、いわしとフェンネルのソース カサレッチェと白ワイン(コステ ア プレオラ グリッロ テッレ シチリアーネ IGP)と食後にアイスコーヒーをいただく。
カサレッチェってなんだろう?と思って曽根さんに聞いたら、巻かれたショートパスタで、食べたことがないので頼んでみた。ワインはいつも通り由賀さんに合わせて選んでもらった。カサレッチェは酒飲みがつまみながら食べるから、冷めても美味しいような味付け、いわしが濃くて美味しい。白ワインは匂いを嗅ぐだけでも塩味が感じられるものだけど、滑らかで少しフルーティだった。美味しかった。

【芸人トーク】アルコ&ピース 実は昔から関係が深いアルピーさんとたっぷり話しました! 


風呂から上がって、ニューヨークのYouTubeチャンネルにアルピーゲストだったので、聴きながら日記を書く。
明日の派遣仕事はこの前新宿で三角広場の現場で呼んでくれた会社だった。什器搬出で人数も五人とそこそこいるから、けっこうな量がありそう。だけど、前に棟梁というか親方みたいな人と話した時には終わったらすぐに帰るんだよ、うちらの仕事はって言っていたので思いの外早く終わる可能性もなくもない。だが、最近こういうことを思うとたいてい外れる。

 

7月23日
『水曜日のダウンタウン』を見ていたら、寝落ちしていた。芸人同士のフィーリングカップル企画でカップルというか相方が決まったところまでは見たけど、そのあとのネタは帰宅後に見た。五組中四組はちゃんとおもしろかった。
で、目が覚めたのが深夜1時過すぎでさすがに寝てなさすぎるだろって思って、radikoで『佐倉綾音論理×ロンリー』を流しながら目を閉じていた。「脳盗」企画の仕掛けられたカメラに映らなかったらコンビニから商品を盗むことができるという「ギガマート展」に佐倉さんが行ったという話と、オークラさんがゲストで来るというのは聞いたけど、そのぐらいで寝落ちした。
5時半に目覚ましで起床して、朝のルーティンをしてから出発の準備。銀座線のC2地上出口集合だったので、とりあえず中目黒駅まで歩いていき日比谷線で行くことにした。
radikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を聴きながら歩く。暑いけど、まだ朝のうちだから日陰を選んでいけば汗をかいてもぶっ倒れるような気温ではない。


渋谷まで出て銀座線から銀座駅に行くのも、日比谷線で行くのも出口は変わらない。ただ、気持ちの問題か、どちらも始発なんだけど、日比谷線のほうが落ち着いている。銀座線渋谷駅は朝からでも観光客が多かったりして混んでいるイメージがある。
7時半集合で、うちの派遣は5人。班長は何度も一緒になって頼りになる尾藤イサオ似の人、今日初めての人は一人いたけど、ベテランの方で休憩の時に缶コーヒーをおごってもらったり、一緒にタバコを吸いにいったりしていろいろ話した。
商業ビルに入っているアパレルブランドの閉店にともなう什器の搬出作業。呼んでくれた会社の人も四人いたし、昨日の時点で什器にプチプチとか養生とかはほとんど終わっていた。午前中は残りのものにプチプチをしたりする。
13時から2トントラックで11台分をどんどん搬出搬入用のエレベーターで下ろして積み込んでいく。16時過ぎには終わったので、ほぼ定時。僕はテナントのフロアからエレベーターまで運ぶ係だったのでそこまで重いものを積み込んだりしなかったのであまり疲れなかった。
作業をしたフロアは他のテナントも閉店とかでほとんど営業していない感じだったし、什器だけ残されているかつての店舗の物悲しさ、フロア自体が作業している僕らしかいないせいで、試写で観た『バックルームズ』みたいなどこか無機質でなにかが確実に失われてしまった光景が広がっていた。商業施設だけど、人がいない。電気も全部はついていないから薄暗い。しかも、銀座の一等地の商業ビルで。
『バックルームズ』ぽいねとか、リミナルスペースぽいとか誰かと話したかったが、伝わらなそうなので諦めた。説明するのも難しかったから。
終わってから、今日一緒になった人と近くの喫煙所で一服。去年近くの某カルティエの新店舗の作業で来た時もここの喫煙所に休憩中に一緒の派遣の人たちとタバコを吸いに来たので馴染みがある。

Spotifyのポッドキャストで『視点倉庫』最新回の森見登美彦さんゲスト回前編を聴きながら日比谷線中目黒駅まで乗って、あとは行き同様に歩いて帰る。多少気温が高くても湿度もあまりないし、日差しも落ち着いていたので歩くにはちょうどいい。
三宅香帆さんと森見さんのトークは、三宅さんがファンで作品を読んでいたのもよく伝わるし、京大とか京都という共通点もあるから話もスムーズだった。森見さんは会話の抑揚はあまりないけど、話し方は誠実さを感じさせる人だった。
家に帰ってから風呂に入って晩ご飯を食べてから、『田中宗一郎 – THE SIGN PODCAST』の最新回二回分を流しながら読書。『井伏鱒二ベスト・エッセイ』と『駄目も目である 木山捷平小説集』ともにちくま文庫を再読し始めた。一日一編ずつぐらい。
重いものを運んだりはほとんどしてないけど、疲れてしまったのでライティングは無理だと諦めて読書だけして寝る。

 

7月24日
3時前に目が覚めた。radikoで『岡野陽一の肉の塊』を聴いていたら、最後まで聴いてしまった。とりあえず、『ハライチのターン!』の冒頭辺りを聴きながら二度寝へ。
6時半前に起床して朝のルーティンをして、月末までに支払いのある家賃とか住民税とかも給料日なので早めに払ってしまおうと思って、家を出る。

チャーリーXCXとストロークスのニューアルバムが配信されていたので、散歩BGMと帰ってから残りを聴く。駅近くの銀行のATMから振り込みとかコンビニで支払いのために現金を下ろす。これが昼休憩とか午後になると激混みなるので朝一のほうが楽だし、暑くもない。

家に帰ってからは残りを聴いてから、radikoで『ハライチのターン!』『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』とTVerで『ラヴィット!』リアルタイム配信をBGMにしてリモートワークを。
昼過ぎに週次定例をしたら、11月ぐらいまでの公開する記事のスケジュールが決まった。突発的な(連絡ミスでいろいろと時間なくないか、でもできるちゃできる)ものとかも出てきたので、なんか夏から秋にかけてこちらの作業の方もそこそこ忙しそう。

ガンダム新作「RG XARX-ZERO」監督は神山健治、円城塔も参加 主人公役は大塚剛央

円城さん「ゴジラ」「攻殻機動隊」に「ガンダム」と小説界の庵野秀明さんみたいなポジションになっている。芥川賞受賞作家でここまでバジェットと知名度の高いエンタメ作品に関わっている円城さんだけだと思う。いや、直木賞作家でもアニメとか関わる人はいなくもないけど、「ゴジラ」「攻殻機動隊」は脚本で入っているし、ここまで作品の根本にがっつり参加している人はいないような気がする。

昨日、2026/07/23からは週1回の講義というのがスタートした。クローズドな会なので、詳細は説かないけれども、ここから4週連続で教えることになる。その初回、いろんな質問に答えたのだが、こういう質問にも答えた。「1億年先の誰かと……」会うことになる古川の核心は? との問いだ。

私は質問をし返して「どうして1億年?」と訊いた。すると「『アビシニアン』のことが頭にあったので」と説明された。『アビシニアン』というのは私の小説第3作で、私にとっては深い思い入れがある。単行本は2000年に刊行された。私は、その直後、「なるほど」と答えながら、他の受講生のためにとその小説の冒頭をそらんじた。驚いたのは、自分が「そらんじることができた」ことだった。『アビシニアン』はこう始まる。

〈十億年がすぎて、わたしは東横線に乗りこんだ〉

正確に言えたのだった。そうした暗誦が全部の著作でできるわけではない。あるいは、ほとんどは可能でない。なのに『アビシニアン』の冒頭はスラッと出た。なぜ口をつけたのだろう? 簡単だ。私の、直後の感慨を記す。「ああ、俺はその小説を愛していた」だ。いまも愛しているのだな、とも続けられる。

〈古川日出男の現在地〉愛の話 2026.07.11 – 2026.07.24 東京・埼玉

早い時間帯に古川さんのブログがアップされていた。確か、僕が2008年ぐらいに「エクスポ」のイベントに行った時に円城さんと古川さんが登壇するトークがあった気がするし、『ハル、ハル、ハル』文庫版の解説は円城さんだったはず。
あの時期はけっこう近しい作家という受け入れ方をしていたのかなあ、あの頃はそういうことをほとんど知らなかったけど、今考えると既存の作家とは違う書き手で期待もされていて、評価もついてきた頃だったのか。
『アビシニアン』の冒頭、一行目「十億年がすぎて、わたしは東横線に乗りこんだ」はほんとうにインパクトがあって、僕でも覚えている。


雨雲レーダーを見る限り、我が家の地域はどうもゲリラ豪雨的な大雨は降りそうになかった。ただ、雲が黒い、何度か雷が鳴るのも聞こえたけど雨は降らなかった。
昼休憩の時にキャロットタワーの地下の東急ストアに惣菜とかを買いに行った。その帰りにトワイライライトに寄った。ほかにお客さんがいなかったので、いつもよりは長く熊谷くんと小説とか映画の話をする。
『青木淳悟初期作品コレクション』があったら買おうかなと思ったら売り切れていた。あの装丁は気になっていたので直に見たかったのもあったのだけど。スーザン・ソンタグ著『新版 写真論』が目に入った。SNSかなにかで出るのを知っていたけど、あるなら読んでみたかった一冊。表紙のスーザン・ソンタグの写真を見るとバナナマンの日村さんの妻のフリーアナウンサーの神田愛花さんに似てる。

夕方すぎまでリモートワーク。「SIGN PODCAST」の最新回を流しつつ作業をしていたら、明日の派遣仕事の詳細がLINEで来た。高井戸駅集合だった。たまに行かされるんだけど、今まで呼ばれたことのない、僕が行ったことのない会社の作業だった。
現場名と住所を見たらデカいビルで、フィルター清掃の手伝いっぽいので夕方の定時までがっつりやりそうな予感。フィルター清掃ってことはエアコンとか止めるわけだから室内の作業が多いとしても汗だくになりそうな予感。
夜はいつも通りなライティングと読書。チャーリーXCXとストロークスのニューアルバムをBGMに。前者は11曲収録だけど30分しかなく、一曲がほぼ2分台のものが多い。ぽっぽアーティストの楽曲ってどんどん短くなってるのかな。JENNIEのシングルもアップされていた。

 

7月25日
新TwitterことXで宇野維正さんのスペースを聴いていたら、半分ぐらいで寝落ち。いつもパターン。「ちいかわ」の映画の出来はがすごくいいらしいが、さすがに観に行かないと思った。
5時半に起床して朝のルーティンをして、radikoで『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を聴きながら出発の準備。ハリセンボンの近藤春菜ゲスト回。日村さんはいつ帰ってくるのだろう、と毎週思いながら設楽さんとある程度関わりのあるゲストの芸人とのトークが続いている。

7時少し過ぎてから家を出る。下北沢駅まで歩いていく。今日の行き帰りのBGMはradikoで『三四郎のオールナイトニッポン0』を。単独ライブに「親父」ことTOYOTA会長の豊田章男さんがお忍び、というか三四郎やスタッフも東京最終日に観に来ていたのは知らなかったらしい。ラジオのスポンサーだし、毎回TOYOTAの枠で招待席を用意はしていたみたいだけど、会長の側近がリスナーだからその人や広告とか関わってる会社の人が観に来ているみたいな認識だったようだけど、「親父」来ちゃっていた。しかも、三四郎には会わずに帰ったらしい。インスタでも「親父」があのデカい花と三四郎Tシャツを着た背中の写真がアップされていて、コメント欄にリスナーからめちゃくちゃコメントがついていた。
やっぱり生放送のノリはいい。相田さんが都築のイベントとラジオでのトークに配慮して、先週の京都のトークで都築がいたことをあえて言っていなかったことで評判が上がっている状態になっている。



井の頭線で高井戸駅まで乗車。現場の住所を見るとこの前派遣仕事で行ったヤナセの販売店の道路を挟んだ反対側の建物だった。
8時半集合だけど、8時には着いたので一度現場前行って帰ってきて、駅近くのセブンイレブンの飲料とかを買って改札前に戻る。駅のすぐ横は神田川が流れているので、何度も通っているエリアなので馴染みがある。
何度か一緒に仕事をした環ROY似の青年と僕二人で現場に向かって、呼んでくれた会社の人たちと合流して建物の中へ。フィルター清掃だけど、日本〇〇機構というちゃんとした現場なので、入館の際に写真付きの身分証をチェックさせられた。まあ、朝霞駐屯地での現場もそうだったけど、国の仕事に関わるような仕事をしている建物やエリアに入る時はそういうものだし、セキュリティの面で正しい。でも、今情報を盗んだりとかするなら、ネットから入り込むことも凄腕のハッカーとかならそこまで難しくないかもしれないし、正規か非正規でもそこで働いている人を調べて、何らかの問題を抱えている人に近づき、お金とかその人が解決して欲しいこととかを肩代わりしてあげたりする約束である程度のことはできそうな気がしてしまう。
だから、セキュリティしっかりしているなって思いながら、本気の犯罪で侵入したい人たちを防ぎようはないなって思ったり。僕は会社の一人の人と屋上から地下までのすべての階でフィルターを交換する作業の手伝い。
もう一組は交換ではないフィルターを外して掃除機で埃とかゴミを取ってから戻すという作業をしていた。室内なので暑さでバテるというこもなく、しんどい作業もないのでありがたい仕事ではあった。15時少しして終わって解散。

明日もここの現場はあるっぽかったけど、僕は渋谷の国営放送局のダクト清掃の作業という連絡が14時ぐらいに来ていた。去年ダクト清掃したけど、狭い場所に入らないといけにし、寝返りもギリギリだったから閉所恐怖症の人なら多分むり。
帰宅困難区域に入る時にも来た使い捨て不織布ツナギを全身着ないといけなかったりするので、わりと汗をかいてしまうのもちょっと嫌ではある。ただ、僕ら派遣は二人。前は僕だけだったので、作業内容が前とは違うのか、エリアが広がったのか、凶と出るか吉と出るか、まあ凶よりのなにかにはなると思うけど。


井の頭線下北沢駅で下車したら駅前で盆踊りをやるみたいで屋台が並んでいた。茶沢通りを歩いている途中のスーパーで晩ご飯を買って帰ってきて、湯船に浸かって洗濯機を回す。夜は少し雨が降るらしいので、一時部屋干ししてから寝る前にまた外に干した。
帰っている時に実家、というか母に電話をした。父は動脈瘤のカテーテル手術を昨日して入院しているらしい。兄は仕事には行っているらしいけど、家には母ひとりだった。我が家は日用品を売っている小売店だったのもあるが、祖父母と父母と兄と僕の六人家族で、誰かしら家にいるという家庭だった。
僕の記憶では実家にいた時に家にひとりぼっちになったことがない。祖父が亡くなった際に帰省し、誰かが家を訪ねてくるかもしれないから、一時間程度家で待機するみたいなことがあったのだけど、それが僕が我が家ではじめて僕以外の人間がいないというはじめての時間になった。30代になってのことだ。
それも頭にあったので、母に「はじめて家でひとりぼっちになったんじゃない」というと、そうだといい、父が早く退院して帰ってきてほしいと言っていた。母もおそらく結婚してから我が家で自分以外の家族が誰もいないという時間をはじめて味わっている。

 

7月26日
5時すぎに目が覚めたので起床して朝のルーティンをして、TVerで『さんまの向上委員会』『ゴッドタン』とradikoで『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』を見て聴いてから出発の準備。


渋谷駅のハチ公前交番前に8時半集合だったので7時半前に家を出た。家を出る前に少し聴いていた『ヤーレンズのオールナイトニッポン0』の続きをお供に歩いていたけど、やっぱりヤーレンズの年齢の割にはなにか老けすぎて安心感もありつつも、なぜか歌いたがるラジオは自分にはあまり合わないので離脱。
『脳盗』はギガマートというイベントの際に公開収録したものになっていて、ゲストがこたけ正義感だった。前から思っていたのだけど、僕はこたけ正義感の声がどうも合わない、好きか嫌いかと言ったら嫌いな部類に入ってしまうため、こちらも10分ほどで離脱。こういうのはどうにもならない。
とりあえず、チャーリーXCXとストロークスのニューアルバムやJENNIE新譜と前のアルバムをBGMにして行き帰りのお供にした。

集合時間までまだ余裕があったので、スクランブル交差点前の渋谷駅のところに『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』の広告が出ていたので撮影タイム。早く観たい。やっぱり日付が変わったのと同時に公開されるやつをTOHOシネマズ日比谷のIMAXで観るのがベストかな。公開日の金曜日はリモートワークについては有給にしたから朝帰ってきてずっと夕方まで寝てもいい。もはや、その気分、モードになっている。

もう一人の派遣の人(以下、とりあえずKさんにする)と合流して公園通りを上って国営放送局へ。今日はダクト清掃という作業内容だった。去年も一度ここのダクト清掃をしたが、けっこうしんどい。Kさんは昨日この現場でダクト清掃をしたというのを向かっている時に聞いた。
呼んでくれた会社の人に電話をして迎えに来てもらって、入館手続きをして中へ。Kさんは昨日に引き続き、残っている箇所のダクト清掃ということになり、僕は社員の一人と油ぎったルームの小さなダクトを外して清掃するというパートで分かれることになった。
最初に汚れが落ちたりするので床とかもろもろに養生して、外せるものを外した。じゃあ、これから本格的に作業を開始しようかという時に、道具とかを置いているところに戻ったら、防護服を全身着ているダクト清掃をするKさんが腕から血を流していた。止血はしていたがかなり血が出ているのが見てとれた。話を聞くと脚立で上がってダクトに入ろうとした際に作業に使うスクレーパーで腕を深く切ってしまったらしい。Kさんと一緒に作業をする社員さんがこれは病院に行かないとダメだと判断して、救急車を呼んで二人で病院に行ってしまった。
残された僕らは、自分たちがやるエリアのほうを進めて、昼休憩にはいった。7階にあるその会社の作業室&道具などを置いているところで休憩をしていたら、一緒に作業をしていた社員さんがオーディオマニアだという話になり、音楽を聴いているが、もともとはラジオをよく聴いていたという話題になった。
さらに聞いてみると『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』が大好きで、彼が辞めてからあまりラジオは聴かなくなったらしい。で、同時期にやっていた『菅田将暉のオールナイトニッポン』も聴いていたようで、そこからはラジオ話をしながら作業をした。
病院に行った二人は帰ってこないまま、とりあえず自分たちがやっていたエリアのほうは器具を外して洗浄したり、僕は掃除機でその天井にある通気口からできるだけごみを吸い込みとか、作業のヘルプをしていた。そのエリアは終わって片付けをして、派遣スタッフさんはそのまま帰宅したらしく、社員さんは戻ってきてもろもろ確認とかしていたが、作業自体は15時すぎに終わった。

休憩中に喫煙室でタバコを吸っていたら、その横にあるベンチにどうみても中学生ぐらいの子どもたちが何人もいた。本読みとかする部屋が近くにあるらしく、前来た時も幼児番組に出るのか、小さな子どもが母親とかと一緒に来ていたのだけど、今日はドラマなのかなんなのかわからないけど、中学生ぐらいに見える男女が何人も集まっていた。喫煙ルームの曇りガラスの向こうの若い彼らを見ながらタバコを吸っていると自分の境遇とか現在地にどこか哀愁を感じてしまった。
というわけで雨も止んで、少し蒸し暑い渋谷を歩いて家に向かって帰る。僕が見た時には止血もしてあってそこまで血を見たわけではないけど、さすがに昼飯食う気もしなかったので、夜はちゃんと食べることにして惣菜をちょっと多めに買った。
湯船に浸かってからご飯を食べる。なんだかいろいろあった日だったような、事故というか怪我以外はいつも通りではある。ただ、ダクト清掃だと僕みたいな中肉中背みたいな人よりは小柄の人の方がいいわけで、怪我した人もそこまで小さいわけではないけど、僕よりは小さい。昨日も来ていたということが重なったともいえる。
あとから縫ったりしたから二週間ぐらい完治にはかかるらしいと聞いた。元に戻って作業とかできればいいのだけど、腱とか筋を損傷していたらいろいろと不便なことがありそうだから、問題なく治るといいのだけど。
僕がダクト清掃をしていたら、僕が怪我をしていた可能性もある。こういう時のなにかをわける要因というのはあとから考えればいくつか見当たるものもあったりするけど、その始点みたいななにかが決まる時には先のことなんか考えていないから、運が良かった悪かったぐらいしか言えなくなってしまう。

Blade Runner 2099 - Official Teaser | Prime Video 



Neuromancer — Official Teaser | Apple TV 


YouTubeで『ブレードランナー2099』と『ニューロマンサー』の予告編を見た。前者はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『ブレードランナー 2049』の50年後が舞台、もともと映画『ブレードランナー』はフィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が原作だし、後者はウィリアム・ギブスンのSF小説のドラマ化。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は1968年に、『ニューロマンサー』は1984年に刊行されていて、もう21世紀なのに旧世紀の60年、40年前の小説をもとにした映像作品が作られている。どこ行った21世紀。いや、彼らのSF的想像力がちょうど2020年代に合うようになってきたのか。どうなんだろう。
ディックファンとしてはミシェル・ヨー出るから『ブレードランナー2099』も見るだろうし、日本が舞台な『ニューロマンサー』もたぶんチェックするだろうけど、これでいいんだっけという気持ちはどこかある。

 

7月27日
6時に起床して朝のルーティンをしてから、TVerで『有吉クイズ』や『サクマ&ピース』シーズン6郡山編の二回目を見たりしながらダラダラ過ごす。7時半ぐらいから起き上がってリモートワークを始めるまでライティング作業を。ペースは早くはないけど、8月終わりまでのんびり短編を書く。
8時半過ぎてからリモートワークのPCを立ち上げて作業を開始。作業用BGMは radikoで先週金曜日の最新回の「三四郎ANN0」、その前の週の単独ライブのため録音放送だった二週前のもの、最新回のアフタートーク、「小宮のバツボコラジオ」とバチボコプレミアムリスナーで配信されているものを続けて、と月曜日は三四郎DAY。
午後からはニコニコ動画の「ビュロー菊地チャンネル」の「大恐慌のラジオデイズ」最新回、あとはSpotifyの先週聴いたポッドキャストつまんで流していた。

月末なので請求書の処理とかもろもろ。自分が担当している記事に関しての請求書とかは終わったので一安心。あとは経理処理とかそちらがわの作業になる。こういうのをミスってしまうと支払いが遅れてしまうのでちゃんとしたい。
個人的にライター仕事で原稿料の支払いの振込が編集者のミスで期日内に経理とかに申請してなくて遅れるという時がたまにある。あの時のどうにもならない怒りともうどうでもいいやって気持ちに自分が関わっている人に味わいさせたくない。まあ、単純に信頼の問題になるし、僕のミスでも所属している会社のイメージが悪くなることもあるし、そういう凡ミスで信頼とかを失うのは本当に無駄すぎるし、残念なことだから。

いつもなら14時から15時の間にはLINEで来る派遣仕事の詳細がなかなか来ず、16時前に仕事の詳細を会社のほうから待っているのでお待ちくださいと連絡が来た。結局、詳細が来たのは17時半前だった。
しかも集合場所、現場が東西線葛西駅だった。けっこう遠い。最寄駅から乗って、半蔵門線九段下駅で東西線に乗り換えてもほぼ一時間かかる。問題は明日の19時から飲みの予定が入っているため、定時の17時で終わって帰ってくる、そして作業によっては汗だくになっていたりするのでシャワーとか浴びたいと考えるとギリギリすぎる。
派遣会社に近場の現場がないかと返信したら、派遣会社の社員さん(仕事を手配している人)から電話がかかってきて、明日は千葉の現場が多いので普段はあまりそちら側にいかない下北支店で登録している僕らにも行ってもらっているということだった。もし、無理なら仕事は休みになると言われたので、諦めて行くことにした。
新築の現場で場内整理とかするらしい。呼んだ会社に人は来ないで、現場の監督に投げっぱなしみたいなので、監督次第では定時よりは少し早く上がれる可能性もなくもない。でも、期待しないほうがいいんだろうな。
男しかいない飲みだし、雨も降るみたいだからシャワーを最悪浴びれなくても大丈夫かもしれない。でも、やっぱり肉体労働で内容的にしんどくなくても体を動かしたあとはシャワーとか浴びたいという気持ちはある。さて、どうなるか。
葛西っていうと葛西臨海公園に昔、水族館から逃げ出したペンギンがいて、捕獲されて戻ってきたのを見に行ったことがある。一羽だけ少しだけ体の皮膚がボロボロに見えたけど、少しだけたくましい感じのがいた。きっと、餌をもらう環境から東京湾ではじめて自分で餌を取って生きていたから、その分他の個体たちよりも野生みを身につけていたんだと思う。葛西にいくのはそれぶりになると思う。

夕方からSpotifyのポッドキャスト『ライカタ』最新回を聴き、『健康チャンネル』の【未解決事件調査報告】「岩手十七歳女性⬜︎人事件」についての動画を流しながら作業。このチャンネルをやっている上出遼平さんはポッドキャスト『BAD PHARMACY』にも出ていて、そこで藤原ヒロシさんとこの事件について何度か話しているので気になっていた。

「岩手十七歳女性⬜︎人事件」の2話目に入ったら、派遣会社からLINEがまたきて、新宿で調整がついたので、何度か行っているあのホテルの改修工事の現場に仕事が変更になった。もう、葛西に行く気になっていたし、朝何時に起きてどの電車に乗っていくかとか決めていたけど、近いに越したことはない。ありがたい。
もし、LINEで返信する際に、いつも通りただ「OKです。明日よろしくお願いします」と返していたらこういう展開はなかった。電話もしたし、予定があるのが伝わったからこそ変更してもらえた。やっぱり意思はちゃんと伝えないと変わらない。

 

7月28日
5時前に目が覚めたので、朝のルーティンをして出発の準備。7時半に新宿駅西口地下交番前に到着するなら、6時に家を出れば歩いて間に合う時間だった。起きれてしまったので、歩いていくことにした。

マップアプリだと一時間半ぐらいかかると出るけど、何度も歩いているので体感ではそれよりも十数分は早く到着するぐらいの時間だった。
行きはSpotifyのポッドキャストで『BAD PHARMACY』『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい』最新回を聴きながら。「文化人」のゲストは小説家の西加奈子さんだった。昔、B&Bで窪美澄さんの「美澄の小部屋」というトークイベントをやっていて、西さんがゲストの時にお手伝いにいった。開場前に西さんと仲のいい芸人の又吉さんがいらっしゃったので、開始まで控え室がわりのカフェで四人でお茶をして待っていた。又吉さんが芥川賞を受賞してそこまで時間が経っていない頃だったので、西さんにいろいろと相談をされていた。西さんはこのポッドキャストでもわかるように人に慕われる心の広い人でおっとりではなく、おおらかな感じの方で、人生はなるようになるし、時間が経たないとどうにもならないこともあるからとアドバイスをされていた。
今考えるとこの時すでに西さん直木賞、又吉さん芥川賞を受賞していて、のちに窪さんも直木賞を受賞されたのでとすごいところに紛れ込んでいた。
このトークだと西さんは朝井リョウさんとの繋がりでDJ松永とも前から友だちらしい。松永のライカタ聴いているけど、西さんの名前は出ていない気がするけど、あえて出してないのかなあ。

二週間ぶりとなるまた、ここかな新宿の大きなホテルの改修工事現場。前は派遣スタッフは八人呼ばれていたけど、今日は六人と減っていた。あとから聞いたら改修工事のための解体工事はもうすぐ終わるらしい。それで僕らが解体ごみ(壁のボードとかバスタブとかドアとかもろもろ)をコンテナに詰め込んでいるけど、人数も減っているし、コンテナを回収して新しいものを置いていく産廃トラックのくる回数も減っていた。
おかげで作業自体はそこまで疲れないし、トラックが来て置いていった空のコンテナはすぐにボードとかで一杯になるので、休憩しているような暇な時間が前よりもかなり多くなっていた。

16時半まえには作業が終了して現場から出ると雨は降り終わった感じで止んでいたので、歩いて帰ることにした。『DJ松永ライカタ」とチャーリーXCXとストロークスのニューアルバムをお供に。「あの粗品」はお休みだったらしい。

18時には家に帰ってシャワーを浴びてから19時に大好きな居酒屋さんに。もともと知り合いの編集者Kさんと近くでばったり会った。そのときに僕がライター仕事をしている別の会社の編集者Yさんと飲みながら話をしてみたいとのことだったのでセッティング。
夕方前にYさんから家庭の事情で今日は行くのが難しくなってしまいましたと連絡をもらった。お店も予約していたのでKさんと二人でのんびり飲みましょうと連絡していたら、Kさんがダメ元でスタイリストの伊賀大介さんに声をかけたらちょっと顔を出しますということになり、途中から伊賀さんも来られて三人で飲みながらたくさん食べていろいろと話す。
伊賀さんとパン生地くんこと高畑鍬名さんの対談記事はYさんが担当してくれたので、Yさんが来れなくなって伊賀さんが、みたいな不思議なことにはなっていた。
浅草キッドの玉袋筋太郎さんの「芸能生活四十周年を祝う会」に伊賀さんが出席していたのでそのことを聞かせてもらったり、今年に入ってから爆笑問題の太田さんめちゃくちゃブーストかかっていてラジオがおもしろいとか、まあサブカル的な話題もおもしろかったなあ。伊賀さんと僕は『水道橋博士のメルマ旬報』執筆陣だし、Kさんは執筆陣の何人かの担当だったり、知り合いでもあったのでメルマガが終わるまでは忘年会とかちょこちょこ飲み会でお会いしていた。お二人と一緒に飲ませてもらうのはかなり久しぶりだった。伊賀さんは先に帰られて、残り二人で閉店の23時まで。
肉体労働後にビールたくさん飲んで美味しいものを食べて、いっぱい話をしているとすごく生きてる感じがした。なんかこの場所にいていいんだなって思える。ちょっとした多幸感。
ただ、お店のテレビでは熊本の大きな地震の映像が流れていて、すごい心配なことが起きていて、暑い時期だし避難生活も大変だろうし、こういう時こそ政治がしっかりサポートや尽力して元の生活に戻れるようにしてあげてほしい。

Zazen Boys with かもめ児童合唱団 - ブルーサンダー Live at 日比谷野外音楽堂 8.31 2025 


去年の日比谷野音のMATSURI SESSIONの動画がアップされていた。12月に豊洲ピットで行われるMATSURI SESSIONの宣伝も兼ねているのだろうけど、もうあの野音はないんだなとも思うし、本当にいい箱だった。
一部はかもめ児童合唱団、二部は松重豊さんの朗読とサプライズ乱入的な森山未來さんの乱舞と豪華なMATSURI SESSIONだった。
児童合唱団は電気グルーヴ『Shangri-la』も披露してくれていたりしたが、幼少期というか思春期手前ぐらいでZAZEN BOYSというか向井秀徳に出会ってしまったことで、なにか大きく人生が変わってしまうような、将来道を踏み外す子も出てきそうな気がしてしまった。いい意味ではアートだったり音楽とか、向井さんのことを調べてどんどんエッジの効いた表現にハマっていくかもしれない。そんなことをあの日の野音の帰り道に思ったりした。

 

7月29日
7時過ぎに起床。ビールをたくさん飲んだけど、二日酔いになっていなかった。昨日、朝と夕方に新宿まで行き帰り歩いたのと多少ボードが入ったガラ袋とか重いものをコンテナに入れたりしたのがアルコールによって血流が良くなってその分の筋肉の疲れがいつもより感じるかなって思うぐらい。
とりあえず、外に出てセブンイレブンでアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。気温も高くなく、湿度もあまり感じないし風も吹いていて歩くと気持ちよかった。

リモートワークを開始して、最初の一時間ぐらいは『ラヴィット!』を見ていたけど、あんまり今日のは最後まで見たい感じでもないので見るのをやめてから、radikoで『アルコ&ピースD.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』とSpotifyのポッドキャストで『奇奇怪怪』最新回をBGMに。
「爆笑カーボーイ」は太田さんが妻の社長とご飯を食べにいっていたら、井口さんのサッカー批評家で炎上した流れでお見送り芸人しんいちがした新TwitterことXでのポストにあげたある写真で怒り出して、隣で巻き込まれないように口を出さなかった話とか、やっぱりおもしろい。

「BOOKSTAND映画部!」のレビューコーナー「月刊予告編妄想かわら版」2026年8月号が公開されました。8月は『オークストリートの異変』『左利きの少女』『ドラマなふたり』『ラスト・サバイバー』を取り上げました。


昼休憩の時にとある小説を読めたら来週のインタビューまでに読んでおきたいなと思って、近所のあおい書店に行ったがなく、足を伸ばして渋谷のマークシティ下の紀伊国屋書店に行ってもなかった。Amazonだと微妙にプレミアがついているし、すぐに届かない。読めたら読みたいぐらいだし、本筋とは関係ないんだけど、なかったらないで気になる。朝とは違って昼間はめちゃくちゃ暑かった。

夕方すぎに『小嶋陽菜のライカタ』を聴いていたら、ゲストにAKB仲間で友だちの峯岸みなみさんが出ていた。元旦の『三四郎のオールナイトニッポン 年越し初笑いSP 2025→2026』にも紅白終わりで二人が生放送で出ていたが、バラエティで鍛えられた瞬発力とトーク、求められていることがわかっているというスキルの高さを見せつけていたが、やっぱりおもしろいんだよなあ、この二人すごい。

夜は来週のインタビューのための資料読み。どこまで準備ができるか、だけど金曜日ぐらいには一応質問内容をまとめて担当さんにも共有しないといけないから思いの外時間がなかった。

向井秀徳 with 森山未來 - ブルーサンダー Live at 日比谷野外音楽堂 8.31 2025 

 

7月30日
目が覚めたら深夜の2時過ぎだった。さすがに6時前ぐらいまで寝たい。リアルタイム配信を見た『水曜日のダウンタウン』の「先輩にオススメされた作品、次会う時までに最低でも情報くらいは入れておくはず説」を見返す。一週間という時間というのもあるけど、スタジオでフジモンに言われても見ない(読まない)というコメントがあったが、誰がオススメしてくれたかが一番重要というかデカいよなって納得。
書籍の装幀やタイトルが絶対に自分だったら金出したくないなって作品を読むのは、信用できる人がオススメしてくれた時ぐらい。映画を観るのも同様に。音楽は誰かにオススメされるってことはほぼないから好きなものだけにどんどん偏っている。

radikoで『佐倉綾音 論理×ロンリー』の放送作家オークラさんゲスト回を聴きながら寝落ち。起きてからまた聴き直した。YouTubeで対談した三宅香帆さんの名前が出てきたり、ダウ90000のコントライブ行った時にオークラさんとトイレとすれ違ったなとか思いつつ、僕の佐倉綾音さんをちゃんと認識したのがオークラさんが手がけた東京03とCreepy Nutsの武道館ライブを観に行った時だった。
あの時、人気のある声優さんだとわかったぐらいで、のちにラジオを聴いたり、ラジオイベントに行くとは思わなかった。今回みたいに時間が足りなくなるぐらいがちょうどいいのかも。

寝る前にスマホで新TwitterことXでなんか活動休止でライブも全部公演中止というアナウンスが出ていたバンドのフロントマンの性加害についての謝罪文みたいなものを読んだ。反戦や差別をなくそうと訴えているから、聖人なわけでもなく、この辺りの部分は二面性というか、右も左もネトウヨもリベラルも関係なく清濁混じり合ってしまっているのが人間だし、芸術や文化というのはそういうものがまったくない正しいだけの人が作り出せるわけもない。
彼らのバンドの曲もちゃんと聴いていないし、ファンでもないが関わっている人や応援してきた人は擁護できないこの状態はしんどいだろう。僕もそうだったけど、表立って言えることはなくなる。加害者がちゃんと謝罪して反省するのを待つしかないし、応援していた側は被害者に二次加害を生まないようにする。それぐらいしかない。

6時半に起きて朝のルーティンをしてから、セブンイレブンに行ってアイスコーヒーと朝食用のパンを買ってくる。radikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を聴きながら資料読み。
8時すぎてからTVerで『ラヴィット!』リアルタイム配信を流しながらリモートワークの準備をしつつ、9時前に作業を開始。10時前にSpotifyのポッドキャスト『視点倉庫』最新回の森見登美彦さんゲスト回の後半を。
前に新潮社「R-18文学賞」を担当されている編集者の西山さんにmonokakiでお話を聞いた際に、森見さんが「書く時間より直す時間を多く取るべき」と仰っていたと言われていたと伺ったのだけど、それについて三宅さんが聞いていた。『夜は短し歩けよ乙女』とか書いていた自分ではないから、同じようなものは書けないし、書こうとしても今の自分が反映されるから違うものになる。そういう話がしっかり聞ける内容になっていた。そのまま三宅さんゲストな『ヤーレンズの#ふらっと』をBGMにして作業の続き。


【永野&くるま】麒麟川島が体験した恐ろしいキノコの世界 


事故で夫・充(松山ケンイチ)が行方不明となった咲子(蒼井優)と、同じ事故で妻・あずさ(夏帆)を亡くした樹生(中島歩)。似たような境遇で奇妙な連帯関係が生まれていた2人だったが、あずさと充の関係を疑うような樹生の言葉に緊張が走る。

夫がそんなことをするはずがない、と充を信じようとする咲子だが、樹生は確信めいた様子で、以前自身が目撃した、あずさと充の“第3金曜日”の姿を語り始める。

樹生の主張をにわかに信じられない咲子だったが、もしかしたら充は自分には言えない不満を抱えていたのかもしれないという不安もよぎる。

そこで咲子は樹生と共に、直人(高橋文哉)や宮内(リリー・フランキー)らの元を訪れ、事故の日までのあずさと充について調べ始めるのだが…。

昼休憩をしながら、なんかバラエティ的なものが見たいと思って『永野&くるまのひっかかりニーチェ』の本編ではないYouTubeの動画を。くるまが味覚よりも嗅覚のほうが段階というかレベルが細かいという話をしていた。
そのままU-NEXTで『Tシャツが乾くまで』二話を見ていたら、夫が吸っていたタバコの匂いとシャンプーの匂いの話が出てきた。くるまが話していたように嗅覚はレベルが細かいので、匂いと記憶が紐づいていて、強固なものになるのかもしれないなって思った。
どこかで知っている人が吸っていたタバコやすれ違った人のシャンプーとかそういう匂いで記憶がフラッシュバックすることがあるのは、嗅覚という感覚の精度によるのかもしれない。そのままリモートワークしながら三話も見てしまったけど、あれ?このあとどういう展開にするんだろう。確かに先が気になる展開になっている。

リモートワーク終わってからひと休憩して、資料読みの続きをする。22時前に家を出て、『田中宗一郎 SIGN PODCAST』最新回を聴きながら中目黒駅に向かう。日比谷線日比谷駅で降りると地下でミッドタウン日比谷に繋がっているので、地上に出ないままTOHOシネマズ日比谷に到着。
アイスコーヒーを飲みながら、ガブリエル・ガルシア=マルケス著『エレンディア 新版』をお供にしながら24時になるのを待つ。どんどん最速上映を観に来た人が増えてくるが、グッズ販売は映画終了後からというアナウンスがあった。まあ、上映前にパンフとか売っちゃうとネタバレしちゃうから仕方ないか。

7月31日

イントロダクション
世界中を熱狂させた『ノー・ウェイ・ホーム』から4年、誰もが待ち望んだスパイダーマンの<新章>が幕を開ける。
トム・ホランドらおなじみのキャスト陣の復帰に加え、ファン垂涎のハルクやパニッシャーの参戦が実現。
本作のメガホンをとるのは、エモーショナルなドラマとアクションを見事に融合させる俊英デスティン・ダニエル・クレットン。
前作で愛する人々を守るため、人々の記憶から自身の存在を消し去る究極の犠牲を払ったピーター、その孤独な<ブランド・ニュー・デイ>が、シリーズの新たな次元を切り開く──。

ストーリー
愛する人たちを守るために、彼らの記憶から自らの存在を消すという決断をした『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の出来事から4年。
大人になったピーター・パーカーはスパイダーマンとして、ニューヨークの人々を守り、彼らを脅かす犯罪と戦う日々に全力を尽くしていた。
そんななか、人々の期待を背負う彼の体に驚くべき身体的変異が起こり始める。
同時に、街では姿なき不可解な犯罪が頻発。
“親愛なる隣人”に、かつて直面したことのない大きな脅威が迫る──。

満席の中、IMAXでの最速上映を。今回謎の登場人物としてセイディー・シンク演じる女性がキーマンとなっていたが、役所としては『X-MEN』のジーン・グレイ役だった。僕は『X-MEN』詳しくないけど、今後MCUに合流するという話になっているので、その布石でもあるんだろう。問題は彼女の能力が操るというか乗り移って支配するところで、見えない敵みたいな形で出ていた。最終的には精神世界でのスパイダーマンことピーター・パーカーによる言葉で復讐をやめることになる。あとちょっとメイおばさん頼りすぎではと思ったけど。
特別な力を持っているから誰とも一緒にいれない、仲間や友達や恋人と過ごせないという気持ちがジーン・グレイにはあって、それはピーター・パーカーも同じなんだけど、特別な人を描こうとして、特別な映画じゃなくなった感じがした。トム・ホランドになってからのスパイダーマンの魔法が解けてしまったような、ワクワク感が僕には感じられなかった。
「スパイダーバース」終了後にマイルス・モラリスが実写に登場するとケヴィン・ファイギが明言しているのだけど、この感じだとあと二回ぐらいトム・ホランド版やるとしてもマイルスを次から出して、次世代に継承する展開にしていくしかないんじゃないかなあ。祭りが終わってしまった感じを盛り上げるならそうするかも。
悪くないんだよ、スパイダーマン好きならオススメはするけど、間違いないって作品というか僕は絶賛できない。記憶を失ったMJやネッドが終盤にピーターのことを思い出すみたいなのはあるけど、なんかそこまで感動しないんだよなあ。
あと敵の問題もある。ハルクはジーン・グレイによって暴走しちゃうし、謎の忍者部隊みたいなやつらとの戦いもどこか盛り上がりにかける。覚醒したスパイダーマンの敵じゃないから、もっと強いやつ出てこないと思ったら、ジーン・グレイとの精神世界みたいなところのやりとりになっちゃう。

帰りはradikoで『都築拓紀のサクラバシ919』と『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン』を聴きながら歩いて帰る。とりあえず、日比谷公園を抜けて、霞ヶ関の坂道を溜池山王方面に向かって、そこから六本木通りをまっすぐ。渋谷警察署のところの立体歩道橋を渡って246ぞいに。
いやあ、さすがに眠い。久しぶりにこんな深夜3時とかまで起きてるせいで眠さが異常、しかも歩いていて疲れがどんどんくる。ただ、気温は30℃近いけど風が吹いているので涼しくは感じる。5時ぐらいには帰宅してすぐに寝落ち。

10時半に目覚ましをかけていたが、起きたら8時過ぎだった、さすがに寝てなさすぎないか。もう少し寝たいと思って目を瞑っていたけどほとんど眠れない。
radikoで『岡野陽一の肉の塊』『ハライチのターン!』を聞きながら横になっていたら、ちょっと眠れた。お昼すぎに起きてからオオゼキに買い物に行ったけど、暑すぎる。

音楽家の父のもと、ピアノに親しんで育った私は、戦争ですべてを失い、生きるために、自分を偽ることを選んだ――。

今秋10月16日公開となる新作映画の原案小説にして、映画では語りえなかった、いくつもの物語が、情景が、心象が……「生きる」ことにどこまでも 真摯なその姿が、胸にのこって離れない、戦渦を生きたひとたちが奏でる圧倒的長篇。

荷物を置いてトワイライライトに寄って、西川美和著『わたしの知らない子どもたち』を購入。この前映画を試写で一足早く観させてもらったので、小説ではどんな風に描かれているのか、小説家としての西川さんのファンとしても読むのが楽しみな一冊。

『マモルマニア』ーー。

デザイナー・永野護の初代担当編集として、そのクリエイティブに立ち会い続ける井上伸一郎が、その若き日に永野護の伝説を熱く克明に語り尽くした究極の一冊。『ファイブスター物語』の誕生秘話をはじめとする重要なエピソードが余すことなく綴られただけでなく、歴代編集担当や富野由悠季監督の特別寄稿が掲載された「1996年」の貴重な証言記録であるにも関わらず、現在では入手困難となっている書籍である。

増補復刻版となる「Reprinted Edition」では、1996年版の『マモルマニア』を忠実に再現するだけでなく、新規書き下ろしとして井上伸一郎によるまえがき、永野護によるあとがきとイラストを所収。1996年版には付録していない口絵イラスト1点も掲載する。

伝説の一冊、堂々復刊。

家に帰ってきたら、井上伸一郎&永野護著『MAMORU MANIA Reprinted Edition』が星海社から届いていた。ご恵投いただきありがとうございます。
出版業界に入る前からの付き合いであり、担当編集者と漫画家という関係性もある盟友の井上さんと永野さんの一冊。構成でお手伝いした井上さんの新書『メディアミックスの悪魔』と合わせてこの夏どうぞ。

昼ごはんを食べてから、月曜日にインタビューする想定質問を考える。一時間あるので質問は多くてもいい。使えなくても数はあったほうが話に盛り込める。
その途中で、明日の派遣仕事の詳細がラインで来た。日曜日に行ったばかりの国営放送が現場で、内容はダクト清掃だった。いや、あの時、一緒に行った人がダクト清掃の時に自分のミスではあるけど、スクレーパーで腕を切って救急車で運ばれて何針か縫ったじゃん。で、残りの箇所はもう一人の元ラジオ好きな社員さんとしたけど、そこ僕がやるの? ちょっとは血が流れてるのも見てるんだけどなあ。そのダクト部分だけ予備日にやらないといけないなってことを社員さんとそういう管理している人が話してたけど、こんなに早いとは。まあ、渋谷だし歩いていけるし、室内だから脱水症状とか日射病にはならないことだけありがたい。
ダクトは狭いし、おそらく寝返りギリギリぐらい、全身防護服を着てスクレーパーで削っていくとけっこうしんどいし、思いの外汗かくんだよな。早く終わればいいけど、どうなることやら。

夜はインタビューの資料を見たり読んだりする。想定質問は結局のところ、想定だから現場でのやりとりで諸々変化するし、聞けないことも出てくるし、聞いた質問から展開していくためには知ってないと進まないことがあるから準備はしておかないといけない。

今回はこの曲でおわかれです。
Zazen Boys with かもめ児童合唱団 - 永遠少女 Live at 日比谷野外音楽堂 8.31 2025