Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

移動すること

今年は『リアル鬼ごっこJK』文庫版出たし(担当編集者と揉めたけど)、園監督『東京ヴァンパイアホテル』の脚本にクレジットしていただいた。その脚本のギャラで初めてアメリカに行って3ヶ月滞在されていた(UCLAで日本文学を短期で教えられていた)古川日…

『皆殺しの天使』&『希望のかなた』&ベスト10

イメージフォーラムで『皆殺しの天使』を数日前に観た。機材トラブルがあって上映開始時間になっても始まらずに10分ぐらい遅れて開始された。何度か繰り返される場面や、辻褄の合わない前後の人間の配置や行動、シュールレアリズムとフロイトの精神分析、…

『泥棒役者』&『勝手にふるえてろ』

20日ヒューマントラスト渋谷にて『泥棒役者』を観る。監督の西田征史さんは脚本家としても有名なのでどんな感じか観てみたかった。ある家の中でほとんど進んでいく展開のワンシチュエーションものなので、舞台とかでもできる感じ。主演の丸山さんが忙しい…

『最後のジェダイ』

公開初日9時半の回に。8時半の回もあったし平日だったので満席ではなかったがかなり入っていた。スター・ウォーズファンということもないのですが、やはり観ないといけない作品。 レイの両親の話や、レイとベンの話がメインであり、レイとベンはジェダイと…

『エンドレス・ポエトリー』

アレハンドロ・ホドロフスキー監督の最新作をアップリンクにて。監督自身の実話というか体験したことを映画にしたもので、『リアリティのダンス』の続編みたいな作りらしい。パンフを読んでいたら5部作になっていくみたい。 マジック・リアリズムの世界観、…

『光』『箱の中』『美しいこと』

昨日、木原音瀬著『箱の中』『美しいこと』読了。BL小説初めてなんだけど突出した才能てジャンルを越えるというかジャンルの外にも届くってことを再認識するんだけど、男たちの想いとかの描写が素晴らしくエモすぎる。いやあ、すごいわ。 三浦しをん原作・大…

『三月の5日間』リクリエーション

KAATで上演中のチェルフィッチュ『三月の5日間』リクリエーションを観に行った。チェルフィッチュの舞台は観たことがなかった。同時に周りからの高評価はずっと聞いていた。主宰の岡田利規さんが書いた小説『わたしたちに許された特別な時間の終わり』は何…

『彼女がその名を知らない鳥たち』

基本的にみんなズルいし(人間らしい欲望として)感情移入できないけど、なぜだかわからないが現実や日常はそうなってしまっている、そうなってみんな日々を過ごしていて、その裏側にあるものに目を背けている。 彼(阿部サダヲ)の行動や想いを愛というのかどう…

『パーティで女の子に話しかけるには』

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル監督の最新作『パーティで女の子に話しかけるには』の初日、ヒューマントラスト渋谷にて鑑賞。予告編を観ている時からジョン・キャメロン・ミッチェル監督だし、パンクロックの時…