Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『忘却のレーテ』

usiくんのイラストはやっぱりいいね。忘却のレーテ (新潮文庫nex)作者: 法条遙,usi出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/04/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る

『あるキング』

伊坂さんの『あるキング』文庫&武田砂鉄著『紋切型社会』をば。『紋切型社会』の編集が綾女さんで造本がラボラトリーズの賢策さんつう身近さ。あるキング: 完全版 (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/04/30メディア: 文庫この商…

『桜が咲く前に』

『SPA!』買ったらニューヨークで海外単独公演したキンコンの西野さんと樋口さんがサニーデイ・サービス『若者たち』について書いているのが両開きだった。 『桜が咲く前に』 きのこ帝国 - 桜が咲く前に Teaser A ver. ナンバーガール/透明少女_last live AS…

『Mommy』

仕事を二時の早終わりでダッシュして恵比寿で一足お先に『Mommy』を観にいく。 『Wonderwall』かかる所からの人生への肯定感みたいな躍動する風景と脈打つ時間への賛美みたいなのはシビれる。故に世界の残酷さをも描かざるえないわけだが。曲がかかる最初が…

『女たち三百人の裏切りの書』

昨日(正確には日付またいだから今日だけど)『水道橋博士のメルマ旬報』vol.60配信されました。連載『碇のむきだし』は短編『トマト』です。兎丸愛美さんの写真を今回も使わせてもらってます。書いてからなんかこの顔の写真使わせてもらいたいなと思ったん…

『百年「と」季節の記憶(仮)』

吉祥寺の百年で『百年「と」季節の記憶(仮)』のイベントに行ってきた。友人の只石の『季節の記憶(仮)』夏編とトヨダヒトシさんの『ゾウノシッポ』を上映後に評論家の古谷さんを交えてのトーク。二作品ともマクロとミクロでいうと限りなくミクロの世界の作…

『No Action』

kitty daisy & lewisのライブのめちゃくちゃよかった! Kitty, Daisy & Lewis 'No Action' (OFFICIAL VIDEO) Kitty,Daisy & Lewis [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] 期間限定廉価盤 (XXBRC207)アーティスト: Daisy&Lewis Kitty,キティ…

『セッション』

町山さんの菊池さんへのアンサーブログを読んでやっぱり『セッション』観に行こうと思った昨日。なんだろう、もう『粋な夜電波』に町山さん呼んでくれw http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20150422 出来たばかりのTOHOシネマズ新宿へ初めて来た。 園子温監督…

『ならずものがやってくる』

昨日の大塚英志さんの「ぼくは何故、『まんがの描き方』を海外で教えるのか」という講義の中でも日本のマンガだとかアニメというカルチャーはその国でのマイノリティに受け入れられていると言われていた。日本のマンガは多国籍だから彼らに届く。 だからこそ…

『ぼくは何故、『まんがの描き方』を海外で教えるのか』

本屋大賞1位な『鹿の王』を。上下巻を土曜日までに読まねば。 九尾の狐 長谷川博己が亀を手にパニック、園子温監督『ラブ&ピース』予告編 http://www.cinra.net/news/20150421-loveandpeace 映画『ラブ&ピース』予告編 園さんのずっとやりたかった作品(長…

『黄金時代』

『しくじり先生』で自分の黄金時代を噛み締める前園さん。 だが、たいていの人には黄金時代はないのだ。 原稿を出したニコラでお茶。そして僕以外のお客さんが帰ったニコラの店内。

『NIGHT FLOWERS』

シューゲイズ/ドリームポップでこのアルバムジャケなんて大好物すぎる! 『バードマン』二回目を観に行く。古川さんがレビュー書いてるからプログラム買った〜。フフフ。NIGHT FLOWERSアーティスト: NIGHT FLOWERS出版社/メーカー: RIMEOUT RECORDINGS発売日…

『アル中ワンダーランド』

くるり - WORLD'S END SUPERNOVA (TAICOCLUB'14) 絶望の果てに希望を見つけたろう 同じ望みならここでかなえよう 僕はここにいる 心は消さない まんしゅうきつこ著『アル中ワンダーランド』読む。エッセイ漫画といううあつだと思うけどやっぱり他人の不幸で…

『クジラの胎内』

八重洲ブックセンターの内田さんと大盛堂の山本さんとお酒を飲みながら渋谷でお話を。内田さんに前に窪美澄さんの『晴天の迷いクジラ』文庫が出た時に書いたフリペの文章がよかったよと言われて嬉しかったのだけどどんなことを書いていたのか当の本人である…

『Blud』

usiくんのイラストはパッと見でわかる。イラストの世界でたいていなにかが浮かんでいる。 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』は読もうかしら。 帯コメントを山本直樹&浅野いにおに頼んだのはさすがだなと思う内容。今のところ上巻途中だが。ゴトウユキ…

『かけてあげる』

古川さんの新刊『女たち三百人の裏切りの書』新潮社のサイトで見たら表紙画像出てたけど思いっきりというかストレートすぎて逆に新鮮だった。 http://www.shinchosha.co.jp/book/306076/ 朝に『ブルータス』連載の『ドルフィン・ソングを救え!』最新話を立…

『Nintendo Blood』

『帰還兵はなぜ自殺するのか』読んでいるが『アメリカン・スナイパー』のラストがああなったのがしみじみとわかる感じ。イラク戦争は間違いだったとしても戦場に行った兵士たちはずっとなにかを抱えて生きていくし耐えきれずに自ら命を経っている。 Nintendo…

『Wasted Little DJ’s』

Smallpools - American Love 最近はこのバンドよく聴いてる。 Courtney Barnett - Pedestrian at Best (Live on KEXP) 彼女のアルバムも聴けば聴くほどハマってきた。歌い方が好きなんだろうけど。 Kitty, Daisy & Lewis 'No Action' (OFFICIAL VIDEO) 久し…

『青空』

昨日は『永い言い訳』を読み終わって少しだけゲラで読ませてもらう小説の一章を読み終えて、この二作はイヤでも年末の今年のベストだとかに入るのは間違いないと思った。 ゲラの方は創作とかしている人が読むとイヤでも自意識と向かい合うハメになるのでかな…

『永い言い訳』

西川美和著『永い言い訳』読了。『ゆれる』から十年ほど経つのか、人と人の間にあるものを、嫌な部分ももちろん描いていて心の襞に引っかかるものがある。これは噂通りの素晴らしい小説でした。 映画館で観た以来に近い西川監督『ゆれる』を借りてきて観る。…

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』観た。観ながら浮かんできたのは『AKIRA』を彷彿させた『クロニクル』で、飛ぶとかそういうニュアンスがあるから。前者はある意味で飛べなくなった(全能感を失った)のに対して後者は飛べる全能感か…

『Dreaming』

Smallpools - Dreaming (Official Video) Lovetap!アーティスト: Smallpools出版社/メーカー: RCA Records Label発売日: 2015/03/24メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る

『ファイト・クラブ(新訳)』

デヴィッド・フィンチャー×ブラッド・ピッドで映画化した『ファイト・クラブ』の新訳が出たので即買い。カルトとコミュニティということについて最近また考えたり、思う所もあったのでこの作品が新訳で出るとハヤカワのサイトで知った時から楽しみにしていた…

『モスラ』

さっそく『モスラ』を借りて観た。『もののけ姫』で最後にだいだらぼっちの首を返したら許してくれて終わったあの感じに近いラストなんだけど特撮という物語に含まれている反体制みたいなのもがあって、今のほうが技術とかの水準は上すぎるけどそういう作家…

『春と修羅』

昼休みに『すばる』最新号で古川日出男さんの連載小説『あるいは修羅の十億年』四話を読む。以前に『新潮』で掲載していた小説『女たち三百人の裏切りの書』が過去の平安京でありこちらは2020年のオリンピックもとうに過ぎ去った2030年代(のはず)…

『黒い鯱』

西村寿行『黒い鯱』が講談社じゃなくて徳間文庫になって出てる! 昔、星海社の太田さんに読んだ方がいいと言われてこのシリーズを数冊読んだけど極上のエンタメでもあるし筆圧というか筆業がつよいと思った記憶がある。 『タマフル神回』本の町山さんゲスト…

『藝人春秋』文庫本

昨日は三茶会を。文春の目崎さんが10日発売の水道橋博士さんの新刊である『藝人春秋』文庫版を持ってきてくださったので見せていただいた。文庫だと分厚くも感じる。字組とかハードカバーの時よりは変わってたりするのもあるからだろう。『マグナカルタ』…

『アンラッキーヤングメン クウデタア』

大塚英志+西川聖蘭『アンラッキーヤングメン クウデタア』 最初から日本で出す気はなくヨーロッパでの版元を探していたというまずは大塚さんのあとがきからいつも通り読む。アンラッキーヤングメン クウデタア作者: 大塚英志,西川聖蘭出版社/メーカー: イー…

『No Action』

syrup16g、新作「Kranke」リリース決定 http://natalie.mu/music/news/142693 ツアーやるからアルバム出ると思っていたがそうじゃなかったのか。ツアー最終日楽しみ。 『永い言い訳』冒頭から心の襞に引っかかるものが多い。これは噂通りすごい小説な予感。…

『森』

自然にみんな上を向いちゃうような人間関係がある|24年ぶりの漫才師と落語家――博多大吉×立川談慶 https://cakes.mu/posts/8933 専門の時に初めて落語を教室で聞かせていただいた談慶師匠とはメルマ旬報フェスで十年近くぶりにお会いして出版された本も読ま…