仕事を二時の早終わりでダッシュして恵比寿で一足お先に『Mommy』を観にいく。
『Wonderwall』かかる所からの人生への肯定感みたいな躍動する風景と脈打つ時間への賛美みたいなのはシビれる。故に世界の残酷さをも描かざるえないわけだが。曲がかかる最初がスティーヴの咳ってのはまあ最高ですが。
母と息子の関係を描いている『Mommy』だが、グザヴィエ・ドランの格となる部分だろうなあ、観ていて浮かんだのは窪さんの作品群(母と娘の関係)と昔、園さんの家にお邪魔したときに園さんがオーディオコメンタリーしながら一緒に観た『残酷な少年は弓を射る』かな。
『わたしはロランス』が凄すぎたというのは確かにあると思う。ドキュンな親子の話という風にも取れなくもない。だが、ドランという映画界の王子はすぐに王になって長らくは、なにも悪い方向に陥らなければ君臨する可能性がある。
Oasis - Wonderwall
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