Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「Helpless」feat.田島昭宇

likeaswimmingangel2009-11-11

青山真治著「Helpless」
浅野忠信主演の映画「Helpless」を、監督自らが完全小説化。三島賞受賞作「ユリイカ」の世界とつながる、痛々しくも美しい人間の物語。表題作「Helpless」のその後を描いた「わがとうそう」など3編を収録。


 田島昭宇氏が青山さんの小説の表紙を書くと角川のサイトで知ってから期待してた。映画の主演だった浅野忠信さんがDVDとかのジャケットでとっていたポーズを田島さんが描いたイラスト。おお、カッコいい。
 なんだか「多重人格探偵サイコ」のキャラクターである「渡久地菊夫」っぽい、というか「渡久地菊夫」が浅野忠信さんとか田島さん自身とか彼が好きなブランキーやミッシェルなどの人をモチーフにしているからだろうか。


 「Helpless」は映画は観ているんだけど、かなり昔だけど。小説は読んだことないので買いだ、北九州サーガの第一弾だし、第二弾の「ユリイカ」は文庫で持っているので、このままので流れで第三弾「サッド・ヴァケイション」も新潮から角川に移行して文庫で、田島さん表紙で出して欲しい。


 雨、五時前は大粒の散乱銃みたいに打ちっぱなし。帰る頃にはぽつぽつぐらいに落ちついたから帰ってから小降りの中走る。雨の中を走るといつも通りに、頭の中で脳内ミュージックが流れ出る。だからiPodで最初の一曲目はTHE YELLOW MONKEY「バラ色の日々」を流す、雨は強くならないからいける感じ。じんわりと雨が染み込んで来てじんわりと汗が染みだしてくる、体温は上がっているから寒くはない。帆が風を受けて進むように、歩が進む。


 その後、Life@むさび 「平凡コンプレックス」Part3を聞きながらいつも通りの道程を走る、雨のせいで日が昇るのが遅い、暗闇のまま。part3は40分ぐらいあるからちょうどいい感じになった。家まで十分ぐらいの所でランをやめてウォークしていると雨粒が大きく強くなった。雨に打たれている感じよりも、びっしょびっしょになった。その頃イヤフォンから流れていたのはフルカワヒデオプラス「無謀の季節」トラック1「第三次港区うさねこ戦争」だった。


 古川さんの朗読について僕もなんとなく口から小説が出てくる、何度も聞いているから少しは覚えている。


 今日はというか数日は雨らしい。だけどこれから渋谷に行って「母なる証明」を観てこようと思う、ウェブでチケット買っちゃったし、「Twitter社会論」や友達に頼まれた「NME」とかタワレコ限定の「あかり from HERE 〜NO MUSIC, NO LIFE.〜 / クラムボン feat. THA BLUE HERB」も買いたいし。ただ問題は雨っていう帰ったらびしょびしょだ。洗濯してコインランドリー行くのが渋谷に行くのよりもめんどくさかったりする。


あかり from HERE 〜NO MUSIC, NO LIFE.〜 / クラムボン feat. THA BLUE HERB

ユリイカ (角川文庫)

ユリイカ (角川文庫)

サッド・ヴァケイション

サッド・ヴァケイション

地球の上でビザもなく

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MUSIC: 無謀の季節

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