Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「春風」

 暇な日だった、仕事が。バイト先の近所にもまた、とあるユニクロではないもうひとつのデカクなった会社の店ができるらしい。こんな街ですらも激安競争を永久(とこしえ)にしている、これはデフレになるわなと思うよ、実際にレジとかしていて他の店でも買い物していると。
 僕の生まれた市にもあったそのとあるファッションセンターもユニクロも昔はダサイというイメージしかなかったのにいつの間にか大成功してオシャレ的な事になっている、光陰矢の如しか、違うのか正しいのか。


 走り始めてようやく一ヶ月になるぐらい、三キロぐらい落ちた。理想的な感じなのでこのまま続けていけば春先ぐらいには平均体重ぐらいになるかなと淡い期待。どうせ停滞期来るからそん時耐えるかってのが実際デカイ問題。来年二月の友人の結婚式までには無理だなあ、礼服はレンタルしよう。専門の同級生の結婚式は梅雨とか夏ぐらいっぽいから、そのぐらいにはなんとかなるかな。


 で、帰ってからいつも通りのパブロフの犬。ランニングドッグ。Podcastで↓「文化系トークラジオ Life」を聴きながら。武蔵野美術大学芸術祭「平凡コンプレックス」のイベントは行かなかったのでかなり楽しみで、聴いてても何重もねじ曲がってるなあとか、走りながら笑ったり、ふと自分の事を考えたり。


Life@むさび 「平凡コンプレックス」Part1
http://www.tbsradio.jp/life/2009/11/_part1_1.html


Life@むさび 「平凡コンプレックス」Part2
http://www.tbsradio.jp/life/2009/11/_part2_2.html


 僕のやりたいこともだけど美術大学行く人も、実際の本人は普通でいいんだけどアウトプットとして出した表現がいかに個性的か独創性とかがあるかって事が本来は重要で作品の個性がその人の個性になるんだけど、話に出てきた個性の「キャラが立っている」問題になるとそれはやっぱりタレントとか芸人さん的な、作品よりも本人がいかに個性的で普通でないかということになるとクリエイターとまた何かが微妙に違う事なんだろうなって。


 目黒川沿いを走っているんだが、前に二階建てで道路側に牛のけっこう等身大の置物を置いていたカフェなのかダイニングバーなのかがあって、そこを最近走っていると人がなにやら作業をしていて営業再開かと思っていたけど、今日朝走って通り過ぎたら完全に撮影してた。ドラマじゃない、照明のデカすぎるライトとか機材見る限りは完全に映画の撮影クルーだった。役者っぽい人は見えなかったから誰が出ているのかはわからないけど何の映画なんだろうなあ。気になりながら通りすぎた。


 昨日は「くるり鶏びゅ〜と」とThe Roots「Things Fall Apart」、坂本龍一RYUICHI SAKAMOTO PLAYING THE PIANO 2009 JAPAN SELF SELECTED [Live] 」とKings Of Leon「Only By The Night」をレンタルした。で、教授のアルバムを聴いているとDisc1の一曲目がコンドームのCMにも使われていた「hibari」でこの曲けっこう好きなんだが、この「live」版で非常に残念な事に客の咳の声がめっちゃ入っているんだよな、他の会場のやつでいいんじゃないかって思った、最後の方微妙に赤ん坊の泣き声も似た声も、気のせいだといいけど。


 「くるり鶏びゅ〜と」で松任谷由実さんが「春風」をカバーしているけどなんかくるりの曲じゃなくて松任谷さんの曲みたいに感じるぐらいになんか自分のものにしている感じがやっぱりこの人すげえなって思う。


12/5 古川日出男ナイトVOL9 古川サンタがやって来る!
http://www.artespublishing.com/blog/2009/11/09-468


↑『12月5日(土)19時〜青山ブックセンター六本木店で、これはトークじゃなくて古川さんの朗読ソロ! しかも現在執筆中の4作の冒頭を読む、という贅沢な企画です。ここまでを見逃してる方は必見です。』ってネタバレなんじゃ・・・、まあ執筆中の作品って自体で聴きに行く人は、朗読する古川さんと一部の編集者以外はまったく知らない小説を聴いて体験するわけだ。全身全霊を使って聴いて体験しないと物語が入ってこないかもしれないな。しかし、楽しみだあ。


 「世界の中心で愛を叫んだけもの」を地道に読む。短編集なので一編ずつは短いがなかなか思ったよりも難しい感じの文体、でも読んだ「不死鳥」って短編の終わりが思いっきり「猿の惑星」の最初のやつの終わりのオチと一緒なんだけど・・・。



 寝て一時間で外の猫たちの縄張り争いなのか、「むぎゃー」という声で起こされる。捕まえれたら完全に投げ飛ばしたい気持ちになるが捕まえれるわけもなく、苛立ちのみがつのる。寝るまでは「やりすぎコージー」と「ホンマでっか!?TV」を見ていた。


 「やりすぎコージー」は女芸人の美容法についてというこの番組ぐらいでしかやらないであろうネタ。女芸人で顔も名前も売れていれば同世代のOLよりははるかに高い給料なわけだけどブサイクをある種のウリにしながらも女性としての美しさを求めると言う矛盾とかが人間臭くていいなと。葛藤とかあるんだろうけどもはやモテたい方が増している、そうなるとどんどんつまんなくなるんだけど。そういう部分を含めて今田・東野コンビが転がしツッコむと笑いになるのがやっぱりすごい。


 さんまさんの「ホンマでっか!?TV」はかなり面白い、「女性は秘密を二日しか守れない」とか学者さんとかテレンス・リーさんがどんどん雑学的にネタを疲労してさんまさんが拾って行く。ゲストのブラックマヨネーズの小杉さんが時折ツッこんで繋げたりと芸の広さや可能性を見せている。普通にコメンテイターとしてcharlieとか津田大介さんとか「Life」クルーのどんどん話せる若手チームというかテレビにも向いてそうな二人がいてもありだなって思ったりした。さんまさんと絡む二人って面白そうだけども。


 津田大介著「Twitter社会論」を寝起きでまた本屋行ったらないし、amazonだと「通常3~6週間以内に発送します。」って出てるから金曜に池袋行った時に買うしかないかな、しかしかなり売れとるな。でもシネマライズで「母なる証明」を明日、明後日ぐらいに観に行くかもしれないからそん時に渋谷で買えば、さすがに渋谷にはあるだろ。


 ポン・ジュノ監督「母なる証明」の評価すんげえ高いから観ておきたい、でも今週土曜からはライズで「脳内ニューヨーク」もするからどっちも観たいなあ。「Twitter」してない僕はたまに「脳内Twitter」してるけど。「脳内ニューヨーク」の監督は「マルコヴィッチの穴」「エターナル・サンシャイン」の脚本家・チャーリー・カウフマンなんで多少期待。でも、脚本家が監督やるとだいたい転けるんだけどね。


 借りたAVの女の子がけっこう可愛くて、気になって調べたら昔「単体」でやってた子だった。前の時も普通に借りていたのに気づかなかった。髪型も違うけど顔の動作が微妙に違う気がする。でもamazonで出ている名前は知っているし、名前で検索して他の作品見てもその子なんだけど微妙に整形か? 専属のAV女優って売れてセル系に行ったりとか長年やってると顔が変わって行くんだよなあ。


 それと「ほぼ日」の企画で糸井重里さんと有吉弘行さんの対談企画「有吉が、窓から風を入れましょう」ってのがやってる。
 この前は「アメトーーク」のプロデューサーの加地さんと対談してたけど今度は有吉さんと。糸井さんは有吉さんがメインの「最近の一発屋事情」を観覧したみたい。なんだか糸井さんの中で「アメトーーク」ブームなのかな。前に森達也さんとのトークイベントで森さんに「アメトーーク」は面白いって勧めてたもんな。

くるり鶏びゅ~と

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Things Fall Apart

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Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2009 Japan

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Only By the Night

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