「戦力外通告」からの復活へ いしだ壱成、騒動後の心境を語る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090515-00000010-oric-ent
PU-PU-JUICE第8回公演「新・罪と罰」を木曜に観に行くのでかなり楽しみ。壱成さんファンなので復帰作は観るぜってことなんだけど、前の時の謹慎から復帰した時に観に行った映画「インディアンサマー」はソフト化しないなあ、もう一度観たいだけど。赤坂レッドシアターってとこで舞台はあるんだけど、そんな「爆笑レッドシアター」と名前が酷似。赤坂で舞台観るのは初めてだな。
村上春樹さん新刊、発売前増刷 文芸作品で異例の25万部に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000559-san-ent
29日だからもう出るんだけどさすがだとしか言えない人気だな。文芸作品でヤフーニュースに乗るとか他のニュースで載るような作家って、しかも本の増刷とかの事でなんてほぼいないもんなあ。「海辺のカフカ」は上下巻出てすぐに買って、なんかダメだって思って冒頭読んで売ってしまって、実際に最後まで読んだの文庫化して買い直してからだった。
先月末に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「ねじまき鳥クロニクル」をこの本のために買って一気に読んで復習した。昔は、二十代になる少し前とかに「スプートニクの恋人」「ノルウェイの森」を読んで合わないって思ってから「海辺のカフカ」まで放置期間があったけど、今読むと、たぶん実際に書いたりしたりするようになったから凄さがわかる。
そしてこんなこと書いてもやっちゃってもいいんだっ!みたいのを「世界の終わり〜」読んで思った。しかし、それは構造の問題とか難しいからみんなできないし、真似だとわかるからあんまりやってない気がする。「チルドレン」は意識的にやってるかもしれないけど。
文化系トークラジオ Life 「現代の現代思想」Part1配信
http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2009524part1.html
スペシャルゲストは東浩紀さん。思想家の名前が更新されない理由とか、状況。最新思想の輸入で日本のシーンが変わる,というドライブはもう効かないという東さんの話は、文学でもそうなのかもしれない。村上春樹さんはアメリカ文学の影響からの文学で日本文学の風通しをよくした。しかし、今はどうだろう?
サブカルも音楽も文学も国内だけでなんとかなりえる。昔のようにアメリカを見る、世界を見る必要がない、みんなそこまで見れない状況かもしれない。
昔のサブカル的な「おたく」と呼ばれた人たちはハヤカワの海外SFを読みロリコン雑誌を読み、少女漫画を読んでアニメを見て等などと様々なジャンルを行き来していたと大塚英志氏は本で書いていた。今はそういう部分が細分化しすぎてしまったのかな。
今、海外の小説ってどのくらい日本で読まれているんだろう、って考えるのは日本の作家以外の同時代を生きている海外の作家は何を書いているのか気になってきたから。日本の今の小説と書かれていることと海外の作家が書いていることは違う部分が多いはずだけど、同時代性が嫌でも重なってしまうはずだからそういうところが気になる。だから、今出ている海外の作品を僕が英語ができてすぐに訳しながら読めても、違ったアプローチですごく先を行っているってことはあんまりないんじゃないだろうかって思う。
日本で多重人格という病が流行ったのは「24人のビリー・ミリガン」から数年とか経ってからだったという話もある。つまり日本ではそれまで憑き物として扱われていたものが多重人格という病気として一気に患者数が増えたのはその本が日本に入ってきて以降のことらしい。と日本のシーンが変わったというか海外に影響されていたドライブが十数年前まではあったはず。しかし、今やそれらは効かないか薄れてきている。たぶん、9・11以降に世界の標準軸がほぼ重なって一気に同時代性が出てそれらが与えていたドライブが薄れたと考えらないかなんて思う。
最近そう思い出したのは二月に古川日出男さんと柴田元幸さんが「ブ、ブルー」上演後に対談してた時に「エリクソンと作家性は似てる」って古川さんが言ってたことから気になっていて、考えたりしてたから。
黒田育世×古川日出男『ブ、ブルー』予告プラス追記
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090216
「快快WS・出演者オーディション同時開催」
http://faifai.tv/faifai-web/2009/05/ws.html
古川さんに興味を持ってファンになったら、追いかけてたら出会った=繋がった気がする快快(faifai)のサイト見てたら↑のニュースが。
5月30日(土)午前0:10〜0:40 [5月29日(金)深夜]<NHK総合>にて「渋谷JK」第2話「ハチになっちゃいたいのに」作・快快(ファイファイ)が放送もするよ。3月の「MY NAME IS I LOVE YOU」公演にてボーナストラックパフォーマンスとして発表した「i wanna : prototype」をドラマ版「ハチになっちゃいたいのに」としてリメイクらしい。
2010年1月にシアタートラムで公演もするみたいで楽しみだなあ、しかもシアタートラムなら歩いて十分ぐらいで近いし。しかしすげえなあと思う、観てない人は来年観たらいいと思うよ、身体性とかそこから発する物語っていう人間自身の力がドゥワッって溢れてるから。
6〜9月のスケジュール立てたからきちんと実行して書いて応募して先を拓かないと次の10年代もう始まるまであと半年だ。
THA BLUE HERB - Straight Years
↑シングル買おうと思ったら近くで売ってない!
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/05/29
- メディア: 単行本
- 購入: 45人 クリック: 1,408回
- この商品を含むブログ (1247件) を見る
- 作者: ダニエルキイス,Daniel Keyes,堀内静子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/10/07
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 72回
- この商品を含むブログ (49件) を見る
- アーティスト: THA BLUE HERB
- 出版社/メーカー: THA BLUE HERB RECORDINGS
- 発売日: 2009/05/20
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (9件) を見る