古川日出男「4444」13話「なんびき地獄の番猫はいますか?」
http://mag.kawade.co.jp/4444/2009/10/13.html
近況に「10月10日に発売される雑誌「Coyote」39号で、ガルシア=マルケス特集に全面的に関わっています。がっつり力を入れたマルケス論と対談が併載されますので、ご期待を。」ってあるけどいつになったら「百年の孤独」読むんだろう、僕は。
前に「Coyote」買った時はレイモンド・カーヴァー特集だったしこの雑誌の購買層ってカーヴァーとかマルケスとか読んだりしてるぐらいだと余裕で30overか、二十代でこの辺りの作家好きな人は絶対数が少ないから買わないだろうし。この雑誌は前には柴田元幸さん特集とかしてた、柴田さんが訳した海外作家読む層も二十代では壊滅的に少ないだろうし、上の世代なんだろう。
SF小説もだけど海外小説(過去の名作とかじゃなくて同時代の海外の作家)とかをある世代や年齢から読まない、読む人口が減ってて、世代間で断絶してるような気は前からしてるけどこの辺りはもはや改善は無理なのかなあ。海外小説ブームが来るとは思えないしなあ。今お借りしている本はハヤカワSFだし、たまってる本もなぜか海外の作家の本が多い、しばらくは勝手にSFと海外作家の小説にハマったら日本の小説の捉え方とか変わってしまうんだろうか。
古川作品の初期というかデビュー作前に出した本当に最初の出版作品が「砂の王〈1〉 (ログアウト冒険文庫―ウィザードリイ外伝) 」でいろいろ見てみると後に出た「アラビアの夜の種族」シリーズの元ネタと言うか原点的な作品らしい。「アラビアの夜の種族」って読むのにすごく時間がかかったんだよなあ、読んでると眠りの世界に吸い込まれるような幻想的な感じで、日本推理作家協会賞&日本SF大賞受賞作だったりする。SF作品というよりはファンタジー要素が強かったけど。SF自体が日本だとライトノベルに吸収されていってるからラノベの読者は読んでるけど、ハヤカワから出ていたかつての古典とかいろんな作品の元ネタはスルーって事になるんだろうな。
昨日家を出る前にテレ朝の芸人の素顔を暴くって番組を少し観たら千原兄弟のジュニアさんの幼少期にぬいぐるみを抱いて寝ててみたいな事が言われてたけど完全に「ライナスの毛布」状態だな〜。
2016年夏季オリンピックは東京落選でリオデジャネイロになった。前から疑問だったけど「東京オリンピック」って1964年にしてるよね? なんで五十年少しの半世紀しか経ってないのにまた東京でやりたいというか候補地に立候補したんだろうか、無理だろう。未だにしてない大陸もあるのに同じ国が半世紀に二回もはとか誰も言わなかったのか。
今は東京に住んでるから余計にオリンピックとかされても嫌だなあっていうか、みんながみんな望んでるわけないし、石原のじいさんは自分の欲望と言うか理想とかを日本国民が望んでるみたいにすり替えようとしてる感じでそういうのが嫌な感じだった。
並木優「復活祭」
http://kuki.jp/catalog/adz185/
惜しまれつつ引退した「並木優」をスタッフがプライベートに直撃して復活を要請! 悩んだ末に出した答えは「みんなが望んでくれるなら復活します!」ってあるんだが、今年の頭に引退したのに今年中に復活って八ヶ月ぐらい登校拒否してたのに登校したみたいな感じだなあ。
人気あったAV女優はわりと数年以内に出戻りというか復帰するのはやっぱりギャラの問題とかで生活基準が上がってしまって、普通のOL的な生活に戻れないとか、売れてると顔が男にはバレて嫌な思いをするからどうせならまたやるかとかなのかあ。お金の問題が大きいんだとは思うんだが、過去の人気女優も顔の作品が映像処理でキレイになってニューバージョンやニューパッケージでリリースとかされたら顔バレる人はバレるだろうし、やっぱり「AV女優、その後」って気になる。
「AV女優、その後」ってタイトルのミステリーはやっぱりネタとしてはありなんだよなあ、しかしミステリーは難しい。
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Coyote No.26 特集:柴田元幸[文学を軽やかに遊ぶ]
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