米澤穂信「秋期限定栗きんとん事件」上下巻を発売した時に買って読んでなかったのを昨日一気に読み切る。さすが「小市民シリーズ」というか、推理ものとかサスペンス的なものは僕はどうも苦手だけど米澤作品は文庫と数冊のハードカバーは今の所読んでいる。
もしかすると僕が平穏でぐうたらな高校生活を送っていた時にもしかしたら彼らや彼女らみたいな人たちが事件を解決というか推理してたのか? なんて思ったりもしたけど商業高校のバカ校なのでそれはないなと冷静に考え直した。この「小市民シリーズ」春、夏、秋、冬とあるので最後の「冬期〜〜〜〜事件」が今年とか来年に出て完結するみたい。それにしても、小山内さん侮れないというかもはや怖いわ、うん。
噂だと29日に発売の「1Q84」が都内では早く出てるらしいので近所に行ったけどなかった・・・。で読んでない大江健三郎「「雨の木」を聴く女たち」を読み始めた、ううん、難しいというか文章が硬いなあ、「秋期限定栗きんとん事件」の後だと。
この作品が出たのが昭和57年だから生まれた年、27年前の小説。「多重人格探偵サイコ FAKE」の続編の「試作品神話」において主人公・雨宮が「雨の木(レインツリー)」と呼ばれていたので大江作品で探したら元ネタがあったので古本屋で買ったのだが、大江健三郎作品は「芽むしり仔撃ち」「同時代ゲーム」も一応読んでおきたい。あと最近読んだ本で言及されていたというかまあ作家としての存在感と書いたものを未だに言及される中上健次作品は読んでおく方がいいよなあって。
「文化系トークラジオ Life」「現代の現代思想」Part2配信
http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2009524part2.html#more
charlieを選挙出たら応援すると言う東さんのくだりは面白いと言うかやっぱり先輩に可愛がられる人なんだなって思う。津田さんは前回か前々回で最終的には行くのは政治」か「芸術」のどっちかだって話をしてたもんなあ。
一番最初に買った「“反転”するグローバリゼーション」は難しくて途中で頓挫したままだ、新書は読めるんだけどなあ、薄いしわかりやすいし。
「青春リアル」「人と、どうつながっていたいですか?」
https://cgi2.nhk.or.jp/ss-real/memberbbs/form2.cgi?cid=1&pid=935
charlieが出ているNHK教育の「青春リアル」で6/13には「秋葉原事件から1年 人と、どうつながりたい?」というテーマ。一年前には「ギャラクシー賞」受賞後だったけど事件が起きたのでテーマは「秋葉原連続殺傷事件」になった「Life」だった。
孤独だっていうのはなあ、みんな孤独だから繋がりたいんであって、世界から自分が阻害されているって思ってる人になんて言ったらいいのか未だにわからない。楽しそうに集団でいても孤独感を持ってるはずだし、一時は消えたりしても。第一に人は生まれ落ちた瞬間に孤独を味わうからいやでも求めてしまうんだろう、他者の存在を。それが環境とかでねじれると正直やっかいでどうにもならないというか本人に言っても伝わらないってのは経験上あるから、誰かに求められるってことで救われるしかないよなって。でもそういう人が居てくれる、そばにいてくれるようにそいつがならないともうどうしようもない。
Part1〜番外編
http://www.tbsradio.jp/life/2008/06/622part1.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/06/622part2.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/06/622part3.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/06/622part4.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/06/622part5.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/06/622part6.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/07/622part7.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/07/622part8.html
http://www.tbsradio.jp/life/2008/07/post_72.html
ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル/30日
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2009/05/530.html
"オリーブ少女のなれの果て" しまおまほが送る、『2009年下半期 印象・ファッション予想』 feat.MEG! 数字柄は?英字新聞柄は?ペイズリー柄は? これから流行るファッションをぼんやりとプレゼン! MEGさんの中田ヤスタカ・プロデュース音源もたくさんオンエアするよ」特集
って。「オリーブ少女のなれの果て」ってなんかすごい単語に聞こえる。しかし、MEGのニューアルバムの初回限定版を観たけど完全に中身よりもまず外見で売ろうとしているような気がしてしまう、まあ可愛いんだけどさ。僕より年上だけど。
最近休みの日は雨ばっかりだ。そして、なんの因果か地元に戻った友達がほぼ同時期というか連日東京に来るのでスケジュールがだいぶ変わった。しかし、まあなんでそういう時って重なるんだろうか、不思議だ。
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