Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「家に帰ろう、ロバに乗って、アルミニウムの橋を越えて」

古川日出男「4444」第41回or話
だれの口から「家に帰ろう、ロバに乗って、アルミニウムの橋を越えて」との号令が発せられたのか?」配信。


 あと三回で「44」回で最終、何ヶ月か先には書籍化されるとMMMで古川さんが書いていた。44歳の年に44の掌編をまとめた「4444」が本になる。


ジュンクトーク、次回は古川日出男さんです!!!
J U N K U 佐々木敦さん×小説家 連続トークセッション(第十二回)古川日出男さん「MUSIC」(新潮社)刊行記念
2010年5月7日(金)18:30開演(18:00開場)


 行きたいですが翌日のABC六本木店での「古川日出男ナイト ファイナル」に行くので行きません。でも、佐々木さんと古川さんのトークは気になるので「文化系トークラジオ Life」でポッドキャスト配信してくんないかなあ。


 そんな「Life」は「2010年4月17日 Life×ワールド文学カップ Part2」が配信。今回は「1Q84」の番外編はないだろうなあ。「Life」の「現代の現代思想」にも出ていた東浩紀さんの処女小説「クォンタム・ファミリーズ」が三島賞候補になったらしい、まあ東さんが自らツイートしてたんだけど。他の候補作がどういうのかも気になるけど取ったら祭りをUstするらしい。


 なんとなく取ってしまいそうな気もするし、読んで面白かったのも大きい。「1Q84」よりも正直面白かった。でも、村上春樹フィリップ・K・ディックを読んでいると面白みが増す小説でもあるんだよなあ。


 昨日はいつもよりも1.5倍以上アクセスがあった。Twitterでのタナソウさんとのやりとりとか「レディ・ガガに勝てない日本のロック」で検索してきた人が多いかったんだろう。
 そういう意味ではそこに色んな事を感じている人が多いとも言えるのでタナソウさんが覚悟してやった企画がいろんな波紋を拡げて行くのかもしれないなって思った。反発する人も同意する人もいるだろうし、それぞれの立ち位置で何かが揺り動かされるのならば発信する意味は多分にあると思った。


 磯部涼さんら数名がゼロ年代の音楽について書いていた書籍があってパラパラとめくってみたんだが、外せない100枚とかそういうやつ、タイトルが出てこないから余計に気になる。国内海外のいろんなジャンルのアルバムが出ていた気がする。


 音楽もだし、小説も、演劇も、映画も写真も興味あるけど昨日書いたような音楽のジャンルのクロスオーバーだけじゃなくて様々な分野を網羅することは出来ないんだろうな。いろんなジャンルがクロスオーバーしたら? 「大きな物語」は帰ってくるんじゃないかとか思ったりはするんだけどその核となるものがなんなのかとかって問題「問題」もあるし。


  宇野常寛著「ゼロ年代の想像力」とか再読しようかなって思ったり、でも思想も興味深いけど僕はやっぱり小説をがんばらないとなあ。書きたいって思うのは批評だとかレビューよりも「物語」である「小説」だし、来週の古川日出男著「MUSIC」にガツンとやられたい。


S.L.A.C.K. - NEXT (Produced by BUDAMUNKY)

 
 昨日はS.L.A.C.K.「WHALABOUT?」をレンタルしてみた。聞き触りがいいとは言えないが何か残るような質感の声やライムだな。ヒップホップは好きか嫌いかと言ったら好きだし、まあダボダボファッションは好きじゃないけど。


Tha Blue Herb - Ill-Beatnik (live)


 Tha Blue HerbのBOSSの言葉の強さにどうも惹かれてまう。

LOVE (新潮文庫)

LOVE (新潮文庫)

MUSIC

MUSIC

クォンタム・ファミリーズ

クォンタム・ファミリーズ

ゼロ年代の想像力

ゼロ年代の想像力

Whalabout?

Whalabout?