Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『リッケンバッカー』

昼間の休憩時間に12階のビルから一階まで降りて
そこから本屋まで歩く
ヘッドフォンからはシャッフルした曲が聴こえて
昼食を食べようと僕と同じようにいろんなところから
湧き出た人たちの青山通り
くるりの『ロックンロール』が流れ出して
なぜか親友の結婚式で弾けないエレキギター
弾きながらその曲を歌っている自分が浮かぶ
一度聴き終えてから、もう一度リプレイする
音量はわずかにあげる
イメージはより鮮明になって、ギターはリッケンバッカー
8の字描くように無限のビート グライダー飛ぶよ
歌詞を口ずさんだ
本屋へのエスカレーター下っていく
空が離れて振り抜いたら
後ろの人と目があってすぐに前を向いた