昨日27日は朝四時に起きてから今日の七時過ぎまで寝なかったので久しぶりに24時間以上起きてました。体力はMISOJI（三十路）が近付いているのでまあ落ちているとは思うけどわりとあるんじゃないかなと感じました。
土曜は『めちゃイケ』スペシャルを見ながらも九時からNHKで全４回でやる岡本太郎さんのドラマ『TAROの塔』を見たりしてました。岡本太郎さん役は松尾スズキさんで奥さんは常盤貴子さんという僕の好きな役者さんだったので興味あったのですが、やはり松尾スズキさんは凄かった。
僕は岡本太郎さんをリアルタイムで見た記憶はないですが、見ぶり手ぶりの動きとかその角度や話し方が松尾スズキという固有名詞を消し去って岡本太郎になっていると感じました。あと三話あるので見てない人も来週からぜひ。
『PLANETS』でもNHKドラマ特集していたけど本当にNHKのドラマのクオリティが凄い事になってる。僕も映画館で観たけど最初は阪神淡路大震災ドラマとしてテレビでして今年映画で公開された渡辺あや脚本『その街のこども』とかドラマで普通になってたのとか考えると丁寧に作られている。
我が家はアナログなので７月からテレビ見れないのですが９月からは渡辺あや脚本で渡辺さんとは『火の魚』で組んだ尾野真千子主演で朝ドラ『カーネーション』が始まるのでそれが始まる事にチューナーか地デジに変えようと思ってます。
しかし松尾スズキさんは劇団『大人計画』での舞台でももの凄いものを感じてしまって、チケットも人気で入手困難だから二回ぐらいしか観た事ないけど観終わった後に圧倒的な暴力というか才能を魅せられて凹むっていう作品だった。『高校教師』(93)では冒頭シーンのエキストラに近い駅員役でチョイと出てるんだけど18年後にはNHKドラマの主役だからなあ、時代が過ぎるのが速いのか本物はやはり世に出てしまうのかとどことなく感慨深くなった。
で、TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』での人気コーナー『ザシネマハスラー』で井筒監督をゲストに呼んで番組の名誉プロデューサー橋本Pが絡んでいる映画『あしたのジョー』を一人ずつぶった切ってた。井筒さんは香里奈がエロいのだけがよかったと。
宇多丸が井筒さんの『ヒーローショー』について聴いてたりもして興味深い内容だった。
ザ・シネマハスラー「あしたのジョー」
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20110226_hustler.mp3
サタデーナイトラボ「こちトラハスラーじゃ！by 井筒監督」【前編】
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20110226_satlab_1.mp3
サタデーナイトラボ「こちトラハスラーじゃ！by 井筒監督」【後編】
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20110226_satlab_2.mp3
『ヒーローショー』の鬼丸兄弟の兄は園子温監督『冷たい熱帯魚』にも出てたしクドカン脚本『うぬぼれ刑事』にも出てた。で『あしたのジョー』にも出てるらしく井筒さんに滑った役やってたなあと言われていた。
で、深夜になって寝まして朝四時に起きて諸々準備とかして朝の七時ぐらいにスタート地点である新宿にある都庁へ。
僕のナンバーはK45520だったんだが、アルファベット順で各ブロック並んでスタートでKは最後のブロックだった。で、周りにいるおばちゃんが話していたのは申し込んだ時の自分で予想タイムで６時間とかぐらいだと最後の方のブロックになるらしい。早く走れる人は少しでも速いアルファベットのブロックにいないと走れないからそうなんだろうなって思った。
ちなみにコース→http://www.tokyo42195.org/pdf/map_2009.pdf
東京マラソン 0キロ都庁→8/9キロ皇居・二重橋→12/19キロ東京タワー→22/34キロ銀座四丁目交差点→28キロ浅草寺・雷門→35キロ浜離宮恩寵庭園→ラスト東京ビッグサイト コースは風車的に十字を描くわけだが空虚な東京の真ん中を軸に風車を回して空気を入れ替える風水的なコース。
風水的なってのは前に『やりすぎコージー』の都市伝説で言ってたんだと思うんだけど確かに東京の山手線は皇居を守っていて山手線の中に走っている中央線は陰陽師でいう陰と陽みたいになってて結界みたいだし、多くの人が走る事でその十字のような風車を回す事で東京の中の空気を回して邪気を出すとかなんとか言ってたんだけど京都から東京に首都が変わった時に風水的なものや陰陽師てきものはやはり取り入れられているとは思うのでその話に違和感はなかった。
ツイッターでtsudaりながら走ってみましたがまあ最初は余裕あったし記念というかもはやネタとして完走するしかないっていうKimochiでした。
日が出てきて少し暖かくなってきた。iPodからはくるり『ロックンロール』が流れて嬉しい。今日はロックンロール日和だ。
『ロックンロール』のあとに『ソラニン』とか走る前から泣けてくる。
ゲルマン民族大移動みたいな、気が。
こんな感じ。東京マラソンスタート前。
スタートしたなり。
スタートラインに辿り着く前にiLL『デッドリーラブリー』終わったし！スタートライン越えてないからまだ時間がカウントすら始まってないよ(-_-;)
やっとスタートライン。三曲聴き終わったなりよ。じゃあ、いっちくる。
↑石原のジジイはどうでもいいんだがまずこのスタートラインまで辿り着くのに16分ね。シューズに付けているチップで計測されるのでチップがスタートラインを切ってからマラソンの正式なタイムは計測される。ただコース上のタイムはスタート時間からからだから16分ぐらい違っていたりした。
走りながらツイートしてみよう。早く終わらないかなあ。
まだ五キロ地点にもたどり着いてないなあ。
歩道に胸丸出しの美人がいたら駄馬でも走るぜ。
今法政大学前。
今、飯田橋
Dragon Ash『百合の咲く場所で』きたっ！そんな竹芝。
@komagometonari 村上春樹→古川日出男の遺伝子あるから大丈夫。痛くなったらすぐに棄権するから。
今、歩道に可愛い子がいたとツイートしとこう。
僕のエネルギーよりも携帯の電源がさきに落ちるなう！
10キロ1時間20分か、最後までこのペースならいけるかな。
山田優の弟すでにへばってた。
二十キロで二時間半。なんとか行けるかも。
22キロとりあえず半分過ぎた
30キロ。両太ももがパツンパツン過ぎて走れないから歩いてなんとか完走する。
あと７キロアッペンダウンだ、このやろ〜。
今40キロ地点。iPodに入れてた82曲終わりそう。
一キロ切った！
一キロ切った後で携帯の充電が切れてフィニッシュがツイートも撮影もできませんでした。
僕のランナーアップデータ→http://p.tokyo42195.org/numberfile/44520.html
チップが通過したら記録されて当日でもネットで見れたりした。5キロごとの時間が出ててこれ見ると25キロ以降は一気に時間がかかりだしている。
20キロぐらいまではわりと平気で余裕じゃねえのぐらいで聴いていたiPodの音楽に合わせて頭を振ったりする余裕もあったんだけど確か27キロぐらいからまったく走れなくなった。
両太腿がパツンパツンになって走るとすごく痛くなった。走るために振っていた腕も痛いし背中も痛いし肋骨辺りも痛くなってきて走ると全身の筋肉が悲鳴を上げるので数百メートルぐらい早歩きぐらいのスピードでしか走れなくてこれは無理だと思って歩き出したのが27キロぐらい。
7時間以内にゴールしないと足切りされて完走できないのはわかっていたので残りの15キロぐらいをなんとか歩けば行けるだろうと歩いた。まあ、歩いても筋肉疲労がハンパないので足を一歩出す衝撃だけで全身に響いて痛い。
ただ、止まらなかったらゴールできるし棄権なんかしたら悔しくなって来年も出たいとか思っちゃたりしちゃうかもしれないから完走しようと思って。
走ってる最中に給水所にアミノヴァリューと水だけで二リットルは飲んだし給水のとこと沿道にいた人たちにもらった飴だけでも二十個は舐めた。ボランティアスタッフのみなさんに沿道で応援してくれた人ありがとうございました。本当に。
長時間走ると塩分失うから塩味の飴とか舐めると身体に染み込むような感じだったし、糖分を入れると少しだけ進めるような感じがした。
沿道にはいっぱい人がいて沿道よりだと観客の人やボランティアスタッフの人が手を出していてタッチするような感じで、歩いていたけど余裕がなくてあんまりタッチできなかったけど何度かタッチしてみたいろんな人と。
不思議だけどタッチすると少しだけ疲れが何グラムか取れるようなそんな気がした。あとはプラカードじゃないけどメッセージボード持って応援してる人もたくさんいて「疲れてるのは気のせい」とかは見て普通に「なわけない」と突っ込みながら歩いたり、浅草とかの方だったかなあ、江戸っ子みたいなおっさんが持ってるメッセージボードに「なんのためにエントリーしたんだ？」ってのがあってそのおっさんは歩いたっていい、最後まで完走しろって言ってて、そのメッセージボードの文字はやけに焼き付いた。
iPodに入れた82曲は全部邦楽ロックで約6時間だったのでそれが終わるまでにはゴールしたいなって思ってゴールした時には81曲目でナンバガ『Omoide In My Head』でいかにもだなって思った。40キロを過ぎてからはなんとか歩きからジョギングぐらいな感じで最後まで走ってゴールした。
達成感とかはあんまりなかったけど祭りみたいなもんだからまあ参加してよかったなあって。しかしきちんとランニングとかしないでやるとここまで身体にくるかってぐらいに筋肉がボロボロ。
マラソンを完走する事はある程度体力あればできると思う。問題はその後に日常生活にすぐに戻れるぐらいの筋力とか体力とかないとやっぱりきついかなあ、と終わった後に階段降りる時は太腿がパツンパツンすぎて手すり使わないと降りれないぐらいに痛かったし、現在もわりと痛いのでバンテリンを塗りまくってる。
で、応援というか観に来てた元バイトの知り合いの人たちと三茶まで帰って僕だけ家に一度戻りシャワー浴びてその人達と飲んだ。で、それから僕はまた別の所に遊びに行って朝の六時過ぎに三茶に戻ってきて七時過ぎぐらいに寝た。
自分でもけっこう体力あるなって思った。レッドブル三本飲んだけど。
くるり - ロックンロール Live
昨日夜に買っておいた浅野いにお『おやすみプンプン』８巻を起きてから読んだ。主人公のプンプンに関わってくる事になる南条にどことなく岡崎京子作品に出てきた何かを僕は感じる。
プンプンにおける空気感に違和もなく僕は同調してしまう。このある種の温度はある時代に思春期から二十代半ばまで過ごした共有意識かもしれない。
90年代にいろんなものに影響を受けて思春期を過ごした世代（ロスジェネ）が今三十代半ばから二十代後半でプンプンの空気はその世代の小学校から大学ぐらいのあのやるせなさと性的衝動を再確認するような感じ。小説にしちゃうとミニマリズムって事になりかねないので漫画だから響く部分もあるのだろうか。
まずプンプンにおいて主人公のプンプンだけが人間としてではなくある意味での記号だったり今や三角形に手と足のような線が付いているという作品の世界はシュルレアリスムなのにプンプンは記号。
記号で身体性がないのだからシュールな世界には違和感でしかないはずの彼がもはや読み手には溶け込んで、僕のような彼に感情移入や共感を覚えるものにとっては記号である故に彼が自身の代わりに同化する。
浅野いにおは日本漫画界が失ってしまった一つの可能性、岡崎京子という才能の何かを継いでいるような気がどうもしてならない。同時代性というのが大きいのだとしてもゼロ年代からの今にいたる空気や雰囲気を浅野いにおと古谷実は描いてしまっているのだと僕は思っている。
浅野いにお『ソラニン』においてはリーマンショック以前にモラトリアムな時期を過ごせた僕らの痛々しいまでに空虚で楽しい時間の終わりと人が進みだすために愛しい人を失うことでしか進まない僕らの化身のある種の愛しきアイロニーとしてあったと思うし、古谷実『シガテラ』は思春期の思い込みや恋愛なんてある時期の熱中症で過ぎてしまえば違う現実に繋がっていて人はそんなものよりも目の前の現実を選んで行くのだという読者に現実をみせつけていたと思う。
ASIAN KUNG-FU GENERATION - ソラニン
今月は四月に応募する作品をなんとか終わらしたい。くるりとアジカンのライブには行くけどね。
東京マラソンBGM↓
ACIDMAN『ストロマトライト』
ACIDMAN『FREE STAR』
ACIDMAN『式日』
ANA『DRAMA』
ANA『LAZY』
ASIAN KUNG-FU GENERATION『江ノ島エスカー 』
ASIAN KUNG-FU GENERATION『Re:Re』
ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソラニン』
ASIAN KUNG-FU GENERATION『NO.9』
ASIAN KUNG-FU GENERATION『君という花』
ASIAN KUNG-FU GENERATION『ムスタング』
ASIAN KUNG-FU GENERATION『夏蝉』
the band apart『Snowscape』
BEAT CRUSADERS『HIT IN THE USA』
Detune『星に願いを☆』
Dragon Ash『Let yourself go, Let myself go 』
Dragon Ash『Viva la revolution』
Dragon Ash『百合の咲く場所で』
Dragon Ash『ROCK BAND Feat. SATOSHI, KO-JI ZERO THREE』
Dragon Ash『Just I'll Say』
Dragon Ash『Desperado』
Dragon Ash『Canvas』
Dragon Ash『few lights till night』
Dragon Ash Feat. SHUN, SHIGEO『Episode 4』
ELLEGARDEN『風の日』
group_inou『MAYBE』
Kimonos『Tokyo Lights』
The Mirraz『シスター』
Number Girl『透明少女』
Number Girl『Omoide In My Head』
Perfume『ポリリズム』
Shing02『櫛ト簪』
Steady & Co.『春夏秋冬』
Steady & Co.『Stay Gold』
Syrup16g『天才』
Syrup16g『ソドラシソ』
Syrup16g『さくら』
Syrup16g『scene through』
Syrup16g『翌日 (Free Throw) 』
Syrup16g『生活』
THA BLUE HERB『時代は変わる Pt. 1』
Thee Michelle Gun Elephant『ドロップ [Alternative]』
ZAZEN BOYS『Honnoji』
ZAZEN BOYS『Sabaku』
ZAZEN BOYS『Friday Night』
ZAZEN BOYS『RIFF MAN』
くるり『すけべな女の子』
くるり『ワンダーフォーゲル』
くるり『トレイン・ロック・フェスティバル』
くるり『WORLD'S END SUPERNOVA』
くるり『ロックンロール』
くるり『犬とベイビー』
サカナクション『三日月サンセット』
サカナクション『白波トップウォーター』
サンボマスター『夜汽車でやってきたアイツ』
サンボマスター『さよならベイビー』
サンボマスター『熱中時代』
スーパーカー『STORYWRITER』
スーパーカー『YUMEGIWA LAST BOY』
スネオヘアー『悲しみロックフェスティバル (album version) 』
フジファブリック『銀河 [Album ver.] 』
フジファブリック『虹』
フジファブリック『夜明けのBEAT』
フジファブリック『星降る夜になったら』
ゆらゆら帝国『ゆらゆら帝国で考え中 (SINGLE VERSION) 』
危険日チャレンジガールズ!『FUNKY FUN!!!(危険日チャレンジガールズ! feat. 宇多丸、西寺郷太)』
斉藤和義『ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜 (シングルバージョン)』
中村一義『キャノンボール』
東京事変『閃光少女』
東京事変『群青日和』
髭 (HiGE)『ロックンロールと五人の囚人』
100s『そうさ世界は』
□□□『ヒップホップの初期衝動』
iLL『Deadly Lovely (Movie Version)』
SBK Feat. Kj『episode V』
YOU THE ROCK★ Feat. Fantastic Plastic Machine『GRAND MASTER FRESH Pt.2』
RHYMESTER『Walk This Way』
RHYMESTER『マルシェ [Live]』
RHYMESTER『ONCE AGAIN』
RHYMESTER『ラストヴァース』
RHYMESTER Feat. COMA-CHI『B-Boy + Girlイズム [Live]』
GOING UNDER GROUND『同じ月を見てた』
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/02/26
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 128回
- この商品を含むブログ (50件) を見る
