Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『太陽』『レヴェナント』


 入江監督『太陽』ユーロスペースにて観賞。マイクル・コーニー『ハローサマー、グッドバイ』その後、九割近く絶望しかないつうか。境界線の先にあるもの、まだ見ぬ世界、その線を踏み越えたら人はもう前の自分に戻ることなんかできないんだ。でも、人はふいに、意識的に踏み越えていく、もう戻れないと知っていても。よく分からない話になっている。看守というか門番の彼と神谷くん演じる主人公の親しくなる部分がもっとあった方が最後のあれも活きるだろうし、美少年同士なんだからBL的な要素も組み込めたような。入江監督は最近続けて角川映画撮ってるね。




 去年僕的には最高だった映画は『バードマン』だったんで監督同じだしバスケットボール・ダイアリーズ』から観てるディカプリオおめでとうな作品『レヴェナント』をTohoシネマズ渋谷にて。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』での顔芸が素敵だったディカプリオ、今作でも。『ウルフ〜』の方が好きだけどさ。どんだけ災難に巻き込まれてるねん、ディカプリオっていう。神とは大自然の象徴でしかないが、信念と復讐について。すげえ大自然の映像、ディカプリオがんばったという以外に特にない。




 DJまほうつかい(a.k.a.西島大介)さんに叱咤激励ソングを作ってもらったんだが、ありがたいやら申し訳ないやらが混ざりながら、ピアノソロじゃなくて歌うんだ!て思ったのと、前回のメルマ旬報のイラストがナイフ刺さりだから皮肉にも、という....
https://soundcloud.com/djmahoutsukai/manaveiw



 昨日、25日に『水道橋博士のメルマ旬報』vol.84配信されました。連載「碇のむきだし」は『浮かぶように、日々』ラストで西島大介さんの挿画イラストはハマジム的な感じです。執筆陣また全員書いてます!