Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『ちはやふる 上の句』


 『ちはやふる 上の句』を新宿ピカデリーで観賞。ビジュアルもよいし面白かった、なるほど二部作目を観たくなる。
 下の句からはクイーンとして松岡茉優がライバルならそりゃあ、益々観たい。脚本・監督はrobotの人なんね。


 主役の広瀬すず野村周平もももちろん素晴らしい。広瀬すずの透明感と美少女感、いま十代を全力で走っている爽やかさがなければ成立しない実写化だったと思う。
 競技かるたチームの面々もよく、中高生は千円で観れるので青春ものとしても脚本も成長譚でわかりやすく楽しめる。普遍的な部分もあるのでこれを観たら完結の『下の句』も観に行くだろう。しかし、広瀬すずの美少女を全速で駆け抜けていく感じは三十代半ばの僕にはやはり広末涼子さんのかつての美少女だった頃を思いださせる。