Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『鯨歌』


『逆鱗』パンフと『新潮』



ニコラにある『エッグ』パンフとニコラに置いておく『逆鱗』パンフ




『鯨歌』
鯨の歌が、骨音と共に聞こえて。
胞子の踊りが、舞いあがった。
さあ、いくつもの時間が屹立した。
「島」から、フランスから、メキシコから、東京から。
2026年、オリンピックもとうに過ぎ去った刻に。
競走馬の蹄が翔ける先に、
騎乗している青年の眼差しの向こう側に、
新しいサウンドトラックが鳴り響いている。
歌っているのは少女と鯨といくつもの時間か....
あるいは修羅の十億年か。



↑連載で読んでいた感じを出してみた。
この装丁は連載とその前にあった数編の断片も含めて、来たっああ!!って感じがして早くこの本を読みたい。