Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『Re:Re:』


 『あるいは修羅の十億年』の主要人物の名前はウラン、漢字ならば宇卵。心臓を小型原子融合装置に変える手術をして名前をウランと変えた少女、だから人間でありロボットでもある。彼女と鯨の歌と物語が2026年の東京を現出させる。




 『セーラー服と機関銃〜卒業〜』橋本環奈が素晴らしいとSNS等で見たのですが中学終わりから僕にとってアイドルというかある意味で作品を追いかけているのが安藤政信さんなんで、観に来たよっていう話。
 安藤政信さんの悪い笑顔とか安藤ファンとはしては最高だが、『ゴニンサーガ』から続くインテリヤクザ以外の役が観たいなあ。橋本環奈は噂どおりのクオリティで画力もすごいし、なんか完成されてる。アイドル映画なはずなのに、ほころびがない(脚本とかカメラワークほころんでるけど)からアイドル映画を経たアイドルがやってるアイドル映画みたいになってて、もはや謎。安藤政信&橋本環奈を堪能できました。




 アジカン新譜『Re:Re:』を買う。中村佑介さんが今まで描いてきたジャケイラストが混ざりあってる!アジカンは音楽も素晴らしいが、イラストをずっと中村さんが手掛けたからこそバンドのブランドが屹立してたのをデビューから見てるだけに嬉しい




『Re:Re:』
後悔は先に立たないと言うけど
やってみて顔が赤くなるような小っ恥ずかしさ
多少の後から笑える程度のことは
なんだかんだ言ってもやったほうがまだマシだし
ずっと生きていったって後悔しかどうせ残らないなら
少しでもやってみて失敗したことのほうが
まだマシだろう、その時はクソみたいに項垂れても
たいていのことは失敗して落ちていくものだから
たまに空を舞うカイトのように風に乗るかもしれない
うまく飛べることもあるだろう
なんとか成功するのがベスト中のベスト
うまくはいかないよって笑いながらも
うまくいくことを願ってんだ
僕の知ってる人たちが笑ってる世界がいい
できるだけ笑っていてほしい
そのためには同じような日々の中で
迫り来る判断で道が分かれていく時に
いい方に向かって、後悔しないほうに
うまくいくことを願ってんだ