Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『遠く』

向井秀徳古川日出男 アコエレ朗読セッション

 最高の組み合わせ。残念がらこのお二人の朗読ギグは一度も観たことがないのだ。これには間に合ってなかったことは無念だけど、古川さんの朗読を聞いて古川さんの小説のリズムがわかるようになってからザゼンボーイズの音楽が大好きになったんだよね。




 年々、目元が親父に似てきている。が親父の目元は祖母に年々、似てきているので最終的には僕の目元は祖母に似てきている。This is 隔世遺伝。




「恋人には二種類あるんだよ。好きで付き合ってる人たちと、別れ方がわかんなくて付き合ってる人たち」
って『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で晴太が言ってたにゃ、だいたい後者なんじゃないかにゃ的なチャシーさん。


記録映画『園子温という生きもの』、染谷将太二階堂ふみの証言も
http://www.cinra.net/news/20160216-sonosion
 『情熱大陸』でも園さんを撮られた大島新さんが監督、『ひそひそ星』と同時に公開! 『リアル鬼ごっこ』の撮影現場に挨拶に行った時にも大島さんにお会いしてこの作品について伺っていたのですごい楽しみだ。


対談大島渚×園子温
http://www.geocities.jp/anchorsline/film/heya/oosima.html
 23年前の対談だが、若い頃の園さんSEALDsの奥田さんにちょっと似ている。顔が。




『遠く』
遠くまで見える家家家家、ビルビルビル、建物たち街の風景
見渡しているけどこれはわたしのものではない
ずっと先まで続くいろんな人たちの生活が孕まれている日常空間
どこにも行けるようで行けない同じように見える世界
ここにいるわたしが見えているものはなに
なにを見てなにを見ないでいるのだろう
見渡すすべてが焦土化していても
わたしは今見える景色をトレースして
現実を塗りつぶすだろう