Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『たかが世界の終わり』


 渋谷で確定申告をしてガーデンシネマでの上映に間に合いそうだったのでダッシュして観る。 グザヴィエ・ドラン作品はほぼ「家族」について描いている。この作品では家族にある不穏な気配が終始漂ってくる作品。なんかドランの映画に出てくる家族ってDQNというか自分本意でなんか思いや思い込みが激しくて、個人同士がぶつかるみたいな、『Mommy』のお母さんとか。いいのか悪いのかわかんない映画でした。これってフランス語だからまだ聴いてられるのか、英語だったらもっと嫌な感じに聞こえるものなのだろうか。映像は確かに素晴らしいし、役者の表情や佇まいもやっぱり観たいと思わせるものだけど、なんだかあまりすごいって感じには思えなかった。