Spiral Fiction Note’s diary

ライター&Webサイト編集スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「BOOKSTAND」で「月刊予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

『シャブ浜』


 春日さんのこれまでの著書の原点でもあるデビュー作の完全版としての文庫本。トークイベントでもこの本は自分はこういうものが書けますというカタログ的なものだと言われていた。『天才 勝新太郎』『あかんやつら』で書かれたことと重複している部分はあるが各章ごとで一冊は書けるという気持ちが当時からありそれが一冊ずつ世に出ていくことになった。
 時代劇に詳しくなくても時代劇を作ってきた裏方の方々の人生や職人としての生き様が記録として残されていることはジャンルを越えて届く強度がある。これから時代劇に関わる人や新しいものになっていくかもしれない作り手には古き良き時代の先輩達がどう戦っていったのかという歴史でもある。
 書かれて残されるということの意味の大きさも感じられる一冊。



山下智久・主演で「アルジャーノンに花束を」ドラマ化!「この役は相当チャレンジ」
http://www.cinemacafe.net/article/2015/02/06/29232.html
 TBSで金曜日22時枠で野島伸司脚本ならば伊藤プロデューサーかなあ。20年前の1995年の10月クールで野島伸司脚本『未成年』が放映された。野島脚本『アルジャーノンに花束を』の主演は山ピーだが『未成年』で知的障害者を演じたのはジャニーズの先輩であるSMAP香取慎吾だった。
 『未成年』『聖者の行進』の頃のような社会派と呼ばれた(揶揄された)野島伸司脚本で『アルジャーノンに花束を』をやるとなると九十年代的な回帰路線なのかなとか時代って二十年周期っていうしとか思うけど影響力は薄れているとはいえあの頃のプレイヤーがずっと第一線にいるというのはもろもろと感じることはある。






 立川談笑師匠「月例独演会」を観に国立演劇場に行ってきた。以前から窪美澄さんに談笑師匠を観に行った方がいいとオススメしてもらっていたので初めてだった。
 お弟子さんの立川吉笑さんがメルマ旬報で連載陣になられてから談笑の弟子会とかは観に行かせてもらっていたのだけど談笑師匠の落語は観れてなかった。
 冒頭のイスラム国の話からの「シシカバブ問答」からの最後は芝浜×シャブ中の「シャブ浜」とすごい流れだった。すげえなあw  
狂ってるなあ、すごくいい意味でだけど。
 談笑師匠の落語を観ると吉笑さんの「ぞおん」とかなんか繋がってるなあと思った。

役者は一日にしてならず

役者は一日にしてならず

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)