アイデアインクシリーズ11 佐久間裕美子著『ヒップな生活革命』Get。読んでてそういえば最近ポートランドとか雑誌で特集されてるのは第三の波みたいなコミュニティとヒップな人たちの動きが注目されてるからなんだなと思うんだがアメリカの若手の作家で注目されてる人たちが幻視的な物語を書いてるのは繋がってるんだろうか。
アメリカで起きている事、サブプライム問題が起きてそこから転換された動き出した人々の動きが新しい価値観や消費や流通の流れを生んでいる。自分でいろんなことができるようなテクノロジーが誰でも扱える時代とその流れはうまく連動している。
アメリカで起きているこのヒップな生活活動は当然日本でも起きていて、でもその場所に根ざしたものだから場所ごとに発展したり起こるムーブメントだったり人々の関わりは違う。
アメリカの文化が数年遅れでやってくるという時代は過去のものだ。ここで書かれたことは同時多発的に日本でも起きている、ただ指向性やコミュニティは町や場所によって異なる。いろんな変化の兆しは大不況の煽りや今まで通りの消費社会への疑問から始まり、新しい消費が僕らの生活を変えていく。
面白いことをしている人たちがいて僕らはいつでもそこに参加できる可能性がある。アメリカで起きていることは日本で参考になるし、逆もあるはずで、でもどういうコミュニティになって文化を根付いていくのかがより目に見えるのはこれからなんだろう。
生活が変われば社会は変わっていく。もっと面白いいい消費ができるようになれば今ある問題も少しは改善されていくはず。
Christopher Owens - Nothing More Than Everything To Me (Official Video)
- 作者: 佐久間裕美子
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2014/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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