Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『ストレイト・アウタ・コンプトン』


監督/F・ゲイリー・グレイ
製作/アイス・キューブドクター・ドレーマット・アルバレストミカ・ウッズ=ライト
出演・コーリー・ホーキンス(ドクター・ドレー)、オシェア・ジャクソン・Jr.(アイス・キューブ)、ジェイソン・ミッチェル(イージー・E)、オルディス・ホッジ(MCレン)、ニール・ブラウン・Jr.(DJイェラ)ほか





今なお多くのアーティスト、リスナーに影響を与え続けている、西海岸が生んだヒップホップグループ「N.W.A.」のグループ結成から解散、そしてその後を描いた伝記映画。1986年にアメリカ、カリフォルニア州コンプトンで結成された「N.W.A.」は、暴力に走らず、ラップという表現で権力者たちに立ち向かった。理不尽な社会や警察へのメッセージを暴力的なリリック(歌詞)で表現したことから、警察、さらにはFBIからも目をつけられる「世界で最も危険なグループ」へと成りあがっていく。監督は「交渉人」「friday」のF・ゲイリー・グレイ。「N.W.A.」のメンバーだったドクター・ドレーアイス・キューブ、亡くなったイージー・Eの未亡人トミカ・ライトが製作陣に名を連ね、アイス・キューブ役を実の息子であるオシェア・ジャクソン・Jr.が演じている。(映画.comより)



 シネクイントで初日の最初の回を観に行く。ツイッター等で樋口さん(週プレの評かな)やダイノジ大谷さんもおもしろいと言われていたしヒップホップは嫌いではない。ただあの手のファッションは好きではない。僕はDragon Ash好きなのでミクスチャーロック好きだからヒップホップをガツガツ聴いてたわけじゃない、でも今でも幾人かのラッパーの楽曲は好きだし聴いている。ハードコア系を聴かなかったりはするけど、だから作品中に流れる彼らの音楽をきちんと聴いたことはなかったけどカッコいいと思う。やっぱりカッコいいものはカッコいいとしか言えない。
 『ストレイト・アウタ・コンプトン』は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を思い浮かべるものがあってだな、まあ僕は大好きな作品でした。


 愛と欺瞞と幻想の契約書。という部分。セックスと契約書には気をつけよう! 人生でもろもろ起きる原因になってくるのはまあ仕方ないのだけど。


 『ストレイト・アウタ・コンプトン』はラップ好きとか嫌いとか関係ない。好きなほうがリズムの気持ちよさが増すけど。自分の触れてない、手を出していないジャンルでも作り手や語り部が真剣に想いを込めている作品は境界線を簡単に越えてくるよ。ジャンルを越境して届くんだ。ほんとだよ。