Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

THE MATSURI SESSION @日比谷野外大音楽堂

 日比谷野音にてマツリセッションのライブに友人の青木と行って来た。開場待ちしてるとKIMONOSのリハが聴こえてきてた。始まりは16:30分過ぎで雨がちらほら降り始めて野音は傘禁止だからかなりの人が雨合羽を持ってきていた。僕らはそんな用意もせずにビールを飲みながら待っていた。結局雨はすぐにあがって雨合羽はいらなかった。

 メンバーのセッションがすでに凄いんだけども始まりは『東京節』からで、まあここ東京だしね。くるりも『鹿児島おはら節』やったり、去年のオザケンのライブでは『シッカショ節』やってたし、『〜節』に音楽やってると辿り着くのか、日本的なリズムだからなのかなって思いながら聴いてた。
 『Honnoji』が来て一気に繰り出しモードで柔道二段松下敦のドラムの音がいやあ凄い。『HIMITSU GIRL'S TOP SECRET』聴いたのも数年振りかなあ。いろんな穴から出ちゃう昇り龍な『RIFF MAN』とか攻めてたなあ、新曲『おでん』はかなりおでんという単語を連発しててふざけ過ぎだと思ったけど違和感もなく。『Asobi』で締めた。


ZAZEN BOYS


東京節
SI・GE・KI
Honnoji
HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
RIFF MAN
WHISKY & UNUBORE
おでん
COLD BEAT
Asobi


 T-シャツも買ったKIMONOSに。基本的にこの日のライブは演者の数がどんどん減っていく流れでザゼン(4人)→キモノス(2人)→向井ソロ(1人)という向井秀徳は出ずっぱりなある意味で向井フェスな気もしましたが。
 ↓のセトリだけどアルバム収録が10曲なんでほぼやってますね。夏に行ったワールドハピネス同様にLEO今井と向井コンビは増々磨きがかかってる。LEO今井品川庄司の庄司に見えてきた。『Mogura』からは一気に持って行かれた流れ。ただ前にも思ったけどCDJZAZEN BOYSのバックがありでのKIMONOS観てるのであれが最強過ぎるんだけど二人では何度観た中でもすごいレベルだった。
 夜のTOKYOのど真ん中の日比谷で『Tokyo Lights』が聴けただけでも凄くよかったなあ、この曲本当に聴く度に好きになる。KIMONOSのアルバムは今年の僕のベスト10には入ってる。


KIMONOS


Miss
Haiya
Yureru
No Modern Animal
Mogura
Soundtrack To Murder
Almost Human
Tokyo Lights


 そして最後はThis is 向井秀徳が一人で語り弾きな向井秀徳 アコースティック&エレクトリックとして登場。ここまでにビールを三本飲んで気持ちよかった。風はあるけど強くないし雨も降ってない、湿度もさほどない。一曲目がけっこう好きな『Water front』だった。『Sabaku』も聴きたかったなあ。
 『SAKANA』『カラス』は僕は知らないんだけど新曲なのかな?でもどちらも響いてたがやはり他にした曲がすごかった。
 『delayed brain』『YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING』『OMOIDE IN MY HEAD』『TATTOOあり』とナンバーガールの曲が披露されてた。心地よくて鋭くて聴いててもナンバガの曲かどうかわからないぐらいだった。僕は初めてナンバガの曲を生で聴いたんだと思う。ユーチューブにアップされてた『ふるさと』はちょっと泣けた。最後はもちろん繰り返す諸行無常、繰り返す性的衝動な『自問自答』で締める。


向井秀徳 アコースティック&エレクトリック


Water front
delayed brain
SAKANA
YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
カラス
OMOIDE IN MY HEAD
TATTOOあり
The days of NEKOMACHI
ふるさと
自問自答


向井秀徳 - ふるさと


 アンコールなラストは出演者全員出てきた。マイクは五本。楽器は向井さんのギターのみ。で始まった『安眠棒』はメンバーとLEOが楽器のリズムを口でボイパーかみたいな感じで鳴らすというよりは歌うというこれはZAZENじゃねえと無理な口での演奏がめちゃめちゃ笑った。今年一番笑ったなあ、なんかね、僕の感覚としてはカッコ良すぎると笑っちゃうレベルなんですよね。
 僕が一番好きな尊敬してる小説家の古川日出男さんの朗読ギグでもなんかも境界線突破しちゃってカッコ良過ぎてもはや面白い、笑ってしまう感じなあれ。それでしたね、口でリズム取って一曲やるの、ベースとドラムの二人のリズム隊は大変だけどギターはそれほどでもないっていうね。最後は『KIMOCHI』で、こちらは各自が一小節とか普通に歌ったりしてて、それはそれでレアな感じでよかった。


アンコール
安眠棒
KIMOCHI


 なんか凄まじいものを観てしまったし楽し過ぎた。向井さんとかきっといい人なんだろうなって思う、なんか振り切れてしまってある種の狂気を孕んでる表現の人ってやっぱりいい人じゃないと無理だと思う。聴いてる人が純真無垢とは限らないけどね。

 
 座禅・着物・向井なマツリセッション@日比谷野音終了!楽しすぎてカッコいいわ、最後はみんなでアカペラ&エア楽器な安眠棒にみんなで歌うKIMOCHIとか狂いすぎてて最高!

ZAZEN BOYS

ZAZEN BOYS

ZAZEN BOYSII

ZAZEN BOYSII

ZAZEN BOYSIII

ZAZEN BOYSIII

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Kimonos

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