Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『Natsu Nandesu』

 15日にはYuckの単独ライブに行ってきました。海外のアーティストのライブを観るのは二月のTwo Door Cinema Club以来だったけど凄くよかった。地元からやってきた友人に連れられ入り待ちをしてメンバー全員に日本盤にサインをしてもらった。



↑この誰でも、筆記体すら書けない僕でも書けそうなこの感じ・・・。


 11日以降のツイート↓
野島伸司著『スヌスムムリクの恋人』が小学館文庫で出てる。前に文庫になった『スコットランドヤード・ゲーム』も表紙がイラストになってる。野島さんは『世紀末の詩』の続編『新世紀の詩』がドラマでできなかったから小説にして出せばいいのになあ。


「そうだ。彼はとても才能があった。しかし、彼の才能は無限にわきでる泉ではなかった。それを使いはたしてしまうと、あとは身もだえするような苦しみが待っていたんだ。もはや想像力も涸れてしまった。わかるかい? 才能には二種類ある。使っても使っても、あとから補充される天性の才能と、環境やナルシズムによってつちかわれていく才能。ざんねんながら、君のお兄さんは後者だった。芯からわきでる創作意欲が失われてしまうと、あとは生ける屍になるしかない」 『リップスティック』より


・Yuck - Sunday (live at Midi Festival)

日曜日の終わりに。アルバムはいい、すごく聴けば聴くほどにいい。しかし、あのジャケはジャケ買いは間違いなくしないっ。


「僕は左脳人間なんです。あらゆる物事を論理的に解析してしまう。だから悲観的になってしまうんですね。常に最悪を想定して、そして想定したからにはそれを見てみたいという誘惑にも駆られる。だから僕にとって、あらゆる結末は悲劇的なものになるんです。その点、芸術家は右脳人間であるらしい。」「極めて楽観主義で、おおざっぱな人種です」「そうかな、芸術家も悲劇的な結末を迎えた人は多い。僕の兄は絵描きだった」「だった?」「あぁ、自殺した」「真の芸術家は自殺などしないと思いますが」「ゴッホも?」「死に至った理由は本人にしかわからない」「神によって、強制的にその使命を終わらせられることもある」「神…?あなたは神を信じている?」「いや」「でしょうね、神とはこの空の抽象化に過ぎない。人間は自分より上と下の狭間で安定することを望む」「無限にブランコに乗ってると、おかしくなってしまうかもしれないからね」リップスティックより


野島伸司企画『仔犬のワルツ』、最終回だけ脚本だったけどあれも地味に好きでした。『S.O.S』『未成年』『聖者の行進』とかの台本を昔オークションで買ったんだけど『S.O.S』における窪塚君の役は台本よりだいぶポップだから現場で彼があの役にその口調にしたんじゃないかと思う。
・友達のシナリオを手伝う事になったのでなんとなくシナリオとか台詞を見てたので今までのツイートがあったんだけど。でも僕らがやろうとしてるのはきちんと始めがあって終わる物語ではない。構造も入り組んでる。役者自身とそれからある役というn次創作的なものを分離させながら半歩ずらす。
・今、友人がインディ映画でやろうとしてることは大人しく規模の小さいだけの商業映画的な事をしてるインディ映画とはまったく考え方が違うし、それを壊そうとしている。どっちかというといろんなジャンル好きななクロスオーバーしてる人の方がわかるかもしれない内容に固まりかけてる。
・というか園子温映画はぴあのスカラシップ作品である『自転車吐息』から最新作『ヒミズ』まで一部の作品を除けば主人公が走り出して叫んでいるシーンは流れとしてあるんだよね。


・『野田秀樹高橋留美子―80年代の物語』読んだ。『めぞん一刻』での数字を巡る考察はすごく面白かった。高橋さんそこまで考えて命名したのかな、したとしてもそこから物語に登場人物に引っ張られて数字の因果律が物語を駆動したようにも思えるけど。やっぱり『めぞん一刻』は素晴らしい。
・一の瀬、二階堂、四谷、五代、六本木が住人で管理人の京子さんは音無(ゼロ)で旧姓は千草、恋のライバルは三鷹、五代と関係が出てくる女性は七尾、八神、三鷹と結婚するのは九条で。一〜九までの数字と京子さんはゼロであり千であり
・三の二乗は九だから三鷹と九条結婚。三で千は割り切れないが五だと割り切れる。一刻館の3号室は空室なのは三鷹という外部がいるので基本的には住んでいない。一の瀬さんと京子さんは数が繋がっている、その親密さ。
・京子は千に戻らずにゼロであり内部(一刻館)と外部の両方に属している。五代と結婚する時に五代が惣一郎を受け入れるので音無から籍は外れ千草になり五で割り切れるようになる。あと、犬の惣一郎がスナックにいて一刻館にいない時に二人は初めて結ばれる。高橋先生すごっ!


ヴェネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞W受賞の染谷将太二階堂ふみが喜びを語る - MovieWalker http://news.walkerplus.com/2011/0912/14/
ダーレン・アロノフスキー監督「将太とふみは情熱と感情ではちきれんばかりで、作品の社会性も含めて、本当にパワフルな映画だったし、その演技もピュアな思春期がスクリーンで爆発しているようだった。園監督の作品で、見たことのないスタイルだ」


宇野常寛ゼロ年代の想像力』文庫版での四万一千字インタビュー読んで僕も前から感じていた小説の事。固有名詞をどんどん出すべきだしググればいい。音楽ならユーチューブ流しながら読めば補完され物語が拡張される。小説だけではなくて検索することで情報と一つになりハイブリッド化する方がリアルだ
フィリップ・K・ディックヴァリス』三部作の二部作目『聖なる侵入』を読んでるけどキリスト教を始めとする宗教関連の事や哲学などからなるSFで難しいけどワクワクする。幻視者の視線の先。VALISというワード。これって『リング』シリーズにおけるリングウイルスのある種元ネタだったりして。
鈴木光司『ループ』は映像化しなかったんだよなあ。『リング』『らせん』は超巨大コンピュータ内にプログラムされた「生命の進化を科学的に検証するための仮想世界の出来事であったって驚愕なオチ方する三部作目。前の二部作が現実じゃないっていう、貞子ってなんだったの?的な。
・夜空に満月だったので今日が今年の夏の終わりの日でいいんじゃないかと思ったりした。
クラップハンズが嫌いだ。客に手拍子なんかさせないヒリヒリした空気と圧倒的なものが観たいし聴きたい。きっと求めてるのはそういう種類の圧倒的な想像力=創造力。小説にしろ音楽にしろ映画にしろ、クリエイティブなものには。だけどそれは鋭利で危険だ。触れたら戻れない。


・「日出処の天子」に衝撃を受けた僕はやはり読まねばならないな。本としては来年ぐらいに出るかなあ。 RT @hazuma いま幻冬舎パピルスで連載中の「パラリリカル・ネイションズ」は、そもそも前号のインタビューでも語っていますが「日出処の天子」の衝撃を受けてずっと暖めていた企画です。
・楽しみにしてます! RT @hazuma: 連載10回なので再来年かと。RT 「日出処の天子」に衝撃を受けた僕はやはり読まねばならないな。本としては来年ぐらいに出るかなあ。
・ああ、あと半年少しで29歳終わる・・・。 RT @hiramekimanga ふみふみこさんは29歳で処女単行本『女の穴』刊行。西島は29歳で『凹村戦争』でデビュー。29歳くらいで何とかなりますね人生


・Reflection Lightsだと反射する光という感じで「月」がある種テーマだから問題ない気がしたのは 犬村小六さんの『月のかわいい一側面』 http://bit.ly/pg7Rqj を読んだから。そういやあ、月は自ら光ってないやという当たり前の事を思い出した。
・ブログの検索語で今年もぶっちぎりで「実話 愛のむきだし」が二千とか越えてて次の「テロルのすべて」の四倍ぐらいになってる。この映画二年前だけど園さんの評価が広がる度に検索する人が増えてる印象。


Mayonaise - Smashing Pumpkins Live

母さんは僕が失った年月を悲しむけど 全ての月日を取り戻すことはできない 口をつぐんで悪魔祓いだ 君と君の理性を罵らないように 手を離れ 時機を逸して 愛と想いから すごくワルになれる時もある 言葉と計画とは裏腹なもの でも やれる時にはやるさ
ほとんど本物の愚か者 それに気づけないほどのクール そしていつもこう感じるほど年をとった ずっと年老いて こう感じるんだろうな 約束も悲しみも もういらない もう 従いもしない 誰か僕の声が聞こえるかい
僕はただ僕でいたいだけ できるなら きっとそうするよ 時が許せばきっとそうするんだって 分かってくれよ


・ぶっさんがゾンビになった事。魔法少女が魔女(ゾンビ)になる事。最近わりとゾンビって何?的な事が浮かびます。『アイアムアヒーロー』もか。
・『ヒミズ』は父親殺しの話でもあるからビッグブラザーを殺す。彼はリトルピープル(普通最高!というように目立たずに普通の人間になりたい)になりたいと思う。母親は勝手に出て行くからもはや母性は失われている。既存のシステムは自然災害と人工被害によって崩壊している。そこにいる少年少女。


リツイート @hiramekimanga 29歳「食えるか/食えないか」ではなく「やるか/やらないか」です
リツイート @bukowski_jp 女はサッとスカートを引き上げた。人生や笑いの始まりみたいだった。これこそ、太陽の本当の意味だ。 - 『勝手に生きろ!』


夏帆の可愛さが年々増してるなあ、まあ『天然コケッコー』ぐらいしか演技観たことないけど。
阿部和重『I.P』やディック『スキャナー・ダークリー』のように主人公の主観と客観、一人称と三人称が混ざるある種メタフィクション的なものを友人の映画でできるといいわけだが。諸々考え中。
岡崎京子著未完集『森』買いに行ったら昨日出たのに売り切れてた。で西島さんがツイートしてたふみふみこ著『女の穴』と宮沢章夫著『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第二集』買った。
フィリップ・K・ディックヴァリス』に続く『聖なる侵入』読み終わったけどもう未来と現在、宇宙空間と地球、この現実と違う現実と多重世界&宗教モチーフがふんだん過ぎてわけがわからないカオスな感じが素敵なSFだった。
・友人に付き合わされてYuckの入待ちを待っている。はやく来ないかなあ、のんびりしたい。


・Yuckのライブはよかった。あんなリズムで文体やれたらいい、例えばシューゲイザーみたいな轟音なんかや裏返しにバカみたいな青臭いロックンロールを。蒼く燃える炎と紅く煌めく風。
・渋谷から歩いて帰る。緑道に入ると下北にも通じてて藤谷さんの小説を思い出す。
・赤茶けた碇を上げ ほら放たれた光りの船出 ほころびた地図を手に ほら喜びは自分の胸に 恐怖心で身を伏せるより ほら好奇心で宙を舞うように 本当の僕らは自分次第 ほら本当の僕らは自由自在 『Sailin'』 SPECIAL OTHERS & Kj


・昨日Yuckのライブ観て、ああこれも話の中に入れてしまいたいと思ったり、僕はなんかフィクションの中にノンフィクションが紛れ込んでどっちがどっちだかわからないぐらいで混ざり合っている物語が書きたいなあと。不思議と繋がったり、フィクションの世界を強引に現実と繋げたい。
・よくよく考えたら最初に書いたのは9.11以後に僕や周りに起こった事とフィクションが混ざってたし、今回のは色んな流れで3.11以後の雰囲気や起きた事をフィクションと混ざり合わせて物語にしようとしてて、僕はたぶん境界線があるのに薄れてどちらにもいける物語が好きなんだ。
・Yuckのメンバーの立ち位置がベースコーラスのマリコ(広島出身らしい)がセンターなのは観るまで知らなかった。なんで女性ベースっていいんだろうか。きっとスマパンチルドレンだからだろうけど。
・脳内で繋がって、現実でシンクロしてることを書ききるのみ。


リツイート @misumikubo いやらしい話だと思うし、言わなくていいのかもしれないけど、「ふが僕」が売れて、子どもの学費の見通しがある程度ついてうれしい。読み手の方がお金を出して本を買ってくれることで、書き手の生活や家族は守られます。本当にありがたいこと。まるで奇跡みたいなことだなとも思う。
・@misumikuboさんのツイートは今の時代で何かを作ったり表現する事でお金を得ることが難しくなっていたりする中で本当に重要だしリアルに響く。僕は基本的に本を書店で買うのは作家さんに投資というのもある。図書館で借りて読んでも作家に金入らなかったら次の作品読めなくなるしね。


・『馬たちよ〜』『ふがいない〜』『マザーズ』『雑司ヶ谷R.I.P』『ボブディラングレーテスト〜』『オスカー・ワオ〜』となんだかんだで今年も新潮社のハードカバーは買ってるなあ、僕的には外れがない。
・映画『セカンドバージン』はドラマも全部観てて楽しみだったので観に行こうと思うんだけど、女性が男性よりもだいぶ年上でセックスする感じの映画で思い浮かぶのが天海祐希×渡部篤郎狗神』。まあ、これはホラー映画ではあったけども。
・只石が教えてくれた、彼が聞いた話だと自主映画の世界も商業映画を小さくしたようなこざっぱりとした小さな商業作品ばっかりになっていて上手かったりするけど面白みにかける。監督という作家の個性が全然溢れ出てない。つまりは作家性が全然いびつに現れてる作品が少ない。
・これからなんとか世に出たいとか思う人間は「売れ」たいけどそれを考えてやり出すとたぶん今ある作品の小さなものにしかならないだろう。いびつで矛盾とかおかしい部分があってもそれさえも凌駕する勢いとか熱量でやりたい放題してしまう。きっと、それで出ないと世に出てもやりたい放題できない。
・つうわけで友人の只石共々、もう三十路に入った学年同士悪あがきをしていこうと思います。


宮沢章夫ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』の感じはシナリオにも使えそうな気がする。
・自分でルール・マイゲームを作れる人=なぜか『勇者ヨシヒコ』で仏がヨシヒコに魔王を探さずにバイトしてるのを説教したのを思い出した。
満島ひかりがこんなにブレイクするとは思わなかった。凄いと思ったのは東京フィルメックスで『愛のむきだし』を観て後半のある部分で彼女の顔が完全に変わったと思った時に完全に女優になったんだと思った時。
・テンションをあげるために黒沢清監督『アカルイミライ』『ドッペルゲンガー』と園子温監督『夢の中へ』を借りにいったら『夢の中へ』が借りられててなかった。『夢の中へ』の空気感なんだか好き。
・ハヤカワから出ているフィリップ・K・ディック『ユービック』の装丁が新しくなってるのに気付いて持ってるけど買ってみた。 http://bit.ly/j57Gni ハヤカワから出るディック作品はこの装丁のラインで統一されていくのかな、『スキャナー・ダークリー』とかどんなのになるのかな
・ディックの後期はメタSF±神秘的体験&宗教&ドラッグ的なものだから「拡張現実」の装置としてそれらが組み合わされていたのかもしれない。幻視者の見据えた世界。まあ、狂いかけていたとも言えるけど。ほんとに『ユービック』はミッシェル・ゴンドリーで映画化するのかな。


・『アカルイミライ』って加瀬亮が浅野君の弟役で出てるんだった、今観てて思い出した。加瀬君は浅野君のお付きやってたんだっけな、浅野君が出てた『五条霊戦記』でデビューした記憶が。『アカルイミライ』はブレイク前の松山ケンイチがちょろっと若者の一人で出てる。
・『アカルイミライ』観るとクラゲが少し飼いたくなる。そして大量繁殖して川へ海へ流れ出していくあの映像が意味した事はなんなのかと。黒沢監督『叫』はホラーだけど大爆笑して、それからホラーの見方が変わった。コントと悲劇は紙一重みたいな感じだよね。
・クラゲを触って川に倒れこむ友人の父を支えるミウラ、息子の意思のようなクラゲは繁殖して隅田川から海へ。


・歩いてる時と風呂に浸かってる時になんでアイデアとか繋がらなかったものが繋がったり閃いたりするんだろう。ランニングやシャワーだけの時はそういうのないのに。
・『セカンドバージン』観に行ってそこにいた人妻or十何歳か離れた女性となんとなる若者はどのくらい発生するのかしら。
・市川さんは嫌いだが、正確に言うと信用できない人というのが東×市川×宇野トークで露呈したんだけど古川さんと重松さんの対談は読みたいから買おう。 RT 『早稲田文学 4号』は「東北・日本・世界」にスポット、2大特集は震災&大江健三郎 http://bit.ly/rpOymO
・クラゲが海を目指して泳ぐように最後はなんかしたいなあ、なんかねえかな。


・『ヴァリス』の後の『聖なる侵入』『ティモシー・アーチャーの転生』を読むといききった人が壊れる寸前の何か凄い狂気みたいなものを感じる。
岡崎京子ヘルタースケルター』を大塚英志氏があそこに行ってしまったら書けなくなる何かが起きたのはわからなくもないという旨の事をなんかに書いていたような。いききって辿り着いてしまった人の末路。岡崎さんのデビュー時のロリコン漫画に書いてた時の編集者が彼だったという縁もあったり。
古川日出男著『馬たちよ、それでも光は無垢で』、宇野常寛著『リトル・ピープルの時代』、園子温監督『ヒミズ』という作品にこの夏触れた事は僕の中のいろんな境界線を変えて感情を揺さぶった。
・僕はフィクションとノンフィクションのハイブリッドな表現に心惹かれてしまうらしい。境界線が曖昧なほどに混ざり合うぐらいのものが。
・そういえばもうすぐ『まどマギ』の最終巻が出るからレンタルしよう、結末は知ってるけど観たいし。少女が成熟するのは何度繰り返してもやり直しても止める事はできない。ある種の決断主義みたいなもんなんかな。


・運がなければ才能があって努力しても掴めないものばかり。ただ、運は運だから『運も才能のうち』だとはどうも思えないんだなあ。パラメーター的に別のもんだし運だけは上がり下がりするし、実際の人生では。
・雨なので早めに上がって帰ってきてツタヤに行ったら『まどマギ』最終巻があったので今日は『まどマギ』を観て何かを想いたいと思います。
・テレビでは『まどマギ』最終回が、部屋の外は暴風雨。システムを根本から変えることでシステムを破壊or改変する。
・『成熟という檻』を読んで星海社から出た文庫の『Fate/Zero』シリーズ読んで『まどマギ』最終回まで観ると虚淵玄さんという作家性がわかるような気がするな。誰かが誰かに何かを想いだったりそういうものを伝えたり引き継いでいく感じは熱いけどそれと同じぐらいにシリアスな展開だな。
・昔、デカい台風が来て親父の趣味のサボテンの温室がぶっ飛んで道路の向こうのお墓に飛んで行ったときに温室を回収しに行ったなあ。


・サッカーにはやっぱりハマれないなあ。サッカーでハマったのはWCCFぐらいだけど、あれはカードを集めて友達や知らない人と対戦するのが面白いからサッカーじゃなくてもよかったし。あるいは大塚さんが本のあとがきに書いてた「お前らサッカー本当に好きか?」に呪詛されてるのかもしらんが。
・ガールミーツボーイ→システム改変→ガール&ボーイ消滅→改変世界→ガール&ボーイの願い→父親赦し→ガール疾走? 浮かんでくるラストがかなりのねじれを含んでるなあ。まあ、Spiralだからいいっか。
・誰かの祈りや願いによって何かを得たり満たしたりする人が、誰かが自分のために祈ったり願ったりしてくれたことを知らない事なんてよくあることだろう。でもその事を知ってその引き継がれる想いとかその肌触りみたいな感触だけ残っててその分失った何かの感触だけは残るみたいな事でいいのかも。
サカナクションの爆音視聴リリパをUstか。なんでもUstすればいいとは思えないんだなあ。実際行ったライブとかをUstされたら何か損した気になるわ。wwwでのシグナレスのリリパの時のUstで友達にメールでお前いるだろって言われたし。
・『まどマギ』最終巻見たせいで脳内にほむらの最後のシーンがめぐるめぐる。


岡崎京子未完作品集『森』をようやく読んだ。1話だけ収録されている未完の『森』を読んで、この読後感や世界観だったり台詞やモノローグの惹き込まれ方はやっぱり岡崎さんだと思う。これを誰かが(岡崎さんの影響下にある小説家)小説に書いてもいいような気もするけど。
岡崎京子『森』においてヒトミがクリスマスパーティで僕に声をかけてきたのは僕がベトナムで人を殺したアメリカ人の服を着ていたから。君がその服を買って着ていた事だけであなたはその戦争と関係しているのよというのは服装にも思想があるというのと関連してる。と思った。
・『早稲田文学』vol.4の古川日出男×重松清対談読んだ。『SWITCH』連載の『小説のデーモン』は立ち読みした。『黒いアジアたち』は本にはならないのだろう。『ドッグマザー』は書かれるのかもしれない、それはきっとそのラインは『天皇小説』で古川さんがこれから書くのは「日本」だから。
岡崎京子さんの『森』に収録されている短編にマジックマッシュルームって出てきたけどあれって九十年代にはあったのかな。伊藤英明黒歴史としての「マジックマッシュルーム」しか覚えがないけど。
・犯罪を犯した人の小学生ぐらいの文集での将来の夢をニュースで言ったりするけどそれ関係なくない? 僕そうなったら「友人のK君とお笑いコンビ組みます」みたいな事書いてるし。


・ソッコーで『モーニング・ツー』を買ってきて西島さんの新作を読んだ。ほんとにちょっと優しい物語みたい。宮沢賢治みたいな人が中心ではない世界みたいな感じかなあ。
・『希望の国エクソダス』が今浮かんだ。英語が、戦後のGHQの政策とかで日本人に英語を話せて書けてをきちんと教育でしていたら、多くの人が海外に脱出してただろうし、そのチャンスがあった。海に囲まれた島国を孤立させるには世界で通用する言語を勉強させないやり方もあるけどそれも目論んでた?
星海社新書『武器としての決断思考』読んだ。自分の人生をどう考えて動いて決めていくか。ディベートの本質というかやり方だったり実践の仕方。脳内でディベートするのは自己との向き合いでもあり、そこから導いてどう動き出すか。星海社らしい世界との向かい合い方だなあと思う新書。


R.E.M. - Nightswimming (British Version) (Video)

この曲だけは時折聴きたくなるのです。


・例えばバルト9から見える高校?のプールに深夜忍び込んで泳いでる少年少女みたいな物語の最後にしたいなあとかR.E.M.のナイトスイミングのPV観ると思うんだけど、それって『BECK』のスイミングベアーじゃねえみたいなツッコミ来そうだけどスイミングベアーの元ネタがナイトスイミング。
・ディック『ティモシー・アーチャーの転生』読んでるけど拷問かの如く前に進まねえ〜。『ヴァリス』『聖なる侵入』はヴァリスで繋がりはあるんだがこの三部作最後の作品は歪すぎる。

スヌスムムリクの恋人 (小学館文庫 の 2-4)

スヌスムムリクの恋人 (小学館文庫 の 2-4)

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)

女の穴(リュウコミックス)

女の穴(リュウコミックス)

ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集

ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集

岡崎京子未刊作品集 森 (フィールコミックス) (Feelコミックス)

岡崎京子未刊作品集 森 (フィールコミックス) (Feelコミックス)

Sailin’(初回限定生産盤)

Sailin’(初回限定生産盤)

ヤック

ヤック

ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た

馬たちよ、それでも光は無垢で

馬たちよ、それでも光は無垢で

アカルイミライ 通常版 [DVD]

アカルイミライ 通常版 [DVD]

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)