今日はじいちゃんの命日でhideさんの命日で清志郎さんの命日で、とある意味で覚えやすい日です。
じいちゃんが亡くなって三年というと長いような短いような、目に見える成果や結果が出てないという部分は変わらないけど水面下では動いてるぜ的な、この微妙な感じがモヤモヤしますが。ずっと孕んでるけど生まれねえって感じかな。
そんなわけで清志郎さんの曲を。
SUMMER TIME BLUES
反原発の歌だけど、きちんとこういうのやれたってのは凄いよね。良い悪いじゃなくて人に考えさせる歌詞とかメッセージ。単純にいろんなものにスポンサーがいてできないことやお約束事がたくさんあればできないことは増えるし、知らないうちに本当は知るべき事は隠されるという事を今回の事で目を瞑って耳を塞いでいた事を見せつけられてしまった。
人はたくさん聴いてたり見せられているとそれがいいものだと思ってしまうものらしい。だから資本があって宣伝しまくれば、まあ戦略に基づいて販売すればなんであれが売れてるんだろう?みたいなものだって売れる。
『キラ☆キラ』の映画評論家の町山智浩さんの「コラコラ」で扱った「POMワンダフル・プレゼンツ ザ・グレイテスト・ムービー・エバー・ソールド」のPODCASTで広告業界の事を話していてなるほどなあって思ったのでぜひ↓
http://bit.ly/lN7C8j
最近は27日にLAMA/KIMONOSの対バンを観にシネマライズの地下にできたライブハウスの渋谷WWWに行った。その前の週にシグナレスのリリパで行っていたのでわかっていたのだが狭かった。僕の整理番号420とかだよ、映画館改装しただけだからそんなに入れなくてもみたいなキャパ。
LAMA(ナカコー、フルカワミキ、田渕ひさ子、牛尾憲輔(agraph))にKIMONOS(向井秀徳、LEO今井)と90年代後期からゼロ年代初頭に台頭したスーパーカーのメンバー二人に、ナンバーガール二人という事で期待も溢れておりました。
しかしながらですね、僕は全盛期に彼らはほぼ聴いてませんで解散後に聴いたんで思い入れなしっ! 僕ライブに行きまくるようになった(邦楽ロックばっかり)のが2004年ぐらいだし。
前座が二組いて最初の二人はBOOM BOOM SATELLITESみたいな感じでドラムが気持ちよかった。次はなんかファンキーな感じのソロユニットらしいけどバンド編成でやってた。
KIMONOSは年末のCDJではZAZEN BOYSの途中でLEO今井が参加しバックでZAZENが演奏しながらのKIMONOSだった事もあり狂ってるカッコ良さを見せ付けられていた。今回は向井さんとLEO今井の二人で。
CDJが凄すぎたけどさすがにいいわ、『Sports Men』のカバーとかいいわ。『Tokyo Lights』聴けたのは嬉しかったけどあの狂いまくりのバッグサウンドのいきまくってるver.とつい比べてしまう。それでもあのグルーヴと二人の声カッコいい。MCほぼなかったけどね。
で、LAMAね、まずメンバーの牛尾憲輔(agraph)がドイツにいるからオンラインで繋いでライブっていう。残り三人はステージにいたよ。でメインボーカルはフルカワミキで、ラウドな感じのはナカコーが歌ったり、コーラスみたいな感じで田渕さんはひたすらギターをかき鳴らしてた。
元映画館なんでスクリーンに映像出してたなあ、アルバムとか音源は牛尾憲輔(agraph)が帰ってきてレコーディングして夏とか秋とかに出すのかな。スーパーカーでもないけどiLLでもないけど特にこれだって期待感もなく、僕はそんなに合わないというか好きじゃないかな。
あとDOMMUNEでこのライブをUstしててKIMONOS観終わって舞台チェンジしてる時に専門の友人から「DOMMUNEでお前を見つけたよ」「よく動く眼鏡野郎いると思ったらお前だったよ!」「つーか客席のカメ位置がかなりお前を中心にしている!狙われているぞ」とメールが来た。恐ろしい監視社会だ。やばい、このサリン事件以後の監視社会やばい、怖い、揺れてるだけで知り合いにバレるなんて。
つうか、前から思ってんだけど自分が行くライブをUstとかされたらテンション駄々スベリっていうかね、金出してこっちは観に来とるんじゃああ嗚呼あって思うし、まあ観に来れない人もいるしとかわかるけどライブっていう生で体験する事の価値観が上がってるけど、なんだろうこの解せない感じは。
NUMBER GIRL - OMOIDE IN MY HEAD - last live (HQ)
↑東京マラソンでゴールした時に聴いてた、流れてた曲。
30日の土曜日は浅草橋ヤング用品店の舞台になったであろう浅草橋で友人のうっちーとマイミクのオニーさんのコンビ『アウェイ部』の単独ライブを観に行ってきた。一月にやったライブの完全版という事でした。前に観たネタと新ネタが混ざってた。新ネタはオニーさんがサイボーグになるやつ面白かった。
うっちーが噛んだりしてたけどやっぱり面白かった。ただコントの度の暗転と流れてる音楽がどうも眠さを誘った、僕だけではないとは思うが、それはその日うっちーから電話がかかってきたので言っといた。
一番後ろの関係者席には名付け親でありコント指導とかをしてくれた顧問(と言えるであろう)のラーメンズの小林賢太郎さんがいた。前回の一月は終わった後に公開ダメだしというかレクチャーしてた。
「アウェイ部」の前は四人組コントユニット「スペースラジオ」だった時も小林さん来てたんだけどラーメンズ魂を受け継いでいきながらもうっちーとオニーさんの魅力を足して変化させていってほしい。そしてもっと売れてほしい。なんならチケ即完とかするようになっても僕らは関係者で入れてほしい! 一緒に行ったメンツは「スペースラジオ」の単独一回目から単独だけは全部観てますからね、キリッ!
このところ友人からかかってくる電話がわりと良い事が起きそうな手前だったり起こそうとしていたりといい兆候かなと思う。みんな動いてるなあって思うし、まあそれなりの年齢になっているのでやってきた年数とか知り合いとかできて繋がりが少しずつ回り始めているような感じだ。
僕もだけどきっとこういう時は突き抜ける何かが必要になるだろう。繋がりもできてチャンスも見え始めた時こそ積極的に動きながらでも冷静に物事を見ないと落ちる、つまずくかもしれない。
Asian Kung Fu Generation - Rewrite