毎年恒例なカウントダウンジャパンに専門の友人の青木と幕張メッセまで。六年連続かな、一日だけ参加だけども。
新宿から向かって御茶ノ水で降りるの素通りしたり二回ぐらい間違えた。毎年行ってるのに間違えるのはなぜだろう。最初に行った04年は中央線に乗ってたら雪が降ってた気がする。
着いてグッズを買って、ザゼンTは去年と色違いが増えただけだったので和田ラヂオさんデザインなくるりTにしてクロークに預けてとりあえずDJブースに行って神社でおみくじ引いたら中吉。
願望 他人の助により望み事叶う急ぐな
気のせいか去年も同じような事だった気が。バドワイザーで乾杯しながらDJ聴いて一番デカイアースステージに。その前に毎年恒例な湊屋のハム串と豚ドッグを食べる。デジカメは着いて出したらバッテリーが切れているという奇跡で撮れませんでした、携帯から撮ったけど。
で、のんびりしてたらアースステージの最初の挨拶のロッキンの社長の渋谷のおっさんの挨拶が終わっててPUFFYがちょうど始まってた。
http://ro69.jp/quick/cdj1011/detail/45775
来年で15周年らしいよ、僕が中学の頃からいるんだと思うと凄い。僕ぐらいの年齢が中学の頃に売れた人達はCDが最も売れた時代だったりするから今でも残ってる。最大公約数が多いかったから下の世代にも広まっている感じがすごくする、曲を知ってると言う部分で。
今売れてる人が15年してだいぶ下の世代にも共有される曲は彼らに比べたら確実に少ない。世代間断絶はもう止まらないだろうと思いながら観てた。
最初が『アジアの純真』『愛のしるし』『渚にまつわるエトセトラ』とか懐かしいよね。ユニコーン『働く男』とグリーンデイ『"BASKET CASE』のカバーとか。
ドラムがユニコーンの人だったんかな、サウンドがユニコーン、フジファブと近いサウンドで二人が歌ってた。
35歳とかであれだもんな、見られるって仕事の人がいつまでも若いのは見られる事で刺激されるんだろうか。
コスモに移動して青木が薦めてくれたa flood of circleを。ボーカルの声とかサウンドはミッシェルの系譜にあるバンドだった。ベーシストが女性で紅一点だった。スマパン好きとしては女性ベーシストだけで点数上がりますけど。
http://ro69.jp/quick/cdj1011/detail/45781
ベースボールベアーとか凛として時雨の女性ベーシストと似てる雰囲気。前髪は眉毛でパッツンで全体的にはロングな黒髪ってなんかあるのかな、女性ベーシストの共通的なスタイル。
カッコ良かったと思う。たぶん、あとはボーカルの人のカリスマ性みたいなものが増していくと次のステージに行けるのかもねとか思った。これからちょっとチェックしとこうかな。
またDJブース行ったら2丁拳銃の小堀さんがDJしてた。で次が片平さん。アジカン『君という花』で踊りすぎました。
アースステージに移動して奥田民生さん。
http://ro69.jp/quick/cdj1011/detail/45792
僕が知ってる有名な曲とかはなかったっすね。渋い選曲みたいな感じでギタースゲエなあと思いながらうとうとしてました。
で、同じステージで同じ広島出身なPerfumeを待ってたら一気に埋まった。三万とか入るキャパが。密度がまったく違った。
http://ro69.jp/quick/cdj1011/detail/45810
きちんと最初から最後まで彼女たちのライブ観るの初めてだったけどこれはさすがにすげえなと実感。その人数が一斉に飛び跳ねるからステージの床が揺れるし、彼女たちの盛り上げ方の上手さとか流石だなと思った。
「あ〜ちゃんです!」「かしゆかです!」「のっちです!」「3人合わせて……」に続けて全員が「Perfumeです!」を生で聴きました。
普通に彼女たちは広島弁で話しててなんか懐かしい気持ちにもなったけどポップなものの力を見せつけられたというか、圧倒的だなと。
『ポリリズム』で締めたけどこのダンスアンセムは破壊力というか人を巻き込んで持っていく力がポップミュージックなのかと思いながら三人を観てた。観ながらAKB48とか今のうちに観ておいた方がいいなと思った。
やっぱりポップカルチャーが世界を変えるのかなと、ロックは思想かもしれない。ポップカルチャーは生活だったりするのかな。ロックンロールは鳴り止まないだろうけどそれがどこまで届くのかという事を考えたりしてた。
http://ro69.jp/quick/cdj1011/detail/45801
『higher』『Eric.W』が聴けただけでも嬉しかった。彼らは変わってなかったなあ、三月にアルバム出るみたいなので聴こうっと。
また、ハム串食ってビール飲んでリクライニングシートでのんびり休憩してからアースに行ってくるりを。
http://ro69.jp/quick/cdj1011/detail/45824
とりあえずニューアルバムの中から『さよならアメリカ』が聴きたかった。サウンドチェックでメンバー出てきて『ロックンロール』を少し鳴らしてはけてまた出てきて最初に『さよならアメリカ』やったのでこれでかなり満足だったが岸田君声があまり調子がよくなさそうだった。
「今日はシングル曲とかあまりなくて、盛り下げるだけ盛り下げて帰る」とMCしたように『ワンダーフォーゲル』以外ははっきり客の温度は上がらなかった。ニューアルバムからが大半だったし盛り上がる曲を期待していた人達からすると盛り上がれない曲ばかりだったしなにせ岸田君声が出てない、出てないからそういう曲を選んだのかなとか思ったり。こんなに盛り上がってないくるりを観たのは初めてだと思う。
クロークで荷物を取り出してからギャラクシーに行きZAZEN BOYSを。しかもKIMONOSもゲストで出るとアナウンスされていたので期待値がすごく僕の中で上がっていた。
http://ro69.jp/quick/cdj1011/detail/45838
「幕張、時には女とまぐわり」とThis is 向井秀徳が言い。これ去年も聞きましたけど今日も十何回ぐらい聞いたと思う。
『開戦前夜』で始まる。『Honnoji』『COLD BEAT』『RIFF MAN』という鉄板な流れで狂うサウンドが気持ち良くてたまらない。キチガイだと言えるほどの技術の巧さの演奏。
LEO今井を呼んでZAZEN BOYSのサウンドでKIMONOSをやる。『No Modern Animal』『Mogura』『Almost Human』をやる。ライブで初めて聴けたけどすごいな、今井の声いいわ、しかもZAZENのサウンドに負けてないし融合して一緒に暴走してる。で今井が降りてまたZAZENで『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』『半透明少女関係』に。
『半透明少女関係』聴いたの久しぶりだなあ、この曲で本編終わり。アンコールで出てきてまた今井を呼んで僕がライブで聴きたくて仕方なかったKIMONOS『Tokyo Lights』をやってくれた。この日一番テンションが上がった。これカッコよすぎるわ。で、最後は『KIMOCHI』で締めた!
最後がZAZENでよかった。圧倒的だったなあ。大衆的でもないし幅広い感じに受けるとは思わないけど狂喜乱舞できる音だった。
帰りは毎年同様体中が痛かったけどライブ納めとしては楽しかった。Perfumeの祝祭性というかポップな力の凄さを体感したし、ZAZEN BOYSの狂喜=狂気=凶器なサウンドに僕は惹かれてしまうんだなって。