Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『「悪」と戦う』

 この二日間、月火は昼前に肉体労働、いやお金をもらって筋トレをしていると思うことにするワークをして夕方からはレジ打ち仕事で、19時から一人って無理難題というかストレスな、特に今日は一人って・・・で月火は異様に疲れる。


 今日は月火二日間っつてもまる一日は実際働いていたので休む水曜。『告白』観に行って、でもレディースデイか、舐めんよっていう女性だけ歓迎かい! 水曜日休みだから仕方ない女性客ばっかりなんだろうか、雨降って客が少ないと逆嬉しいんだけど。で『新潮 7月号』掲載の古川日出男『冬』を読みたい休日。なんとか『冬』読みたい、やっぱり一気に読み終わりたい。


 この頃は朝起きて仕事行くまで朝飯食って少しの時間で高橋源一郎デビュー作『さようなら、ギャングたち』を少しずつ読み進めている。なんだ、これ?シュールなの? ポップなの? 嫌いじゃない、でもやっぱり高橋さんマジメにふざけている感じがする。

 
 この間読み終わった『「悪」と戦う』での帯に『29年前。デビュー作「さようなら、ギャングたち」でやり残していたことが一つだけありました。ラストは、もっと別の形のものになるはずでした。でも、その頃のぼくには書けませんでした。だから『「悪」と戦う』』のラストを書くために、29年前の忘れ物を取りに行かなければなりませんでした。忘れものは回収しました。あとは前を見るだけです。』ってあったんだけど最後まで読み終わらないとそのやり残していたことはわかんないんだろうなあ。


 『「悪」と戦う』は児童書みたいな幼い子供でも読める感じの物語。父親としての高橋さんが幼い子供に、子供達の仲間たちに向けたメッセージ小説みたいな感じで、これ読んでから『さようなら、ギャングたち』を読むと尖ってるなあって思うし、今こういう作風だとどういう評価になるんだろう。


 いらだちの中でレジ打ちという修行をしていると猛烈に辞めたくなる、が次も決めないで辞めるのは違うし、やばいし、あかんし。今の自分の現状は今までの自分がやってきた結果ややるべきことができていないからレジ打っているわけだから早く抜け出したいという想いが猛烈に沸く。


 やりたいとかそういう次元で物事は考えない、数年後にはなっていてその流れの中で生活をしている自分、書きたいものを書ける力、そしてそれを可能にする体力と想像力を、くそみたいな日常を変えるために。


 受けた影響とか想いとかインプットしたものたちを僕というフィルターを通してアウトプットして形に。


Dragon Ash /AMBITIOUS 【PV】


 来年ぐらいにはDAもアルバム出てワンマンライブやってくれるだろうし、それまでにダイブしやすいように体を鍛えて、跳ぶんだ、翔るんだ、もっと高く高く跳ね舞うように。
 体も思考ももっと柔軟に、健全な肉体に宿る不完全な魂からなる想像を解き放つために。疲れが出ると先に対しての気持ちが昂るな。

「悪」と戦う

「悪」と戦う

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

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AMBITIOUS(初回限定盤)(DVD付)

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