Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「Morning Blow Out」

 少し前に起きて録画してたフジテレビの早朝の番組「忘文」を見る。司会はSMAP稲垣吾郎さん、ゲストは二回連続、先週はバンクーバー五輪で休みだったが、作家の古川日出男さん。稲垣吾郎×古川日出男という一瞬合うのかなっていう二人もなんだか合っているみたいにトークが。


 古川さんが作家になっていった流れみたいなこと。高校から演劇やってて、物語を思いついても百人も出せる舞台を作れないから戯曲を書いても上演できないから、小説へ向かって行った話は「フルカワヒデオスピークス!」でも出てたのかな。前の古川さんはご自身の昔の話をされなかったらしいけど、「フルカワヒデオスピークス!」や「聖家族」以後には過去のことも話されるようにはなったみたい。


 しかし、なぜにBGMがRadiohead「Stop Whispering」「Thinking About You」「Blow Out」なんだろうか。
 まあ好きだけども。なぜかファーストアルバムからだな。
radiohead - stop whispering LIVE @ astoria


Radiohead - Blow Out - 8 Oct - Tokyo International Forum


 「Blow Out」は08年10月08日のradiohead@国際フォーラムでの最後の一曲だった。忘れていたような曲だったけどすごくテンションあがった。


 古川日出男という作家に影響を与えた作家の一人は村上春樹氏。年を、十代と三十代で読むと全く変わる作品を三作ぐらい彼は書いていると。なんだろうなあ。僕は「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は好きだ。「海辺のカフカ」は嫌いだけど。


「完璧な文章なんて存在しない」という文章が紹介された、古川さんが村上さんのデビュー作「風の歌を聴け」の冒頭の文章を古川さんがわかりやすくしたもの。


 昨日の朝ぐらいにPodcastTBSラジオ小島慶子 キラ☆キラ」の「2010年2月19日(金)水道橋博士 ペラ☆ペラ」を聴いていると博士TBSラジオと所縁のあるTBS社員だった人がモデルになっている人が主人公のなかにし礼「世界は俺が回している」の話をしているのを聴いて面白そうだなって思った。


 それで『「TBSラジオ小島慶子 キラ☆キラ」のポッドキャストで聴いてたら@shakaseさんがなかにし礼著「世界は俺が回してる」の事を語っていて読みたくなってきた〜。こういうのって薦める人の語り口調もめっちゃ重要なんだけどね、ラジオだともろに。」』
 とツイートしたら水道橋博士氏が『あのペラペラの書評はモロモロ寸止めにしているので、あの天下の奇書を読んでもらえれば確実にゲラゲラになります!RT @manaview 「キラ☆キラ」のポッドキャストで聴いてたら、なかにし礼著「世界は俺が回してる」の事を語っていて読みたくなってきた〜。』とRTしてもらった。


 人に勧められたものはできるだけ読もうと思ってます主義=ismなので昼間に近所の本屋に一冊あったので購入した。その前にほぼ終わりかけの伊藤計劃「ハーモニー」と半分読んでいる円城塔「Self Reference ENGINE」と全く手をつけないフィリップ・K・ディック「高い城の男」を読んでから「世界は俺が回している」を読もうかな、三月になりそうだ。

エクス・ポ・ブックス1 フルカワヒデオスピークス! (エクス・ポ・ブックス 1)

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聖家族

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Pablo Honey

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風の歌を聴け (講談社文庫)

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1Q84 BOOK 3

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世界は俺が回してる

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ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

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Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA)

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