Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「世界の中心で愛を叫んだけもの」

 起きてからうとうと。とりあえず脳を起こすために家を出て駅の方へ。
 「Life」サブパーソナリティー津田大介氏「Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流」を買いにツタヤの本屋フロアに。ねえ、探してもねえ、売り切れか? 他の「Twitter」本はあるのに。そういえば佐々木敦氏「ニッポンの思想」も発売日に二冊ぐらいしかなかったもんな。場所がら芸能関連の書籍だとか映像関連のレンタルはある程度整っているんだが文化系的なサブカル的なものは弱いな、いつも思うけど。ないので諦めた。


 「Twitter」はやってないけど本読んで今月の「文化系トークラジオ Life」のテーマに備えようと思ったのに。最近けっこうみんなが「Twitter」をしていてそれによって今までやっていたブログの更新がなかなかされない感じがしている、僕の周りの人たちは。そして周りにiPhoneユーザーが増えてきている、く、屈しないぞ。人の「Twitter」はたまに覗くけど、僕は長文だらだら書いてる方が好き。


 実家にはまだ黒電話が二台現役だ。最近家電のハイテク化とかも金がないというのが大きいがまったくついていけない。僕はあんまりハイテクすぎるものはどうも嫌いらしい、なんかどうでもよくなってきてる感じがする。DVDデッキ壊れてビデオテープ録画だし、MacBookで見れるけど。前のが壊れたからiPod touchを安く譲ってもらったけど使い辛いから速くiPod classicに変えたい。


 帰ってまた二度寝。ランニングしていて体力がさほど付いていないため、体が眠りを求めているみたい。


 起きたら八時過ぎていたのに「めちゃイケ」がしてなくて日本シリーズしていた。「ごっつ」スペシャルがヤクルトの優勝決定戦で潰れて以来基本的に野球嫌いになった僕には本当にどうでもいい、最悪何時間って決めて試合をしてくれるか、時間きたら放送打ち切って。つうか日テレでしろよ。
 九時からの「すべらない話」もずれ込むだろうなと思った。そんなに「スポーツ」好きな人の方が多いのか、リアルタイムって部分が強みだけどテレビ局は結局バラエティよりもスポーツを取る。しょうもないクレームを恐れてバラエティをどんどん弱体化させてつまんなくさせるのに。スポーツ放映には意欲的な風に感じてしまう。だからテレビを切ってiTunesで音楽をかけながら読書。


 片山恭一著「世界の中心で、愛をさけぶ」は「エヴァ」のアニメの最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」からとられたが、さらに「エヴァ」のタイトルのその元ネタになった ハーラン・エリスンSF小説世界の中心で愛を叫んだけもの」を読む。これって分厚いけど短編集だった。とりあえず最初の「世界の中心で愛を叫んだけもの」を読む。十四ページぐらいの掌編だった。けっこう難解な感じの語り。ハーラン・エリスンって作家は苦手かもしれないなあ。


 その後読む気がしなくなって途中で読むのを止めていた森達也著「東京番外地」を読み始めた。いやあ、フォントが「世界の中心で愛を叫んだけもの」と比べて大きくて読みやすい、過去の作品はフォントサイズが小さいので最近の本を読むとかなりフォントが大きく感じられる。
 SF的な小説の世界から森さんのドキュメンタリー的な僕らの日常の中にある風景、少し隠されていたりタブー視されている場所を訪れるこの文庫はいきなり現実が浸食してきたみたいに感じた。


 ラジオをつけると、つけてもTBSラジオしか聴かないんだけど。「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」も野球中継で遅れた。優勝はおめでたいが、それに関係ない人に被害が出てますけどね。「ザ・シネマ・ハスラー」は「マイケル・ジャクソン This Is It」だった。
 朝一で観に行こうかと思ったんだけどそれほどマイケル・ジャクソンに思い入れはないのでやめといた。西寺郷太さんが出た回のサタデーナイトラボ「緊急追悼特集:決定版!西寺郷太マイケル・ジャクソン語り」でだいぶ僕の中にあったマイケル・ジャクソン観は変わった。Podcastで配信されたらまた聴き直そ、でも来週は「アンヴィル」で二週連続音楽ドキュメンタリー映画になった気がするが。



来週はいよいよゴリラ!!!みんな来てみてさわってウホウホウホ!!!
快快」のGORILLA Invitation オープニングレセプションのお誘い フェスティバル/トーキョー09秋にて快快は、毎週金曜日(11/13〜12/18)ゴリライベント。
 の詳細が出てた。面白そうだな、休み取ったから遊びに行こうっと。リムジンからゴリラが降りてくるってのを観に行くってのも中々ない経験だし、デジカメ持って行こうかな。



古川日出男著「僕たちは歩かない」
ハードカバーでもだいぶ薄いんだけど大塚英志×西島大介「試作品神話」と同じ感じかな、文庫にするとかなり薄い絵本的な。内容はすこし幻想的なSFの要素があるけど、古川作品って意外と死後の世界と現状の世界を同時に書く作品がなんこかあるなあ。


 で、「フルカワヒデオスピークス!」の「Twitter」見てたらイベントが。もう今年は関連イベント行かないようにしようと思って今日のタワレコのイベントとか行かなかったけどこれは行かざる得ない。というか行く。もう電話予約した。


『フルカワヒデオスピークス!』(アルテスパブリッシング)刊行記念「古川日出男ナイトVOL.9 古川サンタがやって来る!」
↑「この古川日出男ナイトVOL.9は、執筆に励んでいる自分に対する慰労であり、読者に対するサプライズ朗読であり、つまり、クリスマス・プレゼントなんだよ」(古川さん談)とのこと。


 上記の「僕たちは歩かない」の文庫買ったらサインしてくれないかなって思うだけど。だって、「フルカワヒデオ200ミニッツ」で本買っちゃったしな。知り合いも誘ってみた。古川作品読んでなくても楽しめるし、聴いたら聴いたで小説に興味出てくるようなそんなイベントで朗読ギグ。
 でも、何を朗読するんだろう、今書き下ろしで書いていると言う「MUSIC」じゃないだろうし、でも前に「MUSIC」を読んだ事あったし、何を朗読するのかもすごく楽しみ。



↓これは朗読ギグで向井秀徳氏とコラボしたやつ。
古川日出男×向井秀徳「ベルカ、吠えないのか?」
http://www.dax.tv/?item=2477


古川日出男×向井秀徳「Asobi」
http://www.dax.tv/?item=2478


古川日出男「ララララララララララン」
http://www.dax.tv/?item=2476



 ABC(青山ブックセンター)で観た関連イベントだけど、柴田元幸さんとのトークは観てないけど「vol.8」ないけど、今回のって「vol.9」じゃなくて「vol.8」なんじゃないかなって疑問が・・・。
古川日出男ナイトvol.6」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20080608


古川日出男ナイトvol.7」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20081012


「ダンストリエンナーレ トーキョー 2009 ―限りなき瞬間― 」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090921

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)

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世界の中心で、愛をさけぶ

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エクス・ポ・ブックス1 フルカワヒデオスピークス! (エクス・ポ・ブックス 1)

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ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

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聖家族

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MUSIC: 無謀の季節

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