古川日出男「4444」第32話or回「だれがアトムの記憶を再生したか?」配信。
結構「アトム」の名前というか単語が出てきてるような、気がするんだけど、出てきてるよなあ、数回は。この「4444」は「アトム」は重要キーワードっぽいな、どうなるのかな。
ヒデオブジェクトケイタニーラブ(古川日出男+小島ケイタニーラブ from ANIMA)に、新時代音楽の旗手・蓮沼執太さんが加わったヒデオブジェクトケイタニーラブ×シュータクティクス、短縮形ヒデラブティクスが起動したらしい。そのステートメント等はcoffeeで確認できます。もちろん僕(古川さん)は“文学”担当です。
『早稲田文学』プランナー/ディレクター・市川真人さんミニトーク ゲスト:古川日出男さん 来週の土曜日にABC六本木で。
昨日は伊藤計劃「ハーモニー」を読み始めた。
21世紀後半に「大災禍」と呼ばれる世界的な混乱を得て、人類は医療経済を核にした福祉社会を実現していた。誰もが互いの事を気遣い、親密にしなければいけないユーピア。体内を常時監視する医療分子により病気はほぼ消滅し、人々は健康を第一とする価値観による社会を形成していた。そんな優しさと倫理が真綿で首を絞めるような世界に抵抗するため、3人の少女は餓死する事を選択したーそれから133年後、医療社会に襲いかかった未曾有の危機に、かつて自殺を試みて死ねなかった少女だった霧慧トァンは自殺の試みで唯ひとり死んだはずの友人の影を見る。人類の最終局面に立ち会ったふたりの女性の物語。
3分の1程度読んだ。「虐殺器官」を先に読んでいたので彼の世界観と言うか一貫してる感じだ。あらすじでは「体内を常時監視する医療分子により病気はほぼ消滅し」とあるように物語上での近未来は病気にならない、しかし著者はこの時点ではガンが肺に転移して病室でこの作品を書き上げているみたいだ。死に向かっていく自らの肉体、それと正反対な物語の中で自殺しようとした女の子達を、死にそこねた彼女と、死んでしまった彼女の物語。
「虐殺器官」のクライマックスの終わり方はある種の自爆のような、世界に充満する痛みを忘れていた、無視しようとした者達へ対しての復讐のようなものだったが、この作品はどう終幕していくのか気になる。
P84に出てくる昔広島の上空で「ピカッ」っと飛行機雲で描いたアーティストがいたって出てくるんだけど、これってChim↑Pomのことだよな。彼とChim↑Pomって関係あったのかな、なくても知っていて小説に出したのか、どうなのかが気になった。
snoozer ( スヌーザー ) 2010年 04月号の表紙はゴリラズ。特集は「140字でつぶやきつくす激動のゼロ年代」ってことでこれから読もうと。一緒に買った「THE GROOVY 90'S~90年代日本のロック/ポップ名盤ガイド」はcharlieがレビューを書いてたキング・ギドラ「空から力」Dragon Ash「Viva La Revolution」のとこだけとりあえず読んでみた。これを機に気になったアルバムを借りて聴いてみようかな。
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