「文化系トークラジオ Life」2010年4月25日「様々なる定番」Part1配信。
出演:charlie(鈴木謙介)、佐々木敦、速水健朗、斎藤哲也、津田大介、片桐仁(ラーメンズ)、澁谷知美、前島賢、前田久
佐々木さんが、サブパーソナリティのはずなのにいるのがたまにっていうのはいかがなものかとは思うが。オヤジーズのうち一人は出ないとねえってのもあるし、まあ、驚きなのは当日バイトで聴けなくてツイッター見てたらラーメンズの片桐さんがいるっていうことだったけど。
片桐さんは一度バイト先で話かけた事があったけど、友人のウッチーが所属するコントユニット・スペースラジオがラーメンズの事務所の後輩だったから。そのことで、相方の小林さんは二度ほどスペースラジオのワンマンで見たことあるんだが。
「Life」と「エレ片」のTBSラジオ繋がりって感じでいい、ラジオの横の繋がりっていいなと思う。まあ、僕はほぼTBSラジオしか聴いてないけど。
ZAZEN BOYS - Honnoji (HD)
明日は祝日で休みなのだが「『MUSIC』(新潮社)刊行記念 古川日出男ナイト ファイナル!」の受付と「MUSIC」がABC六本木で発売するらしい。明日起きたら買いに行って休みだから一気に読みたい。
「LOVE」「ゴッドスター」「MUSIC」の三部は湾岸を舞台にしている、というか江戸時代以降に埋め立てられた場所を舞台にしていたりして「LOVE」の文庫の古川さんのあとがきにはこの三つは同じラインにあると書いてあった。「LOVE」も新潮文庫で出たし、「MUSIC」も新潮、「ゴッドスター」もすでに新潮から出ていてこのまま行けば新潮文庫になると思うから、古川日出男新潮三部作が湾岸/埋め立てられた東京を舞台にした三部作になるんだろう、そこを歩いて生まれた物語たち、そして文体という歌みたいな小説。
朗読で一部分聴いてたりとかフルカワヒデオプラス名義でのCDで朗読された部分が小説「MUSIC」に入っているのかどうかは読むまでわからない。阿部和重「ピストルズ」の圧倒的な物語展開とか世界観、村上春樹「1Q84」BOOK3の混沌とした時代に求められる村上文学と好きとか嫌いとか関係なく文学に興味をもつものを惹き付けてしまう彼の小説、だけども僕が一番読みたい作家は古川日出男という小説家。
なんだか読む前から読んだら僕の何かが崩壊してまた新しく再生するような期待がある。やっぱり古川文学だって思えるものが読みたい。
古川日出男「MUSIC」
二都を駆け抜け、時間と空間を繋ぐ、痛快で壮大な書下ろし長篇小説。
響き、響き。き、キキキ。聞こえてくるよ、猫笛、祝祭、大地の歌声――。無敵の超野生猫スタバ。猫笛を操る少年佑多。群を離れ独り走る少女美余。性同一性障害の北川和身。猫アートの世界的権威JI。心に喪失を抱えた人間たちは、一匹の猫によって東の都東京から西の都京都へと引き寄せられる。古川日出男が紡ぎ出す孤独と奇跡の物語。
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04
- メディア: 単行本
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- アーティスト: フルカワヒデオプラス,古川日出男
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- アーティスト: ZAZEN BOYS
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