Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「演奏と読書」

 下北沢で作家の藤谷治さんのお店の「フィクショネス」に行き仲俣さんと合流して藤谷さんの奥さんと四人で四谷三丁目の喫茶茶会記に行く。藤谷治×仲俣暁生トークセッション「演奏と読書」というイベントだった。
 


 お二人と奥さん、お手伝いという名であるがとくに何もできずな僕と藤谷さんの担当の方二人を除いたら十五人ぐらい、で女性の方が多いかったと思う。普段僕が行くようなトークイベントは仲俣さんの言う所の「トークイベント難民」が多く、だいたいほぼ男性であることが当たり前なので女性が多いイベントというのは僕にすると珍しい光景だ。


 参加資格は、『船に乗れ!』全3巻をすでに読了している方、あるいは少なくとも読みはじめている人とします(当日の議論は作品を最後まで読んでいることを前提にします)。と当初は言っていたので本当に読んでいる方や読みかけの人がいらしたのでほぼよい緊張感というかダラけない感じがして濃密なトークセッションだったと思う。意見や質問もしたい方はしていたし、それが話を展開させた感じで仲俣さんも今日はいいイベントだったなあって終わった後に言われてた。





 チェロも引いてくださった。生で聴いたのは初めてだった。世の中の流れなんか無視しちゃえばいいんだよって藤谷さんの言葉が印象的だった、帰ってから考えると森達也さんも著書でKYでいいんだって言われてることと似てるなって思った。だからこそ書ける事、表現できることがあるし、他の人と違う視線があると差異が生まれるのかもしれない。


 ツイッター始めて思うのは本当にブログで長文を書く気がなくなるんだなあ〜。眠いから寝よう、起きたら世間の流れを無視して書きたい作品書き始めようっと。