Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「Convinced Of The Hex」

 西島大介著「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」を買いに本屋に行った。それから同じフロアのレンタルの方へ、新作コーナーにフレーミング・リップスのニューアルバム「エンブリオニック」があって、なんかジャケットが気になった。
 それで、友人がサマソニで観た時に良かったって言ってたなって思い出してレンタルのとこでフレーミング・リップスの過去のベストとか一個前のアルバムを数枚借りた。それからそのアルバムを購入した、散財した。


 基本的に一曲も知らないのだがなんとなくノリで買ったりしてみた、ジャケが異様によいと思えた。


 「フルカワヒデオスピークス!」は古川さんと脳科学者の茂木健一郎氏の対談、これも読んだ事あるって思った。「新潮」で対談したのを以前立ち読みした部分だった。ここに出てくる東北についての語りはぜひ東北を地元にもつ人に読んで欲しいと思った。ずっとこの国で最後までいろんな政府が征服できなかった土地、それが東北だった事実。
 征夷大将軍という言葉がなぜ存在したのか、それの理由の征服出来なかった地域。会話の中に出てくることで印象的なのは明治維新以後に一番恐れていた、その地域が陥れられて今のある種の東北についてのイメージを植え付けたというのはおそらくあるんだろう。


 深夜の休憩中に最後の佐々木敦氏との対談を大部分読んだ、もう少しで読み終わり、イベント時に先行発売していたので読み終わっても発売するのは来月だからなんかお得感。


 「スローターハウス5」もあと四分の一ぐらいで、昨日昼間は「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」の一話を読んだ。BGMはフレーミング・リップスで。「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」は書いていた漫画原稿がなくなったという実話を自らドキュメントした漫画で、解説というか論考として大谷能生さんが文章を書いている。かなり特殊な形態の本だ。


 漫画原稿がなくなったり、漫画家と編集者の間の問題などがニュースになって、出版社が変わったり、自らのサイトで漫画を連載したりという出版社と作家を巡る問題が浮かび上がっている、ある意味でトピックになったここ数年。それを自ら漫画にして書くというドキュメントなので編集関係の人が読んだ方が身にしみるかもしれない。


「文化系トークラジオ Life」「休日の哲学」Part3
http://www.tbsradio.jp/life/2009/10/20091025part3.html

 
 Part2に続いて「このパートのBGM」でリクエストしてたiLL「Deadly Lovely」が。うーむ、あんまりみんな曲のリクエストしてないんかなって。したらテーマに合ってれば黒幕がチョイスしてくれて流れるのに。



 「エンブリオニック」の一曲目の「魔法の確信」という曲の邦訳が



The Flaming Lips - Pitchfork 09 - Convinced Of The Hex - 8of12



 彼女は言う、「あなたはシステムの存在を信じている
 物事を支配し影響を与える、そんな機構があると 
 でも分かるでしょ、私は何ひとつ信じちゃいない
 あなたは魔法を信じきっている
 私は何も信じない
 そしてあなたは魔法が間違いないものとおもってる


 それが私達の違い 
 それが私とあなたとの違い 
 それが私とあなたとの違い
 ほらね、それが私とあなたの違いなのよ」 


 って部分がなんか「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」にシンクロしてんなって勝手に思った、思っただけだけど。


 「アメトーーク」録画したのを見てる。「ほぼ日」で番組Pの加地さんと糸井さんが対談してる「ゼロの仕事。」(http://www.1101.com/ametalk/2009-10-29.html)はかなり面白いし、タメになる発言があるので番組見ている人も見ていない人にもおすすめ。で番組を見ながら書いているがオードリーがプレゼンしているんだが、ツッコミの若林の声がやっぱり「Life」パーソナリティーのcharlieの声に似ている、「〜なんですよね」みたいな言い方をする時に激似。


 骨格が近いからか? 声が似ている人は顔も似ていると思うんだがそういう本とかあったら読んでみたい。

魔法なんて信じない。でも君は信じる。 (本人本)

魔法なんて信じない。でも君は信じる。 (本人本)

エンブリオニック

エンブリオニック

聖家族

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