Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

Morning-running-high

 ライフワークとするために続けるという行為。正確には深夜に働いているので朝五時過ぎに帰って走ってを習慣づけの最中。休みの日の翌朝は走らない感じでランニングしとるわけだが、普通に汗があんまり出ないのは代謝の問題と寒さのせい。


 ラジオっ子ではないのだが、「Life」と「ウイークエンドシャッフル」のPodcastは楽しみにしてて、帰って更新して新しいのを聴きながら走る、曲を聴きながらもいいが、ラジオ聴きながらもランニングには合う。


「休日の哲学」Part2
http://www.tbsradio.jp/life/2009/10/20091025part2.html


 ↑を聴きながらいつもと同じ道を走る。見慣れてきたコースも聴くものの雰囲気やテンポによって違う。帰って「Life」のサイト見たら放送中にかかってたBGMの一つにR.E.M. "Nightswimming"(manaさんリクエスト)とあった。リクエストしてたんだけどね、放送中は気づかなかったなあ。映画化して転けるであろう「BECK」の中でコユキとマホにとって大事な曲「swimmingbear」の元ネタソング。


 イケメン揃いで映画化して客呼ぶのはまあ戦略というか所詮は資本主義の中での創作行為だから否定はできないし、仕方ないけど「BECK」では漫画だから彼らが鳴らした音は聴こえないで、読者が想像してたんだけど映像化したらそれを再現しないといけない。
 しかも嫌でも歌うシーンやライブシーンが絶対にある、でエキストラで行った連中は基本的にメインの主役たちのファンだろう、本当に普段からロックバンドのライブやフェスに行ってる連中の温度を出せるのか?

 
 無理だろう、イケメンを観たくて観に行ってる人と普段から音楽が好きでライブに行く人はあきらかにノリが違うだろう、その辺りが映像化された時にライブに行かない人には違和感ないだろうが普段から行ってる連中からすれば、それは嘘でしかないし侮辱にあたるかもしれない。


 本当に映像化しづらい作品をイケメン揃えたぜってウリだけで企画通すとただ消費されてすぐに忘れ去られる作品になると思う、今の所は否定派だが。
 同じくバンドモノの「ソラニン」は完全に芽衣子は宮崎あおいみたいにかわいくねえしというツッコミはまあ置いといて、歌がうまいとか大勢のオーディエンスの前でやるってバンドよりも完全な青春ものであるからなんとかなると思う、コミックも二巻だし、よほど下手な脚本家と監督でない限り物語が変わるようなヘマはやらないだろうし。


 「BECK」映画化において、原作でコユキの聴いた者を振るわすような限られたものが持っている声を絶対に表現できないとすべてが嘘にしかならないという問題点をどうするのか? 


 だから結果が目に見えちゃうから原作ファンなのに観に行く気がまったく沸かない。リュウスケとコユキが「平成ライダー」出身なんだからマジで「仮面ライダーBECK」ってリミックスしちゃって五人がライダーに変身して楽器武器にしちゃえばいいんだよ、「仮面ライダー響鬼」の流れをくんでさ。
 「仮面ライダーディケイド」っていうマジで対戦カードゲームのためだけに作ったような全てを破壊して台無しにした後だったらなんだって許してくれると思うし。そっちの方が無茶やっても面白そうだが。


 「Life」終わりは久しぶりにミスチル。「ランニングハイ」を走り終わった後の歩きで聞く。この曲をRIJで聴いた時はなんだか泣けてしまったのを覚えてる。ミスチルの曲で泣けるのはこの曲ぐらいかなあ。で主題歌だった映画「フライ,ダディ,フライ」は金城一紀氏の「ゾンビーズシリーズ」で第一弾だった「レヴォリューションNo.3」がすごく好きでけっこういろんな人にあげたりした。


 「レヴォリューションNo.3」の最後の短編「異教徒たちの踊り」の中に「なにがあっても。踊り続けるんだ」って台詞がすごく響いて座右の銘にしてたんだが、最近彼が「春樹チルドレン」であると知った辺りからこれの元ネタが村上春樹作品にある気がどうもしてる、たぶん似た台詞かなんかあるんだろう。
 しかし、角川に移行したので同じハードが違う出版社で二冊ある。角川版はビートルズ「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のオマージュなんだが、買ってない文庫版はがらりと絵が違いすぎて違和感。


 元ネタというか自分が好きな作家さんとかが影響を受けた作家とか読むとなんとなくわかったりとか、けっこうあるんだけど。知らないままの方がいいのか、どうなのか。さすがに「風の歌を聴け」は読まないといけないかなって思う。


 「ランニングハイ」のあとはイッツ不倫ソング「UFO」を。まあ自身の体験をもろに出したんだろうなって。で「UFO」というと読んでいる「スローターハウス5」に出てて、宇宙人に連れ去られている間、時間を行ったり来たり、主人公のビリーの過去・現在・未来を。というSFなんだが過去・現在・未来が一直線上じゃなくて、過去、現在、未来は並列に同時的に展開しているみたいな感じになっている。


 思いのほか好きな感じだった。


 今日は西島大介著「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」が出るはずだから買いに行こう。


 とりあえず、今は前に書いた小説を二十数枚削ったバージョンと逆に二十数枚増やしたバージョンを作って応募してみるつもり、構造が変わるからものが違う作品になるのと出すとこの色がまったく違うのでどう出るか、出したらとりあえず次の目標にシフトチェンジ。増やすのはまだやりやすいけど削るのは思いのほか難しくて難航中。


R.E.M. - Nightswimming (Live)


 それにしても恐ろしくいい曲だ。これ聴くとなんで中学時代に夏休みに深夜のプールに忍び込みに行かなかったんだろうって思う、やんちゃしてた連中はしてたけど。


 深夜のプールに忍び込む男女ってだけで話ができるもんなあ。

BECK(1) (KCデラックス)

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ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

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It’s a wonderful world

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レヴォリューション No.3

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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

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魔法なんて信じない。でも君は信じる。 (本人本)

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