最近寝過ぎてしまう。何の疲れかわからないけど疲れが出ているのだろうか。で朝帰って飯食べて寝て夜はできるだけ取らないようにしている、飲んでいたサプリのカルニチンが今まで間違えて一日二粒飲んでて実際は一日六粒だったことに気づききちんと六粒飲み始めた。
前屈でようやく指先が床になんとかつくようになってきたなどのおかげか最近走ってないが体重が減った。飯をあんまり夜食わないようになったからかカルニチンの摂取の影響か、蒸し暑くて寝てる間に水分が出ているのか原因がよくわからない。
深夜にはまたスピーカーに繋げてPodcastを聴いていた。当日聴いてたけどウインドウズメディアプレイヤーがダウンロードできなくて番外編を聴けなかったんだがいつも通りPodcastで「文化系トークラジオ Life」の番外編を聴いた。charlieがブログをしていると誰かから聴いたような気はしてが、匿名だとどのキーワードで探したらいいもんかよくわからないのでどんなブログ書いてるのか知らない。「東のエデン」とかについて書いてたりするのかな、どうだろう。
最近は「Life」に出ていない批評家の佐々木敦さんの新書が出るらしい。
「エキス・ポ日記」
http://expoexpo.exblog.jp/9938439/
『ニッポンの思想』は講談社現代新書より7月16日発売予定。
プロローグ 「ゼロ年代の思想」の風景
第一章 「ニューアカ」とは何だったのか?
第二章 浅田彰と中沢新一──「差異化」の果て
第三章 蓮實重彦と柄谷行人──「テクスト」と「作品」
第四章 「ポストモダン」という「問題」
第五章 「九〇年代」の三人──福田和也、大塚英志、宮台真司
第六章 ニッポンという「悪い場所」
第七章 東浩紀の登場
第八章 「動物化」する「ゼロ年代」
という内容らしい。「「九〇年代」の三人──福田和也、大塚英志、宮台真司」ってのは読んでみたいなあ、それより一週間ぐらい前に大塚英志著「物語論で読む村上春樹と宮崎駿 ――構造しかない日本」という新書も出るので今月の中旬からはこの二冊を読もうかな。
来月に文庫で大塚英志×西島大介「試作品神話」が出る。西島さんは「新家実」の最初の方から漫画も書いてるし大塚さんの文庫の表紙とかも書いている。ポナイトにも出てて佐々木さんとも繋がりがあるし、Deturn.のジャケも書いてるしと、他にも僕が興味ある人と繋がってたりと、世界はというか特定の世界はやはり狭いなって思うけど、そこの世界に入るのはけっこう難しいという問題。
事件時、失業保険切れ=経済的な行き詰まり原因か−パチンコ店放火殺人・大阪府警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000165-jij-soci
「つきまとわれていた」火つけられた職安職員
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00001019-yom-soci
経済が悪くなると確実に不平とか不満が出てきてどうしようも怒りやいらだちを人にぶつける人が出てくる。被害にあった人はほんとに運が悪いというか可哀想だなって思う。
たぶん、「すべての男は消耗品であるvol.10 大不況とパンデミック」で読んだんだと思うけど、失業した人や仕事がない人とか低所得者層にかわいそうだからなんとかしてあげようという気持ちよりは、中流階級(いるのかこの国に)や金持ってる連中がそいつらを放っておくと被害がやがてくるという危機管理だっけ、そっちの意識で社会的になんとかしようと思わないと解決できないのではないかみたいなことが書かれていたのを思い出した。
かわいそうだからっていう道徳な施しよりも、こいつらやばいからある程度社会的に助ける事でなんとかリスクを減らそうという考えの方が法律とか社会を動かせるのかもしれないなあって。
僕は今の所はそこまで犯罪を犯すような所にいないけど何のきっかけでそこに落ちてしまうのはわからないし、可能性は高いのだろう、一般的に会社に勤めている人よりは。ロスジェネ世代が35歳越えて悲惨な状況が増す頃にどういう対策がとられてるんだろうか。
「サウンドトラック」の冒頭部分を読んでいるとこういう設定というか最初だったんだなって思い出した。兄妹として保護されるトウタとヒツジコだけど、実際は別々の理由でその島に流れ着いている。舞台は東京に変わるから村上龍「コインロッカー・ベイビーズ 」と比較できるというか類似性を見いだせるし、最初に読んだ時も「コインロッカー・ベイビーズ 」に似てるなって思った。
ある程度の影響もあるだろうし、「コインロッカー・ベイビーズ 」と比較される事はわかった上で執筆されているんだろう。ヒツジコは幼少期からすでに踊る事で輪郭を無くすような見たものがなんだこれはみたいな踊りができている。確か「コインロッカー・ベイビーズ 」では弟の方が歌手になったんだっけな。どちらも東京をサヴァイバルする話で作家性が出ている、東京でのサヴァイブの方法が作家の色でまったく違うのは読み比べるとわかる。
そういえば大塚英志原作「摩陀羅 天使篇」やその前の「転生編」、あるいはタイトルが変わって出された「僕は天使の羽根を踏まない」における主人公である犬彦(シリーズ上ではユダヤ、「多重人格探偵サイコ」にも登場)はコインロッカーで発見されたという設定になっていた気がする。でも、新宿かな、そのコインロッカーを彼は確かめに行かない。それがなかった時に自分の存在がもはや揺らいで立っている事すらできなくなってしまうから。
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すべての男は消耗品である。 Vol.10 大不況とパンデミック
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