Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『スーサイドクラッチ』


 仕事終わりに大盛堂書店さんに寄って書店員の山本さんと少しお話をさせていただいた。これから出る本についてとか諸々etc。選書フェアで選んだ作品のコメント。


海猫沢めろん『全滅脳フューチャー!!!』
西島大介さんが装幀イラスト書いているが西島さんの自伝的な『I Care Because You Do』に似ている感じがすると言われていたけどそれは読むとなんとなくわかる。なんか所々で笑ってしまうし、シンさんという存在が嫌いになれずに、ああそういう人いるわって。


 『文化系トークラジオLife』のサブパーソナリティーでもあるめろんさんの自伝的な本で地方を描いた小説でもあるので僕はかなり親近感があったし笑ったし哀しくもなった。そんなめろんさんのデビュー作である『左巻キ式ラストリゾート』が星海社文庫で出るらしい。
 イラストは鬼ノ仁さんの描き下ろし&全てフルカラーで解説は東浩紀さんらしい、おそろしい布陣だ。



江波光則『スーサイドクラッチ
『魔術師スカンク』シリーズの最後だがこれが一番最初に書かれたらしい。しかし、1、2、3と増していくのは著者が書きたいこととある種のやりたい放題だから素敵だ。鈴木謙介氏の帯文通りで人に薦めにくいが最高。




鈴木謙介・驚愕!」な帯文な江波光則著『スーサイドクラッチ』と魔術師スカンクシリーズ はやっぱり三作めに出た『スーサイドクラッチ』が最高でした。


 と星海社ネタが続いたのですが、太田克史さんがある告知をツイートしていたのでコピペします。


太田克史 @FAUST_editor_J
【速報】星海社ウェブサイト『最前線』にて大塚英志氏による「角川歴彦とメディアミックスの時代」の連載開始が決定いたしました。6月中旬よりスタートです。 #sai_zen_sen


太田克史 @FAUST_editor_J
角川源義、春樹、歴彦の角川家三代の歴史と80年代に原点を持つメデイアミックス論から大塚英志があぶりだす巨大メデイアグループKADOKAWA・DWANGOの行方とは? 星海社ウェブサイト『最前線』の新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』は全メディア人、全おたく人必読の連載です。


太田克史 @FAUST_editor_J
大塚英志氏の新連載「角川歴彦とメディアミックスの時代」の「序」の冒頭部分から二カ所をちょこっとだけスクリーンショットでご紹介いたします。6月中旬の連載開始を楽しみにお待ちくださいませ。 http://twitpic.com/e3xlw8 http://twitpic.com/e3xlx3


太田克史 @FAUST_editor_J
星海社ウェブサイト『最前線』における大塚英志氏の新連載「角川歴彦とメディアミックスの時代」は、先日公に発表されたKADOKAWA・DWANGOの誕生を昨年の頭から予測して準備を進めてきたものです。最高のタイミングでの連載開始となり、担当編集者として心からわくわくしています。


太田克史 @FAUST_editor_J
ご存じのように大塚英志氏は角川歴彦氏による92年のメディアワークス設立にも深く関わっており、歴彦氏のビジョンを通じた「メディアミックス」のあり方と行く末を語る上では右に並ぶ方がいらっしゃらないのではないでしょうか。新連載「角川歴彦とメディアミックスの時代」乞うご期待です。



↑やばい、いつに大塚英志さんの連載が星海社で始まってしまう。まあ、内容的に角川で書けないだろうけど。『夏の教室』とか『僕は天使の羽根を踏まない』とか星海社文庫でリリースしてくんないかな、この流れで。

ストーンコールド 魔術師スカンクシリーズ 1 (星海社FICTIONS)

ストーンコールド 魔術師スカンクシリーズ 1 (星海社FICTIONS)

スピットファイア 魔術師スカンクシリーズ 2 (星海社FICTIONS)

スピットファイア 魔術師スカンクシリーズ 2 (星海社FICTIONS)

スーサイドクラッチ 魔術師スカンクシリーズ 3 (星海社FICTIONS)

スーサイドクラッチ 魔術師スカンクシリーズ 3 (星海社FICTIONS)