ついに園子温監督「愛のむきだし」のDVDが発売です。劇場で観れなかった人はぜひ。今年の映画の中でも映画でも飛び抜けてるし今世紀でも。今年日本にいたら絶対に観るべき作品なのとライムスター宇多丸さんもラジオで絶賛。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: DVD
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「愛のむきだし」@東京フィルメックス
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20081130
「愛のむきだし」初日舞台挨拶
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20090201
佐々木敦さんの「ニッポンの思想」を読了。僕のように基礎体力みたいな思想関連のことに疎い人が読むとなかなかわからない。わからないことがわからない状態に陥る。90年代の三人の福田和也、宮台真司、大塚英志の所は興味がある部分だったのでわりとすんなり入ってきたかも。
大塚英志さんのものは全部とは言わないが漫画以外の批評とかも九十年代の中頃以降に出たのは持ってたり読んでたりはする。
ゼロ年代以降に東浩紀さんしかいないということ。今は彼が仕掛けていることで次の「テン年代」に出てくる人たちがいて、そこで切磋琢磨してしのぎを削って生き残った人が「テン年代」を代表する次の東さんのようなポジションに行くのかも。
最近東さんのブログを見ると「ゼロ年代の想像力」の宇野常寛さんといろいろやってるみたい。「Life」でも仰ってたけど「シーンを作ろうとしているやつにしか興味がない」といった部分で宇野さんを認めて新しいことをやろうとしてるんだろうなあ、なんだかんだ言っても「平成ライダー」見てハマったわけだし。
文化系トークラジオ Life「現代の現代思想」ゲスト・東浩紀さん
Part1 http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2009524part1.html
Part2 http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2009524part2.html
Part3 http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2009524part3.html
Part4 http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2009524part4.html
Part5 http://www.tbsradio.jp/life/2009/05/2009524part5.html
Part6 http://www.tbsradio.jp/life/2009/06/2009524part6.html
Part7 http://www.tbsradio.jp/life/2009/06/2009524part7.html
Part8 http://www.tbsradio.jp/life/2009/06/post_118.html
- 作者: 佐々木敦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: 新書
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- 作者: 宇野常寛
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: ハードカバー
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最近は小説に集中できなくて少しずつ読み進め。古川日出男著「サウンドトラック」はまだ上巻の三分の二。トウタがついに東京の本土に。そこで描かれる湾岸というか水際の部分は竹芝埠頭や天王洲アイル、芝浦処理センターとかそういう場所の固有名詞。前に「サウンドトラック」を読んだ時には地名や場所のみが僕に入って消えた。今回は少し違う。
僕はその辺りを歩いて確かめたから、それは「LOVE」の舞台を歩いたからであるが、ぼんやりとしたイメージとしてではなく、実物の想い出として脳内にリアルにイメージできる。歩いて見て感じた土地は自分の中の地図として存在する景色として把握されている。
「Love Fall」
http://d.hatena.ne.jp/likeaswimmingangel/20081118
文庫が出た当時に読んで感じなかったもの、本当に古川文学は東京を描いているということ。僕は住んでいながらも知らなかった東京の部分を小説によって知って実際に見て歩いて、感知した。
文体のスピードや言葉の流れで声に出しながら読むと染み入るというかさらに入ってくるんだけど、場所や地名を実際に訪れるとフィクションとノンフィクションが混同していく、混ざる、境界線が、消える。
村上龍「半島を出よ」を少し読んだけど、休憩時間中に「サウンドトラック」と交互に読むと全然進まない。「半島を出よ」の長さはハンパない。今一章に入る前のプロローグ。タイトルの由来というか作戦名だったことだけがわかった。
この間は村上龍の処女小説「限りなく透明に近いブルー」が新装版で出てたが、最近見たら「コインロッカー・ベイビーズ」も新装版で出てた。「1Q84」で村上春樹が再注目されているけど、僕もその流れで過去の長編を読んだ。
でも二十歳とか前に小説を読み始めた時に僕がハマってたのは村上龍さんだった。やっぱり「希望の国のエクソダス」はすごい話だと思うし、「昭和歌謡大全集」とかわりと好きなんだが。幻冬舎の社長と仲いいからある意味で幻冬舎文学扱いされた部分もデカイのかもしれないなあ、「1Q84」にぶつけて長編いきなり出したら文芸界的も面白い事になりそうだけども。
Thom Yorke - Latitude Festival 2009 - There There
なんかトム・ヨークがカッコ良くなっているというか髪の毛が増えてる!
↓初めて友人と武道館にradioheadを観に行った時に披露して後に「I Might Be Wrong: Live Recordings」というCDにも収録されている「True Love Waits」。僕は英語もわかんないし聞き取れないけどこの感じ、「Fake Plastic Trees」同様の内省的なあるいは文学的に感じれるタイプのradioheadの曲の方が好きで、踊れる曲も好きなんだけど、たまに聴きたくなるのはこちらのタイプで日本にもぜひトムのソロでいいから来てやってほしい。というかプロモーター呼ぼうよ、ソロのワンマンで。
Thom Yorke solo - Latitude 2009 - True Love Waits
Thom Yorke solo - new song - Latitude 2009 - The Present Tense
Thom Yorke solo - Latitude 2009 - Eraser
Thom Yorke @ Latitude 2009 - Videotape
Thom Yorke - Latitude Festival 2009 - Atoms For Peace
Thom Yorke - Latitude Festival 2009 - Everything In Its Right Place
トムは日本大好きだし多少は日本語も勉強したらしい・・、村上春樹が好きだと公言もしている。確かに村上春樹読む時にradioheadの曲は合う。
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の二部構成「世界の終わり」と「ハードボイルド・ワンダーランド」と交互に語られる双生児的な二つで一つな作品は「Kid A」「Amnesiac」の双子的なアルバムと通じるものもある。
トムが「1Q84」を読んでどう評価するのか聞いてみたいと思うんだけど海外への翻訳本って数年はかかるんだろうなあって思ったけど、よく考えたら村上さんは英語で書いて日本語に訳す感じで書いていると聞いた事もあるからすでに英語版は存在してんだろうなあ。きっとトムも二巻を読み終わったら言うと思う「終わってないじゃん、物語、続きは?」って。
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/20
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- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/15
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- アーティスト: トム・ヨーク
- 出版社/メーカー: ベガーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/07/05
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- アーティスト: レディオヘッド
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2001/11/07
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