Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「ラットマン」

 土日の疲れが出たので月曜は爆睡した。レッドブルを飲むとなんとか寝てなくても行けるのだがその分寝た時にいつも以上に深い眠りに落ちる気がする。いやいつも以上に落ちて深い。


 深夜に来たおばはんの客に話しかけられ、財布は紫だとお金が貯まるっていうわよねみたいなフリをされてしまったので、いやそれは黄色じゃないかって思って言ってたらめっちゃ話しかけられた。紫は高貴な色と言うか冠位十二階での上位の色で、確かオウムの麻原彰晃の服の色が紫なのはそこからきているとかいないとか聞いた記憶がある。


 おばはんはその後家を三軒持っているという話になり、巳年はお金に恵まれるなど話しだした。戌年な僕はいい人らしい、戌年がいい人ってのはそうなのか? 犬が主人に忠実だからか? うーむ。


 「戌」は「滅」(めつ:「ほろぶ」の意味)で、草木が枯れる状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の犬が割り当てられたって枯れるんですか〜、え〜、ある意味破壊者な感じが。


 深夜の本屋でなんか新しい作家と言うか読んだ事ない作家さんの本を読みたいなって思ってて、気になったのが最近新刊のとこに置いてある道尾秀介龍神の雨」って本で彼の本がまとめて置いてあったのでどれかにしようかって思って帯で買うのを決めようと思った。
 結局、「ラットマン」ってやつにした。そういえばこの人は「野性時代」の冒頭の方で散歩のすすめの特集で出てたなあって。この人の作品は「十二支シリーズ」って言われているらしい。と干支繋がり。

ラットマン

ラットマン