Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

君に届け/ちはやふる

君に届け 9 (マーガレットコミックス)

君に届け 9 (マーガレットコミックス)


あ、甘酸っぺえぇ〜ここまでピュアだと天然記念物な気も。
アニメ化らしいですね、となると次は映画化でしょうか。
貞子もとい爽子は栗山千明で決まりですね。


この作品いい人ばかりなのが少し問題というか、人の暗闇部分が
ないのは夢みる、恋する少女がターゲットだからなんだろう。


まあ、展開にやきもきさせられます。甘酸っぱいっすわ。



ちはやふる(6) (BE LOVE KC)

ちはやふる(6) (BE LOVE KC)


 競技用かるたを題材にした漫画で少女コミックだけども、モチーフというか内に秘めているテーマが全盛期の「少年ジャンプ」に存在していた「友情」「努力」「勝利」の三つともある。


 恋愛的な要素はほぼ今の所ないが、テンポの良さや競技用かるたにおける心理戦など引き込まれる要素が多く、キャラクターもそれぞれの特性・個性があり、感情移入もしやすい。


 さすがマンガ大賞2009大賞作品と言う貫禄。


 『ちはやふる』という言葉は六歌仙の1人、在原業平朝臣の歌「ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは[1]」から来ており、「神」を導く枕詞で勢いの激しいさまを言うらしいよ。



Life番外編「『現代日本の転機』をめぐって」 Part1&2
http://www.tbsradio.jp/life/2009/09/life_part1.html
http://www.tbsradio.jp/life/2009/09/life_part2_2.html


 社会学者・高原さんがゲストの「Life」も全二回が配信。「韓国版ロスジェネ問題?88万ウォン世代を巡って」や「中国の若者問題:「八〇后世代」問題」など日本のロスジェネ問題のようなことはやはり世界で起きているというか共通項やある一括りに出来る世代問題は根深いみたいだ。アメリカにあった「ジェネレーションX」と同様に。


 「ジェネレーションX」だとグランジオルタナムーブを牽引したニルヴァーナカート・コバーンスマパンビリー・コーガンの歌詞には彼らの寂しさや内面における孤独を現していたと思う。


 今月の「文化系トークラジオ Life」はNHK青春リアル」とのコラボでテーマは「居場所」で、最近ソフィアの「街」イエモンブリリアントワールド」を聴いたら、なんか恋愛的なことを歌っているけど「居場所」っぽいなって思った。