「ロリータの温度」 - Spiral Fiction Note’s diary

　朝起きてからなぜかこないだ買ったファミコンもどきで「がんばれゴエモン２」をやり始める。二度ほどコンテニューをして（敵には殺されないのだがジャンプミスでドツボにハマり死ぬというミスを連発）小学生の時は行った事がなかったラストステージに。

　で、余裕で倒したらエンディング画面になった。2Pを使用する時に使えるキャラクターの「ゴエモン」シリーズでの名脇役のエビス丸が術によって美女からエビス丸に変化させられていたということがわかり、美女に戻るというエンディング。

　この設定は「2」だけのものらしく、後のシリーズには人気が出てしまったエビス丸が女性だったという設定は消されている。
　「悪魔城伝説」でも途中で仲間になる女性と主人公が結婚するらしいし、でドラキュラハンターの血族が続いて行くという流れ。昔のゲームって出会ったキャラクター同士が結婚とかしますね、ああ「グーニーズ」と「ラグランジュポイント」がやりたいけど、別にやらなくてもいいやって気持ちもだいぶある。

　でひたすら普段の睡眠不足を補うかのように寝た。起きて「天地人」を見た。「本能寺の変」で吉川晃司扮する信長が自転車芸人から尊敬されている鶴見辰吾さんの光秀に謀反に遭うのだが。「本能寺の変」のすぐ後に光秀に長澤まさみ扮する初音が襲いかかるシーンがあるんだが、それはムリあるだろうと思ってしまい笑ってしまった。一応真田家の娘で忍びらしいんだが、その設定無理な気がする。

　detuneのニューアルバムのジャケットを前回同様に西島大介さんが書いているみたい。「わ・を・ん」の「星に願いを☆」はかなり好き。

　一年数ヶ月前に出た「新現実」vol.5の大塚英志さんの編集日記みたいなのを読んでいたら『ロリータの温度』を作った時のポスターが出てきて、メインのボーカルとビジュアルは「ハルヒ」の声優になった平野綾。ワンショットだけ沢尻エリカが写真集には映っているはずだ。皆、全くの無名でオーディションで白倉由美が選んだんだっけと書いてあったので家にある伊島薫×白倉由美「ロリータの温度」の本の最後のクレジットを見てみたら確かに平野綾と沢尻エリカの名前があった。

　表紙と中の写真の子が平野綾だろう。で「13歳のころに出演したドラマ『多重人格探偵サイコ雨宮一彦の帰還』では、原作者の大塚英志に「この子は将来売れる」と言われた。」ってwikiにあるし、それも昔買ったけど売り飛ばしてしまった。その後に三池崇史監督にある意味でケンカを売るような「MPD-PSYCHO/FAKE MOVIE REMIX EDITION」なら買ったので未だに家にあるんだけど、一般には販売してないからレアなのかも。
　ルーシー・モノストーン「MDP-PYCHO CD / Strange New World」っていうCDも昔限定で買ったんだけど「Strange New World (LOLITA℃ Version)」ってのが収録されていておそらくその歌を歌っているのも平野綾だろうか、だとしたらわりとファンにはレアになってるのかもしれないなあ。

　平野綾の昔と現在。ほくろが同じ位置なので彼女でしょ。

　あと大塚さんの日記に「コミックチャージ」創刊で実売は10％切ると予想、当たるって書いてある。実売がそれだったら休刊するわなあって思うけど、結局また創刊する「ヤングエース」（http://www.kadokawa.co.jp/ya/）は目玉が「新世紀エヴァンゲリオン」「多重人格探偵サイコ」「サマーウォーズ」「長門有希ちゃんの消失」の四つ。

　「少年」はやがて「大人」になるーー。ひとつ上行く「少年エース」の兄貴誌誕生!!
　２回目の思春期を迎えたキミたちに、創刊15周年の「少年エース」が総力を挙げて贈る新増刊「ヤングエース」。1994年12月「少年エース」で連載を開始した貞本義行「新世紀エヴァンゲリオン」が、ファン待望の移籍連載決定！佳境を迎えるストーリーに注目！！

　さらに強力ラインナップが集結！累計800万部超のショッキングサスペンス、田島昭宇×大塚英志『多重人格探偵サイコ』！「時かけ」の細田守監督最新作『サマーウォーズ』がコミック化！！ぷよが描く「涼宮ハルヒの憂鬱」スピンオフ！『長門有希ちゃんの消失』！！！

　
　って兄弟誌って、普通は姉妹誌なんじゃないのかなあ。兄弟誌ってなんか「超兄貴」的な感じがしますけど。「２回目の思春期を迎えたキミたちに」というのは結局の所「大人」になれないっていうことを肯定してるような印象を受ける。２回目の思春期ってことはターゲットが二十代後半から三十代半ばぐらいか。

　mixiのコミュニティで「興味のない事はどうでもいいトピック」にある「トトロが恐れるもの」の本当の答えはその見えていた子供が大人になることだと思う。「トトロ」は幼い子供が作り出す架空の友達だから、大人には見えないから。

　大人になりたいと思いながらどうも大人になれない感じがずっとしている僕みたいな人間は少なからずいるだろうけど、そういう人にとっては自己嫌悪的な感じを受けるのと、それを好んでいる人の無自覚に楽しめる感じ（意識的にわかっていて楽しんでいる人は稀だろうし、そこの領域にいるならある意味尊敬する）に苛つくから僕は「ジブリ」と「ディズニー」が嫌いなんだと書きながら改めて理由がわかった。