Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「いちご白書」をもう一度

likeaswimmingangel2009-04-21

 「HEY!HEY!HEY!」は昔の曲をテーマにしたコーナーを新しくし始めた。若手のミュージシャンを出すだけだと年齢層の高い視聴者が見ないから、ということが戦略的にあるんだろう。それにしても仮面ライダー555半田健人昭和歌謡のマニアックさは彼がバラエティで使い勝手がよく、役者としてダメでもバラエティでいけることを証明しているようだ。


 高齢者が多い社会に増々なっていけばきっと今のようなどん底の不景気の時代よりも昭和という区切りの中で人生の大半を過ごしたことをみんな懐かしがって大切にするんだろう、テレビは老人のものになっていき、若者は離れていくんだろう。


 それにしてもダウンタウンの画みたいなのが出てくるんだが、アメリカの漫画みたいな感じの描かれ方。チャールズ・ブコウスキー「パルプ」の表紙の画に似ているというか同じような書かれ方をしている。

パルプ (新潮文庫)

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 ばんばひろふみ「「いちご白書」をもう一度」をユーミンが楽曲提供する前でを紹介、普通にいい話。荒井由美は「学生運動」をモチーフにした曲を書いていたがどうも完成させることができずにいた。売れなくてもう辞めようと思っていた彼は当時付き合っていた彼女に荒井由美のセカンドをすすめられた。最後に散り花咲かせるなら彼女に曲を書いてもらおうと彼女に繋がる道を探しだした。

 彼はユーミンの曲を聴いた感想を後に「モノクロの世界の音楽シーンにパステルカラーが舞い込んできた」と語っている。必死に探しし若手サンドディレクターに出会う、彼は松任谷正隆だった。そしてユーミンに会う事になり、彼は思いのたけをぶつけ彼女は楽曲提供を快諾。のちにユーミンは「彼の姿を見た瞬間作りたかった曲のイメージがはっきりとした形になった」と語る。このVTRは彼がばんばで曲が「いちご白書」をもう一度」ということを最後に出す上手い作り方、ばんばさんが歌っているのが出るとさすがに鳥肌が立つような構成だった。


 それにしてもこの曲は懐かしのみたいな歌番組で何度か聴いた事あったけど「学生運動」がモチーフだったんだな。中高時代に全くと言って「学生運動」に興味もなく知ろうともしていなかった僕だが。


 去年の誕生日に阿佐ヶ谷ロフトであったcharlieが出るので言ったイベントは「全共闘世代VS自分探し世代〜この世を悪くしたのはお前だ! 」だったし、その時は「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が公開していたけど観てなかった、charlieを挑発してた人が普通に赤軍議長の人だったけど、とかきちんと知るのは映画観てから。


 で大塚英志著「「彼女たち」の連合赤軍サブカルチャー戦後民主主義 」を読んでいたのでなんとなく知っていた程度だったけど、仲俣さんがその本の事を出して赤軍派の人に質問してた。とかで映画を観に行ったら二十代は僕ぐらいでほとんど年配の人が劇場を埋めていた。本を読んでからあの作品を観ると女性同士の関係性や新しい時代に適応できる人と旧来の価値観に留まろうとした人などいろいろな見方ができた。


 僕が影響を与えられた野島伸司「未成年」で最後にヒロたちが廃校に立て篭るという抵抗のシーンが実は赤軍浅間山荘事件をモチーフにしていたことを知ったりしたのは二十代半ば。知らないうちにそれに影響された人にさらに二次災害みたいに影響されるということは世の中には実はたくさんあって、まあ調べたりするとわかったりはするんだけど。 

「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義 (角川文庫)

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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]

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 休みだったので十時間ぐらい爆睡した。で「HEY!HEY!HEY!」「やりすぎコージー」見て、飯作って「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んで、ココリコ田中としょこたんの「飛び出せ!科学君」を見た。テレビばっかり見たけど「やりすぎ」のマニアックな趣味の芸人紹介は好きだなあ、月9とかタックルと勝負する気がないような気がして。東野さんの笑い方に悪意を感じてしまうがやはり今田・東野コンビはダウンタウンというタチの悪い二人に鍛えられただけ、他の若手じゃあもう勝負にならない、ジュニアさんも芸人というよりはタレントになってしまったし。


 「HEY!HEY!HEY!」は最初のとこだけであとの人数増えたダンサーグループとかジャニのとこは見なかった、別に彼らのファンじゃないとトークおもんないしね。昨日の「ガキ使」の新千秋オーディションはまた二回目をしてほしい。


 Dragon AshのダンサーATSUSHIさんがほぼ日の本棚コーナーに出てた。
http://www.1101.com/hondana/index.html#1


 写真はホン・ジヨン監督「キッチン 〜3人のレシピ〜」 観るかはわからないけどこの写真の佇まいは好きだな、やっぱり男二人女一人の方が画としてはいいな、構図として。
http://www.ht-cinema.com/movies/title/kitchin-movie_shibuya.html