Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「Morning Sun」

 バイト中に通路を通ってきた顔の小さい女性に何か見覚えがあって、誰だっけ?と思ったけどすぐに思い出した。「ロンハー」に出てた鳥居みゆきのお姉ちゃんだった。で、隣でレジをしていたY氏のレジに行き、彼が珍しく休みの日にしているけどほぼ見ない「ロンハー」を見ていたので彼も彼女が姉だとわかりレジで普通に聞いたら顔が真っ赤になったらしい。


 まあ、恥ずかしいって気持ちはわからなくはないのだけど、やっぱりメディアに顔を出すと言う事はそういうことが嫌でも起きてくるってこと。若手で売れているミュージシャンよりも直木賞芥川賞を取るような作家よりもテレビに数分でも出た素人さんのほうが顔は知れる。それはテレビというメディアがどんなに力を失ってもまだ見ている数で言えばメディアの中では強者なんだなあってのんびりと思った。


 「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の「ザ・シネマ・ハスラー」がポッドキャストで「クローズ ZERO II」を配信。最近わりと聞いてます、いつもは「Life」ばっかりだけど。RIJの初日にライムスター来るんだよなあ〜、ちょいと観てみたい。初日のチケはもう取ったわけだから。


 そんな宇多丸さんは今回、山田孝之を激プッシュしてます、大好きだこの役者とファンになってる。まあ、彼のかつての隠し子騒動などから、やっぱり役者はそういうことや事件を起こした方(美少年でおぼっちゃんぽいイメージがあった人限定)が汚れて数年経つとすげえいい役者になるという持論。加勢大周とかいい役者になってると思うなって。窪塚洋介いしだ壱成と僕の好きな観てきた役者さんはやっぱり役者であるべきだと思うわけです。
 そう言われれば確かに影があるような役者になってきてるかもなあ、ドラマ「H2」とかってあの騒動の前後かわかんないけど好青年役ばっかりだった気がする。


 本人も事務所のアイドル的な売り方に嫌気がさしてやりたい仕事をやるって事務所に言えるぐらいに売れて有名になったから今わりと好きなことをしているような気もする。おそらくは事務所の先輩の安藤政信さんが速攻でそのやり方に嫌気がさしてドラマには出ない、出たい映画しかやらない役者になったことで事務所側が彼以降の主役を張れる若手の俳優の山田孝之市原隼人にドラマで主役張らせて話題作に出させて、事務所の若手をバーターでどんどん出していったようなのが安藤政信ファンで昔からそこのサイトを見ていると感じる。


 そういう意味では山田孝之はこれから色んな役をやっていきそうで期待できそう、となると「鴨川ホルモー」は観に行くつもりなので楽しみだ。市原君はダーティな役とか影がある役ができそうな気がしないのは、役がほぼまんま彼に近いものであるような気がするから。

 
 「天地人」を一応見ているんだけど、吉川晃司演じる織田信長はわりと似合ってると思うけど、彼のシーン要りますか? そんなにその時代に織田信長徳川家康が、特に織田信長だけど、直江兼続を気にしてるような台詞を言うかなっていうか言ってたとしても言わせると嘘くさいんだよなあ〜。脚本は小松江里子さんだけど昔は「若葉のころ」「友達の恋人」「青の時代」「Summer Snow」とか見てたけど最近は朝ドラ「どんと晴れ」「天地人」とNHKばっかりみたい。あと昔から大の常磐貴子ファンだけどやっぱり年齢的に妻夫木の相手役は無理だと思う、「20世紀少年」だと周りの役者さんと同級生役なのに一回り下で違和感あったりとなんかミスキャスティングされているような・・・。


 あれ?RIJフェスステージ二つ増えるって、5ステージですか、これは観たいアーティスト被りまくりですな、もはや諦めるものの方が多くなるフェスじゃねえか、ダメじゃん。選択肢が増えたら捨てる可能性が増えていく。


 渋谷のおっさんが書いていた「3年前、ティーンズ・ロック・イン・ひたちなかの優勝バンドとしてこのフェスのステージに立った初々しい高校生ユニット、P-MANを覚えていますか。そのP-MANの一人が清竜人として今年のロック・イン・ジャパンのステージに立ってくれます。まだ出演日程が決定していないので今回の発表には入っていませんが、参加は決めてもらっています。」って。


 清竜人ASIAN KUNG-FU GENERATIONプレゼンツ「NANO-MUGEN COMPILATION 2009」にも出るんだよなあ、どんだけ押されてんだい、気になるなあ。でも二十日のスピッツサカナクションが出る日の先行予約申し込んだから彼は19日組だから観えないけど。両日出るBen Foldsを最近聴いてる。出て欲しいなって思ってた五十嵐隆のソロプロジェクト「犬が吠える」がCDも出さずに解散してやがった。
 

 一番気になるのは清竜人って人とユニットを組んだ人って、彼だけがプロになってスカウトされたんかなあ、だとしてそのされなかったプロになれなかった人は今どうなってんだろうと想像してしまう。


清竜人「Morning Sun」


 次回の文化系トークラジオ「Life」は4月26日(日)25:30〜の放送テーマは「先輩・後輩のリアル」だそうです。体育会系が苦手な僕は未だに仲の良い先輩も後輩もいない。でも中高と部活でキャプテンだった。理由は中学の卓球部では確かに僕が一番強かったので仕方ないが。高校のバスケ部では毎日休まずに出ていただけでキャプテンにされ、最後の試合は普通にベンチで応援という、下手な人間をキャプテンにするとその人がどんなに精神的にダメージをくらうかだとか考えない先生はやはりダメだと思う。


 というか先輩とか後輩とかよりも年齢よりもそいつが人として尊敬出来るという所が全てだと僕は思っている。年齢を重ねていく中で年を取っていてもどうしようもないダメな連中にかなり出会う、年下でもすごくしっかりしている人もいる。年齢なんてただ生きた時間でしかなく、それが多いからと言って立派なわけじゃない。逆に重ねて行く事でダメになっていく人もいる。年上で尊敬出来る人はたいてい先輩後輩って感じを出さないで人に一対一で接してくれる人だな。