Spiral Fiction Note’s diary

ライター&Webサイト編集スタッフ。「水道橋博士のメルマ旬報」で「碇のむきだし」、「週刊ポスト」で「予告編妄想かわら版」、「PLANETS」で「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」を連載中です。

『For the moment』

“露出度高め女子”、男性的にアリ?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1293024&media_id=93
mixiニュースだからmixiしてないと見れないと思うが。


 屈んだ時に見える胸の谷間だけが夏の風物詩だ、このヤロ〜。思い出だけが性感帯だ、このヤロ〜。

 露出高め話だと僕の感じではEvery Little Thingが『Dear My Friend』でブレイクしてそれ以降に持田香織が衣装としてキャミソールを着てそれがファッションとして定着して増々女性の露出度が上がったイメージがある。


Every Little Thing Dear My Friend


Every Little Thing For the moment


 ELTがブレイクするまでそんなにキャミソールだけというファッションって当たり前に外に行く格好じゃなかったような。だって当時キャミソールだけの女子を外国の娼婦ぐらいだ、そんな格好って言ってた人がいた記憶があるし。


 まあ、人生で初ライブがELTでしたけどね。広島で観たのかな、たぶん。『Time goes by』が出たぐらいかなあ、高校の二年とか。


Dragon Ash feat. Kaori Mochida - Wipe Your Eyes


 その十年後ぐらいにNHKでの公開ライブでDragon Ash持田香織がコラボしたのを観たのは感動ものだった。


 金曜日はクドカン脚本『うぬぼれ刑事』と三木監督×オダギリジョーの『時効警察』コンビ再びの『熱海の捜査官』に文化系には高評価『モテキ』と連ドラな一日でした。


 『うぬぼれ刑事』今回のゲストは戸田恵梨香クドカン脚本『流星の絆』ではコスプレ姫として見るものを萌えさせていましたが、今回はヤンキー的な女の子。まあ、制服とガソリンスタンド制服コスプレさせられてた。
 クドカンドラマって地方ヤンキー的な空気感を持ち込むなあって改めて思う。殴られている長瀬がもっと殴れよとか『I.W.G.P』を思わさせたりしてた。戸田恵梨香にキスされてた矢作さんが羨ましい。


 『木更津キャッツアイ』の地元循環的なものをきちんと描いたと先駆けて評価したのが大塚英志とかそういうのは宇野常寛著『ゼロ年代の想像力』に詳しい。速水健朗さんの『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代... 』も読むと『木更津キャッツアイ』とその時代というのがゼロ年代後期的な空気感だったのがわかる。


 東京(都会)行くほどの理由なんてさほどないし地元で充足できるじゃんっていうね、まあ地元での階層ピラミッドがずっと続くわけだから先輩後輩や力のある者とない者が自分たちだけではなく子供にも階層としてそのまま続く恐れはある。
 そういうことだと阿部和重著『シンセミア』の小説(文庫だと四巻だけど)がそれを非常に巧みに書いている。阿部和重は本当に重要な作家だと思う。


 次回のゲストは『木更津キャッツアイ』の美礼先生こと薬師丸ひろ子です。


 『熱海の捜査官』はオダギリジョー栗山千明は李相日監督『スクラップヘヴン』以来じゃないかな、たぶん。まあ、『時効警察』コンビなんで小ネタをやりつつも今回は初回ってのもあるし一話完結ではないので押さえつつやってる感じかな。『時効警察』に出てたお馴染みのメンツも。松尾スズキさんとかも出てきて、三木さん関連の人が出てきているのでそれが好きな人は楽しめるんじゃないかな。


 レストランで出てきたウェイトレスな格好している小島聖はやっぱりエロい。エロい小島聖が観たい人は『完全なる飼育』の第一弾を見るよろし。数年前にSOPH.で七万ぐらいするライダースジャケットを買った事がありますが旦那はそこのデザイナーです。金なくて売りましたけど。


 『モテキ』は夏樹役が松本莉緒ってのがいまいち、原作読んだ後だと尚更違う気がするし、松本恵時代から知ってるからか夏樹じゃねえだろうって見ながら思った。
 あとは森山未來演じる藤本が浮かれてダンスしてミュージカル的なシーンがあったんだが『(500)日のサマー』にもそんな場面があったような気が。文化系男子が好きな人と何かあったらミュージカル的な踊るっていうのは国が違えどもやりたい演出らしい。
 まあ森山未來はダンスできるからまた違うんだが。フジファブリックが歌う主題歌『夜明けのBEAT』でも最後の方で森山未来がダンスしてる。


フジファブリック 夜明けのBEAT


 十代の自分と現在の自分、そして夏樹と出会った頃の太っていた時代の渡辺三人が出てるシーンで現在の渡辺が着ているZAZEN BOYSのTシャツが僕もお気に入りでよく着ているのでいやなシンクロを感じてしまいました。まあ、ZAZENの前身であるNumber Girlの曲使ってたりするから問題はないけどさ。


 僕は小二から基本的にデブ→高三の冬から大学一年の夏で25キロ落とす→この十年で見事にリバウンドしたので痩せたからモテるわけではないという事だけは知っている。ダイエットして痩せると元に問題があるという現実にブチ当たるわけだが『モテキ』は元が森山なので共感しづらい。


 『モテキ』コミックを読んでしまったので森山未來新井浩文松本莉緒で考えると松本莉緒大丈夫か?と思ってしまう。


 で撮ったけど見てなかった『GOLD』三話と四話の三話から見た。野島信者だった十代の僕はもはや脱退しているので教典として野島伸司的な物語から抜け切れないが見ても驚くほどワクワクしなくなっている。
 『世紀末の詩』の後に新世紀になってからやる予定だった(『世紀末の詩』の視聴率が悪くて実現不可能だった)『新世紀の詩』を小説でなんとか出してほしい。野島伸司が目指していた寓話的物語の到達点だったはずと悔やまれるので形にしてほしい。


 野島伸司脚本は富む者と富まない者、愛される者と愛されない者の対比をずっと描き続けているそれ故に偽善者的な物語になる。それは最近だと『あいくるしい』でやったけど見事に視聴率が取れなかった。


 『女って残酷』って天海祐希に言わせる時点で男が書いたシナリオって感じがしてしまうのは僕だけかな。天海祐希に対する母親役のエド・はるみが上手すぎるというかリアルすぎて怖い件。


 反町隆史ーワイルドさ=小泉孝太郎って思う。顔の系統は近い感じだ。


「適当にやって親のスネかじって大学入る。サークルだ合コンだ、そんな奴ら腹立つだろ。勝たなきゃウソだ。今チャンスなんだお前たちは。草食系だなんだってそんなやわい奴は全部食い尽くしたらチャンスなんだ」って台詞。


「自己責任ってなんだろう? 僕らは若い。希望や夢や好奇心に溢れている。それは時には危険を顧みない探究心だったり、冒険だったりする。それで間違った時、自己責任だと言われてお終いなのか? 勝手にしろ、したければ責任を自分で取れ? そんな消極的な鎖を付けられなくちゃいけないのか? あの時アメリカに媚びる為に、自衛隊は撤収されず、彼は見殺しにされた。日本に帰りたいと言ったのに。想像もできない恐怖の中で、そう言ったのに。あの時、この国は終わったんだ。今の大人の世界は、彼を、いや、僕たちを見殺しにしたんだ」


 っていう『スヌヌリクの恋人』のアフガンで殺された若者に対しての台詞と似てる。というか野島さんの思想や本音なのか、著者が言いたい事を登場人物に言わせているのか書いていて勝手に登場人物が話しだしてしまうのかでだいぶ違う。


 犬を飼えない女は母親になれないって『世紀末の詩』で百瀬教授が言ってたやつじゃん、『GOLD』でも言いやがった。でも野島さん猫飼ってる気がするんだけどさ。野島伸司台詞では猫を飼ってる女は愛情が薄いっていうね、犬を飼ってる女を選べ的な台詞を百瀬教授が言ったんだけどこれを天海祐希に言わせるか〜。


 三話・四話で明らかになってきた天才の兄は自殺するという基本プロットが野島伸司作品ではやはり機能する。同じく天才の兄が自殺したというプロットが物語に大きな意味があった『リップスティック』DVD化してくれないかなあ。『リップスティック』の天才的な兄の末路、『世紀末の詩』の「天才が愛した女」の血の繋がり話が物語の中枢として出てきてる感じが今の所する。


 野島伸司の小説『スコットランドヤードゲーム』を野島脚本、 土井裕泰監督、妻夫木聡蒼井優安藤政信でしてくれませんかね。


Toyota~ist安藤政信青い花火篇(ディレクター・中野裕之


NTT DoCoMo CM - 安藤政信 Vol.5


渡辺謙 + 岡田将生- NTT Docomo CM [防水篇] -60 Secs-

↑安藤君がやってたDoCoMoのCMの流れで今は岡田将生がやってる。事務所の先輩後輩だね、スターダストの。


 今だと安藤政信って名前出すと二十代半ばより下の人はピンとこないと思うが、僕は一番好きな役者さんで男前だと思っている。事務所の後輩でいう 山田孝之、市川隼人、岡田将生が辿っているラインに乗っていれば多くの人が知っている主役俳優になっていたはず。


 彼は映画しかやりたくないと言って、デビューが北野武キッズ・リターン』だしね。野島伸司脚本『聖者の行進』でもおいしい役どころだったし、その頃には連ドラの主役オファーが殺到していたがシナリオもなくドラマに出ろと言われ、ドラマは一年前とからシナリオとか何にも決まってなくてもスケジュールだけ押さえられるから映画とかやりたい仕事があってもオファー受けられないとか諸々の不満があって映画しかやらないと事務所に言った。その後は映画に出るだけで年に一本も公開されないぐらいなので映画観ない二十代半ばよりも若い人はおそらく知らない俳優になっている。


 あと映画出るとだいたい死んじゃう役なんだよね。『バトル・ロワイヤル』や『昭和歌謡大全集』とか『ギミー・ヘヴン』とか。
 この数年だと『さくらん』や『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』に出てるけど三池監督の『46億年の恋』が最高でした。


Sukiyaki Western Django Scene 3

義経役の伊勢谷が男前すぎ。


Fragile ~ 46-okunen no koi

↑この作品は衣装が『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』同様に北村道子さんですごく魅惑的だし映像もすげえよくて台詞も詩的でカッコいいので三池さんの中で一番好きだな。

The Best of Dragon Ash with Changes Vol.2

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木更津キャッツアイ 5巻BOX [DVD]

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