Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

ライトノベル的な思考

 季節の変化で急激に冷え込んでいる、秋から冬へ、変わり目は何故か眠い。夕方になるとうとうとするので30分とか一時間ぐらい寝ている。そういう短い睡眠の時には夢を見る。最近はどうも知り合いと言うか顔を見た事がある人とかだったりしてなんか不思議な夢を見ている。


 黒田育世さん×古川日出男さんの舞台『ブ、ブルー』のチケを取ろうと川崎市アートセンターに電話したらなんかまだそういう電話に慣れていないみたいな新鮮さがあって普通に予約できたのだけど、チケット自体の発券と支払いはセブンイレブンだった。電話したのに、まあ電話しないと発券番号もらえないんだけどなにか変なシステムだなあって思った。


 で、昨日の夕方に見た夢は古川さんと話しててチケ取ったみたいなことを言ったら言えばチケあげたのにと言われた。という部分しか覚えていないのだが。なんか変な感触の夢だった。だいたい鮮明に覚えている部分の夢って正夢になったことはあまりないので、これは自意識が作り出した何かの念なのだろう。


 デジャブとかたまにあるのは一度どこかで見たという感覚で、それは夢で見た景色だったり角度だったりカメラのシャッターがその瞬間を切り取るような、切り取ったその瞬間が現実とカチッと一致する感じで見た事あるという感じになる、これは多々ある、たまに正夢がこれの延長線で映像として瞬間が続いている景色が過去に夢で見たものであったりする。


 眠りの時期というか急に眠くなる時は何かの変化の前兆だと聞くけど、何かの変化がこれから起きるんだろうか。まあ自分が動き出せば変化は起きるし年も変わるので変化はするんだろうけど、大きく何かが変わる時の夢を一度は観た事があったのだろうか、あっても忘れてしまっているんだろう。


 実家の祖母のお姉さんである僕からしたらまあおばあちゃんなのだが、倒れて意識がないらしい。ばあちゃんの一番上の姉であるのでもうすぐ百歳とかだから仕方ないし、以前からボケていたのでそういう時期が来てもおかしくはないと思っていたけど。旦那さんが結構早く亡くなって子供いなかったから一人で、祖母が顔を出しによく家に行っていたけど、一人だとボケてしまうんだろう、話し相手がいないということは老化を加速するのかもしれない。


 近所の人がモノを盗ったとかそういうことを言い出すようになったは随分前だったような気がする。そのばあちゃんは僕が小さい頃によくおんぶして家の近所の大判焼き(うちではふうまんと呼んでいたけど)を買ってくれてた。とよくばあちゃんが家に来ては言っていた。僕には記憶がない、その記憶は。でもばあちゃんにそう言われるとそういう過去があったんだなって思う、それで言われたことが想い出のように自分の中に存在していく。だから僕のばあちゃんの想い出はそれになっている。人の記憶ってある種の思い込みや聞いた事でも作り上げられているんだろうなあと思う。


 「やりすぎコージー」の都市伝説4のDVDを借りて何度も見ている、本放送も普通に見たんだけど。見ているとなぜか眠くなる。須藤元気さんが出ている回なのだが東京タワーが朝鮮戦争アメリカの戦車のスクラップを溶かして作られていて昔は東京タワーがあった辺りが一番端でその先は海だったらしい、昔のそういう場所は祭壇や祈りの場所、つまり死者の世界と繋がっていると思われていたらしい。そういう生と死の象徴でもあるらしい東京タワー、東京スカイツリーはそういう象徴ではないよなあ。


 ハローバイバイの関の山手線が鉄の結界というのは関の話じゃなくてもなんかで聞いたことがる。江戸城(現・皇居)を護るためにお堀を作って風水的な結界をはっていたから江戸幕府は長続きしたという話。で江戸幕府が滅ぶと言うか明治維新によって倒されるきっかけの一つとして井伊直弼が暗殺された桜田門外の変があって、桜田門って江戸城からすると確か鬼門の位置にあって、そこから入ってきた邪気(幕府からすると)で幕府は倒されていくという流れ。


 現在はそこに警視庁があって、だから警視庁で事件とかあったらたぶん何かが起こると言うか既存のものが崩壊してしまうかもしれない。というたぶんそういう風水的なものとか嘘くさいんだけど、山手線がお堀だったとこの上に敷かれていることとか考えるとたぶん国家の中枢のどこかにそういうものを専門にしている部署とか秘密裏に存在しているんだろうとライトノベル的なことを思うんだけど、たぶんあるんだろうなとサブカル脳な僕は思う。


 皇居の森に音楽的な才能を持った話せない青年と彼と共に行動を共にする子供達の集団の天使の声が終末を告げに来た異世界からの者を消し去るという話が展開しかけた「摩陀羅 天使篇」シリーズ(三巻、絶版)で確かそういう風水的なものを書いていたから覚えているのかな。