Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

板東英二無敵説

 本屋で立ち読み、「小説すばる」11月号を。脳科学者・茂木健一郎さんand古川日出男さんのスペシャル対談「すべてのリミッターを外せ!」を仕事前に読んで行く。
 ラテンアメリカ文学ってどういうものなのか、僕は知らないけどそこから対話は始まってたなあ、東北という地域、とか全体ではない一部を描くことで世界に通じる、力を持つみたいな話だった。しかも茂木さんはクオリアだっけな、専門は。新書で音楽関係のことも書いてるし、小説のことも肌触りと言うかわかるというかなんだか世界でものを見てるんかなあ。


 古川さんは村上春樹に影響を受けたことと受けたけど全く違う表現方法だってことを言っていた。僕は古川さんに影響受けてるけど、村上春樹はダメというか読んでるけど惹かれなかった、今また読むと違う感覚なのか。
 19の時にコンビニ工場で働いて上京資金貯めてる時の昼休みは小説を読んでた。村上春樹村上龍、その他いろいろ。でも感覚としてあの当時読んだ本のタイトルは思い出せるけど内容が一切思い出せない、ただ圧倒的に惹かれた記憶はない。


 あの時の僕の世界はベルトコンベヤーで流される弁当と流れ作業の単純さ、星だけは実って零れ落ちるような田舎の空、圧倒的な力に除去されそうになった怒りと哀しみがツインタワーに突っ込んでいった映像で、僕の存在だけは不透明なままだった。


 空虚な自分の生活に物語を取り入れてすぐに忘れていった、そんな時間だった。だから内容を覚えていないのかもしれない。


 古川さんの「ボディ・アンド・ソウル」の文庫を読み終わる、現実と妄想がタスペトリーに重なり合って織られた詩的なフィクション私小説だった。
 リズム感と語り口、独特なもの、なんだか読み終わって不思議な感触のフィクション私小説。読み終わったので途中まで読みかけだった「13」に戻る。


 「やりすぎコージー」の芸能界都市伝説を見る。板東英二は無敵だ、素敵だ、元祖親指タイタニックだ。
 娘と映っている写真にケシの花(ケシの果実がアヘン・モルヒネの原料となるため一般の栽培は禁じられている)が映ってるって、家に勝手に自生してるって、その写真が新聞載ったらすぐに警察来て摘んでいかれるって、ネタとして最高です、後でこんな爆笑を起こすネタがあるって、どんだけ笑いの側の人なんだと思う。
 野球選手だったはずなのに、けっこうな記録持ってるのに、温泉卵ばっかり食べてるからこんな扱い?
 自分の記録破られそうになったら破るなあって言ってしまう人間、話がだいたい自慢話ってツッコまれるためにやってるとしか思えない。ケシの花を指差す若き日の板東さん、本当に麻薬王に見える。
 ゴールデンに行ってもこのままで行ってほしい番組、ただ、天王洲猥談とかAV女優絡み企画は無理っぽいけどね。


 東京国際映画祭文化庁映画週間「岩井俊二の世界」は音楽プロデューサー・小林武史、俳優・市原隼人、俳優・伊藤歩美術監督種田陽平さんの4名がカンファレンスゲストとして登壇予定。
 岩井俊二監督×カンファレンスゲスト×河井真也プロデューサートーク


日時:10月22日(水)22:00〜翌朝7:00 場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 
カンファレンス:テーマ「好きなことをやって生きていく」 
上映作品:「Love Letter」「花とアリス」「スワロウテイル


 「スワロウテイル」は劇場で観たことないんだよなあ、「Love Letter」は今年レイトショーでニュープリントしたのを観たし、「花とアリス」は公開当時に劇場で観たし。小林武史とどんだけ仲いいんだ岩井さんは。二人がプロデュースで脚本家の北川悦吏子さんが映画監督で作品作ったし、まだ公開されてないけど。
 行きたいがレイトショーだ、次の日は劇団外、本谷有希子の舞台を観に行くのできっと徹夜したら起きれないと書いたけどいつも深夜の朝五時まで働いてるんだから余裕と言えば余裕だったけど休めねえし、二日連続は。


 salyuが来るなら何が何でも休んで行きたいけど、市川隼人の人気で会場埋まりそうだなあ。



 無敵すぎる板東英二Wikipediaより参照。


・板東が元プロ野球選手であったことを知らない者が若い世代には多く、テレビの野球解説でもっともらしい解説を板東が言ったことに対し、視聴者から「タレントにすぎない板東が何故偉そうに解説しているのか」等の抗議電話が相次いだことがあるらしい。


・板東は、甲子園で奪三振記録を斎藤佑樹に破られそうになった時、テレビの前でハラハラしていたという。


・2000年、元付き人の桂春彦から7億円を脅し取られそうになったが、春彦は逮捕され未遂に終わった。


・関西のテレビ番組・『ちちんぷいぷい』において、渡邉恒雄巨人軍会長を「もうボケたじじぃが出てくんな!プロ野球のことも大して知らねえくせに偉そうなことばっかほざいてんじゃねえよ!」と発言(この番組を見ていた視聴者から板東の発言を絶賛する投書が多く寄せられた)し、同じ出演者の元NHKアナウンサー宮川俊二に至っては「もう、お亡くなりになられた方がいいですね」と発言をしスタジオを凍りつかせてしまった。


・2007年12月12日放送の『笑っていいとも!』にて、巨人の原辰徳監督より2008年の投手コーチ就任を要請されていたが、当時の巨人軍コーチの年俸が8000万円の上限でそれ以上出せないと言われたため、板東は1億円以上じゃないと引き受けないと固辞したことを明かした。


NHKの『ええにょぼ』では戸田菜穂が演じるヒロインの父親役を演じたが、自らがガンで息を引き取るシーンでその日が終了した直後、朝8:30に自ら司会を務める『土曜大好き!830』の冒頭に大アップで登場し、にこやかに自分の臨終を報告したのが、彼の芸域の広さを物語っている。


・新大阪でゆで卵を6つ買い、東京に着くまでの新幹線車内で全部食べてしまうほどゆで卵が大好物(2007年10月20日放送のフジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』のコーナー「やべっち寿司」での本人談)。SMAP中居正広ナインティナイン岡村隆史にこのことをよく物真似される。また、地下鉄でゆで卵を買い、食べていたら、駅員に「車両の中で、物は食べないで下さい」と指摘を受けたと2008年4月9日に放送された、日本テレビの『ザ!世界仰天ニュース4時間30分スペシャル』で話していた。また、2008年4月21日放送『笑っていいとも』のテレフォンショッキングに出演した際、タモリへのお土産として、やはり大量のゆで卵を持参した。


・20年近く徳島県からは彼以外に芸能人として成功した人物が現れなかったために、徳島県で有名人を一人挙げろといわれると県民はほぼ確実に板東英二を挙げる。また、このことから、「徳島人はコケる」というありがたくないジンクスを生んでしまっていた。しかし、近年になり大杉漣アンジェラ・アキチャットモンチーが全国区の知名度になったこともあり、県内では「板東英二以来の芸能人」として話題になっている。


 ちなみに西日本一ずうずうしい男(東野談)・板東英二市原隼人は同じ事務所だったりする。