Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「ボディ・アンド・ソウル」

もともと埼玉スーパーアリーナのライブ2Days行く予定だったradioheadのツアー、しかし国際フォーラムでの追加がわかり、埼玉の二日目を譲り、その金でフォーラムの二日目の8日、radioheadのワールドツアーの本当の意味での最終日のチケを買った。4日のライブは素晴らしかった、しかし昨日5日のセットリストを見ると聴きたかった曲があららしてるわというこの状況、ほんとにセトリを毎回変える彼らだが、ここまで色が違うとは。


10月4日             10月5日
01.15 Stepーーーーーーーーーーーーーーー15 Step
02.There ThereーーーーーーーーーーーーーAirbag
03.The National Anthemーーーーーーーーー Just
04.LuckyーーーーーーーーーーーーーーーThere There
05.All I NeedーーーーーーーーーーーーーーAll I Need
06.NudeーーーーーーーーーーーーーーーーPyramid Song
07.Where I End and You BeginーーーーーーーWeird Fishes/Arpeggi
08.The GloamingーーーーーーーーーーーーーThe Gloaming
09.ArpeggiーーーーーーーーーーーーーーーMyxomatosis
10.videotapeーーーーーーーーーーーーーーーFaust Arp
11.talk show hostーーーーーーーーーーーーーKnives Out
12.faust arpーーーーーーーーーーーーーーーNude
13.jigsawーーーーーーーーーーーーーーーーOptimistic
14.idiotequeーーーーーーーーーーーーーーーigsaw Falling Into Place
15.climing up the wallsーーーーーーーーーーーIdioteque
16.exit musicーーーーーーーーーーーーーーーFake Plastic Trees
17.bodysnatchersーーーーーーーーーーーーーーBodysnatchers


18.house of cardsーーーーーーーーーーーーーーLike Spinning Plates
19.bangers 'n mashーーーーーーーーーーーーーVideotape
20.paranoid androidーーーーーーーーーーーーーParanoid Android
21.dollars&cantsーーーーーーーーーーーーーーReckoner
22.street spiritーーーーーーーーーーーーーーーeverything In Its Right Place


23.cymbal rushーーーーーーーーーーーーーーーGo Slowly
24.reckenerーーーーーーーーーーーーーーーーーMy Iron Lung
25.everything In Its Right PlaceーーーーーーーーーHow to Disappear Completely


 まあ、こんだけ違うと二日行かないとダメだよなあって思うけど。二日間行った人は最高だろうなあ。新作「In Rainbows」以外だと4日は「OK Computer」のアルバムからが多く、5日は「The Bends」からという感じ。
 「Just」「Fake Plastic Trees」と本当に聴きたかったのを5日にやってる、本当に無念、8日に「Fake Plastic Trees」をやるかというと確率的には低そうなので今回の来日では聴けそうにない。が8日最終日に何かが起きる事だけは期待してやまないが、radioheadというバンドのライブは一度は観るべきだと思う、ロック好きなら。

 
 休憩中にツタヤに行って、ツタヤだけで売ってる「In Rainbows」のDVD付きのスペシャルエディションのCDを買おうか悩む、でもせっかく8£でダウンロードしたしなあと思うとなんだか買う気が冷めてしまった。


 併設されている本屋の方に行く、深夜の二時近くの本屋は人気がなくて、しんと静まり返っている。なんだか幽霊とかいるんじゃないかと思えるような、本好きな幽霊がイスに座って小説を読んでいたら何を読んでるか気になってしまうだろう。本屋の独特の空気が心地好くて、暇があればのぞきに行くのが昔から日課のようになっていて、家の近所の本屋に行くってことなんだけど、なんだか新刊とか気になるし、どんな本が出たのか知っておきたいと昔から思う。本屋で働いた事もあったけど本当に朝の入荷した分を運んだりするのは超肉体労働だ。そして時給も安い、本って利益率が低いので仕方ないとは思うんだけど、CDショップにしても本屋にしても好きだから働くんだけど給料はよくないというある種の「やりがいの搾取」みたいなのはあるとは思う。


 文庫の新刊コーナーで古川日出男著「ボディ・アンド・ソウル」が置かれていて、もう出てたんだと思い手に取る。表紙がいい感じだ、帯によるとフルカワヒデオが物語る、古川日出男の前史!って書かれている。会計して雨の中246を横切って休憩室に戻ってから解説のいしいしんじさんの文を読む、解説じゃなくて、「ボディ・アンド・ソウル」の小説を受けたイシイシンジがいしいしんじを語るようなショートストーリーだった。まだ「13」読み終わってないけど、「ボディ・アンド・ソウル」もまだ読んだことないからしばらくかかりそうだ。


 雨はまだ止んでいない、raindrops raindrops raindrops raindrops raindrops。

ボディ・アンド・ソウル (河出文庫)

ボディ・アンド・ソウル (河出文庫)