陽水さんの歌詞は暗いというか悲劇的というか殺伐としているというか、時代を超越しているというか、すげえ詞。
オダギリジョー主演、岩松了監督「たみおのしあわせ」も今週から公開されるので観に行きたい。ヒロインは「時効警察」でもタッグを組んだ麻生久美子さんなのであのほんわかとした感じなのかな。
ツタヤで荒井由実ベストを借りる聴きたかったのは「翳りゆく部屋」だった。園子温監督「気球クラブ、その後」の映画の中で使われていて曲が映画と溶け合ってすごくよかった。なんだかセンチメンタルな感じだけど、あの映画は本当に好きな映画だから余計に曲も好きだ。
ガキ使は芸人人生ゲームをやっていて、この企画は先輩のダウンタウンが後輩を困らすという企画だが、いつもガキを見てて好きな人以外にはおもしろいと思われないような気がしなくもない。そういう笑いはずっとガキでやり続けてほしい。
「コードギアス 反逆のルルーシュR2」も最後にまた展開が進んでなんともこの作品の進み方は混乱させる。今クールで終わるみたいだけど伏線や謎とか決着とかつけれるんだろうか。もう一人の主人公・スザクがおとなしいので最後は前シーズン同様にルルーシュとスザクの対決が物語のクライマックスなのかな。さあてどう終わらすのか期待。
その後予告終わりで次のクールからセカンドシーズンが始まる「ガンダム00」の予告がしていて前シーズン途中で見なくなったけど予告でそそられたのでレンタルして予習しておこうかな。戦争やテロをなくすために武力行使するという矛盾を抱えた物語も大きな物語の終焉を迎えるのかな。
「コードギアス」「ガンダム00」とどちらもテロや戦争をキーワードにした作品が同じ時間帯で続くということはなんか意味があんのかな。文学や映画でテロをモチーフにした作品は9・11以降に表現の中では出てきたけど。日本ではテロはアニメの中で語られている、しかも両方人気作だし。
9・11以前以後と分かれるみたいだけどアニメの中ではそれは当たり前のように物語の中に取り込んで世に放たれる。
「コードギアス」「ガンダム00」は監督とシリーズ構成の人の姿勢や思想でだいぶ違う終わりになるのだろう。
日本の中で文学や映画でテロを扱うのはやっぱりリアリティの問題がネックなのかあとも思う。まあ何作かはあるんだろうけどそこまで話題にはなってないような気がする。