Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「クビシメロマンチスト」

 西尾維新クビシメロマンチスト」が出ていた。「戯言シリーズ」第二弾の文庫化であって、文庫から読み始めた者なのでこのシリーズの楽しみ方がいまいち把握できていない。とりあえずはシリーズ全部を文庫で買って読んでから他の西尾維新作品を読みかどうか決めようかな。


 DVDレンタルで「ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ」を借りた。原作のほうは昔文庫で読んだけど、彼女というかヒロインが夜な夜な現れるチェーンソー男との闘いを繰り広げていて、主人公の男の子はそれを見守っているような内容だったか?借りたがまだ観てない。
 セカイ系に入るんだろうか、彼女がセカイの終焉の鍵を握っていて、その彼女は僕の事が気になっていて、僕と彼女の行動次第でセカイが終わってしまうかもしれないというのがセカイ系の定義だったような・・・。
 「最終兵器彼女」とか「ほしのこえ」なんかがセカイ系の代表だっけな。「最終兵器彼女」の漫画はよかったな、映画化されたけど観てないというかあれを実写化つしてもまらなそうな匂いがして観る気がしない。


 古川日出男「アラビアの夜の種族」を読んでいるとどうも睡魔に襲われてしまう、一気に読む事を拒んでいるみたいな感じがしている。今は第二巻の終盤、この巻は英雄神話の要素が入っている。捨て子だった少年は亡き者にされた王の嫡子だったという辺りは世界中にある英雄神話の基本的な構図で。
 神話や民話って世界中で似たようなものが多く残っているみたいなんだけど、やっぱり世界中のどこにいても人間が想像したりする物語は基本的な軸があるんだろうなと思う。だから物語はあらゆる人に言葉が翻訳されれば伝わるのかもしれないなあ。


 友人から10月中旬以降にシガーロスが来日してライブをすると教えてもらった。今まで国際フォーラムとShibuya-AXで二回ライブを観たけど彼らの音楽はやっぱり神聖な感じが漂っていて天使の声と言ってしまえば簡単な表現だけど邪悪なものを寄せ付けない何か光に満ちた音を響かせている。でも10月はradioheadも来るので大変なことになるなあ、レディへは二日間もう行くって決めているのでシガーロスも行くとなるとけっこうきついかもしれないけど、来るなら絶対に観たいバンドなので観に行く。


 月曜はポストシガーロスとも言われているアメリカのバンド・Kyte(カイト)の初来日ライブがある。
 どこまで響かせるのだろうか、今からかなり楽しみだ。
 でもその前に「アラビアの夜の種族」読んで「ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ」も観ないと。

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

アゲイティス・ビリュン

アゲイティス・ビリュン

KYTE

KYTE