バイト帰りにコンビニでザテレビジョンを買おうとしたら一番下の段に月刊少年マガジン最新号があって、表紙は「BECK」だった。 立ち読みを開始する、最終話だった。
今、家にある第一巻の第1刷発行のコミックが出たのを見ると2000年02月17日に発売されている、その頃は月マガを買っていたので第一話から読んでいることになるので実際に読み始めたのは1999年だったわけだ。
9年前かあ、途中で月マガも買わなくなったけど発売日には立ち読みしてたし、普通に立ち読みしながら泣いてたりしたし、世紀も変わったし、9・11以前と以降とかなんか分かれたりとか、僕も岡山から大阪行って、岡山に戻って、で東京に出たりして環境も変わったし、でもいつも読んでたなあ。
終わり方はまあバンドものならこの終わりが妥当だと言えるし、劇的な終わり方をするならもっと前に終わっておくべきだったので、この終わり方が今まで読んでた人には受け入れやすい終わり。
途中でちょっと潤んでしまったが、いつものことだから。この漫画と「リアル」だけは立ち読みして泣いてしまう、うーむ不審者だな。
この漫画からバンド始めた人もいるんだろうなあ、出会う時期って大事すぎるほど大事だから。
僕は思春期にドラマや漫画にハマって物語に惹かれてしまって今ここにいると思うし、音楽も好きだけど惹かれるはだいぶ後だったしやるほうではなくて聴く方で楽しむ事を覚えたから。
「BECK」終わったから月マガも読まなくなるなあ、ヤンサン休刊したら「おやすみプンプン」はどこにいくのやら、昨日出た3巻もう漫画ということよりも僕らの生きてる世界そのものでした。
おやすみプンプン3巻レビュー
汚れているのは世界であり、また僕自身であって、
みんながその汚れを押しつけ合って、取ろうとして、
あるいはキレイになりたくて、汚れをなかったことにする。
日常に潜む非日常だとか、
誰かに寄り添いたい気持ちなんかや、
誰にでもわかる、感じた事のあるもの。
この雰囲気の後にはこうなってしまうだろうという確信、
予兆が手に取ってわかるように。
この読んでてわかってしまう感じが嫌であり、
もやもやであり、実際に体験していたことであり、
おそらくはこれから経験する事であり、
懐かしい光景でもある。
だからシュールでもあるのだけど、それは僕らにとって
当たり前な毎日、リアルさを伴ってむず痒く揺さぶる。
どこに到達するのか最後まで見届けたい作品。
と言った所です。通常版と一緒になんでかT-シャツ付きの初回限定版も出てた、つい買ってしまった、通常版ととも。
昔、「BECK」もT-シャツ付き出てましたが、月マガの最終巻にはT-シャツ付きの限定版がでるみたい。
しかも伊賀大介さんのプロデュースらしい、ああ、買ってしまうな、間違いなく。
おやすみプンプン 3 (小学館プラスワン・コミックシリーズ)
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/06/01
- メディア: コミック
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